ウクライナにはおいしい物がたくさんある。多くの人がロシア料理だと覆っている、酸味の効いたビーツの赤いスープ「ボルシチ」も実はウクライナが発祥と言われている。
今回はウクライナの伝統料理を作ってみよう。ワレニキ(ヴァレーニキ)は、ユーラシア大陸の遊牧民が作ったものが発祥と言われており、ウクライナの餃子とも呼ばれている、小麦粉を練ってゆでたものだ。
中に入れる具材は様々だが、特にさくらんぼ入りのワレニキにサワークリームをたっぷりかけたスイーツワレニキは、日本人の間でも人気があるという。
今回はさらにそれを日本人に合うように少しアレンジを加え、おいしく仕上げてみた。では作り方、いってみよう。 ※カラパイアクッキングの料理レシピは「#ネトメシ」で全部見られるよ。
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さくらんぼのワレニキの作り方
■材料(約15個分 30分前後)
・ヨーグルト 水切り後のもの 180g
(市販のプレーンヨーグルト 1パック450gの水切りで半量ほどになる)
・砂糖 大さじ2
・塩 少々
・卵 溶き卵 Mサイズ 1/3個分程度
・バター 有塩 10g 軽く溶かしておく
・薄力粉 大さじ2
・強力粉 大さじ2
・デュラムセモリナ粉 (なければ入れなくてもOK) 大さじ2
(デュラムセモリナ粉を使用しない場合、薄力粉、強力粉を各大さじ1増やす)
・さくらんぼ 15個前後
・バニラエッセンス 2、3滴 お好み
(トッピング)
・サワークリームなど
■器具
・コーヒーフィルター、ザルなど ヨーグルトの水切り用
・あればコーヒードリッパー ヨーグルトの水切り用
・爪楊枝、ストローなど さくらんぼの下処理用
・ラップ
・ボウル
・ゴムベラ、スプーンなど
・鍋
・ヨーグルト 水切り後のもの 180g
(市販のプレーンヨーグルト 1パック450gの水切りで半量ほどになる)
・砂糖 大さじ2
・塩 少々
・卵 溶き卵 Mサイズ 1/3個分程度
・バター 有塩 10g 軽く溶かしておく
・薄力粉 大さじ2
・強力粉 大さじ2
・デュラムセモリナ粉 (なければ入れなくてもOK) 大さじ2
(デュラムセモリナ粉を使用しない場合、薄力粉、強力粉を各大さじ1増やす)
・さくらんぼ 15個前後
・バニラエッセンス 2、3滴 お好み
(トッピング)
・サワークリームなど
■器具
・コーヒーフィルター、ザルなど ヨーグルトの水切り用
・あればコーヒードリッパー ヨーグルトの水切り用
・爪楊枝、ストローなど さくらんぼの下処理用
・ラップ
・ボウル
・ゴムベラ、スプーンなど
・鍋
下準備
1.水切りヨーグルトを作る(作り方は2つ)
・大きめの容器コーヒーフィルターを入れたドリッパーをセットしておく。なければザルなどで代用する。
・もう1つの方法は、ヨーグルトを耐熱容器に入れレンジ500wで2分加熱し、ボウルに入れたコーヒーフィルターに移し入れ軽くラップをしたのち冷蔵庫で一晩水切りする。
※水切りヨーグルトはこちらのレシピも参考になる。
2.さくらんぼの処理
・茎をとり、種を出す。その凹み部分に斜めに切ったストローを刺して回して種をとるか、先に爪楊枝で種の周辺をなぞっておき、爪楊枝を刺して出す。
・水気があればキッチンペーパーなどで拭いておく。
3.生地を作る準備
・鍋に水、塩一つまみ(分量外)を入れ沸かし沸騰したら火を切っておく。
・ラップに打ち粉(薄力粉、強力粉など分量外)を振っておく。
生地を作りさくらんぼを包む
・ボウルに水切りヨーグルト、砂糖、塩、溶かしバターを入れて混ぜる。
・薄力粉、強力粉、デュラムセモリナ粉(なければ薄力粉と強力粉を大さじずつ増やす)とバニラエッセンスを加え混ぜ生地にする。
・打ち粉の上に大さじ1ほどの生地を乗せさくらんぼを包み口をしっかり閉じる。
■ワンポイントアドバイス
・生地がべたつきすぎる時はボウルに入れたままラップをかけて冷蔵庫で一旦冷やすと扱いやすくなる。
・冷却時間の目安は15分ほど。それでもべたつくときは粉を少し追加して混ぜ込むか、打ち粉を使って作業する。
お湯でゆでて粗熱を取る
・沸騰させた湯に入れ、浮き上がってから2分ゆでてザルにとる。
・放置して粗熱が取れたら完成。お好みでサワークリームなどをかけていただく。
さくらんぼのワレニキ 完成 !
