この画像を大きなサイズで見る私たちのほとんどは、最大の脅威に対応するのに十分ではないことを知っている。もっとも基本的な生存本能に反する愚か極まりない行動が世界中で起きているのを目の当たりにしているのだから。
どうしてそんなことをするのか? 誰もが疑問に思うだろう。
人間の脳は何百万年もかけて進化してきた。心理学者たちは、人間は差し迫った脅威に対応するのがもっとも得意な生き物だと自慢する。
だが実は、それが遥かに重大な事態であっても、ゆっくりとじわじわ迫る脅威に対処するのは苦手なのだ。
ここでは人類が最大の脅威に対応できない10の脅威を掘り下げて見ていこう。
我々が現実の脅威に対応できない10の理由
「人類は昔から、自分たちの社会が直面している、じわじわと炙られるように迫りくる脅威を理解することができないことがわかっている」と、ライターのブライアン・マーチャント氏はVice誌に書いている。
また、作家のジャレド・ダイヤモンド氏は、著書『文明崩壊』の中で「過去の文明の指導者たちが、いかに明らかな危険に対処してこなかったかが年代記には記されている。そうした危険を無視したり、軽視するほうが楽だったからだ」と言っている。
結局のところ、人間の脳には多くの問題があるのだ。脳は私たちの良き理性に逆らう矛盾した衝動でいっぱいなのだ。
この画像を大きなサイズで見る1. 人は目に見えない脅威を真剣に受け止めない
今現在、私たちに迫りくる最大の脅威は目に見えない。実際にそれらを見ることはできないのだ。
ハーバード大学の心理学者ダニエル・ギルバート氏は説明する。
人間は目の前にある、見ること聞くことのできる脅威には対応できるよう進化してきた。しかし、私たちの感覚を刺激しないステルス脅威に対処するのは苦手だ。
「あらゆる哺乳類と同じように、人間も明確で今そこにある危機に対処するのは得意なのです」
確かに人類は氷河期によく適応して生き延びた。大きな脳のおかげで、私たちの祖先が生きていた環境をうまいこと切り抜けることができた。
だが残念なことに、私たちはなにをしたのだろう?
脳がまだ完全に適応できていない、まったく新しい環境を作り出したのだ。言い換えれば、私たちの行動は、ほとんど認識することのできない長く続く脅威を新たに産み出したということだ。
こうした脅威は空気中のウイルスや、地球を熱し、食料源を破壊してしまう大気中の分子のようにとても小さく目に見えないものだ。
ギルバート氏によると、人間は音もなく迫り、はっきりと感知できない脅威にうまく対応することができない。
私たちは危険を察知するのに自分の感情に頼っている。テロや中絶に多くの人がヒステリックになるのはそのためだ。
こうした脅威は感情に訴えかけ、正義を振りかざした道徳的な怒りを煽る。ウイルスや気候変動などの脅威も、私たちの感情を刺激するはずなのに、そうはならない。
気候変動ははっきり目に見えないし、聞こえないからだ。
ウイルスには顔がないため、道徳的な怒りの対象にならないのだ。
この画像を大きなサイズで見る2. 誰もが自分にはそんなことは起こらないと思っている
心理学者は、何十年も非現実的な楽観主義バイアスについて研究してきた。
ニール・ワインスタイン氏は、1980年代に「Personality and Social Psychology」誌にこのことについて書いたひとりだ。
「人は、将来について根拠のない楽観主義に陥る傾向がある」という。
人は良いことが起こる確率を過大評価し、悪いことが起こる確率は過小評価するものだ。
誰かに勝算についての証拠を示すと、たいていはその確率を上回ると予測する。ほかの人はそうかもしれないけれど、自分の場合は当てはまらないと言うのだ。この考えは、行動にも影響を与える。
だから無謀な行動に出る可能性がある。
ワインスタイン氏らは、数百件の研究を調査し、『根拠のない非現実的な楽観主義の概要』を発表した。
例えば、楽観主義の人の56%が自分が心臓発作を起こす確率を普通の人よりも過小評価している。また、自然災害を体験したり生き残る確率についても、楽観主義の傾向がある。
奇妙なのはここからだ。
数多くの研究から、状況をより冷静に制御できるとされる人の方が、根拠のない楽観主義に陥ることがわかっている。
