この画像を大きなサイズで見る動物の命を奪うのも人間なら、救うのもまた人間だ。そして動物たちの中には、助けてくれた恩を忘れない義理堅いタイプもいる。
北欧ノルウェーで、森を散歩中のおばあさんは、猟師に撃たれて瀕死の状態のシカの一種を発見した。
おばあさんはシカを助け出して自宅に連れ帰り治療をした。その甲斐あって、シカは元気に回復し、森の中へ帰っていった。
だが、その後何年も、おばあさんに会いに家にやってくるようになったという。
銃で撃たれたシカを助けたおばあさん
ノルウェーの穏やかな風景の中で、種の境界を超えた心温まる物語が展開されたのは、今から何年も前のことだ。
小さな町の郊外に住んでいた当時70代のエラさんは、近くの森への散歩を日課としていて、その日も自然の美しさに浸りながらゆっくりと森の中を歩いていた。
その時、銃声が轟いた。それは、割と近くで聞こえ、エラさんは猟師がシカ科の一種を狙って銃弾を放ったのだろうと察した。
この画像を大きなサイズで見るノルウェーでは、シカ科の肉は食用に好まれていて、猟師が森でシカを仕留めることは決して少なくなかったからだ。
森の奥にエラさんが歩みを進めていくと、傷を負って苦しそうに道に横たわっている若いシカを見つけた。
先ほど聞いた銃声は、やはりこのシカを狙った猟師のものだったのだ。
エラさん自身、シカの肉を好んで食べていたが、猟師に撃たれたシカが苦しんでいるのを見るのは耐えられないと思った。
もし自分が助けなければ、狩猟者はシカを見つけてその命を絶ち、肉や角として利用するだろうことをよく知っていた。
シカの角も貴重とみなされていて、多くの猟師が角を切り取って販売している。
角の形が特徴的であればあるほど、そのシカは漁師に狙われ命を落とす可能性が高いという。
この画像を大きなサイズで見るエラさんは、なんとかして目の前のシカを助けてあげたいと思った。
幸い、シカはまだ子供のようで、エラさんがなんとか両手で抱えることができた。
必死の思いで、怪我をしたオスのシカを自宅に連れて帰ると、エラさんは治療を始めた。
献身的な看護のおかげでシカは怪我から回復
エラさんは、ひとまず食べ物と水を与えたが、シカは食べようとしなかった。
そこで、消毒剤と包帯で傷を治療することにした。
普通の鎮痛剤が、動物にどのような影響を与えるかわからなかったが、とにかく試してみる価値はあると、エラさんはシカに鎮痛剤を投与した。
その後、シカを分厚い毛布で覆い、一晩生き延びてくれることを望みながら、ベランダで休ませた。
翌朝、嬉しい驚きがもたらされた。
エラさんがベランダの様子をうかがうと、シカは生き延びていた。
また、頭を持ち上げることもできるようになっていて、そばに置いておいた餌と水もなくなっていた。
シカと友情を築き始める
次の数日で、シカは徐々に力を取り戻し始めた。
エラさんは包帯を定期的に交換し、傷口を清潔に保ちながら手当てを続けた。シカはエラさんに心を開いてくれたようで、おとなしく治療を受けたという。
傷は思ったよりも深くなく、シカが感染症にならなかったのは、まさに幸運といえた。
その頃になると、次第にエラさんとシカの間には、信頼と思いやりの上に築かれた友情の絆が芽生えるようになった。
やがて、健康状態が良くなったシカは、ベランダから出て、エラさんの庭をゆっくりと歩き探索し始めた。
まだ前足の傷のせいで、少し足を引きずっていたが、順調に適応しているように見えた。
エラさんは、シカに餌を与え、水を与えて世話をし続けた。その献身的な世話とシカの生命力の強さが、彼の回復を早めたようだ。
まるで、撃たれたことなどなかったかのように、シカは再び普通に歩くことができるようになったのだ。
次の数か月間、シカはエラさんの自宅近くに留まり、日に日に元気になる姿をエラさんの近くまで見せに来た。
この画像を大きなサイズで見る何年経っても会いに来てくれるシカとの間に築かれた強い絆
夏が近づくと、シカはさらに森へと足を踏み入れるようになり、何日もエラさんの家から遠ざかった。
エラさんにとってみれば、元気に回復したシカが森へと帰ったのは喜ばしいことだった。
だが、彼はまた戻ってきたのだ。
この画像を大きなサイズで見るエラさんは、冬になると毎日訪ねに来てくれるシカを撫でたり、餌を与えたりするのを心待ちにするようになった。
シカはどれだけ年月が経っても、助けてくれた恩人を決して忘れなかった。
