メインコンテンツにスキップ

お母さんはシマウマ、お父さんはロバ。自然交配でハイブリッドアニマル「ゾンキー」が誕生(ケニア)

記事の本文にスキップ

33件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 ケニアのチュル・ヒルズ国立公園で自然交配で生まれた、シマウマとロバの赤ちゃん“ゾンキー”が話題になっている。

 お母さんがシマウマで、お父さんはロバだ。ちなみにお父さんがシマウマでお母さんがロバの場合はゼブロイドと呼び分けることもある。

 ゾンキーは、脚部分が母親のシマウマから受け継いだ縞模様だが、顔や胴体部分は父親のロバのように茶色く、印象的な外見だ。

 現地で野生生物の救助やリハビリを行っている『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト(Sheldrick Wildlife Trust)』のスタッフらは、現時点ではこの赤ちゃんが母親と元気に暮らしていること、しばらくの間は同団体が見守っていくことを発表している。

異種愛の末生まれたハイブリッドなゾンキー

 ケニアで、ゾウの赤ちゃんやサイ、孤児となったシマウマの救助・保護およびリハビリ活動を行っている動物保護団体『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』のスタッフが、異種交配により生まれた“ゾンキー”を発見したのは、今年初めのことだった。

 母親シマウマと一緒にいたその赤ちゃんを見たスタッフは、最初「シマウマの赤ちゃんが泥だらけになってしまったのか」と思ったという。

 というのも、その赤ちゃんは頭部や胴体が茶色で、脚の部分だけが縞模様だったからだ。

 しかし、よく観察するとそれは泥ではないことがわかった。更に調査すると、その赤ちゃんはメスのシマウマとオスのロバの自然交配により生まれた赤ちゃんだということが発覚したのである。

群れからはぐれたシマウマ、メス牛の群れにいる間にロバと交配か

 スタッフによると、その母親シマウマは、ちょうど1年ほど前の今頃にツァボ・イースト国立公園の自分の群れからはぐれてしまい、どういうわけかメス牛の群れに落ち着いてしまったという。

 その後、シマウマはチュル・ヒルズ国立公園に搬送されたが、シマウマの妊娠期間は12か月であることから、シマウマは牛の群れにいた間にオスのロバと出会い、妊娠したと見られている。

 異種交配により生まれた赤ちゃんは、生殖能力がないと考えられている。その理由として、ロバとウマの染色体数が異なるからだという説がある。

Facebookで開く

現在、ゾンキーは母親と元気に暮らしている

 現在、赤ちゃんゾンキーはチュル・ヒルズ国立公園の捕食者が少ない地域で、緑豊かな環境の中、十分な食べ物と水を得て、元気で快適に暮らしていることが『シェルドリック・ワイルドライフ・トラスト』の報告により明らかにされている。

 同団体のスタッフは、「野生生物に関わっていると、予期せぬことを予期するということも学ぶものです。一見して最も単純な話でさえ、最終的には真実が明らかになると私たちを驚かせるというケースもよくあります」と話している。

 なお同団体では、この母子が野生のシマウマの群れに発見される時まで、しばらくの間見守りながらケアしていくということだ。

 シマウマとロバの異種交配は過去にも事例があるが、母親がシマウマで、父親がロバであるケースは極めて珍しいそうだ。

 カラパイアでも過去にイタリアでオスのシマウマとメスのロバの間に生まれたゼブロイドの赤ちゃんを紹介したことがあるが、今回のケースはオスとメスが逆となっている。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 33件

コメントを書く

  1. シマウマって確かロバなんじゃなかったっけ?
    ウマよりはロバ寄りってだけだったかな

    • +7
    1. ※2
      シマウマは”ウマ”と名前が付いてるけどむしろロバに近い種類だそうです

      • +1
  2. ツァボといえば
    映画『ゴースト&ダークネス』の題材にもなった鉄道敷設工事中に作業員の方達が二頭のライオンに襲われて多くの犠牲者が出た
    『ツァボの人食いライオン』事件を思い出してしまうなぁ

