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トルコ大地震に巻き込まれた猫や犬を救出する救助隊員(追記更新)

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(著) (編集)

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 トルコとシリア国境近くで6日に発生したマグニチュード7.8の地震では、これまでに17000人以上の死者が確認された(2月9日現在)。

 現在も、倒壊した建物の下に多くの人が取り残されているため、現地では懸命の人命救助活動が続いている。だが取り残されているのは人間だけではない。

 人と地域動物が共存するトルコでは多くの動物たちもこの地震に巻き込まれた。捜索救助チームは、動物たちの救助にも尽力しており、がれきの下から猫や犬たちが救助される様子が伝えられている。

※新たに救出情報が入ったので追記更新します。

129時間後に瓦礫の下から救出された奇跡の猫

 新たな救出情報が伝えられたので最初に紹介したい。倒壊した建物のがれきの中で埋もれていた猫が、救出開始から129時間後に消防隊員によって救助された。

 この猫は、助けてくれた消防隊員にぴったりと引っ付き、彼のもとを離れなかったそうだ。

 この猫は「エンカズ」(トルコ語で瓦礫の意味)と名付けられ、救出した消防隊員のアリ・チャカスさんは、もし飼い主が見つからなかったら、自分が飼うと語ったそうだ。

 チャカスさんはほかにも動物たちを救助したり、部屋でエンガスと寄り添っている姿を自身のInstagramに投稿している。

地震に巻き込まれた動物たちを救うトルコの救助隊員

 トルコの災害緊急事態対策庁(AFAD)によると、トルコでは最初の地震は6日未明に発生し、その9時間後に2度目の大地震に見舞われた。

 現在もまだ多くの人が取り残されており、懸命な救助活動が行われているが、町のいたるところにいる猫や犬たちはどうなってしまったのだろう?

 人間に対する救助活動は各メディアで報道されているので、カラパイアでは動物に関する情報を集めてみた。

 トルコの捜索救助チームは24時間体制で人命救助を行いながらも、動物たちも救い出している。がれきの下に埋もれた動物たちも見捨てられることなく続々と救出されているようだ。

 2月7日、ジャーナリストのアサード・サム・ハンナさんは、がれきの下から猫を救おうとする救助隊の動画を、「できる限りの命を救う」というキャプションとともにツイートした。

 こちらは、がれきの中から救助された犬と猫だろうか。猫が犬をハグして、「お互いに助かってよかったにゃ」とでも言っているような光景には、思わず胸を打たれる。

 また、9日には「いちご」という名の猫が救助される動画がシェアされた。猫は怯えてなかなか出てこようとしないが、救助隊になんとか救出された。

 カメラと大勢の人にびっくりしたような表情をする猫を見て、小さな命を救うことができた隊員は本当にうれしそうだ。

 こちらもがれきに埋もれてしまった犬が水を与えられながら救助されている様子である。

Dog saved from Turkey earthquake rubble

トルコでは動物の命も尊いものとして扱われている

 トルコは動物にやさしい国として知られている。政府や自治体が定めた動物保護法により、地域住民と協力しながら、野良猫、野良犬を地域動物として皆で管理し、面倒を見ることで、人間と動物が共存できる街を作り上げた。

 トルコは猫にまつわる歴史や文化が深い。もともとオスマン帝国時代に船に乗ってエジプトからトルコに持ち込まれたされており、貿易で栄えたイスタンブールには現在、約12万5千匹の地域猫が住んでいると言われている。

 イスラム教の国トルコでは、イスラム教の預言者ムハンマドが大の猫好きだったこともあり、古くから各土地の人々が猫をかわいがるようになったとも伝えられている。

 トルコでは、行政、地域ぐるみで避妊・去勢手術、予防接種やタグ付け、餌やり宿泊施設の建設など、その保護に熱心だ。

 犬猫との共存生活をなるべく理想に近い状態で維持しようと努力しているトルコだけに、動物たちの命も大切に扱うようだ。

References:Cats rescued from Turkey earthquake go viral on social media/ written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 28件

コメントを書く

  1. 人も動物もみんなできるだけ無事でありますように。
    災害がおこる度募金する以外祈ることしかできないのが辛い……

    • +47
  2. トルコのほうに向かって、お祈りいたします。
    1人でも、1匹でも多くの命が助かります様に

    • +43
  3. いちごさんはたしか飼い主の学生さんが
    自分より先に助けてやってくれと救助隊に頼んだんだよね
    どっちも助かって本当によかった

    • +49
    1. >>4
      何それ泣いちゃう

      どっちも助かって本当によかったね(*T^T)

      • +4
  4. トルコは本当猫好きなら行って損はない国だから、なるべく早く復興することを願っています。

    • +24
  5. 見るのが辛い…でも、あの瓦礫の中で生き伸びることができた命があって嬉しく思う。募金と祈ることしかできないけど、少しでも多くの命が助かってほしい。

    • +28
  6. 一匹目の白くてモッフモフのやつはなんなんだ。
    地面から掘り出された財宝かとおもったわ。

    • +11
  7. 偽善でも何でもいいからトルコのために少しでも募金してよ。
    あなたの手にあるスマホですぐにできるでしよ。
    瓦礫に埋もれたトルコの幸せや無事を祈ったって何もならない。
    お願いです、少しでいいからみんな募金してください。

