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Amazonの定期おトク便が「お得」じゃない!アメリカで集団訴訟に発展する可能性

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(著)

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 定期購入すれば節約できる、私もそう信じてAmazonの定期おトク便を利用しているが、最近では物価高騰で急に値上がりすることがあるため注意が必要だ。

 訴訟大国アメリカでは、そういったことはすぐに裁判となる。

 定期おトク便に登録後、商品がじわじわと値上がりし、通知メールが注文処理の直前に届いたため、キャンセルする猶予がなかったとして、ある夫婦が2026年5月、Amazonを提訴した

 夫婦は、同じ被害を受けた消費者全員が該当する「集団訴訟」としての認定を求めており、対象は全米数千万人規模に達する可能性がある。

定期おトク便の商品がじわじわと値上がり

 Amazonの定期おトク便は、日用品や食品などの定期的に消費する対象商品を、通常より5〜15%お得に自動配送するサービスだ。

 アメリカでは「Subscribe & Save(定期購入・節約)」という名称になっている。

 プライム会員でなくても、配送料無料で注文できるため、アメリカではAmazonの利用者の約25%が利用している。

 2024年2月、米ペンシルベニア州在住のハーマン夫妻は、イタリアの老舗コーヒーブランド、ラバッツァ(Lavazza)のエスプレッソグラウンドコーヒーを定期おトク便で注文した。

 15%割引が適用された初回の支払いは16.60ドル(約2,490円)だった。

 ところが数ヶ月後、価格は17.04ドル(約2,560円)に上がっていた。

 さらに数ヶ月後には21.25ドル(約3,190円)、2024年10月には28.69ドル(約4,300円)へと段階的に値上がりし、登録時から約12ドル(約1,800円)も高くなっていた。

 割引が適用された後の価格でも、同じ商品をAmazon内の別の販売者から買った場合より高くなっていたという。

解約しようにも通知は注文処理直前で間に合わなかった

 値上がりに気づいて解約しようにも、Amazonがハーマン夫妻に次回配送の確認通知メールを送ったのは午後8時54分で、その夜のうちに注文が処理された。

 メールには価格変更が記載されていたが、他の販売者と価格を比較してキャンセルするには時間が足りなかった。

 メールで価格変更に気が付いたものの、その時点ですでに注文は処理されており、キャンセルできる猶予はほとんど残っていなかった。

 もし比較検討する時間があれば、同じ商品をAmazon内の別の販売者が2.79ドル(約419円)安い25.90ドル(約3,890円)で販売しているのを見つけられたはずだと訴状で指摘している。

 Amazonの定期おトク便の利用規約には「いつでも、いかなる理由でも価格を変更できる」と明記されており、法的には問題がないはずだ。

 だが、原告側ハーマン夫妻の弁護士アンドリュー・アックリー氏は、「Subscribe & Save(定期購入・節約)」という名のサービスに登録した以上、定期購入することで節約できると期待するのは当然であると主張し、多くの場合は実際にそうなっていないと訴えている。

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「集団訴訟に発展する可能性も

 2026年5月15日、ハーマン夫妻の代理人であるシアトルの法律事務所ストリットマターは、Amazonの本社があるワシントン州西部の連邦地方裁判所に訴訟を起こした。

 訴状はAmazonの販売方法を「欺瞞的」「誤解を招く」「おとり商法」と断じている。

 おとり商法とは、魅力的な条件で客を引き付けた後、実際には不利な条件で商品やサービスを売りつける手法で、米国では違法とされるケースが多い。

 日本でも⁠消費者庁が管轄する景品表示法(不当表示)で禁止されている。

 訴訟は「集団訴訟」としての認定を求めており、認められれば全米の定期おトク便利用者が対象となる可能性があり、その人数は数千万人規模となると予想されている。 

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amazon本社 Image by Istock / 400tmax

Amazonが過去に支払った25億ドルの和解金

 Amazonにとって、消費者からの大型訴訟はこれが初めてではない。

 2025年秋、Amazon Primeの会員登録に顧客を半ば強引に誘導し、解約を意図的に複雑にしたとする訴訟で、Amazonは25億ドル(約3,750億円)もの和解金を支払った。

 この和解金は推定3,500万人の顧客に1人当たり最大51ドル(約7,650円)として分配された。

 今回の訴訟に対してAmazonは、定期おトク便は時間と費用の節約を目的としたサービスであり、価格が変わる場合は事前にメールで知らせており、出荷前であればいつでも変更・キャンセルが可能だと説明している。

 裁判所が集団訴訟としての認定を下すかどうかは今後の審理の結果による。

編集長パルモのコメント

パルモの表情、普通

Amazonの定期おトク便は私も古くから利用しており、主に猫のフード関連を注文している。4.5か月前に思わぬ落とし穴があった。パウチパックの猫用フードなのだが、値段は変わらないもののグラム数が1袋50gから40gになっていたのだ。

まあしょうがないかと思っていたところ最近になって猫の体重が2匹とも同様に減少。健康状態は以前と全く変わらないのでおそらくフードの量が微妙に減っていたことが原因だと気が付いた。

1日20gずつの実質ダイエットになったようだ。2匹とも肥満気味と獣医に言われていたから結果オーライだけど、もともと健康体重だった子は不足分を他のフードで補う必要ありかも。

ちなみにうちはこのフードとカリカリともう1種のウエットフードの組み合わせが1食でそれが1日1回。+チュールなどのおやつタイム1回だ。

References: New Lawsuit Against Amazon: 'Subscribe and Save' Program Can Actually Cost You More

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この記事へのコメント 3件

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  1. Amazonが訴えられたという記事にAmazonのアフィリエイト広告を付けてるの面白いね

    • 評価
  2. Amazonの定期使いはじめたら即廃盤になったのですちゅーるの焼きカツオ12g→8g
    内容量が変わったから別商品になったらしいですが管理人さんのパウチはそのままだったんですか?

    • 評価
  3. 体重減るってヤバいね
    気づいてよかった

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