この画像を大きなサイズで見る1953年、カリフォルニア工科大学の天体物理学者ビル・ミラー氏とヘルムート・アブト氏が、アリゾナ砂漠北部、ホワイトメサの大地の頂で、アメリカの先住民、プエブロ族が天体を表したと思われる岩に描かれた絵文字を発見した。
米国南西部にあるホワイトメサは、現在はナバホ族の土地になっているが、かつてプエブロ族の集落があった。
ここはオーストラリアのエアーズロックのような地形で、最後に人が住んでいたのは11世紀頃とされていて、観光客はほとんど訪れることはない。
ここで、プエブロ族の手によるものと思われる何百もの岩に描かれたピクトグラフ(絵文字)、岩面彫刻、粘土のかけらが発見されたのだ。
岩に描かれた三日月の隣の謎めいた物体
プエブロ族によるものとされるピクトグラフ(絵文字)の中に、三日月に接して円が描かれたものがあった。
三日月は新月を表しているのは間違いないが、そばの円はとても大きく明るいもののようだ。いったいこれはなんだろう?
ミラー氏とアブト氏はホワイトメサの北16kmほどのところにあるビンネ・エッテニ渓谷で、もうひとつの三日月の絵を見つけた。こちらは三日月のすぐ横に大きな円が岩に直接刻まれていた。
この画像を大きなサイズで見る中世のプエブロ族がこの地で何かを目撃したのだろうか?
ミラー氏はそれは超新星ではないかと推測している。巨大な星がエネルギーを使い果たすと、その外側が自身の重力の力で崩壊して鉄の硬い核に跳ね返って爆発を引き起こし、遠くの銀河からでも見えるほどの強い光を発する。
1054年の超新星「かに超新星」
中世後期にこうした超新星の発生は集中していたが、とくに注目すべきはSN 1054、通称カニ超新星だ。
とてつもなく明るかったため、中国や日本、中東でも目撃された。中国の歴史書『宋史』、日本では陰陽師の報告例をあげた藤原定家の『明月記』、中東では、占星術師による著作の中にSN 1054のことらしき記載がある。
この超新星爆発の名残りが、オレンジがかった緑色のかに星雲となった。
この画像を大きなサイズで見る11世紀のアーティストたちが、今日の私たちでも驚愕するほどの星雲の誕生を目撃したことを今に伝えているというというミラーの仮説は、その後、米国やメキシコ各地に残る天文を表したらしい岩絵や絵文字の発見につながった。
この画像を大きなサイズで見る中でも有名なものは、ニューメキシコ州チャコ渓谷にある岩絵で、人間の手と月、丸い物体が光線を放っている様子が描かれていて、これが超新星であるという説は今日では広く知られている。
だが、超新星だとされる絵は本当にかに超新星を表しているのだろうか?
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この画像を大きなサイズで見るかに超新星だという説は異論がでている
これが「かに超新星」だという説は、天文学と考古学の両分野の専門家から異論が出ている。
このピクトグラフが注目され始めた20世紀後半から2010年代までに、ほぼすべての超新星らしき岩絵が調査され、さまざまな理由で否定された。
例えば、ミラー氏たちが発見したホワイトメサの岩絵がある場所からは超新星は見えなかったというのだ。
またビンネ・エッテニの岩絵は、超新星だという説明に合致しないとして除外され、ほかの岩絵も炭素年代測定では爆発があった年と一致しないという
チャコ渓谷の岩絵は、1054年の超新星ではなく金星か太陽神殿ではないかという説もあるが、いずれにしても結論は出ていない。
超新星説を否定してしまうと、千年前に生きていた人たちとのつながりが断ち切られてしまうような感情的なものが、どこかにあるのかもしれない。
しかし、今この岩絵を見る者がそれがなにを示しているのか正確にわからなくても、今日も見えている上空の世界との関係性が失われるわけではない。
それがかに超新星であろうと、金星であろうと、太陽の神殿であろうと、現代の私たちも見ている世界の一部である何かを描いていることは確かだろう。
これらのピクトグラフに描かれたものが、千年前の人々にとって岩に刻んで残す価値があったものであることを示しているのだ。
References:Do These Ancient Pictographs Show a Supernova? ≫ Explorersweb / The “supernova” pictograph at White Mesa, Arizona, is much brighter… / written by konohazuku / edited by / parumo
















双方の論の根拠がいまいちよくわからなかったから、ロマン主義のボクはこのアーティストたちの絵を、カニ超新星を見た時の感動を伝えてくれできるのだと勝手に思うことにした
>>1
即座に嘘だろうと思ったオレは悲しい性格の人間
しめじ1本に見えたよ。
カニ星雲かにぃ?
太陽と三日月が重なっているように見える
古今東西、男の好きな
あっちのシンボルでは。
ああ、これは正月の ほれ、クワイ
かに座の超新星爆発。当時は一か月近く昼間でも目視可能であり、
数年間は夜間でも目視可能だったそうなので、
年代があっているならば「かに星雲」の記録というのはそこまで外れてもいない気がする
それが超新星爆発と理解していたかと言えば、そうではないだろうけどね
醤油とかコーヒーの跡に見えたわ
太陽と月でしょ