    • +1
  3. シートン学園でカードゲームやりながら芽生えた愛なのだろうか…

    • +2
  4. ロバとウマの染色体数が異なるのにハイブリッドができるなら、都市伝説で人と猿のハイブリッドの話もあり得るのか、クジラとゴリラも試してくれ

    • -13
    1. ※5 好奇心と言う名の禁忌、おまえそんな悲しき生物生み出してどうするんや・・・

      • +22
    1. >>7
      ほんとに自然かどうか、怪しいもんだがねえ

      • -5
      1. ※26
        あの手この手で関心持ってもらおうとしてるしな

        • 評価
  5. やはりハイブリッド生物の名前はカッコ良かった。(特にゼブロイド)

    • +2
    1. ※10
      ウシさんと遊ぶつもりだったんですが。

      • +1
    1. ※11
      自分もこれが一番に思い浮かんだ
      そして旧ドラ映画の雲の王国を見たくなった

      • 評価
  6. ライガーやタイゴンは知ってるけどゾンキーってのは余り聞いた事無いね
    ゾンビ化したアメリカ人かな(笑)
    …まぁでも子供の頃はライガーなんて知らなかったから、ゲッターロボGのゲッターライガーや宇宙魔神ダイケンゴーのライガー王子、獣神ライガーのライガーとかちょくちょく聞くライガーって何ぞや?って思ってた
    まさかライオンと虎の間に子供出来るなんて思わないからね昭和世代の子供は

    • +1
  7. びっくりゾンキー!
    誰も言わなかったので…

    • +13
  8. 迷子になって別の種族の女性達の仲間に入れてもらいながら過ごしてる時にまた違う種族の男性と子供を成すなんて
    なんかちょっとロマンチックな話だなぁ
    小説の筋書きみたい

    • +15
  9. 混血アニマル、ネーミングの法則の所為でマヌケな感じの名前になりがち
    ライガーだけやたらとかっこいい

    • +2
    1. 植物も「ポマト(ジャガイモ✕トマト)」とか「メロチャ(メロン✕カボチャ)」とか
      「キャベコン(キャベツ✕大根)」とか脱力系が多いな

      • 評価
  10. ぼく、カバリン!
    お父さんはカバ、お母さんはキリンなんだっ!
    ふふっ、よろしくね!

    • -2
  11. お母さんがシマウマで、お父さんはロバ=ゾンキー わかる
    お父さんがシマウマでお母さんがロバ=ゼブロイド ドブラじゃないんか

    • 評価
  12. そうだよね、野生の牛も馬もいるんだから
    野生のロバだっているよね。

    • +4
  13. タイゴンやライガーと同じく、この子も巨大化してサラブレット並の体高になったりするのかな?

    • 評価
  14. 「シマウマの赤ちゃんが泥だらけになってしまったのか」
    っていうスタッフの感想に笑った

    • +4
  15. 染色体数が違うのにちゃんと発生が進んで元気に生まれてくるのに、F1は生殖能力が無いという謎。不思議すぎる。

    • +1
    1. ※33
      異種間での子供が生まれない仕組みのハードルの高さが、どんだけ近い種の生き物かによって違うってだけだと思う

      種が違いすぎれば、そもそも大きさが違いすぎて交尾できない
      大きさが近くても交配の周期が違えば無理、肝心な部分の構造が組み合わせとして不可能な位置だったり形状でも無理
      そこのハードルをクリアできるほど似た種族で交配が可能でも、受精しないとか
      受精はできるほど違い種の生き物でも流産したり、奇形で長生きできないとか
      さらに近い種族なら、無事に子供は生まれてはくるけど生殖能力を持たないから中間の形態が新たな別の種族として固定されることはない…、みたいな

      • +1
    2. >>33
      本当に極稀に生殖能力を持って生まれるのもいますね、ハイブリッド
      ただ特定の組み合わせに限られてたはず

      • +1
  16. 不思議の国のアリスの靴下みたいなん履いてるように見える

    • +1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。