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お父さんがくれた誕生日プレゼントは泥水の入ったボトル。そこには大切な意味が込められていた

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(著) (編集)

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 世界中どこでも誕生日というのは特別なものだ。自分の生まれた日を祝ってくれる人がいたら、それだけでうれしいものだ。

 ある女性は誕生日に父親から「泥水の入ったボトル」という、ちょっぴり変わったプレゼントをもらったことをX(旧ツイッター)に投稿した。

 なぜそんなものを?と思うかもしれないが、そこには、父が娘に伝えたかった大切な人生の教訓が込められていたようだ。

誕生日に父から汚れた水が入ったボトルをもらった女性

 アメリカ・サンフランシスコに住むパトリシア・ムーさんは、10月2日に自身のXアカウントで誕生日に父親からもらった特別なプレゼントについてシェアした。

 ムーさんのお父さんは過去に救急箱、催涙スプレー、百科事典、キーホルダー、娘に捧げた自身の著書などを、誕生日にプレゼントしてくれたそうだ。

 それらはどれもムーさんにとってお父さんからの素敵な贈り物だが、今年はさらに特別なプレゼントをもらった。

 それは「泥水の入ったボトル」だった。

お金では買えない貴重な人生の教訓が込められていた

 ムーさんは、父からプレゼントについてこのように伝えられたとXで共有した。

父は、このプレゼントは「お金では買えない貴重な人生の教訓だよ」と言いました。

振ると全体が茶色に染まる泥水が入ったボトルは、私たちが慌てふためいている時の人生を象徴しています。私たちが打ちのめされているとすべてが暗く、絶望的に見えるかもしれません。

でも、ボトルをしばらく置いておくと泥が沈み水は透明になります。冷静になって心を落ち着かせてみると、その泥はボトルのほんの一部にすぎないことがわかります。

物事を客観視して冷静に考えれば、人生において良いことのほうが悪いことを上回るということを覚えておくことが重要です。

 泥水の入った汚いボトルには、人生の困難に直面した時に救いとなるであろう父親の尊いアドバイスが込められていたのだ。

 それを知ったムーさんは深く感動したという。

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pixabay

教訓を共有し合う父と娘

 その週末の後半、ムーさんはボトルを海に持って行き再び水を注ぎ戻し、その過程でお父さんとこの格言を共有したそうだ。

あなたは大海の一滴ではなく一滴の中の海なのだ

 これは、「あなたはその一雫に海そのものを内包する存在なのだ」という13世紀のイランの神秘主義詩人かつ哲学者ジャラール・ウッディーン・ルーミーの言葉だ。

 Xへの投稿でムーさんは「事実上、私は父の常套句をひとつ上回りましたが、言いたいことは私は明らかにこの男性の子供であるということです」と締めくくっている。

 時に、最もシンプルな贈り物が最も深い意味を持つことがある。

 万が一人生で岐路に立たされたとき、この記念のプレゼントを見てムーさんはお父さんからの教えを思い出すことだろう。

 お金では決して買うことのできない人生の教訓を教えてくれて、大切なことに気付かせてくれる人がそばにいるというのは、とても幸せなことかもしれない。

追記:(2023/10/08)本文を一部訂正して再送します。

References:Father Gifts A Bottle Of Dirty Water To Daughter As Birthday Gift, But There’s A Catch / written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 44件

コメントを書く

  1. ことわざをモノでくれた感じか。
    先日ウサギ肉を2羽分もらったんだよね…。

    • +1
  2. その意味は「二兎追う者は一兎も得ず」なんでしょうか?

    • +5
  3. 泥だけにわざとマドロッこしいやり方でプレゼントしたんだね

    • +15
  4. 真顔で「お金では買えない貴重な人生の教訓だよ」と言う父親と、それを素直に聞く娘

    もうこんな純真な親子は日本にはいないのだろうなあ

    プレゼントに泥水よこしやがってとか文句言いそう

    • +6
    1. >>8
      自分も、ちょっと自己陶酔入ってそうなこのお父さんより
      それに素直に感動して感謝できる娘さんがすごいと思った

      • +14
    2. >>8
      そもそも日本に誕生日プレゼントって昔はなかったよね?
      中高年の人なら親からもらったことない人も多いのでは
      うちは良い親だったけど誕生日プレゼントは拒否された

      • +1
      1. >>41
        アラフィフの僕は周辺含めて誕生日プレゼントは普通でしたよ。そもそも漫画やアニメでも描写がありましたし。

        • +3
  5. 貰った時はがっかりするけど後で効いてきそうなプレゼントだね

    • +3
  6. 「人生で大切な事」を教えるのにわざわざ誕生日を選ばなくてもいいと思う。

    • +6
    1. >>14
      そうかなぁ~
      誕生日、だからこそのモノだと思ったけど。

      • 評価
  7. でも普通の子供はガッカリするだろうな

    • +28
  8. オシャレじゃないし不器用だけどお父さんらしい数々の贈り物から、娘さんのことを本当に大切にしているのが伝わってきた。今回のプレゼントをさらに共通する家族仲の良さも素敵。

    • +10
  9. 動揺するとなにもかもアウトに思えてしまう自分にはすごく救われる話だった
    小さい頃、小さな失敗を馬鹿にし私自身を笑い、怒ったら逆ギレして暴力を振るってきたのは父親だった
    うちの父は動揺がすべてを台無しにすると植えつけてくれた
    その無力感をパトリシアさんのお父さんに消してもらった

