インド北西部の街ウダイプルで、ストリートアニマルたちの保護活動に取り組んでいる
Animal Aid。今回、意識をなくして動かない子犬がいるとの通報に、スタッフたちは現場に駆けつけたのだった…。
A head injury brought this baby to death's door. But wait! She's tiny but tough!
スタッフがそこで見たのは、地面に横たわってピクリとも動かない子犬だった。近くに寄っても、子犬が生きているかどうか確信が持てなかったスタッフたち。だが抱き上げると、子犬はかすかに身じろぎした。
子犬は頭を打っていたが、他に目立った外傷や骨折は見られなかった。手当をし、点滴をつないだ後、スタッフにできるのは子犬の生命力を信じることだけだったんだ。
2日目。子犬はかすかに目を開けた。そして3日目、奇跡が起こった。子犬は起き上がり、ご飯を食べ始めたんだ! だが子犬の頭のケガは重傷で、まだまだ予断を許さない状況が続く…。
だが子犬はタフだった。1週間後、「トゥインクル」と名付けられた子犬は見違えるように元気になり、スタッフに甘え、仲間の犬たちと遊び回るようになったよ!
あの時、スタッフが迎えに行かなかったら、トゥインクルは間違いなくあのまま命を落としていただろう。彼女を救ってくれた通報者と、Animal Aidのスタッフたちには感謝しかない。
Animal Aidのではスタッフの多くが女性たちで、そのほとんどは近隣の村から通って来ている肝っ玉母ちゃんたち。家族のために収入を得られるのはもちろんだが、動物たちへの献身的な愛情なしでは続けられない仕事だろう。
ところで以前は日本からAnimal Aidに直接寄付することはできなかったんだけど、現在では
ホームページからクレジットカードを使った寄付が可能になっている。興味のあるお友だちはぜひ訪問してみてほしい。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「
マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めた
マランダーの方にも是非訪れてみてください。
あわせて読みたい
Animal Aid〜交通事故に遭って動けなくなった子犬、運動障害を克服して元気を取り戻す
Animal Aid〜「触らないで!」悲痛な鳴き声を上げた犬、手当の末ニッコリ笑顔が可愛いわんこに
Animal Aid〜車に轢かれて動けなくなった子犬がいる!献身的な看病で、やがて元気に走り回るように
Animal Aid〜身体が氷のように冷たい!意識を失いかけている子犬を救うには、時間との戦いが必要だった
Animal Aid〜ヒョウに襲われて大ケガをした犬、村人たちとスタッフの献身で元気になる(ケガ閲覧注意)
コメント
1. 匿名処理班
動画の中盤くらいまでは見ていてすごく辛いけど、元気になったトゥインクルめっちゃカワイイ!助けてくれた人みんなありがとう!
2. 匿名処理班
寄付し過ぎても利権になるから程々に
3. 匿名処理班
こういう働き場所があるの、凄くいいね。
4.
5. 匿名処理班
レントゲン写真撮らんの❓
この団体にはまだ無いの❓