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動物病院に現れたシークレットサンタが匿名で見知らぬペットたちの緊急治療費を寄付

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(著) (編集)

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 街中がキラキラと輝くホリデーシーズンは、人の心の中に生まれた慈愛ややさしさ、そして思いやりの精神が、奇跡を運んでくる季節である。

 2025年のクリスマスの朝、アメリカ・コロラド州の動物病院に素敵な届け物があった。

 匿名のシークレットサンタは、その日救急医療室にやってきた飼い主たちに、次々とペットの治療費の一部をプレゼントしてくれたのだ。

見知らぬ動物たちを救ったシークレットサンタ

 2025年12月25日、コロラド州デンバーにあるウィートリッジ動物病院に、1人の男性が訪れた。

 スタッフのベロニカ・スアゾさんは、動物医療の現場で何年も働いてきたが、この男性を見たことがなかったという。

その人は午前8時頃に病院へやって来て、待合室に数時間滞在していました。そして救急治療室に来た人全員の治療代の一部を支払うと申し出たのです

 男性はシンプルなギフト用の封筒に200ドル(約31,000円)分の小切手を入れ、ペットを連れて救急室を訪れた飼い主たちに次々にプレゼントした。

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困っている人を優先させて、やさしさの連鎖も生まれる

 救急外来にやって来た飼い主たちの中には、ペットのための治療費を用意する目途が立たず、不安から涙を流している人もいた。

 それを見た封筒を受け取った人の中には、「自分は何とか支払えるから、困っている人に自分の分を上乗せしてほしい」と申し出る人もいたという。

私はとてもびっくりし、心を打たれました。この男性のことはまったく知りませんでした。こんなことが起きるなんて思ってもいませんでした

 男性は病院にいる間に、少なくとも10人の飼い主の治療費を負担した。そして去り際には、「これから来る患者のために」と、さらに400ドル(約62,000円)を寄付してくれたのだ。

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 このニュースが流れると、視聴者からはたくさんのメッセージが寄せられた。

  • なんて優しい人なんでしょう。彼の人生にたくさんの幸運と健康、成功が訪れますように。動物虐待や放棄の話じゃなく、こういう話を聞けるのは本当に心が温まります
  • ペットたちと飼い主さんたちにとって、本当のクリスマスの奇跡が起きたんだと思う。ペット医療は本当に高額だけど、この人はその苦しみを和らげてくれた。とてつもなく大きな、黄金の心を持った人だ
  • ここ最近で見た中でも、いちばん心を打たれた行動だと思う。今年うちの保護犬が手術が必要になって、金銭的にも精神的にも本当にきつかった。でもペットは何も悪くない。どんなことがあっても助けなきゃいけない存在なんだ
  • 動物病院が高金利の「ケア・クレジット(医療費の支払い専用のクレジットカード)」を勧めるしかない現状を思うと、この男性はまさにクリスマスの天使だよ。
    • それしか選択肢がないんだよね。人間みたいに、ペットには公的な医療保険がないんだから
  • この男性は特別お金持ちってわけじゃないのかもしれない。匿名だったのもステキな話。本当の優しさは、表に出なくてもできる。この話がそれを証明している。自分ができる範囲で手を差し伸べた、そのやさしさと行動力に心から感謝します
  • 正直、人間なんて最低だと思ってた。でもこの人のおかげで、また信じてもいいかもしれないって思えた
  • もらえれば誰だって助かるはずなのに「本当に困っている人に回してください」って言っている人がいたのも本当に素晴らしかった
    • 本当に困っている人に譲るのも、立派な思いやりだよね。
    • 同じこと思った。話を聞いた瞬間、「どうか本当に必要な人のところに届いてますように」って。
    • この世界には、まだ善意が残ってる。守る価値のあるものがね(ロード・オブ・ザ・リングの引用)
  • クリスマスを美しく、意味あるものにしてくれた美しい存在に祝福を!

 大切なペットを助けたい一心で病院に駆け込んでも、思いがけない高額な治療費の前で立ち尽くしてしまう。特に医療費の高いアメリカならなおさらだ。

 ペット保険があると言っても、いろいろ制限などもあるし、金額も高いため、アメリカでも加入率はそんなに高くないそうだ。

 さらに、エキゾチックアニマルなど、特殊なペットが加入できる保険もまだ少ない。

 今回の「シークレットサンタ」がくれたクリスマスの奇跡は、たくさんの人に感動や笑顔を与えることになった。

 アメリカでは、見知らぬ人に名乗ることなく親切な行いをする「Randome Act of Kindness(ランダムアクトオブカインドネス)」という文化が広がっている。

 さらにその恩を受けた人は同じように見知らぬ人にやさしさを送る。これは日本でいうところの「恩送り」だ。

 この話を知った多くの人たちの間に、やさしさの連鎖がさらに生まれるといいな。

References: Anonymous Donor Pays Emergency Vet Bills For Pets On Christmas

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この記事へのコメント 13件

コメントを書く

  1. 動物愛護団体に寄付とかじゃなくて、直接現場を訪れて具体的な用途を肩代わりするあたり、自身の経験に基づくものなのかな。

    • +33
    1. ペットの病気ってお金かかるもんね
      重い病気だと心も辛いし

      • +20
  2. こういうニュースだけ報じてくれるようなニュースメディアがあったらいいよね

    • +25
  3. 夜回り猫第1巻の30話を思い出した。
    ネコ嫌いのきれいめOLがセレブな彼氏とのデート中に事故で死にかけてるネコにバッタリ(いい人振りたくて?)動物病院へ連れてゆくと「助かるかどうかもわかりません一泊15000円デス」と告げられ🙀一瞬躊躇するが結局やむなく入院させ全く動かぬネコに
    「死ぬなら早く死んでよ」と思いながら
    仕事帰りにちょっとだけ寄って9日目。
    突然OLの顔を見て猫が立ち上がり最後の力を振り絞って大声で「ニャー!」次の瞬間ドサッ 倒れて死んだ。
    「その瞬間わかったの この子は最後の力を全部私にくれたんだって この子には私しか居なかったんだって」
    最後のシーンは猫砂やフードのの段ボールが積み上がったむさ苦しい部屋にジャージ姿のOLのオネーサンが膝にネコ2匹を乗せてる-計算高かった筈の人の計算外の展開がグッとくる。
    そんな人達へ💗

    • +5
  4. 動物病院界のタイガーマスク運動ですね
    文化圏の違い関係無くこういった慈善活動があるのは凄いことだと思います
    「やらない善意よりやる偽善」にも通ずる事なのかな

    • +20
  5. >「自分は何とか支払えるから、困っている人に自分の分を上乗せしてほしい」

    なんだかここで涙が出てきた
    優しい人は何人もいる

    • +31
  6. 動物だってサンタさんが必要な時がある。

    • +16
  7. 日本でも援助を待ってる子がいます
    フードやトイレシートなど物を募っている保護施設もあるよ
    よかったらお近くの保護施設のサイトを見てみてね

    • +16
  8. サンタさんにも、自分の分を他者に譲った人にも、沢山の幸運がおとずれますように。

    • +6
  9. 年末に愛犬を安楽死させた。腕の中で。
    苦痛に耐えきれなくて、近隣の動物保護施設にペットシーツを寄付しまくっている。さきほど27~30箱目を置いてきた。
    施設の人の笑顔だけが今の心の慰めで、この人もそうかもしれないと思うと胸が痛い

    • +6

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