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チャウチャウ犬を白黒に塗って「パンダ犬」として展示した中国の動物園に怒りの声

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(著) (編集)

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 中国を代表する動物と言えば、ジャイアントパンダを思い浮かべる人が多いと思う。

 日本での人気は言わずもがなだが、もちろん彼らの故郷中国での大人気……とはいえ、中国大陸どこででも見られる生き物ではない。

 そこで江蘇省にある泰州動物園では、日本のGWに重なる今月1~5日の労働節(メーデー)の休日に合わせ、なんとチャウチャウ犬に白黒のペイントを施して「パンダ犬」として展示。

 現地を訪れた人はもとより、SNSなどで映像を見た多くの人たちの怒りと困惑を招いている。

連休の目玉?チャウチャウ犬を白黒に塗った「パンダ犬」

 まずはXに投稿された、以下の映像を見てもらおう。

 トコトコと歩き回ったりじゃれ合ったりしている様子は確かに可愛い。可愛いけど、これは絶対にパンダじゃない。

 一瞬「あら可愛い」と思ってしまうこの生き物、実はチャウチャウ犬にペイントを施して「パンダ犬」にしたものである。

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 本来のチャウチャウ犬はこんな感じ。今回のパンダ犬は、このチャウチャウ犬の魅力であるモコモコの毛を短く刈り込み、染料で黒と白に染めたものらしい。

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image credit:Томасина, CC BY-SA 4.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

 現地のメディアによると、このパンダ犬は連休のお客さんを呼び込むために用意されたものだという。

一応「パンダではない」と明記されているものの……

 チラシには確かに「熊猫犬(パンダ犬)」と書かれていて、ジャイアントパンダであるとは書かれていないが、そもそもパンダ犬などという生き物は存在しない。

 その横には人魚もいるみたいだが、人魚だって存在しないよね。つまり人魚と同じエンタメ枠で用意されたものらしい……?

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image credit:X

 抗議が殺到したせいか、柵には「パンダ犬」についての説明が。

「パンダ犬」は実際の犬種ではありません。パンダに見えるように毛を整えられたり、パンダに似た毛並みを持って生まれたりした愛玩犬です。

このような犬種はジャイアント・パンダの顔の特徴に似ており、白い毛の上に、目の縁と耳の周りに黒いマーキングがあることが多くなっています

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image credit:微博

 動物園側の言い分はこうだ。

私たちの動物園の規模は大きくないので、本物のパンダを展示することができません。こうやってパンダ犬を展示することでお客さんにもっと楽しんでもらい、来場者を増やすことができると思いました

人間だって髪の毛を染めるでしょう? 犬だって同じように染められますし、毛が長ければ天然の染料を使うこともできます。犬の健康に害はありません

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単純に「可愛い」という声も

 このパンダ犬を見た来場者や視聴者の意見は分かれた。「可愛い」という声もある一方で、やはり怒りや抗議、そして皮肉を表すコメントも寄せられている。

・可愛いじゃん
・さすが中国、コピー大国!
・犬の世話も仕事のうちなんだな
・害はなくても、アレルギーを引き起こす可能性は?
・犬に塗装するなんて、やっぱりこれは虐待だと思う
・この染料が犬に害を与えないのであれば、私は可愛くていいと思うけど
・もともと中国では犬を食べてきた。最近は西洋のように、犬を相棒だと思う人も増えた。フレブルやラブが人気だったけど、最新のトレンドはパンダ犬だね

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image credit:X

 パンダ犬の展示が功を奏したのか、連休の間この動物園の入場者はかなり増えたようだ。パンダ犬とわかって訪れた人も多かったが、困ったことに本物のパンダだと誤解したままの人も多いらしい。

 展示は5日までとのことで、今ではもう見られないようだけれど、動物園側では今回の展示を全く問題視していないとのことなので、また同様の展示が行われる可能性が無きにしも非ずである。

 日本での報道によると、このパンダ犬は販売業者から購入したもので、動物園でペイントしたわけではないようだ。

中国「パンダ犬」が人気爆発 批判に販売業者は 「かわいい」VS「動物虐待」

「ペット」として1匹約10万5,000円で購入することができるらしい。

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 上記の報道では、中国では「パンダ犬カフェ」なるものもあったらしいし、上海で女性が「パンダ犬の散歩をさせていた」という目撃情報もあるみたい。

