この画像を大きなサイズで見る和歌山県白浜町の沿岸部で、まるでパンダを思わせるツートンカラーのユニークな新種のヨコエビが広島大学の研究チームによって発見された。
パンダ模様にちなみ「パンダメリタヨコエビ(Melita panda)」と名付けられたが、研究チームが注目するのはそのパンダ模様だ。
この白黒カラー(画像では白、薄黄色に見える)には彼らが生き延びるための重要な秘密が隠されているという。
パンダ模様のヨコエビが新種認定
ヨコエビは名前に「エビ」とつくものの、実はエビよりもダンゴムシやフナムシなどに近い甲殻類の一種だ。端脚類に分類され、熱帯から極地まで世界中の至る所に分布し、1万種類以上が存在する。
陸上や淡水にも生息するが、大部分が海で見られる。その特徴は名前のとおり、左右どちらかの面を下にして、ヨコ(横)になって移動することだ。
今回、新種認定されたパンダメリタヨコエビは、「潮間帯」と呼ばれる潮の満ち引きで水面に出たり、海に沈んだりする場所に生息している。体長は5~8mmほど。
じつはこのヨコエビの存在は、西日本の沿岸部ではかねてから知られていたのだそう。
もともと日本の沿岸部はヨコエビが豊富なことで世界的に有名なところだ。
だが、パンダメリタヨコエビについては分類が難しかったことから、新種と認定されるにはいたっていなかった。
今回、広島大学大学院の富川光教授らは、体の特徴を調べるだけでなく、あわせてDNAの分析も行い「メリタヨコエビ属」の新種であることを確認した。
この画像を大きなサイズで見るなぜパンダ模様なのか?
エビだというのに、パンダ模様ばかりがクローズアップされるが、富川教授らが注目するのもこの「なぜパンダ模様なのか」だ。
というのも、それにはパンダメリタヨコエビが生き延びるための重要な秘密が隠されているようなのだ。
合体カモフラージュで敵の目を欺く
このヨコエビが白黒模様である本当の理由は不明だ。
だが富川教授らの仮説によるなら、それは外敵の目を欺くためのカモフラージュだと考えられるという。
これについて興味深いことが、交尾のときに観察されている。
交尾の際、オスはメスを背中から抱きしめる(交尾前ガードという)のだが、このときオスとメスの白黒模様がピッタリと重なるのだ。
これは無防備になる交尾の最中、天敵に見つからないようにするために有効だと考えられている。
この画像を大きなサイズで見るまた、海底の白や黒の砂粒に紛れて姿を目立ちにくくすることで、天敵の小魚などから身を守っているの可能性もあるという。
こうしたユニークなヨコエビを詳しく調べれば、さらなる新種の発見も期待できるとのこと。
それは日本の沿岸地域における生物多様性の高さを証明することにもなるそうだ。
この研究は『ZooKeys』(2024年9月21日付)に掲載された。
References: 【研究成果】パンダ模様の新種ヨコエビ発見 | 広島大学 / A Japanese crustacean with panda-like colouring is confirmed to be a new species
















図で見ると完全に虫でちょっとキツイな…
これはめでたい 第九番 ヨコエビ~の~歌ぁ~~♪
春頃海岸で緑色のヨコエビ見ました。その時は名前は分からず、藻につかまってフヨフヨ泳いでいるのが可愛くて可愛くて。何匹がいて、一藻一匹ずつ漂ってました。
場所的にアドベンチャーワールドのパンダ因子が流出したんだな
名前が悪い
和歌山だからパンダなら、名古屋近辺にはコアラ似の何かがいたりせんかな。
パンダで有名なアドベンチャーワールドがある白浜でパンダ模様のエビが見つかるとは何という偶然か
正直パンダと言うより黒ずんだバナナっぽく見えた
だな、さすがにこれをパンダというのは無理がある