この画像を大きなサイズで見るアメリカ、オレゴン州で放流用のサケを輸送中の大型のタンクローリーが横転するという事故が発生した。トラックのタンクには、約10万2000匹のサケが入っていたが、近くに川があったことが幸いした。
そのうちの7万7000匹がこの川にたどり着き、生き延びることに成功したという。トラックの運転手も軽傷ですんだそうだ。
トラックが横転し、大量のサケが放出される
オレゴン州ポートランドで3月29日、全長16mの大型タンクローリーが、イムナハ川に放流するための若いサケ、約10万2000匹を輸送中、急カーブを曲がり切れずに横転する事故が発生した。
オレゴン州野生生物局が伝えたところによると、タンクローリーは岩が多い斜面を転がり落ち、屋根が下になった状態で停止した。幸いにも運転手は軽傷で済んだそうだ。
この画像を大きなサイズで見る放出されたサケの多くは近くの川にたどり着き生き延びる
タンクに積んでいた若いサケとは、スモルトと呼ばれる、海水への適応が完了した稚魚で、ルッキンググラス養魚場で育てられたものだ。
この事故で約2万5500匹のサケが死んでしまったものの、横転した場所がグランド・ロンド川の支流ルッキンググラス川沿いだったのが幸いした。
放出されたサケのうち7万7000匹は、すぐ横にあったルッキンググラス川に流れ込み、生き延びることができたのだ。
この画像を大きなサイズで見るなお、死んでしまったサケは、周辺住民らの協力で回収されたという。
絶滅が危惧されているサケの放流計画の途中だった
イムナハ川では、サケの一種、マスノスケ(Chinook salmon)が絶滅危惧されており、今回の輸送は、この川でサケの個体数を増やすための放流計画の一環だった。
事故によって失われたサケは、2024年に川に放流される予定の総数の約20%にあたる。今回の事故による損失で、2026年と2027年に成魚になって戻ってくるサケが約500~900匹減少するとみられている。
だがその一方で、運よくルッキンググラス川で生き延びることができた7万7000匹は、2.3年後には成魚になって戻ってくるため、最終的に350~700匹増える予定だそうだ。
人間が壊してしまった生態系を、人間を思うようにコントロールするのは難しいが、それでも若いサケたちの生命力のおかげで、別の川で命の連鎖を続けられるようになったのは不幸中の幸いだ。
References:Fish tanker truck accident results in loss of some spring Chinook smolts / Thousands of Chinook salmon dead after fish tanker crash in Oregon / written by parumo













10万以上のサケを生きたまま運ぶなんて稚魚なのかと思ったら
画像に見えるのはしっかりサケだね(若いサケ?)
サケ7万匹と運転手さん無事でよかったよかった
これだけ放っても増えるのは数百匹なんやね
数を増やすのってほんと大変なんだな…
要は、ニホンザリガニが絶滅しそうだから、同じザリガニとしてアメリカザリガニを外部から大量に入れようみたいな感じよね
で、それを利根川水系に持っていくはずが荒川水系にぶちまけられたようなものと
アメリカは寛容だなぁ
>>3
文章を書くときに、「チヌーク・サーモン」と詳細な種名まで書いている箇所と、単に「the サーモン」とだけ書いてある箇所とがあるけど、絶滅危惧なのも放流計画のも、どっちともチヌーク・サーモン(マスノスケ、要はキング・サーモン)だよ。
あと、地図を見た感じ、イムナハ川もグランド・ロンド川(の支流のルッキンググラス川)も、どちらもスネーク川を経てコロンビア川から太平洋北西部に出る水系で、スネーク川へ入る前の、比較的早い地点の内陸(といってもアメリカだから、本来と実際の放流地で50kmやそこらは離れてる感じだが)で合流する川同士のようだけど。
これ、放流予定だった川の漁業権持ってる連中がムキーってなったりしてないかな?
ゲームや映画だったらこっちの川に鮭を奪って放流してほしいとかいう個性的なミッションかもしれん。
いい仕事だスネーク。目標の50%を大きく超えて放流に成功、かつ人的被害も最小限だ。クライアントも満足しているぞ。
奇跡の生還
予定の川じゃないならその川の生態系が崩壊しそう
マスノスケって「江戸前の旬」の旬の親父さんじゃん
絶滅危惧種なのか
ダイナミック放流過ぎる
カンバック・サーモンってなんかあったな。
マルコム博士「生命は必ず道をみつける」
ああ、放流予定のサケだったんだね
ちゃんと読むものだねw
この山道を16mのローリーってムチャすぎない?
「役割1」グランデロンド川に戻るスプリングチヌークをグランデロンド川の施設Aで育ててグランデロンド川に放流
「役割2」イムナハ川に戻るスプリングチヌークをイムナハで捕獲してグランデロンド川の施設Aに移送して育ててイムナハ川に運んで放流
「役割2」のうちの20%が積まれていた車が事故って積載の一部がグランデロンド川に落っこちた…てことかな?
それぞれの川がどこの海に流れ込んでるのかわからないけれど、グランデロンドに落っこちてイムナハに戻る個体がいたらすごい
発信機(PITタグ)つけててもわかりようがないのが惜しい
×「2.3年後には成魚になって戻ってくるため、最終的に350~700匹増える予定だそうだ。」→○「2、3年後には成魚になって戻ってくるため、減少分の350~700匹は補える予定だそうだ。」
※「最終的に~増える」だと、元の計画よりも増えることになる
鮭だけに全滅は避けらてなにより
川に放たれたホラーサーモンが遡上してくる映画作れそう
環境収容力を超えた数の放流は魚類資源の減少を招くという研究があったよね。野生化ではここまで育つ前に淘汰されていたであろうサケたちを一斉に放ったら川虫や小魚を食い尽くして飢え無事降海できる数が却って減ったりしないのかな。
>タンクに積んでいた若いサケとは、スモルトと呼ばれる、海水への適応が完了した稚魚
川に放流するのにも海水への適応が必要なのか。
その方が早く海へ出られるみたいなことなのかな?
>>19
自然界でも、スモルト化した個体が海へ出られる。
日本語だと「銀化変態」とも言って、
一定以上の大きさに成長し
エラで塩分排出の浸透圧調節が可能な海水耐性を獲得したら、
川魚の保護色な斑点模様から 銀ピカ鱗の海洋回遊魚の色になる。
孵化した年に即スモルト化して降海する個体もいれば、
育ちが悪いともう1~2年 次の時季まで川にいる個体もいる。
野生でも滝を登ったり、数センチ冠水した程度の草地や道路を突っ切って遡上する強者どもだからね
流石の生命力
サケは涙かため息か
エクストリーム放流。
I am fishじゃん