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娘よりも成績の良かったライバル学生の飲み物に毒を盛った母親が逮捕される

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(著) (編集)

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 インド、タミルナドゥ州で、娘よりも成績が良かったクラスメートに毒を盛った女性が逮捕された。

 その女性は、常に成績優秀でクラスのトップだった13歳の少年の母親を偽り、学校の用務員に毒入りのジュースを少年に渡してくれるよう依頼。少年がそれを飲んだところ具合が悪くなり、嘔吐が止まらなくなった。

 女性は、ライバルの少年がいなくなれば、娘が試験の成績でトップを狙えると思い犯行に及んだという。

Woman poisons daughter’s classmate to death for excelling in academics

毒入りの清涼飲料水を用務員から手渡された男子学生

 9月2日、インドのタミルナドゥ州プドゥチェリーのカライカルにある学校で、毎年恒例の試験が行われた。

 この試験の後、13歳の少年は用務員から「お母さんから渡すよう頼まれた」と、ジュースの入ったボトルを手渡された。

 少年は自分の母親が差し入れてくれたものだと疑わず、それを飲んだ。

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photo by Unsplash

 ところが、飲んだ後に気分が悪くなった。12時半頃に帰宅した少年は、母親にソフトドリンクの差し入れをしたかどうかについて尋ねた。

 母親はまったく身に覚えがないと言い、親戚の誰かが差し入れた可能性も考えたが「母親」と名乗っている時点でおかしい。

 その間にも少年はどんどん具合が悪くなり、嘔吐し始めたため、救急車で地元の病院へ搬送された。

 治療を受けて一旦帰宅したものの、症状は悪化する一方で、その夜再び入院した少年は、翌日夜に死亡した。

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image credit: youtube

少年を娘のライバル視していたクラスメートの母親の犯行だった

 このジュースについて学校に問い合わせをした少年の母親は、最終的に監視カメラの映像を確認して、犯人を知ることになった。

 映像には、少年のクラスメートである少女の母親ビクトリヤが、ペットボトルに何かを入れている映像が捉えられていたのだ。

 当日、ビクトリヤはジュースにこっそり毒物を混入すると、用務員に「これを少年の母親からだと言って渡して」と頼み、何も知らない用務員は「お母さんから」と少年に飲み物を手渡した。

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image credit: youtube

 逮捕されたビクトリヤは、13歳の少年の飲み物に異物を入れたことを認めたが、「下痢になればいいと思って下剤を混入しただけ」と主張。

 しかし、その後の警察の死後検査報告書で、危険な毒物がの痕跡が見つかった。

 少年は、幼稚園低学年から現在まで常にクラスで首位の成績で、非常に優秀だったそうだ。

 ビクトリヤの娘も、おそらくそれなりに成績が良く、少年をライバル視していたようだ。

 ある日、少女と少年が学業上のことで口論になり、そのことを聞いたビクトリヤは少年をよく思っていなかった。

 ライバルの少年さえいなければ、娘の試験の順位が上がると思い、ビクトリヤは少年の飲み物に毒を盛ったようだ。

 少年の家族は、「歪んだ嫉妬によってあの子は命を奪われました」と、やり場のない悲しみを露わにしている。

 なお現在、ビクトリヤは刑務所に収容されているが、事件については捜査が進行中ということだ。

A Parent Allegedly Killed Her Daughter’s Classmate For Performing Well In The Exam

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 37件

コメントを書く

  1. インドは世界屈指の超学歴社会

    カースト制度に変わる、新しい「身分制度」になっている

    そんな社会背景もあるのだろう

    • +21
    1. ※2
      でも近年はそれに気づいたのか、IT業界などでも上位カーストが入り込んできたがために
      「インド人のソフトウェア開発者は優秀な技術者」という視点もなくなってきているそうです

      • +10
      1. ※28
        まああの制度はなんとかしないと優秀な人材はそのうち居なくなるよな。

        • +7
      2. >>28
        職業とカーストは密接に結びついてるけど、IT関係は歴史のない新しい職業でカースト関係なくチャンスがあるから、ハングリー精神がある優秀な人が輩出されると聞いていたが…

        古今東西、実力や適性が重要な職業にコネや特権を持ち込むと一気にダメになるよね

        • +3
        1. >>37
          ステルス差別で上位カースト出身で、
          アメリカのスタートアップでマネージャーをしてる層の一部が、暗に低位カースト出身者の評価を下げて昇進を妨害している、って話は聞いたことがある。
          度し難いよな