たとえ、予防策をなにも講じていなくても、最悪の事態は避けられると信じているのだ。そういう人ははっきりした根拠がなにもないのに、相対的なリスク判断を個人的なリスク判断に置き換えてしまっているのだという。
行動を変えることによって悪い事態が避けられるのなら、なにをしようと避けることができると、皮肉にも信じる傾向が強くなる。誤ったなんとかなる感が植えつけられてしまうのだ。
こうした特性は、脅威に取り組むという点ではあまり役に立たない。
誰もが、自分にはそんな悪いことは起こらないと考えるようになると、予防策を無視して怠り、全員のリスクが高まる。必要以上のリスクを負い、物事がうまくいかなくなると怒りを爆発させる。
どうして、根拠のない楽観主義に陥るのだろうか? 調査によるとそれは単純なことなのだそうだ。人は自分自身に満足したいのだ。自分は特別だと感じたいからなのだ。
この画像を大きなサイズで見る3.人は脅威を無視すると気分が上がる
脅威をはねのけるのは気分がいいものだ。
多くの人にとって、それはドーパミンの増加をもたらしてくれる。たとえそれが一瞬のことであっても、力と制御の感覚をもたらしてくれる。
ジャック・W・ブレーム氏は、1966年の著書『A Theory of Psychological Reactance』の中で、リアクタンスの概念を紹介している。
人は自由と自主性を脅かすと認識したものに抵抗する自然な傾向があるのだという。
たとえそれが自分自身のためであっても、人はなにをすべきかを他者から指示されることを嫌う。自分の健康を守ることよりも、自由を失うことのほうを心配するのだ。
私たちは日々そんなことを目の当たりにしている。
心理学者たちは、60年近くリアクタンスについて研究し多くを学んできた。脅威について警告しようとすればするほど、人はますます抵抗するようになることがわかっている。
そこには暴力が絡むことも多い。
リアクタンスは、私たちのような個人主義社会ではとくに難しい問題になり、正すのは難しい。
研究によると、個人主義者は自分が自由の侵害だと考えることを知り合いが肯定するような主張を始めると、より脅威を感じるのだという。
また、人は代理リアクタンスを示すこともある。基本的に彼らはより大きな利益を犠牲にして、誰かの自由を守りたいという衝動を感じるのだ。
ここでも皮肉がある。
リアクタンスの研究では、脅威が絶対的に避けられなものだとわかると、人はやっと脅威を真剣に受け止めるようになることが観察されている。
そのとき、人はパニックに陥り、利己的な利益のために行動し、まわりの人たち、家族でさえも無視する。トイレットペーペーを買いだめしたり、ベットボトルの水を巡って争ったりといった不合理なことをする。
そのときには、もう手遅れだ。常軌を逸しているのだ。
この画像を大きなサイズで見る4. 人は警告する者をたたく
人は自分に都合の悪いニュースをもたらす者を罰する傾向がある。悪いニュースを聞く耳をもたず、知らせた者を悪者にして忌み嫌う。
苦言を呈する者に好ましくない者というレッテルを貼る。
こうした傾向を、心理学者は自発的特性転移と呼んでいる。
ジョン・スコウロンスキー氏とドナル・カールストン氏によれば、自発的特性転移とは、伝達者が第三者の特性を説明する際、話している本人までもがその特質をそなえていると認識されるときに起こるという。
人は警告を信じるのではなく、その悪い特性を警告しようとしている伝達者に転嫁する傾向があるのだ。
その後行われた多くの実験でも、この傾向が確認された。あなたが誰かに脅威を警告しようとすると、その人はその脅威を真剣に受け取らず、あなた自身が脅威であるかのようにふるまうのだ。
リーダーたちが、ギリシア神話に登場するイーリオスの王女で、予言の力を授かったカッサンドラの言葉に耳を傾けなかったのはそのためだ。一般の人も同じなのだ。
この画像を大きなサイズで見る5. 人は自分の直観を信じすぎる
ノーベル賞を受賞した経済学者ダニエル・カーネマンは、ベストセラーになった『ファスト&スロー』など、意思決定に関する書籍や論文をいくつも出しているが、その中で衝動的、直観的ということ関する推論を主張している。