未知の食べ物ワレニキはお団子のようなもっちり食感で、一口ごとにヨーグルトの酸味とフルーティーなさくらんぼが混ざり合い、爽やかな風味が楽しめる。
甘さひかえめで朝食にもぴったり。トッピングはお好みだがサワークリームをつけると口当たりがなめらかになり一層うまくなる。また砂糖を増やせばお菓子風、塩を増やせば食事寄りになるニュートラルな食べ物だ。
今の季節ならバニラアイス添えでデザートにしてもいけちゃいそうだが、食べきれないときは冷蔵で保存してもOK。翌日に軽くレンチンするとあたたかいさくらんぼのうまさに目覚めることうけあいだ。
きまったところでオチいこう。
今回はワレニキのしっとり生地とさくらんぼの断面からヤツメウナギを連想。だもんでこんなクリーチャーが誕生しちゃったよ。
ヤツメウナギめいたこちらの生物は、白玉粉、水、砂糖、ココアを混ぜて丸めた生地でさくらんぼを包んでゆでてジャムを塗り、ホワイトチョコペンで歯を付けたもの。
伸縮性抜群そうな肌色のボディもたまらなくホラー。こんな生物ならヒトの血液を瞬時に吸い尽くしたのち残りもきれいに平らげてくれそうだ。
料理:インスタグラムではマル秘レシピも!@クマ姉さん、ディレクション:リスポワールD、プロデュース:パルモ
さて、クマ姉さんにこんな料理作ってほしい!または自分のレシピを紹介したいというお友達は、カラパイアの投稿フォームからカテゴリー「カラパイアクッキング」を選択して投稿してね!!採用になった人にはカラパイアノベルティグッズをプレゼント。みんなのお便りまってます!
追記:2020年8月9日の記事を再送してお届けします。
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コメント
1. 匿名処理班
サムネの時点でなんとなく嫌な予感はしてたけどいつものやつは想像の斜め上を行ってた
2. 匿名処理班
グロはグロでもそっちの方のオチできたか
てっきり目玉オチがくるかと期待したが
3. 匿名処理班
ウクライナって言ったらヨーデル歌ってる少女くらいしか知らなかったけど、
美味しそうな食べ物もあるのね
4. 匿名処理班
※3
ウクライナといえば穀物地帯
ボルシチの発祥地
そしてコサックダンス
5. 匿名処理班
トレマーズを思い出した・・・
6. 匿名処理班
カイガラムシにも似てなくない。
あれ、摘まんで裏みて見ると美味しそうなピンクっぽい紫なんだよね。
カイガラムシ食べてみたい衝動があったけど、これなら・・・
7. 匿名処理班
ワレニキって読んで思い浮かぶやきうのおにいちゃん…
8. 匿名処理班
チーズの入ったペロギーうまいっすよ
9.
10. 匿名処理班
>>3
昔ウクライナで頂いたんだけど、大切な家族や友達のことを想って作られるとても美味しい料理でした。
餃子型にサワークリーム乗っけて食べました。これが出てくるととても嬉しくなりました。場が華やぐといいますか。
11. 匿名処理班
オチにニョロニョロ系!
12. 匿名処理班
ワレニキなんていうからてっきり怖いお兄さんでも出てくるのかと…。冗談はさておき東欧の食べ物って日本人からすると特徴的な名前が多いきがする、シルニキとかパンプチー等々。
13. 匿名処理班
※6
カイガラムシは、コチニール色素の原料ですよね。
食品にも使われるから、毒性は無いかも。
14. 匿名処理班
問題はサクランボが高いことだなー
せっかく作るならたくさん作りたいけれど
15. 匿名処理班
※6
わかりますw 白いロウムシ系のやつですよね
固まったバタークリームかホワイトチョコレートに ベリー系のゼリーを詰めたように見えますねw
16. 匿名処理班
サクランボを粉もの生地と合わせるのは初めて見た
自分で作る気はないが食べてみたい
17.
18. 匿名処理班
日本食で言えば、白玉に杏子餡入れて糖蜜かけた感じかな?
19. 匿名処理班
戦争で故郷を追いだされたり焼き払われると
その土地の名物や伝統工芸品をつくるために欠かせない
専用の道具が全て失われて、作り方を知っている人も
亡くなったり細かい手順を忘れたりして永久に技術も
文化も失われてしまう。民俗学の恩師がそういう情報を
必死で記録して集めていた意味が大人になってやっとわかった。
20. 匿名処理班
フルーツダンプリングだね。チェコにもオボツネー・クネドリーキ(Ovocné knedlíky)というのがあるけど、それとほぼ同じだ。
21. 匿名処理班
オチが生々しくグロくてよかった
22. 匿名処理班
※13
コチニール色素は、「コチニールカイガラムシ」が原料であって、その他大勢の種は違うだよ。
まぁ毒はないだろうけど。
23. 匿名処理班
断面が目ん玉みたいだわ
24. 匿名処理班
オチがヒドイw
25.
26.
27. 匿名処理班
ボルシチって結構自由な料理だよね。
昔ウクライナ出身のモデルさんと仕事したときも祖母のボルシチにビーツは使ってなかったとか言ってたよ。普通にトマトつかってんだと。味の決め手はブイヨンだそうだ。
あとサワークリームっていうほど酸味ないよね。
まぁ色々話聞くと、日本食でいう味噌汁とかお雑煮みたいなもんなんだなって感じ。
地方や家庭で中身も味も違うけど「おみそしる」「お雑煮」でしょ。
そういう料理っぽい。
28.
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