 もしかするとパンダ犬はペットの一種として、中国でこれから流行するのかもしれない……。

References:Watch: Outrage After China Zoo Paints Chow Chow Dogs To Look Like Pandas / written by ruichan/ edited by parumo

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. カワイイけど、中国だと犬に使っても問題ないような塗料使ってなさそうなのがな…

    • +16
    1. >>1 日本とかでも犬猫にカラー入れてる人いるよね
      お高い犬猫サロンでやってるのだろうなと
      それだったらいいのだろうかね
      正直人工的に特定の色の犬や猫を交配で産ませて先天性の病気を出させるよりいいのではないかなと思わなくもない
      ちょっと調べればそういう犬猫が「生まされてる」のわかるしそれならお高いヘアサロンで人間と一緒に天然ヘアカラーして貰えばいいと思う…

      • -2
    2. >>1
      しっぽもなんか動かないようにされてるよねこれ

      • 評価
  2. 可愛いと思ってしまった
    動物虐待と思う人もいるだろうけど

    • -4
  3. ちょっと笑っちゃった。
    先日アニメでパンダのしっぽは白いと知ったのだけど、このパンダ犬もしっぽは巻いてるけど白いからだいたい正しい感じ?(笑

    ちゃんと犬を害のない方法でパンダにの白黒パターンと同じようにしたと大きくあればねぇ。まぁ、人面犬とか人面魚とかよりもいそうなところがまた面白いです。

    • -1
  4. 目に入っても問題ない塗料なんか使ってるわけない

    • +12
  5. ずいぶん前に中国のサイトで見たことある
    別に動物用の天然着色剤なので問題ねえのと思ったが
    長くやると皮膚がただれて、毛根が絶滅し砂漠化(禿)が
    進行するという後遺症が発症する
    なので犬にとってもいいものじゃないし、人間のエゴで
    やるモノじゃないぜ

    • +13
  6. ちびまる子ちゃんでカラーひよこならぬパンダひよこを売っていた次代を彷彿とさせる。

    • +6
    1. >>8
      そんな話があつたのか、驚いた
      風刺に先見性あるね

      • 評価
      1. >>36
        逆よ、昔はよくあったんだよ。
        昭和に書かれた漫画ではカラーひよこ売ってて買ったけど、
        着色しただけで何日かしたら黄色いひよこに戻ったってエピソード出てくる漫画が結構ある。

        • +1
    2. >>8>
      作者が子供の頃、縁日でカラーひよこ飼ってもらったけど弱っていてその日のうちにシんでしまって
      お姉ちゃんが飼ってもらったひよこも翌日もシんでしまって本人が狼狽えていたら
      婆さんに亡骸を取り上げられて風呂を炊く火に焚べられてしまって
      お姉ちゃんは泣きながら火を見つめていたとエッセイに書いてあった

      昔って残酷なこと平気でやってたよなぁ…

      • +1
  7. 犬が仲間や自分の毛色を視認してないとでも?健康被害はあるだろうよ
    無いと思うならこれを計画許可した奴自ら白黒にしなよ、人も呼べるし健康被害も無いだろ?
    毎朝鑑を見る時に何も思わないなら、それはそれで問題だがな

    • +6
  8. 人間は目、鼻、口、耳に染毛剤を塗ったくったりせんよ。
    もし染毛剤が目に入った場合は眼科に行けと書いてある。

    いったい犬にどうやって染毛剤を塗ったくり、少なくとも30分、体を舐めたり動いたりしないようにしたんだ?
    麻酔か?
     
    白と黒なら、まず真っ白になるまで何度も染めて、その後、黒に染めたのかね?何度も?目も鼻も口も耳も?
    頭おかしいやろ。

    • +12
      1. >>31
        染毛剤の話なのになんでマスカラや口紅?
        あと、マスカラも目には入れるな、入ったら水で洗い流してそれでも違和感あったら病院行けって注意書きガッツリ書いてあるよ。

        • +3
        1. >>33
          >マスカラも目には入れるな、入ったら水で洗い流してそれでも違和感あったら病院行けって注意書きガッツリ書いてあるよ。

          じゃあ染毛剤も同じように危険な使い方はしなければいいのでは? なぜ染毛剤を過敏な部位に作用するような使い方をしているって決めつけてるの? そんなこと記事のどこかに書いてあった?