直観だけで考えると問題が生じる。
直観的な思考は、人を注意と安全に導くときにはうまく働く場合がある。だが、あまりに過信し、極度に楽観的な決断をしようとするとうまくいかない。
「人は自分の判断力を過信するものです。立てた計画が必ずその通りになると、絶対的に信じているのです」カーネマンはインタビューで語っている。
西洋社会は、直観と即決を美化してきた。それが、企業を倒産に導き、国を戦争へと突入させるという、悲惨な結果をもたらしてきた。なぜ、そんなことを続けるのかと疑問に思うかもしれない。
ここに、生き残りバイアスと呼ばれる間違いが関係している。
過去20年にわたり、企業メディアや経済雑誌は、衝動や思いつきで自分の帝国を築き上げた億万長者やインフルエンサーの成功を検証する記事をこれでもかと際限なく垂れ流してきた。
彼らは自分の直感で考えることはいいことなのだという幻想をつくりあげ、失敗しても見ないふりをして、成功に向かうためのほかの知的作業をすべて無視する。
そして、めでたく直感に基づいた社会ができあがったというわけだ。これが失敗のもとだ。
この画像を大きなサイズで見る6. 人は集団的トラウマを忘れたがる
社会は、災害や緊急事態から重要な教訓を思い出し、そこから学ぼうとするものだと思いたいところだが、残念ながら、いつもそうなるとは限らない。
社会は、ついこの間の過去をあえて忘れることがよくある。社会心理学者は、これを集団健忘症と呼んでいる。
クレイグ・ステーヴン氏は、集団健忘症を「可能性の高い新たな壊滅的脅威を認識し、数年の間はそれに対応し、前に進むための社会の傾向」だと説明している。
つまり、脅威に対処せず、効果的な計画や戦略をたてることなく、次に備えることもないということだ。
人々は脅威について話をするのに飽き飽きしているのだ。
さらに悪いことに、社会を引っ張るエリートたちが、プロパガンダを通じてこの集団的健忘症を助長することがよくある。それが彼らにとって役に立つからだ。
アレッサンドラ・タネシーニ氏は「地域社会は、できれば忘れたいほど辛い過去の記憶を呼び起こす物を破壊することによって、歴史のトラウマ的出来事に対処することがよくある」と書いている。
支配的なエリートたちが、そうした記憶を捨て去るよう人々に奨め、彼らが犯した間違いを忘れさせ、反対意見を封じ込める。
記憶を無視する行為は、自己欺瞞のひとつの形態、あるいはうぬぼれの希望的観測として機能する。
こうした作為は、進行中の脅威からわが身を守るために誰もが必要とするまさにツールとなることもある。
脅威を安全や安心につなげることを学ぶよりも、ただひたすら恐怖と結びつける。人の上に立つ者がそういうやり方をするのだ。
この画像を大きなサイズで見る7. 人はほとんどのことに順応してしまう
1990年代、ダニエル・ポーリー氏が、「シフトベースライン症候群」という用語を紹介した。科学者や地域社会が、長期にわたる劇的な変化に気づかない仕組みを説明するためだ。
新しい世代は、これまでなにが〝普通〟だったかを考えることなく、今置かれている状況を〝普通〟のこととして受け止める。基本的に、私たちはもっといいものを知らなければ、ひどいことでも受け入れてしまう。
心理学者は、こうした現象に別の名前をつけている。それは〝慣れ〟だ。
〝普通〟とされるものに対する私たちの基準や態度は、いつもの状況に慣れるにつれて、急速に変化することがある。
なにかに多く接触するほど、それに対する反応は少なくなる。疑似体験療法が、恐怖症の克服に役立つのはこのためだ。
何度も体験すれば、たいていのことには慣れてしまうのだ。それが私たちにとって不利になることもある。
脅威に慣れっこになってしまったら、大丈夫だと思い込んで、本来するべき対応をしなくなってしまう。自分を守ることをやめ、なんの対策もせずに、ただ脅威を受け入れるだけということになる。
この画像を大きなサイズで見る8. 人は自分の日常を守ろうとする。例えそれがひどいものでも
ひどい日常だが、いったんそれに慣れてしまうと、人はそれを好むようになる。却って変わることが怖くなる。