    • +14
    1. >>8
      肩乗り猫ちゃん可愛い。
      ボブと言う名の猫(イギリス映画)みたいだ。

      トルコ大使館に3000円は募金したけど、こんなニュース聞くとなぁ。
      もうちょっとお金やりくりして、また募金してくるよ。

      今月だったか、日本が建築指導に行くってニュースが有ったのに、先に地震が来て無念だわ…。
      今回の地震で、トルコの耐震が見直されて厳格になるといいね…。

      • +6
  8. この大災害。辛いね。
    人もことはもちろんだけど、本心をいうと(すみません…)犬猫や他のたくさんの動物たちのことの方がが心配で胸が痛い日々を送ってる。
    こうしたニュースを知ることができて、人と暮らしたり癒しをくれる動物たちが一つでも多く救われますように

    • +21
    1. >>9
      動物たちは人の都合でそこにいさせられてるって点で巻き込んでしまった罪悪感ときっと何が起こったか理解出来ていないっていう不安感も人間よりあるだろうから心配になっちゃうよな

      • +2
  9. マジで15万人越えそう・・・
    100万人都市で雪も降る状態やから被害拡大が止まらんと思う

    • +5
  10. 怖かったね…
    でもどうか人間を信じて安心して欲しい…
    出来るだけ多く助かって欲しい…

    • +15
  11. ニュース番組(N○K)でインタビュー受けてる現地の男性のうしろの瓦礫を猫が駆け上がっていく姿が映ってた
    あの子はごはん食べられたかな…

    被災したトルコの人達も動物達も、シリアの戦渦を逃れてひっそりと生きていたのにまたこんな災厄に見舞われた人達も気の毒でならない
    ドーンと寄附できるくらいお金があればバラ撒きたいところはたくさんあるのに貧乏が憎い

    • +12
  12. BBCのコピペ

    トルコでは、安全基準を満たさない違法建築に対し、政府が「行政処分免除」を繰り返し提供してきた。安全基準を満たさなくても、一定の金額を払えば、法的に見逃されるという仕組みだ。これは1960年代から続き、最近では2018年にこうした「処分免除」が実施された。

    だとよ

    なんか呆れるわ

    • +8
    1. >>14
      建物の耐震性がないのはトルコだけじゃないし、起きてしまったからには救助を願うだけ。
      犬や猫に優しい国であることも間違いない。
      対策してなかったとか金のことを責めたいの?
      正直場違いなコメントに感じる。

      • -6
      1. >>15
        大災害と言える大きな地震が
        ちょいちょい起きてるのに
        「お金払えば見逃すシステム」が
        50年以上も続いているところに呆れてるんだよ
        被災した人や動物達の事は気の毒に思っているよ
        そういうシステムの被害者だからね

        • +22
      2. >>15
        違法建築に厳しい地域では倒壊建築物の犠牲者が出なかったことから、人災の側面はもはや否定できなくなってしまったんだよね。もちろん罪のない住人達や犬猫には助かって欲しいよ。

        • +10
  13. 被災者の方ももちろんつらいけども、救助隊の方は今の時期助かる命が少なくなり救助できた喜びよりも間に合わなかった命と多く向き合わねばならない苦しい頃になっていると思う
    こういうニュースが少しでも気持ちが明るくなってもらえたらいいな

    • +9
  14. 助かるものは全て助かって欲しい、日本の救助犬が東日本大震災で救助活動して余りの悲惨さにメンタルがやられてしまった話で、辛かったな

    • +6
    1. >>20
      とても可哀想でしたよね。
      それを出来るだけ防ごうと、時々、生きてる隊員が私服で瓦礫にわざと埋まって、
      救助犬に探してもらって「よかったね!生きてたね!えらいえらい!」
      ってやってたらしいですよ

      • +4
  15. 129時間も…こわかっただろうね
    よく頑張ったよね
    追記読んだだけで涙が出てきた…
    関係ない異国の人間がこんなこと言うのおかしいけど、アリさん本当にありがとうと拝みたい

    これからも一人でも一匹でも多くの命が助かりますように
    亡くなった方も大切な人のもとに帰れますように

    • +5
  16. 本当に瓦礫の山になってしまって・・・ 当人でもないのに再建どうしようって思ってしまう・・(´;ω;`)

    • +4
  17. すごい
    愛されまくってる
    たすかってよかったにゃあ こわかっただろうねえ

    • +2
  18. 中越大地震直後の新潟に支援で入って知人の無事も確認できましたが、ペットの犬と猫計3頭は人間同様かなりトラウマ抱えてました。
    小さな余震でも来たら動けなくなって震え、ご飯やっても食べず食べても吐く、体の一部で毛が抜けて禿げるといった症状。
    避難所にはキャリーバッグごと猫を連れてきた被災者さんもいましたが、夜でなくても鳴き出したらキャリーごと抱えて外に出る人もいたりで、日本でも災害時のペット事情は報道される以上に深刻ですよ

    • +6
  19. どうか、一人でも多く、一匹でも多く助け出されますように。
    どうかこれ以上犠牲が増えませんように。
    募金しかできることないけど、次のお給料日が来たらまた寄付します。

    • +2

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