    パトリシアさん、シェアしてくれてありがとう
    Scarletさん、記事にしてくれてありがとう

    • +20
  10. モノより思い出っていうから

    記事読む限りこの人はこういう家庭で育っているのでこれが当たり前でしかもちゃんと父親の想いをくんで大切にしてるんだよね
    そういうやりとりを楽しんでさえいる
    それぞれの流されない価値観を理解して尊重してるんだろな
    すごく良い親子関係だと思う

    一瞬それ誕生日じゃなくてもとか思ったけどもちょっと考えると他の人がいうようにジワジワくる贈り物だよなあって
    長年生きてきた中で実感した大事なことを誕生日に贈ることでより記憶に残るだろうし
    子どもの将来のためにと一生懸命考えた末の贈り物ならそれでいいんじゃないかな
    もちろんお金かけたものでも心がこもってればとても素敵だと思うよ

    愛情という意味では、ほら高い金かけたんだぞこれでいいだろ?的にただヒョイって贈られるプレゼントよりはずっとマシ

    • +15
  11. 記事では綺麗に書かれてるけど、どうしようもない父親に育てられた残念に育ってしまった娘な気がしてならない

    • +8
    1. >>20
      ちょっと変わった親に育てられたちょっと変わった子というのはどこにでもいるもんだけど、周りの環境次第で天才にも変人にも扱われるから、周りである読者はいい子だなって目で見てあげようよ

      • 評価
    2. >>20
      どうしようもない父親に育てられた残念に育ってしまった娘

      そうかなぁ~~全然そうは感じないけどなぁ。

      • +5
  12. これを理解し、ましてや感動するような子供なら
    普通の子やないやろ

    少なくとも、世の親ですら自分の子にそこまで期待しない

    • -3
  13. なるほど、一寸先は闇というけど
    その闇の存在とは、元を知ればほんのちょびっとの事
    それを、雑に扱えば遭難しかねない程危険な存在になるってことか

    • +2
  14. 受け取る側次第では
    「きっと珍しい飲み物なんだろうなあ(ゴクゴク)」
    「泥水だこれ!」
    となってた可能性も

    • +8
  15. 自分だったら「なるほどね〜!」って言いながら中身を庭に捨てるかもしれない。

    • +9
  16. Oヘンリーや星新一なら奇抜なひねりを加えたうえにあっと驚くオチをつけてくれただろうけれども、現実なんて、まぁ、こんなもんだよな

    • -1
  17. 娘さんは小さい頃から慣れっこなんだろうな

    • +12
  18. めんどくさそうな親父だな
    物事をいちいちなんかに例えてきそう

    • +9
  19. 以前の記事で、中学生くらいの男の子に幼児向けのようなぬいぐるみを誕生日プレゼントして、それでも男の子は喜んで親に感謝の気持ちを伝えていたんだけど、実はそのぬいぐるみは犬のおもちゃで、本当のプレゼントは子犬だったっていう心温まる話があった

    その別バージョンの話かと思ったら、全然ちがった

    娘さんが無理してないかちょっと心配

    • +6
  20. 親だからこその物品ではない贈り物でいい親子だと思ったんだけど、微妙に思う人も多いんだな
    人を選ぶプレゼントであるのは確か

    • +4
    1. >>32
      私もそう思う。
      コメ欄読んでそう思わない人がけっこういて残念。

      • +2
  21. 「これとは別の」プレゼントがあればが文句のつけれないほどいい話だけど・・・

    • +10
  22. お父さんがどろんこ甲子園に出場したときの記念かと思った

    • 評価
  23. >人生において良いことのほうが悪いことを上回る
    その人の行動によって良くも悪くもなると思うが

    • +4
  24. お父さん、言ったってピンとこない話を、なんとなくでも実感できるように考えたのかな。若い時は些細なつまずきでもお先真っ暗になるもんね。なんか可愛いし、いいお父さんで娘もその気持ちを汲んだ返しをしてて睦まじくてよき。

    うち誕生日は御馳走(好物)の日なだけだったから、微妙感はないや。

    • +1
  25. 安易に物質で一時的に満たされる気持ちよりも長い人生で訪れるであろう困難への向き合い方をってことか、実に愛情深いね。素直に受け取れる心を持った娘さんに育っているしこの方針がちゃんと伝わっていて親子の信頼関係がみえるね。

    • +3
  26. 「なるほど」くらいは思うし
    その意味は大切にするかもしれないけど
    物自体は扱いに困るな
    いずれ腐るだろうし

    • +5
  27. 辛いことがあって落ち込んでいる時にはいいプレゼントかも・・・

    • -1
  28. でも純粋な水じゃないって思っちゃうからダメなんだろうな・・・

    • -1
  29. 教訓は素晴らしいと思う
    それはそれとしてプレゼントは別で欲しいと思う

    • +2
  30. 詩人だなぁ…
    ちゃんと娘さんと通じ合えてるのも素敵だ

    • +3
  31. ペットボトルの中の泥と水と一緒で、コメ欄もだいぶ分離しているな。

    • +3
  32. そもそも逆だわ…人生佳境に入り始めたけど悪い事の方が上回ってるし、屁理屈と言われるだろうけど、そもそも澄んでるのが良いのか?濁ってるのが悪いのか?それは人間の認識の主観であって現実はそんな簡単に割り切れないんだよな…って思っちゃう

    • -1

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