エール大学のふたりの社会心理学者が、なぜ、人はそこまでひどい日常を守ろうとするのか、ということを説明している。たとえそれが効果がなくても、自分が傷つくことになっても、そうしてしまうのだという。
これは、システム正当化理論という。
ジョン・ジョスト氏とマーザリン・バナジ氏によると、私たちは変化に抗うようになっているのだという。
今の状況がどれほどひどいものであっても、たいていの人にとって、それを変えるより、受け入れるよう自分自身やまわりに言い聞かせるほうが簡単だと言うのだ。
みんな、現状を守るのに必死の手段に訴える。それは社会の調和を保ち、自尊心を高めるためだ。
私たちのほとんどは、支配的な社会政治的規範を永続させるのに、さまざまな役割を担っているため、誰もがお互いにそれを正当化したいという気持ちが多少なりともあるのだ。
そうすることで気分が良くなる。
この考えは、たくさんの研究に影響を与えた。ジョスト氏は2020年にハーバード大学出版から、このことに関する著作を出版した。
また、「カンターの法則」というのもある。
本質的に、すべてのことは途中で失敗するように見えるのだ。それは人が野心的な目標を諦め、機能不全に陥った古い規範に戻る可能性がもっとも高いときだ。
以前のもののほうがより効果的だし、簡単だったという幻想に陥り、間違った道に進むことが多い。ちゃんと見えていないだけなのだ。
この画像を大きなサイズで見る9. たいていの人は周囲に溶け込みたい
社会に受け入れられたいという私たちの欲望が、生存本能を踏みにじり、脅威への正常な反応をダメにしてしまうことが多々ある。
社会心理学者のソロモン・アッシュ氏は、いくつかの研究を行い、不穏なものを発見した。人は正しい道を行くより、社会に溶け込んで浮かない道を選ぶのだという。
適合性実験に参加した被験者の75%近くが、視力検査で間違っているとわかっているのにそれを進んで答えていた。
それは、目立ちたくないからという理由だけだった。ほぼ40%がこの状況に当てはまり、あくまでも抵抗したのは24%だけだったという。
緊急時でも、人は自分がなにかをする前に、社会的な確認を求める傾向があるという。
アマンダ・リプリー氏は、こうした不具合について「死に直面した大多数の人たちは、驚くような行動をとる。ほとんどが信じられないくらい従順になり、たいていは集団になって、悪夢の中を夢遊病のようにゆっくりと移動する」と書いている。
つまりパニックにはなっていないということだ。
だが、これは家畜と一緒だ。
ジョン・リーチ氏は、これは「生きるつもりのない行為」だと表現している。ほとんどの人は、緊急事態に陥るとなんの反応せずに固まってしまう。
行動を起こす前に対処しなければならない貴重な時間を、どうでもいいくだらない話をしたり、情報集めに費やしてしまう。心理学者は、こうした態度を「先延ばし行為」と位置づけている。
カール・ロス氏は、正常性バイアスがいかにパンデミックへの私たちの対応を妨げているかについて説明している。
私たちは他者が自分のことを異常だとみなしているという認識に敏感だ。社会的関係性において、自分のことを人騒がせな人、過剰反応する人、愚か者と見られたがる人はほとんどいない。
もし、脅威について自分が言うことが間違っていたら、将来的に信用されくなるからだ。
社会的に恥をかかされることは、正常性バイアスを強化する。過剰に(脅威に)反応するのはみっともないということになるのだ
この画像を大きなサイズで見る10. 一部のエリートはパニックに陥る
一部の富裕層は、少なくとも直観レベルではこうした不具合をすべて理解しているようだ。そして個人的な利益のためにそれを利用することもある。
ここ数年、企業メディアの一部は、信頼できる正確な情報を公表しないどころか、脅威を軽視し、無視することもある。
エリートは自分の財産を守り、自分のために最大限の資源を確保することに執着している場合が多い。
彼らは一般の人たちが大きな行動を起こすことを望んでいない。それは自分たちの利益が脅かされるからだ。
社会学者のキャサリーン・ティアニー氏は、キャロン・チェス氏、リー・クラーク氏と共に、こうした状況を「エリートパニック」と呼んでいる。
レベッカ・ソルニット氏は、著作の中でエリートパニックについて、政治に対する非常に父親的な温情主義指向なのだと言っている。
