
スミソニアン・オープンアクセス・バンクにあるものは、2Dと3Dのデジタルアイテムを含め、パブリックドメイン(CC0)のライセンスの元、営利目的であっても、許可を得ずにそのまま使用したり、加工したり、配布することが可能となる。
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多種多様なカテゴリーの440万点の素材が無料利用できる
2020年2月、ワシントンD.C.にあるアメリカを代表するスミソニアン博物館は、古今東西から集められた館内の膨大な資料をデジタル化し、無料でダウンロードして、誰でも利用できる「スミソニアン・オープンアクセス」を開始した。その時に公開されたのは280万点ほどだったが、博物館のコレクションはまだたくさんある。デジタル化作業はその後も行われ、2023年1月には440万点もの画像が無料使用可能となった。
これらのデジタルアーカイブには、スミソニアンの19の博物館、国立動物園、9つの研究センター、図書館などの資料も含まれている。
自然、科学、技術、芸術、動物など、そのカテゴリーも多種多様なので、目的に応じた素材が高確率で見つかるし、そこからインスピレーションを得ることができるだろう。

オープンアクセスの使い方。例えば猫
「スミソニア・オープンアクセス」の使い方は簡単だ。まずホームページを開いたら、ページ中ほどにある「Search for Open Access Media(オープンアクセスメディアの検索)」の検索窓に,見つけたいワードを英語で入力し、右側の黄色の部分をクリックすればいい。例えばここに「CAT(猫)」と検索ワードを入れてみることにしよう。

興味のある画像をクリックするとその詳細が書かれたページに移動し、画像下の「↓」マークを押すか、右クリックでダウンロードして保存する。
かわいいスナネコや






今後もさらに多くの画像がデジタル化され無料使用可能に
画像ページの左下に「CC0」と表記されていれば、CC0ライセンスの元、個人・商用を問わず自由に画像をダウンロードし、再利用、リミックス(加工編集)、配布することができるし、クレジットの表記も必要ない。
スミソニアン博物館にはまだデジタル化されていない作品がたくさんある。今後も「さらに多くの」画像を提供する予定だという。
References:Smithsonian's Open Access now has over 4 million free-to-use images / written by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
忌み嫌われてるはずの黒猫が割と愛されてる
2. 匿名処理班
「猫を抱いた少女の絵画」は、アメリカの女性版画家ヘレン・ハイド(Helen Hyde)の木版画ですね。日本に10年以上滞在し狩野派の日本画も学んでいて、日本を題材にした多くの浮世絵風の版画を残しています。
3. 匿名処理班
冒頭の猫は人が入ってるような顔だな
4. 匿名処理班
こういうアーカイブは本当ありがたいしトップ画像の猫の威厳と威圧感半端ない
>>1
白黒画像の場合は黒いほうが高級感あるし映えるってのがあって使われたのかもと推測
また日本で黒猫は商売繁盛の福猫として愛されてるのでよく出てくる
5.
6. 匿名処理班
サムネの猫の鼻が光って見える
みんなに撫でられたのかな
盲導犬の募金箱の犬も、鼻てかてかしてるよね
7. 匿名処理班
俺、つしま とか 夜廻り猫 みたいな猫だなあ