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海外のケモナー「ファーリーズ」が老犬を救うためのイベント、多額の寄付金を動物保護施設に届ける

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(著)

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image credit:Facebook @Gray Paws Sanctuary
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 ケモナーを自認する人はきっとここにも多いと思うが、海外には「ファーリーズ(毛皮族)」と呼ばれる人たちがいる。

 彼らはアニメやカートゥーンなどに登場する擬人化された動物たちをこよなく愛し、動物の着ぐるみを着たりグッズや同人誌を作ったりといった活動をしている。

 中には「自分は人間ではない」と真剣に考えている人もいるそうだが、日本的に言えばまあケモナーで大体合っているかもしれない。

 そんなファーリーズのイベント「アンスロコン(Anthrocon)」が先日アメリカのピッツバーグで開催された。その目的は高齢の犬たちを救うためだ。集まった多額の寄付金はすべて現地の動物保護団体に届けられたそうだ。
アンスロコン

ケモナーから本物の動物たちへのプレゼント

 ペンシルベニア州ピッツバーグでは、毎年6~7月に「アンスロコン(Anthrocon)」というケモノ系イベントが開催されている。

 これはファーリーズ(毛皮族)たちのコンベンションであり、擬人化された動物たちのファンが全米から集まって、コスプレやグッズ販売、オークションなどを楽しむイベントである。

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image credit:Facebook @Anthrocon

 アンスロコンの公式サイトでは、このイベントの参加者について、以下のように説明されている。

私たちはアーティストやアニメーター、ライター、衣装屋、人形使い、そしてカートゥーンに出て来る動物たちやその仲間たちを楽しむ普通のファンの集まりです

 このアンスロコンでは毎回、「本物」の動物たちのために寄付を集め、地元の動物保護団体などに提供するのが恒例となっている。

 今年も7月4~7日までの日程で開催され、なんと地元の「Gray Paws Sanctuary」という動物保護団体に、募金やオークションで集まった10万ドル(現在のレートで約1,580万円)以上もの資金が提供されることになった。

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今年は老犬のサポートをする保護団体が寄付の対象に

 Gray Paws Sanctuaryは今年で10周年を迎える団体で、主に老犬の保護と飼育に力を入れて取り組んでいる。

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 同団体の共同創設者であるダーラ・プールさんは、ファーリーズからの多額の寄付が、どれだけ現実の動物たちの助けになったかについて、感謝を込めてこう語る。

もし高齢の犬を飼っていて、飼いきれなくて手放すことを考えている家族がいたら、私たちに連絡してもらえれば医療費の一部を援助できます

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image credit:Facebook @Anthrocon

 アンスロコンは初めて開催された1997年以来、54万7,000ドル(約8,630万円)以上もの寄付金を集め、さまざまな慈善団体に寄付してきた。

 今回の10万ドル以上という金額は、イベントが始まって以来最高額の寄付となったそうだ。

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image credit:Facebook @Anthrocon

(アンスロコンのおかげで)私たちは以前よりもより一層、処方箋に基づいた食事療法などの手助けができるようになりました

 プールさんはアンスロコン会場のステージで行われたスピーチでこのように述べた。

私たちは助けを必要としている人たちから、絶えずメールを受け取っています。

私はすべての依頼に「イエス」と答えます。なぜなら、もうお金の心配をする必要がなくなったからです

 10万ドルの寄付が発表されたステージの様子と、プールさんによる感謝のスピーチを写した映像がこちらだ。

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 今年のアンスロコンの参加者は、過去最高の17,639人を記録し、土曜日に行われたケモノの着ぐるみのパレードにも、3,371人が参加したんだそうだ。

 来年のアンスロコンは、7月3~6日の日程で開催が決定しているという。まだ申し込み方法などの詳細は発表されていないが、興味のあるケモナーなみんなはぜひチェックしてみてはどうかな。

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追記(2024/07/18)アントロコンをアンスロコンに変更して再送します。

Gray Paws Sanctuary – Providing caring homes for older dogs / written by ruichan/ edited by parumo

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この記事へのコメント 12件

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  1. 趣味についてもよーく分かる世界で、活動内容も素晴らしいなあ!…と思う一方で、
    こういう季節・気候なので、暑さにばかりは気をつけて…!という気持ちも芽生えてきたり。
    (その辺りも隙がないのかもしれないけれど)

    • +8
    1. >>1
      全身ファー包み状態なわけで、まぁ当然状況によってはめちゃめちゃ暑い。
      なもんで中には着ぐるみの内側に着る専用水冷スーツまで作っちゃった猛者もおりまして、これが性能良かったのか軍にまで納入してる模様。あまり数は作れないみたいだけども。

      この界隈、中にはとんでもないクオリティの着ぐるみ作ってる人もゴロゴロいるので興味があったらちょっと覗いてみるといい。ただし色々と自己責任でね!迷惑かけちゃ駄目よ!

      • +5
  2. ちなみに日本ではウマ娘がキッカケで
    余生を過ごすある名馬の生活費の寄付に
    毎年6000万円も集まるようになった。
    一頭にそんな額使いきれないから沢山の馬たちに
    分けて沢山の馬達が幸せにすごせるようになった。

    • +19
  3. セーヘキこじらせてるだけじゃなかったとはやるじゃないか
    これからも末永く続いていくといいな

    • +2
  4. 何か元ネタのあるカートゥーンのキャラなのかな。着ぐるみの頭身が高いせいか可愛さよりも凛々しさを感じる。

    • 評価
  5. イエス!ケモナー!ノー!タッチ!

    最近ロボットに目覚めました

    • +1
  6. ケモナーって性的嗜好のことじゃなかったっけ…
    って思って調べたら誤用だったわ

    ファースーツやfursuitでぐぐると高クオリティな着ぐるみがたくさん見られるからおすすめ。
    本物の動物にしか見えないリアルなマスクとかあるよ

    • +2
  7. マスクとコスチュームを着けて慈善活動を行っているのでスーパーヒーローの一種

    • +3
  8. このタイプのケモナーは、児童施設とか、メンタルケア施設にボランティアに訪れる事も多いんだって。

    愛ある連中だよね

    • +6

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