それは子どもの扱い方なのかもしれない。不幸なことに、歴史が示しているように、私たちの制度はエリートパニック的なアプローチをとっていて、それがすべてを悪化させている。
一部エリートは人間の本質は金銭ずく、利己的で本質的に怪物のようなものだと信じる傾向にある。
彼らは自分たちの力だけが人間性を支えていて、それがなんらかの形で後退したら、激しい暴力が表面に現れてくると考えている
パニックに陥ると、エリートたちは政府当局やメディアに、重要な情報を隠したり、流すのを遅らせたり、軽視したりするよう説得する。真実を知ったら、大衆が暴徒化すると勘違いしているのだ。
こうした恐怖を災害伝承という。
リー・クラーク氏は説明する。
災害伝承は政治的に中立なものではなく、むしろエリートの利益になるよう組織的に作用している。つまり、状況の真実を認めることは、現在主流になっているものとはまったく異なる政策処方につながりかねないからだ
そうした政策のほうがより優れていて、シンプルだが、たいてい利益はそれほど高くない。
ジェームズ・B・メイグズ氏によると、エリートパニックは、大地震からパンデミックまで、緊急事態への私たちの対応力をたびたび弱体化させてきたという。
あらゆる人の既存の認知バイアスを強め、良識ある予防策を無視したり拒否したりするほうへもっていこうとするというのだ。
コラムニストや投稿者が警告の訂正や事実確認に奔走するたびに、脅威に対する用心を〝恐怖〟を煽ると批判し、何事も平常通りであるかのように主張する、エリートのパニックぶりがよくわかる。
この画像を大きなサイズで見る我々はもっとうまく対処できるのか?
理屈の上では、人は協力してパンデミックや地球温暖化のような脅威に対処することができるはずだ。
だが、私たちは進化の課程で、自分たちに不利になる多くの荷物も抱えることになった。一部の層は、こうした弱点を利用して私たちを分断させて続けている。
これが私たちの足枷になっているのだ。あなたがどこにいるかに関係なく、これがあなたの最大の疑問の答えになる。
みんなはいったいどうしてしまったのか。今ならもうわかるだろう。
References:10 Reasons Why Societies Fail to Respond to Their Greatest Threats / written by konohazuku / edited by / parumo














日本の財政破綻
日本政府は毎年のように予算規模を拡大し、財源不足を賄うために大量の国債を発行している。政府債務の国内総生産(GDP)に対する比率は200%を大きく上回り、主要7カ国の中で突出している。日本の財政は早晩行き詰まると警告する論者は多いが、政府はいっこうに財政再建に取り組もうとしない
>>1
うがった見方かもしれないけど、いつだれがとはわかりませんが、ある時の為政者がハイパーまで行かないかなりなインフレを起こすかも~とか思ってます。インフレが起きれば借金は棒引きも同然ですからね。ただ国際的な方面に問題がでるのとインフレは基本的にコントロールできないというかコントロールするのはとても難しいので、日本ではちまちまとアレコレやってる感じですね。米国や欧州などのインフレをガンバってコントロールしようとしていますからうまく誘導できるといいなと。多分緩いインフレが最も多くの人を幸せにできるのだと思われますが、緩いの加減や加減によってどの辺の経済的層の人に利益を与えるかってのも難しいのでしょうね。私は経済学はしろうとだから読んだ本の中の経験でしかわかんないんですけど・・・
今回の記事は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と鉄血宰相ビスマルクの言葉を思い出しましたことよ。ってことで愚者に属する私は少しでも賢者に近づきたくこういう記事は大歓迎です
根拠のない楽観主義だとか警告的な人を非難し無視するとか言ってるけども
根拠もなく不安を煽り立てるやつや脅迫的に破滅を主張して自分の意のままに誘導しようという連中があまりにも多いから信用されてないんだよ。
実際の確率?