          • -7
          1. >>34
            いや、記事へのツッコミじゃなくて、染毛剤についての意見を述べてるコメントに対して、
            マスカラ、口紅も危ないようなニュアンスの話を持ち出してるからなんで?って疑問に思っただけなんだけど。
            危険な使い方しなければいいっていうのは人間が自己判断で自分に染毛剤使うなら同意見です。

            • +4
  9. 「このような犬種はジャイアント・パンダの顔の特徴に似ており、白い毛の上に、目の縁と耳の周りに黒いマーキングがあることが多くなっています」
    あたかも稀にそういった犬種が自然界にいるような書き方してんの中国だなぁってなる…
    自分達で染めてんだから特徴もクソもないだろうに

    • +8
  10. 客「チャウチャウちゃう ? 」
    動物園「チャウチャウちゃう」
    客「チャウチャウちゃうん ?」
    動物園「ちゃうちゃう! チャウチャウちゃう」

    • +4
  11. 芝生を生やさず地面にペンキを吹きつけて緑にしてたのを思い出した…

    確かに変わった毛色や模様の生き物は天然に存在するだろうけど(アイマスクしたみたいなガラのネコとか)、犬同士は匂いも大事だろうし、染料のせいで「あいつ変なにおい…?」ってならないかな…健康被害も、毛や毛根へのダメージも気になる(人間でも毛にダメージいくしね)。そのままで充分にかわいいのにねぇ‼︎

    • +2
  12. 染める時、絶対に染料が目に入ってるよね。口にも。
    可哀想に…。
    人間でもヘアカラーする時に染料の臭いがウッとなるのに、中国のキツそうな染料でいきなり全身染められるなんて虐待以外の何者でもないよ。
    この国はいつまでこんな事し続けるんだろう。

    • +8
  13. チャウチャウが
    「自分の毛の色が嫌なので染めて下さい」って
    意思表示した上で無害な染料を使うなら
    虐待にはならないけどさ~

    • 評価
    1. >>21
      その理論を私はずっと持ってるけど、ペットとして飼われることも動物側は意思表示してないと思うから虐待だと思う。自分が反対の立場なら拒否する。

      • 評価
      1. >>35
        野生で野垂れ死ぬのも選択肢の一つではあるよね

        • 評価
  14. 日本とかで犬の毛をカラーリングに使われるのは
    トリートメント剤に入っている無害な着色料で
    食品由来のものが多いので
    あんなにくっきりと真っ黒にはならない

    • +1
    1. >>24

      今の若い子は知らんかもだけど、その昔ゼブラーマンという映画・マンガがあってですね。
      キャッチコピーが「白黒着けるぜ」とか。

      • 評価
  15. パンダより可愛い

    中国なら、染料が批判されたらら遺伝子かえて作るだろうな

    • 評価
  16. こういうとこあるから整形も盛ん
    逞しくて合理主義なんだけど「無粋」なんだよね

    • 評価
  17. まあ、これくらいならいいんじゃない
    喜んでる客も多いだろうから
    一応害のないものを使ってるって言ってるしね

    • -1
  18. 「日本から輸入した染料を使ってます」
    と定番の言い訳をしていたのが印象的だった

    • +3
  19. 中国でパンダいない動物園あるんだ?
    国内でもお金高いのかしら

    • 評価
  20. チャウチャウには子犬時代から巻き尾があったと思うんだけど…

    • 評価
  21. バイキングで、そういう馬鹿げたニュース見た気がする💧

    • 評価
  22. >熊猫犬

    熊なのか、猫なのか、犬なのか

    • 評価
  23. 動物園は見世物小屋と違うと思うんだが…

    • 評価
  24. 受け狙いのダジャレなんじゃね? パンだとちゃうちゃう!!と。

    • -1

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