ニューヨークのブルックリンを舞台に、野良猫たちのTNR(Trap=保護する、Nerter=不妊手術をする、Return=元いた場所に戻す)活動をしている
Flatbush Catsのスタッフたち。
今回彼らは、母猫と4匹の子猫たちの保護に向かったよ。真冬のNYCを生きる野良猫たちにあたたかい手を差し伸べる、彼らの活動に迫ってみよう。
Kitten rescue: winter floofs in Brooklyn
真冬のNYCの路上でも、子猫たちは生まれてくる。最初の8週間を生き延び、ウェットフードを食べられるようになった頃を見計らって、母子の保護作戦が実行された。
子猫たちにとってニンゲンは、いわば巨大なエイリアン。彼らの信頼を勝ち取るまでには、忍耐強く接することが欠かせない。
不安げに寄り添う彼らの警戒を解くには、美味しいご飯を提供するのが一番だ。「食べること」は子猫たちにとって一番大きな欲求だから。
毎日2〜3回のご飯タイムには、彼らの傍で見守ることが大切だ。そうすることで、子猫たちのニンゲンへの恐レが消えていく。次は体を触らせてもらうこと。お腹までナデナデさせてもらえるようになったらもう大丈夫。
お腹が満たされたら、次に大事なのはたくさん遊ぶこと! 生来のハンターである猫にとって、狩りを模した行動は自己肯定感を高め、自信をつけることにもつながるんだ。
その間にお母さんは避妊手術を受け、元いた場所へと戻された。子猫たちは2匹ずつのペアになって、終の棲家を探すことになったそうだよ。ステキなおうちが見つかるといいよね。
下の動画はTNRの後に元いた場所へ放される猫たち。Flatbush Catsの活動や保護猫たちの様子は、
Instagramで随時更新されているので、ぜひ訪問してみてほしい。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「
マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めた
マランダーの方にも是非訪れてみてください。
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コメント
1. 匿名処理班
みんなお風呂でも暴れたりしないで、
本当に野良?って思うくらい大人しくて良い子達みたいね!
2. 匿名処理班
私の猫は短毛だったから短毛派だけど長毛の子猫もモシャモシャして可愛い