医者や生命保険の営業の言うことが本当に正しい?
それで金儲けしてる連中の言葉は常にバイアスがかかっているのが当然だろう。
マスゴミの啓蒙報道しかり。
身近な人の発言ですらそいつのネガティブな要素考えればまともに評価なんかできない。
結局は自分の判断で動くしかないんだよ。
予め脅威を除去すると自分が脅威だと見做されるので
被害者が出るのを待つしかないのだ
人間は自分が死ぬと解っているうえに、問題を先送りにするのが得意。
自分が厄介な生物だと知っているが、どうしようかね。
その逆をいけば…というほど単純ではないだろうが、自分の知っている限り問題解決能力が高い人はこれら「対応できない理由」の逆を行っている傾向があるね
本人は負担が大きいだろうけど
でも、「忘れて楽しむ」というスキルが無く
常にこれらの懸念を考えて生きているような人は、
それはそれで、そのうち精神を病みそう…。
高知能でいろんなリスクを幅広く見通せる人ほど、
抑鬱ぎみだったり厭世的になりやすい傾向があるっていうし。
非常に示唆に富んだ文章です。皆にばらまきたいくらいです。引き続きこのような文章の紹介をお願い致します。
「茹でガエル」ですね…
あなたは日本の資産がいくらあるか知らないのですか?。
国の借金から、国の資産を引いた額で論じなさい。
>>11
1. 人は目に見えない脅威を真剣に受け止めない
2. 誰もが自分にはそんなことは起こらないと思っている
3.人は脅威を無視すると気分が上がる
4. 人は警告する者をたたく
あんたのことだな
>>24
4はあなたもじゃないですか?
実際日本は債務国ではなく債権国なので、国の借金というのは実のところ借金ではなく国債ですよね。国民から借りている、つまり国内での経済活動です。
他国から借りているお金が現実の借金と呼ぶべきです。
事実を指摘しても警告や驚異を無視している!と叫ぶのは他者排斥ですよ。異論があるならそこをきちんと話すべきでは。
>>32
投資家に利子付けて返すんだから借金じゃね?
それと、外国人も保有してるから国内での経済活動とは言えない。
毎年のように各地で地震被害を出しているのに「今後30年以内に必ず起こる」という東海地震に具体的な準備をしているかというと……。記事にもあるように「何とかなるだろ」精神で構えができていないよな。
>>12
能登半島地震はずっと以前から地震専門家が数千年に一度の規模の大きな地震が発生する可能性がとても高いと警鐘を鳴らし、気象庁も同様な発表をしていました。
それにも関わらず特に対策する事もなく「そんな事起こるわけない」「自分だけは大丈夫」の考えが被害の拡大を招いたとも言えそうです
>>19
能登は「それよりもっと頻度の高いトラブル(最近の気候変動による豪雨からくる水害とか、高齢者の生活を守るためのバリアフリーとか)」の解決のための予算も足りないレベルだったからね
「数年に一度の災害」や「毎日のトラブル」への備えも不十分な経済状況の地域じゃ、「数千年に一度」の備えに手は回らんよ
まずは日本全体の景気を良くして、「あんなお荷物不採算地域は切り捨てろ!復興資金のために俺たちからとる税金増やすな!」なんて誰にも言わせないレベルにしなきゃ(個人的にはあのムーブメントで「同じ国民を切り捨てちゃうんだ、仲間とすら思ってないんだ」って日本人にがっかりしたよ)
戦争始めようする政治指導者、そしてそれに賛同して両手で拍手を贈る政治家
これだけでも防げてないよね
全くその通りなんだけど
これを根拠としてプロバガンダに悪用することも可能だから
一方だけの言説だけを鵜呑みにせず
相異なる双方の主張を聞いたうえで
他人の意見に惑わされず
自身の頭で判断することが重要です
>>14
戦争プロパガンダ10の法則というものがあります。
