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うれしいニュース!数十年ぶりにライオンの親子が目撃される(中央アフリカ共和国)

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(著) (編集)

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 数十年ぶりにライオンの愛らしい子どもたちが3頭も!絶滅が危ぶまれるライオンの現状がうかがえるうれしいニュースが舞い込んだ。

 2025年7月24日、中央アフリカ共和国のバミンギ・バンゴラン国立公園のトレイルカメラに、母ライオンの後を追う3頭の幼いライオンの姿が映り込んだのだ。

 密猟や生息地破壊にさらされているライオンだが、公開された母子の記録は、“再生の証”になる。

 野生生物保全協会(WCS)を筆頭に、政府はもちろん、協力団体が長年取り組んできた保護活動のたまものである映像記録を見てみよう。

数十年ぶり!ライオンの子どもの記録に成功

  2025年8月28日、野生生物保全協会WCS(Wildlife Conservation Society)がライオンの母親と3頭の子供が歩く姿を撮影した映像を公開した。

 最初にカメラがとらえたのは母ライオン。右端に現れゆっくり奥に歩んでゆく

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image credit:youtube via @WCS

 そのあとを追うように現れたのが、トコトコ歩く愛らしいライオンの子どもたち。

 2頭そして1頭と、合わせて3頭が見て取れる。子どもたちはまだ幼く、生後4カ月ほどと推定されている。

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image credit:youtube via @WCS

 ほほえましい親子の姿を捉えたのは、中央アフリカ共和国バミンギ・バンゴラン州にある国立公園のトレイルカメラだ。

 この映像は、同園初のライオン親子の記録であると同時に、この地域におけるライオンの赤ちゃんの記録としては数十年ぶりのことになる。

バミングイ・バンゴラン国立公園でライオンの赤ちゃんが数十年ぶりに撮影される

長年オスのみとされた地域。今年初めて母子を発見

 中央アフリカ共和国北東部のライオンは、密猟や生息地の喪失、そして人間と野生動物の衝突などにより、数十年前から絶滅の危機に瀕している。

 実際この地域でも、これまで目撃されたライオンは長らくオスしかいなかった。

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これまで記録されている既知のオスライオン2頭のうちの1頭。今回見つかった3頭の子の父親とみられている / image credit:youtube via @WCS

 だが2019年、初めてメスのライオンの写真が撮れたことで、あきらめかけてた群れの存在に可能性が見え、本格的な調査が始まった。

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 しかしそのメスの記録もすぐに途絶え、この6年間は生存すら確認できていなかった。ところが2025年に入り、なんと同じメスの授乳中の姿が目撃された。

 といっても肝心の赤ちゃんの姿は未確認のまま。子どもたちが生きている証拠はなかなかつかめなかった。

 そこで研究チームが、ライオンの基本行動と、育児中の母ライオンの行動まで推測し、立ち寄りそうな場所のすべてにトレイルカメラを仕掛けた。

 こうした工夫や努力により、やっと念願の母子の姿をとらえることができたのだ。

試行錯誤で記録したライオンの母子

 試行錯誤の末、やっと育児中の母ライオンと子どもたちを発見できたことについて、バミンギ・バンゴラン国立公園WCS管理者、ジョン・ゲルニエ氏は、母子の記録までの努力を振り返り、うれしそうにこう語る。

衛星画像や現地の知識にライオンの行動への理解を組み合わせ、育児中の母ライオンにとって価値がある場所、つまり岩場の露頭、サバンナの近くの森林の回廊、水源などのスポットに通じる道にカメラを設置しました

 子ライオンの邪魔になるような、巣穴になりそうな場所は避け、母親が子ライオンたちをカメラの前まで導いてくれることを祈るしかありませんでした。数週間の待機の後、私たちの計画はついに成功しました

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全員を鼓舞してくれるうれしいニュース

 今回の発見記録は、絶滅の危機が迫る個体群の保護活動の中でも画期的な出来事であり、活動に携わった全員を鼓舞してくれるうれしいニュースだ。

 この件を受け、WCSビッグキャッツ・プログラム統括業務執行役員ルーク・ハンター氏は、イギリスの科学情報ウェブサイトIFLScience 宛ての声明でこのように述べている。

3頭の子ライオンは、生息地の保全と保護活動の継続における可能性を示しています。メスライオンが1頭いれば、ほぼ確実に、より多くのメスライオンがいます。そして少なくとも1頭の子ライオンがいることで、今後の子ライオンの増加もまた期待できるでしょう。

我々は、他の協力団体や政府とともに、これらの子ライオンが迫害を受けることなく、野生のライオンとして生きられる機会を与えたい。そうした保護活動が成功すれば、いずれその子ライオンの子孫が、数百頭から成る豊かな個体群の一員になるでしょう

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ライオンの子どもたちは未来の希望

 WCS中央アフリカ共和国プログラム管理者アルマンド・ルー・ムフォン氏も「長年にわたる絶え間ない保護と忍耐の成果」として、この希望の兆しに喜びのコメントを寄せている。

私たちはこの地を密猟や紛争から守るために懸命に取り組んできました。メスライオンだけでなく、子ライオンを育む母ライオンを見ることは、生態系が回復しつつあるという希望を与えてくれます

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 困難な状況の中で見つかった幼い3頭のライオンの子どもたちは、まさに未来への希望だ。こうしたライオンの家族から、わずかずつでも群れができ、いつの日か本来の集団を取り戻せますように。

References: Iflscience

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この記事へのコメント 1件

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  1.  うれしいニュースですね。 そのお嬢さんは近隣の保護区?か保護されてないサバンナからやってきたのかな。 そして射止めた雄も幸運でしたね。 ライオンの場合は若いオスは群れから離れるようですが、メスはそうでもないというか普通群れを構成していてメスの「はぐれ一匹ライオン」は珍しいのだけど、どんな事情なのかなーと。 すごく気になります。 これを機にここだけはライオンも一夫一妻制になったり……

    • +3

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