この画像を大きなサイズで見る立派に成長した大きな角で、シカはエラさんの家の窓をそっと叩いて、彼女に自分が来ていることを知らせるそうだ。
この画像を大きなサイズで見るシカは窓のところに来ると私を待っているの。
私が窓のカーテンを開ける前に、シカがカーテンの隙間から私がいるかどうか覗こうとしている姿が見えているのよ。
私に、「あのとき助けてくれてありがとう。おばあさんのことは忘れていないよ」って伝えに来てくれているとしたら、とてもうれしいことだわ。
それに、シカは私がパンをあげるのをいつも待っているの。
立派に成長して、美しくなって、大きな角を持っているの。冬になると、より頻繁に私のところに来てくれるのよ。
この画像を大きなサイズで見る現在81歳のエラさんは、もう何年も続けている日課となったシカとの交流の時間を、とても大切にしていて、自身の喜びの源になっていると話している。
最初に出会ったときから育まれた種を超えた「友情」という絆が、エラさんとシカとの間には永遠に築かれているのだ。
おばあさんとシカの物語は、すべての命が貴重であり、親切な行為はたとえどんなに小さなものであっても、深く永続的な影響を与える可能性があることを、教えてくれているのかもしれない。
References:Woman hears knock window to find an friend she rescued years ago/ written by Scarlet / edited by parumo
追記(223/09/18)最初はヘラシカとしましたが、シカ科の一種に変更して再送します。
















このヘラジカさんが、二度と銃弾を受けたりしませんように。
いい話だけど猟師やってる自分にとっては複雑というかなんというか…いい話なんだけどね。
でもここまで生き延びれたんだから子孫をたくさん残してほしいね。
あとヘラジカじゃないよ。
>>2
そういう矛盾が有るからこそ殺生の業とか命の尊さとかが理解できるから、それで良いんだよ。
>>2
あなただって傷ついた動物を保護することがあるかもしれない
この人だってただ助けたくて助けたんだと思う
>>2 いや普通になんかの動物に獲物横取りされたと思えばええやん
猟師見てたと正直思うわ
双眼鏡でさ。それでお婆ちゃんが必死で抱えてヨタヨタ逃げてたら追いかける?って話
知らないフリしない?俺ならするよ
お婆ちゃんに意図はわからないけどまあほっておく
獲物返せと怒鳴り込んだりも違うだろう
鹿が冬に来るのは食べ物ない時に何かくれた人を覚えてるってだけだとは思うけどそれでもお婆ちゃんが幸せそうで良かったよ
うちにも食べ物少ない時期にカラスが来まくるで~
庭の食べられるものと外用の犬おやつがその頃毎日なくなるんやww
全く懐かれてないが1M先で「今日の犬の餌の残りないのどうなってるんだ?」みたいにカラスがどなってると信頼と言えなくもないわ
あとたまに夏にはゴミくれるわ…
>>45
あとたまに夏にはゴミくれるわ…
嬉しくねえwww
× 助けてくれてありがとう
○ ただいま~
いい話や
一方で今でも狩りあるだろうし難しい話だ
これ事情を知らん人が見たらびっくりするやろな
パン頂戴
シカさんエラさん
鹿肉は美味いけど、こんな子と会ったら食えなくなるな。
北米で言うところのエルクですね。
ヨーロッパではヘラジカ(ムース)のことを
エルクと呼ぶのでややこしい。
>>10
それは逆では?
アメリカにエルクと似た奴(ワチピ)がいると名前を借りたんだから
エルク早見表
和名 北アメリカ ヨーロッパ
ヘラジカ ムース(moose) エルク(elk)
アメリカアカシカ エルク(elk) ワピチ(wapiti)
たこ焼き食べるけどタコ助けるみたいなな
銃弾が体内に残っているのに、なぜ獣医に診察させなかったのだろう?
>>16
素人が手当てして治るくらいだから掠っただけなんちゃう?
>>16
お金掛かるからちゃうの?
お婆ちゃん一人暮らしやったら余計にお金ないと思うし
日本の獣医はまだ良心的なお値段やけど外国は本当に高いよ
>>16
貫通してたかかすっただけだったんじゃないかな?
弾が体内に残ってたら普通に歩けるようにはなってなさそう。
>>16
ハンターが狩った動物では診てもらえない気がする…
売るか食べるかで撃った猟師はどこへ消えたんだろう
ただ遊びのために撃ったのだろうか…?