戦争史を語る上で「戦争プロパガンダに於ける10の法則」があり、それが戦争の度に情報戦として巧妙に使われているということを歴史家アンヌ・モレリが研究しまとめたものです。
10の法則とは以下の通りである。
[01] 我々は戦争をしたくない。
[02] しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ。
[03] 敵の指導者は悪魔のような人間だ。
[04] 我々は領土や覇権のためではなく、偉大な使命のために戦う。
[05] 我々も誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。
[06] 敵は卑劣な戦略や兵器を用いている。
[07] 我々の受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大。
[08] 芸術家や知識人もこの戦いを支持している。
[09] 我々の大義は神聖なものである。
[10] この戦いに疑問を投げかける者は裏切り者である。
過去に起きた戦争、現在起きている戦争で飛び交った報道は全て真実だったでしょうか?
後の検証で捏造されていた事が判明した戦争、事件も数多くありました。
また、この戦争プロバガンダ10の法則は戦争に限ったものではなく、政治・経済に至るまで幅広く世の中の様々な情報を読み解くうえでとても役に立つものです。
それとこの戦争プロバガンダ10の法則は>>14と同様に表裏一体であり、これを根拠に悪用する事もできるという点に留意も必要です。
無理にでも楽観的じゃないと辛いぜ
パニック映画でよく見るやつだ
個人的には3が興味深かった
3番は最近身に覚えがあるよ。お口臭いって教えてくれた姪っ子にありがとうも言わずに「でも姪っ子ちゃんも口臭いよ~」って返しちゃったのだ
いや事実ではあったんだけど、普通に言い返しちゃった自分に軽くショックを受けたよね
>>21
こっそり訂正させて4番だったよ
正直桜島とか、キラウェイの火山並に頻繁に噴火する所なら
もう少し危機感が沸くと思うんですよね……。(逆に馴れそう)
今まで自分のプレゼン力の無さが原因だと思っていたけど違うんだね(´・ω・`)
何だか庶民の所為っぽく語られてるけど此処に上げられた多くが決定権を持つ人等にこそ当て嵌まるんだよな
庶民がチマチマ何かしたってその辺の人の行動であっという間に吹っ飛ぶ
地下資源の権利持ってるレベルの人達が自らの利益を捨ててでも軌道修正しようとしないと何も変わらないんだわ
我の脅威は禿なる頭皮のみ!
おねがい・・・、誰か・・・助けて!!!
常に危機感もって余裕のないストレスフルな人生よりストレスフリーで楽観的に生きられるよう進化した結果なのでは
>>29
逆だよ
ストレスフルだし生きられもしないような生き方考え方に突進しちゃうから問題なわけで
100年日記を見ていつか訪れる死の日付に発狂する人は優れてるってこと?
実際のところ、1に書いてあるとおり「我々は確かに氷河期を乗り越えた」っていうのが回答なんじゃない?
つまり人類は驚異を乗り越えた。乗り越えられる。
最後の一文「みんなはいったいどうしてしまったのか。今ならもうわかるだろう。」がなんか切ない
日本の少子化問題も最たるものだと思う。
何十年も前から分かっているのに、有効な対策を何1つ立てられていない。
はぁ…世界中にうつ病が多い理由がここに詰めこまれてるよ
どれも群れを作って生きる動物としては生存競争的に有利な性質だな。
普通の動物の範囲を超えて知恵と力を身に着けた結果、「現実にある最大の脅威」を自ら作り出せるようになったり予想できるようになったというわけだ。動物である限りこれらの性質は保持される。これを何とかしたいなら動物であること、ひいては人間であることをやめて超人になるしかないね。