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ユタ州の丘に謎のアンテナが多数出現。目的も設置者も不明

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(著) (編集)

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 米ユタ州ソルトレイクシティ付近の丘陵地帯に奇妙なアンテナが十数個出現し、関係当局が困惑しているそうだ。

 一体誰が、何のためにそれを立てたのか、見当もつかないという。

 一見携帯電話のブースターのようにも思えるが、アンテナの使用目的はまったくの謎だ。ネットの噂では、とある暗号資産のマイニングに使う設備なのでは?とまことしやかに囁かれている。

Why are antennas popping up all over the foothills? Salt Lake City seeks to solve mystery

丘陵地帯に謎のアンテナが出現

 謎のアンテナの存在が知られるようになったのは1年ほど前のことだ。

 アンテナは比較的シンプルな構成で、ファイバーグラス製アンテナ、バッテリー、電源用のソーラーパネルでできている。

 ユタ州では許可なく公有地に建造物を設置することは違法とされているが、すでに十数基のアンテナが発見されており、中には険しい山頂に設置されたものもあったという。

 ソルトレイクシティ当局は発見次第、アンテナを撤去するとともに、SNSなどで情報提供を呼びかけている。

 「アンテナや、その持ち主に心当たりのある方は、(801)972-7800までご連絡ください。アンテナを返却いたします」

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 現場で撤去にあたっているテイラー・フォナロー氏によると、アンテナはボルトで石に固定されており、撤去には特別な工具が必要であるという。またそこに識別マークの類は見つかっていない。

 謎めいた事案であることは確かだが、それほど問題視されているわけでもないようだ。「中を開けてもいません。ただ丘から撤去したいだけですね」と、フォナロー氏は語る。

 ただし現在冬なので、撤去作業はそれなりに大変であるとのこと。

 たとえば、一番高いところで発見されたアンテナは、標高2100メートルあるワイヤー山の山頂に設置されていた。そのために1時間も登山しなければならず、かなりの重労働だったようだ。

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1人でもやれますが、よほど体力がなければ、2往復する必要があります。部品が3つあるんです。

まずスーツケースくらいの…バッテリーとルーターなんかを収納するプラスチック製耐候性ケース。これが22~27キロくらい。

それから1.2~1.8メートルのアンテナが2本と、0.9×1.2メートルほどのソーラーパネルです。1人ではかなりキツいですよ

このアンテナの正体は?

 フォナロー氏はアンテナを目にして携帯電話のブースターではと思ったそうだが、ネットでは暗号資産のマイニング機材というもっぱらの噂だ。

 それは「ヘリウム(Helium)」という暗号資産で、アンテナで長距離・広域ネットワークを構築するという特徴がある。

 暗号資産の合意形成システムとして一般的な「プルーフ・オブ・ワーク」ではなく、「プルーフ・オブ・カバレッジ」という独自のシステムを採用しており、広いネットワークであるほど、多くのヘリウムを獲得することができる。

 ネットにはヘリウムのマイニングに使えるソーラー式アンテナの作り方を紹介する記事がいくつもあり、愛好家の間ではアンテナの高さを自慢するのが流行っているのだとか。

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機材の設置するならまず許可を

 現時点で、公有地への被害はなく、アンテナを設置したことで刑事告発されるかどうかは不明であるとのこと。

 またフォナロー氏もそれほど怒っているわけはない。ただ余計な仕事が増えるので、やめて欲しいとは訴えている。

 「危険性がないなら気にしません」「土地管理の仕事に戻りたいので、ただやめて欲しいだけです。何か科学的な目的でアンテナを設置したいのであれば、きっと許可されるでしょう」

追記:(2023/01/13)本文を一部訂正して再送します。

References:Mysterious Antennas Are Appearing in Utah’s Hills and Officials Are Stumped / Why are antennas popping up all over the foothills? Salt Lake City seeks to solve mystery / written by hiroching / edited by / parumo

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この記事へのコメント 28件

コメントを書く

      1. ※13
        そっかー?
        ユタに限らず、アメリカ合衆国は大きな都市に人は集まってるけど、ほとんどイナカだと思いますけどね。ソルトレークシティは大きな都市で都会だけど、荒野の中の都市って感じでしたがねぇ。ってか、アメリカ合衆国って国土が日本の 50 倍もあって、人口は三倍くらいしかいないのだから、日本の都市以外の過疎っぷりを考えれば、アメリカ合衆国はほぼどこでもイナカって感じでしょ。
        サクラメント(カリフォルニア州の州都)郊外に住んでたことがあったけど、ちょっと離れるとやっぱりイナカというか荒野でしたけどね。

        • 評価
          1. ※22
            マジレスに対してネタの説明せずにあくまでもケント・デリカットで押し通そうとするの、すき

            • +5
  1. 返却しますって言って取りにきたところをFBIが拘束だな

    • +9
  2. ちょっと前に南極の昭和基地の近くに中国が用途不明のアンテナを設置して行ったと聞いたがこれもか?

    • +11
  3. 暗号資産の仕組みが無学故に未だにわからない
    そうこうするうちに、何でこんな紙切れで物が買えたりするんだ?
    と貨幣経済すらわからなくなってしまった

    • 評価
  4. アマチュア無線のリピーターかなんかじゃないの?

    • +2
    1. ※11
      中国は実際に自国製品を介して個人情報や企業の技術を盗んでいる事が判明していて国際問題になっているから、この手のモノへの批判に陰謀論のレッテルを貼って牽制するのは公共の福祉に反するよ。
      ただでさえ違法の設置物なんだから疑ってかからないと。

      • +8
  5. 不法な接地物の所有権を認めていると母屋まで盗られるぞ

    • +11
  6. マイニングのって・・・
    機材を揃えて設置する手間とコストに見合うのか?
    回収されたら無駄になるわけだし

    • 評価
  7. 登山界隈だとマイナーな低山に山頂標識を自分でつけて回るグループがいたりする。
    あと藪を刈って道作ったりね。もちろん無許可で。

    まあこのへんはなんとも言えないところかな~

    • +4
  8. 私費手弁当で緊急用Wi-fi網を構築します(普段はまず使われんのでヒマな時間でマイニングもします)てな名目立てて公式に許可取るわけにはいかんのかこれ。

    • 評価
    1. >>18
      公有地だそうだから難しいんじゃないかなあ
      日本で言ったら国有林の中にこういうのを据え付けるような話だし
      (アメリカとは法律とか違うからそのまま同じ話ではないけど)

      • +1
  9. こういうものを多数設置できる資金力のある集団が隠れて何かやってるんだから、善い事な訳がないのはすぐに分かるけどねぇ
    こうやって第三者簡単に撤去されちゃうんなら暗号「資産」じゃないよね

    • +2
    1. >>24
      ソルトレイクシティには隣接してライトパターソン空軍基地やエリア51、また地下施設があるとされてる
      だから飛行禁止区域でもありGPSも効かない、だからもしこの地域を攻撃しようとするのならアンテナを立てて何かしらする必要があるのかも
      マイニングでこんな場所にアンテナ立てても意味は無いよ

      • -1
  10. ユタで竜巻おきても
    ふきとばすものがないんダヨー

    • +1
  11. これ、今思えば中国の軍事偵察気球の送受信モジュールとか通信傍受の補助器具とかだったのでは…?

    • 評価

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