          • +2
  2. 子供の足を引っ張る親ってどこにでも居るな・・子供リンチで殺されない?大丈夫か? しかし殺人の片棒担がされた用務員さんも可哀想(ヽ”ω`)

    • +17
    1. >>3
      この用務員さんは恐らく犯人より低位カーストだったんだろう
      断りたくても断れなかったんだろうな

      • -3
      1. ※22
        いや、日本だと 弁当の類は朝家を出るとき本人が持参だけど、
        インドでは、お昼時に合わせて作り、円い金属器の3段重ね
        みたいな弁当箱に入れ、職場や学校へ 自転車や台車での
        配達サービスを利用する文化が広く浸透しているし、
        飲み物の差し入れも ごく自然な日常茶飯事だったんだと思うぞ。
        用務員は、特に疑いも無く 右から左へ渡しただけで。

        • +10
        1. >>29
          以前見た「踊らないインド映画」
          奥さんと冷たい旦那に作った弁当を誤配された青年とのラブロマンス。
          かなり普通に弁当の配達ってあるみたいね。
          まあ、暑い国だから。

          • +7
  3. コンクールや試験の当日に ライバルへ下剤って
    昭和の少女漫画を地で行く展開だなぁ~と思ったら、…死亡!?

    どんだけ強い殺意(逆恨み)だったんだ。
    それか、毒性の強さに関する理解が足りてなかったのか?

    • +17
    1. >>4
      寧ろ、ハンターハンターの序盤のハンター試験編でしょ💧
      ※ゴンは匂いで気付き、キルアはそれなりに耐性が有った。
      (トンパのおっさんのジュースの下りの気分で記事読んだ。)

      • -2
  4. 世界に羽ばたく天才になったかもしれないのに・・・

    • +15
  5. 何人もの親や親戚が建物の壁をよじ登ってカンニングしてるのもインドだったな

    • +11
    1. >>8
      そういうイメージだよね、もはや。カーストと関係あるとしか思えない、のし上がるために。

      • +4
  6. なんかこんな話のドラマか映画観たことある気がするなぁ

    • +1
    1. ※9
      自分は何年か前のオリンピックのボクシングの試合で母親が乱入したのを思い出した

      • +4
  7. 方向がおかしいよね。

    学校を出たらもっと優秀な人はたくさんいるわけで、ライバルを蹴落としてもどこかで行き詰るのにねぇ。娘の能力をより高みへあげるほうに意識が向かない時点で終わってる。

    • +12
    1. >>10

      凄く正論。ごもっともです。
      ( ̄ー ̄)b

      • +5
  8. 俺は転勤族で良かったわ。じゃなかったら神童だったから殺されてたかも。

    • -10
  9. 恐ろしい親だな。青酸カレー事件を思い出す。

    • -2
  10. 我が子かわいいとは言え、何でそうなるかね

    • +5
  11. 胃洗浄とか無いんか?
    それやってもダメなぐらい猛毒やったんか?

    • +2
  12. 酷い話は世の中にたくさんあれどこれはとんでもなく、酷い話だ

    • +8
  13. どこの名探偵コナンに出てくる事件の犯人だよ
    これ金田一とコナン絡み案件の予感が…

    • +1
    1. コナンは復讐が動機なのが多いからこっちは過去の事件で、コナン君が関わるのがその復讐のために起きた殺人だと思う

      • 評価
  14. 女性の地位が低い(であろう)インドならではの犯罪なのかなあ。
    娘を何とか勉学で社会的地位の上位にさせたい、みたいな。
    かなり歪んだ考えだけど。

    • +5
  15. 小さな世界の外に出れば、自分より優秀な人間も、そうでない人間も無数にいるのに、いちいち殺してたらキリがない。

    • +8
  16. 言いたいことも言えないこんな世の中じゃ…

    • +1
  17. いや死んだのかよ…子供なのにかわいそうすぎる…飲ませただけで即死ぬような毒物がそんな簡単に手に入るのもこええし…

    • +6
    1. >>33
      農薬とか漂白剤のたぐいだったのかも

      • 評価
  18. つい「カースト」に目が行ってしまうけれど、私はあんまり関係ないと思うかな。
    ていうか、文字通り「毒親」だよね。

    本当に娘のためにすべきことは何か考えるのではなく、自分の見栄のために「優秀な娘」が欲しかっただけじゃないかな。
    親ばかな気持ちから、「他人を蹴落としたい」という気持ちは、誰でも大なり小なり持ちうる感情と思うけど、でも少し考えれば「毒で邪魔者を消す」ことが、道徳観を度外視しても
    あまりにリスキーで非現実的かわかるはず。

    • 評価

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