この画像を大きなサイズで見る5月最後の月曜日、戦没将兵追悼記念日(メモリアル・デー)の祝日が祝われる中、アメリカのCBSニュースは軍用犬と元ハンドラーたちの感動的な再会の物語を特集した。
沖縄に駐留する米海兵隊の軍用犬2匹の引退を受け、彼らのかつてのパートナーだった元海兵隊員と現役海兵隊員の2人が、第二の犬生を共にする飼い主として名乗りを上げたのだ。
保護団体の尽力で、犬たちは沖縄から東京、そしてロサンゼルス、テキサスへという長旅を終え、かつてのパートナーと感動の再会を果たした。
沖縄で出会った2人と2匹
米海兵隊の退役軍人ダルトン・ストーンさんと、現役の海兵隊員アイザック・ワイセンド軍曹は、2022年に沖縄での勤務を終え、相次いでアメリカのテキサス州へと帰還した。
沖縄に配属されていた間に、2人は軍用犬を擁するK-9部隊で出会って意気投合し、共通の使命感と犬たちへの愛情をもって過酷な任務をこなして来た。
ストーンさんはメスの麻薬探知犬アイーダと組み、ワイセンド軍曹はオスの爆発物探知犬ポーカーとペアを組んでいた。
彼らは数えきれないほどの任務をこなし、ほとんどの時間を一緒に過ごして、深い絆を築いてきたのだ。
ストーンさんは当時の様子を次のように語っている。
ジャングルを抜け、基地の周りをさまざまな障害物を乗り越えながら相棒の犬と共に追跡するのは、大変だけと楽しい任務でした
任務の終了とともに別れ別れに
だが2人が任期を終え、アメリカ本土へ帰ることが決まったとき、犬たちにはまだ沖縄での任務が残っていた。
犬たちを新しいハンドラーの手にゆだね、2人は後ろ髪を引かれる思いで日本を後にしたのだった。
沖縄で一緒に任務に就いていた頃の2人と2匹。
この画像を大きなサイズで見る日本を離れてからも、ストーンさんとワイセンド軍曹の友情は続き、2人は同じテキサス州で暮らすことに。
この間、ストーンさんは結婚し、海兵隊を退役した。ワイセンド軍曹はサンアントニオの空軍基地に配属され、現在も軍用犬のハンドラーを訓練する任務に就いているそうだ。
引退する犬たちを引き取りたい!
沖縄を離れてから2年が過ぎた今年、かつての相棒たちが軍用犬を退役するというニュースが2人のもとへ届いた。
その話を聞いた2人は、いてもたってもいられず、引退する犬たちを手元へ引き取るべく、すぐに行動を起こした。保護団体の助けを借りて、煩雑な手続きをクリアし、膨大な書類の山の処理をこなした。
また、彼らのサポートをした動物保護団体American Humaneも尽力してくれた。沖縄から東京、ロサンゼルス、サンディエゴ、そしてテキサスへという長旅の旅費を全て負担してくれたのだ。
1週間以上の長旅の末、2024年5月4日に犬たちはテキサス州に到着。かつてのハンドラーと、2年ぶりの再会を果たした。
この画像を大きなサイズで見るストーンさんは再会の喜びを次のように語っている。
アイーダは2年半の間苦楽を共にし、私の人生の一部でした。彼女が私のもとに戻ってきて、残りの犬生を生きる手助けができるなんて、なんて光栄なことでしょう
また、ワイサンド軍曹も、相棒とのこれからの生活に興奮を隠せない。
私は彼を、どこに行くにも一緒に連れて行くつもりです。今はただ、ポーカーを犬らしく過ごさせてあげることだけを考えています
この画像を大きなサイズで見る引退した軍用犬たちに幸せな第二の犬生を
American Humaneでは「軍用犬再会プログラム」を用意しており、引退した軍用犬と以前のハンドラーの再会を支援しているそうだ。
今回も旅費の負担をしてくれただけでなく、アイーダとポーカーの生涯にわたる医療費の援助も申し出ているという。
同団体のCEOであるロビン・ガンザート博士は、今回の感動的な再会のサポートができたことに対し、喜びのメッセージを寄せている。
私たちはこれまで何十匹もの引退した軍用犬を、かつての飼い主と再会させてきました。ですが、今回のような特別な再会は、私たちにとっても初めてのことでした。
親友たちのために、もう1組の親友たちを連れて帰る手助けができたことを光栄に思います。
この4人(2人と2匹)の軍の英雄たちは皆、国のために尽くしたのですから、私たちの感謝と支援に値します
現役時代、ワイセンド軍曹とポーカーは、バイデン大統領の韓国訪問の際、シークレットサービスとともに警備を担当したんだとか。
ポーカーは新しい環境にも慣れ、リラックスして「犬のように」寛ぐことを学んでいるらしい。
そしてアイーダは、新しく家族が増えたストーンさんのもとで、穏やかな日々を過ごしえている。
これからも彼らの第二の犬生が、平和で満たされたものでありますように。
彼らの物語が特集されたCBSニュースはこちらから。
written by ruichan/ edited by parumo
















こういった職業犬の退役は人間で言うところの定年よりさらに高齢の場合があり、余生は決して長いものではないかもしれませんが、この犬たちのこれからの生は素晴らしいものとなるでしょうね
ワンコにもPTSDとかってあるのかな?
人間みたいに大きな音で心が戦場に戻っちゃったりしたら可哀想だよな
今後は穏やかに生きて欲しい
>>2
あるので脱訓練っていう普通の生活に慣れる為のプログラムがある
退役してランボーみたいに苦しむのはどうしてもね……
>>2
犬も虐待を受けてPTSDに陥ったりするから人間と同じだと思うよ
知人の犬は交通事故(無傷)の直後はヨシヨシされて尻尾を振ったりしていたのに、その晩から魘されたり急に震え出したりで暫く安定剤を処方されていたらしい
ワンライフを大切に幸せに過ごしてほしい
本当にお疲れ様、と幸せに過ごして欲しい。