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戦地で強い絆を結んだ猫を母国へ連れ帰りたい!兵士の願いが叶う時

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(著) (編集)

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 毎日が死と隣り合わせの紛争地域では、現地での動物たちとの触れ合いが兵士たちにとっての大きな癒しとなることも多い。

 危険な任務に就いている彼らと動物たちの間に結ばれた絆は、とても深く強いものだ。任務終了後、自国に連れて帰りたいと願う兵士たちも少なくない。

 現在、世界にはそんな兵士たちの願いを叶える組織がいくつかあって、戦地から動物を安全に輸送し、異国の地に送り届ける活動を行っている。

 2024年のクリスマス、中東で任務に就いているアメリカ人の女性兵士が、唯一無二の絆を築いた猫を連れて帰りたいと決心し、組織にお願いすることにした。

紛争地域で仲良くなった子猫を連れて帰りたい!

 アメリカ空軍に属するトレイシー二等軍曹は、中東に駐留している間、基地で見つけた子猫に「ウォルター」という名前をつけて可愛がっていた。

ここは私にとって、第二の我が家のようなものです。私とウォルターはここで絆を深めたんです

 茶トラの愛くるしい猫は、家から遠く離れた戦地にいた軍曹の心を癒してくれたが、派遣期間の終わりが近づくにつれて、彼女はウォルターのことが心配でたまらなくなった。

 自分がいなくなった後、ウォルターはちゃんとご飯を食べられるだろうか。安楽死させられてしまうようなことはないだろうか、と。

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支援団体の助けを借りて、一足先に猫をアメリカへ

 彼女は、ウォルターを母国へ連れ帰り、家族の一員にすることを固く決心した。彼女のために尽力してくれたのは、ニューヨークのロングアイランドを拠点とする非営利団体「Paws of War」だ。

 団体はニューハンプシャーにいる夫のもとへ、ウォルターを送り届けてくれることを約束してくれたのだ。

私の願いが実現するなんて思ってもみませんでした。この子が安全な場所で、幸せな暮らしを送れるとわかっただけでも素晴らしいことです

 紛争地域からアメリカへとペットを連れてくるには、お役所仕事やメディカルチェックなどを含めると、1万ドル(約156万円)もの費用がかかることも珍しくない。

 Paws of Warのロバート・ミセリさんはこう語る。

 私たちは多くの犠牲を払っている軍人のためにできることをするべきだと思っています。彼らの安全を願うのはもちろん、叶えられる願いはかなえてあげたいのです。彼らはこの休暇中、家族と離れて、遠く離れた危険な場所にいるのですから。

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 この団体には、かつて戦地へ赴いていた退役軍人たちも在籍している。例えばデレク・カートライトさんは、イラク戦争に従軍した元軍人だ。

 カートライトさんは今回、ウォルターのために再び紛争地へと戻り、彼をニューハンプシャーへと連れ帰るミッションを成功させた。

 2024年のクリスマスイブ、無事にウォルターをトレイシーさんの夫のもとへと送り届けたカートライトさんは、次のように話している。

動物たちは、従軍中の兵士たちに慰めと喜びを与えてくれます。彼らの任務が何であれ、彼らの心に平穏をもたらしてくれるんです

 この様子を見た視聴者からは、ウォルターの無事を喜ぶ声が寄せられていた。

  • Paws of Warは素晴らしいよ。兵士と大切な動物たちのために、本当にたくさんのことをしてくれる。この団体が大好きだよ
  • おめでとう、ウォルター! きっと素晴らしい猫生が待っているよ
  • どんなにお金がかかっても、より多くの動物たちがこんな恐ろしい場所から助け出されることを祈ってる。動物1匹を救うのに、そんなにお金がかかるはずがない。すべての動物たちにその価値があるんだ。ウォルター、おめでとう!
  • 戦争では動物たちのことなんて忘れられてしまいがちだ。素晴らしい救助活動だったよ、ありがとう!
  • 宝くじが当たったら、この団体にたくさん寄付したい
  • この女性が示した愛情のレベルは、誰の心をも溶かすと思う。彼女は戦場の外にいるわけでも、自分の家いるわけでもなく、安全でもないんだ。なのにウォルターが危険にさらされないようにした。猫が生き続けられるよう、自分の戦場で唯一の安らぎを手放したんだ!
  • こういった特別な犬や猫は、戦地にいる勇敢な兵士たちにとって、非公式なメンタル・セラピストであり、感情をサポートしてくれる動物なんだ。忠実な毛むくじゃらの友人と思いやりのある軍人が、もうすぐ故郷で永遠の家族として再会できるなんて本当に素晴らしいと思う
  • きっとウォルターは、これから愛に包まれた安全で幸せな生活を送れると思う。彼を気にかけてくれてありがとう!

最高のクリスマスプレゼント

 ウォルターはアメリカに到着後、トレイシーさんの夫のもとで、平和なクリスマスを満喫したようだ。

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 スマホの画面越しにウォルターと再会したトレイシーさんは、感極まった様子でこう話していた。

ウォルターの無事が知れたのは、私にとって最高のクリスマスプレゼントです!

 トレイシーさんの任期が終わって、ウォルターと再会できる日はきっともうすぐそこ。今はまだ紛争地域に身を置く彼女が、何事もなく帰国できるよう祈りたい。

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この記事へのコメント 3件

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  1. ただ「赴任先で親しくなったから離れたくない」だけじゃなく
    「自分が去った後、その子が無事に生きられるか分からない」だもんな
    そりゃ連れ帰りたくもなる

    • +31
  2. 連れて帰るのがトラウマよりナンボもマシ

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