>>20
シカの逃亡速度が速くて見失ったか、お婆ちゃんが助けに行ったのを見て断念したんじゃないのかな……って勝手に思ってます
>>20
一発で仕留められなかった猟獣が逃げちゃうのはよくあること
ハンターだって半端に手負いにしたくはないんだよ
肉をちゃんとおいしく食べるためには苦しめないのも大事
>>37
しょせん殺す側の論理に同調する必要はない。
>>47
とりあえず俺たちが肉食うってことは
常に代理で誰かに殺してもらってるんだってこと忘れちゃあかんで
自分でやると残酷で気が引けるし、時間もかかるからやってもらってるんや。同じ側や
良いことなのかわからない。
狩猟が趣味や違法なら助けたのは良いことだけど、
食べるための狩猟だったなら助けるのはよいのかなぁ。難しい問題だ。
鶴の恩返しでも、
罠にかかった鶴をおじいさん(or若者)が助けてたな
すごーい。恩を感じてるってことなんかなぁ?
これ世界まる見えで10年以上前に見たことがある
その時は庭来た鹿にクッキーをあげたら毎日来るようになったってやってた
狩猟者側の身から考えると、どうなんだろう?
通常の狩猟なら引き金を引いた時点で獲物を捕獲する責任が発生してる訳で、半矢になってしまったのなら悔やんでいる筈だし、かなり探したと思う。
後、普通に餌やりしてるんだけど、助けてくれた恩義よりも、餌付けによる誘因がココに来る理由になってる気がする。野生動物に安易に餌を与えるのは、結果的に人と野生動物の共生とは真逆の結果となる。美談で語られるのはちょっと違う。
>>31
なんともとも言えないね
人道で見つかるならもうだいぶ逃げてきたわけだし
鹿は懐かないと言われてるが実際はかなり人に懐く
感動ポルノ的に見えてしまうのも否定はできない
撃ったのがお婆さんだったりするとまた別のジャンルだが
あのでっかいシカをどうやって運んだんだ、と思ったら子供のシカだったのか……いや日本の鹿ですら子供のころから大きいのに、北部はさらに大きいはず。ノルウェーの婆ちゃん強い。
お婆さんは撃たれた小鹿を猟師よりも先に見つけてしまったし、助けたいと思っちゃったのだから仕方ないね。その後回復するかどうかもわからなかったけど回復した。良し悪しで語る様な事でもなくて運命であり日常の何気ない一コマな気がする。代わりに別の鹿が撃たれてお持ち帰りされているかもだしねー。
シカ科っておかかみたいで美味しそうな響き。
猟師がシカ狙って銃を撃つような森を散歩するのは危ないよばあちゃん…
どのくらいの怪我だったのかは分からないけど
動物の回復力はすごいな
狩猟者側の身から考えると、どうなんだろう?
通常の狩猟なら引き金を引いた時点で獲物を捕獲する責任が発生してる訳で、半矢になってしまったのなら悔やんでいる筈だし、かなり探したと思う。
後、普通に餌やりしてるんだけど、助けてくれた恩義よりも、餌付けによる誘因がココに来る理由になってる気がする。野生動物に安易に餌を与えるのは、結果的に人と野生動物の共生とは真逆の結果となる。美談で語られるのはちょっと違う。
>>41
なんで同じ文章二回も投稿してるの?
でっけえな
おばあさん…に…見えない
>>50
自分も一番最初にそれ思った。
若々しいよね♡
小鹿って撃っていいのかな?
「こどもは撃たない」「メスは撃たない」「妊娠してたら撃たない」
「○月~○月は撃たない」「禁猟区がある」など
国や地域で違うからなんとも言えないんだが
(あと猟師のこだわりとか自分ルールもあるので)
大きくなったので漁師にとってはご馳走と言うことなんだろう。
過去記事とおばあさんの名前すら違ってるんですが、どちらが事実なんでしょうか?
https://karapaia.com/archives/52233209.html
>>56
あれ。前にも見たようなと思ったけど、記憶違いじゃなくてよかったw
色んな考え方があって良し悪しの判別は難しいけど、誰かが生かしたいと思った命が生きててよかったんじゃないかなと思う
このお話の国ではどういう状況かは分からないけども、日本においては鹿の狩猟は農作物に被害を及ぼす害獣の駆除という位置づけ。
傷つき可哀そうであっても助けるのは良くない。
寄生虫とかの問題もあるし素人が手を出すべきではないかなって。
野生動物の餌付けとあまり変わらないような