ブラジルの保護施設
Amor que salvaには、食肉にされるところを保護された多くの生き物たちが暮らしている。
フランシスコもそんな牛たちのなかの1頭だ。甘えん坊で人懐っこくてヤキモチ焼きのフランシスコだけど、小さな仲間を迎えたことで変わって行ったようなんだよ。
This Rescue Cow Acts Like A 1-Ton Baby | The Dodo Soulmates
保護牛のフランシスコは甘えん坊だ。施設の運営者ルイザさんに、キスしたり抱っこをねだったり。いつもルイザさんのそばにいたいんだ。
フランシスコは酪農場からと殺場へ送られようとしていたところを保護された。最初はニンゲンを警戒していたフランシスコだけれど、ゆっくりとルイザさんたちに心を開くようになっていった。
生まれて初めて自由に走り回れるようになったフランシスコは、オモチャで遊んだり、頭をカキカキしたりすることがお気に入り。
ルイザさんが他の牛なんかをかまっていると、ヤキモチを焼いて押しのけちゃう。「この子は基本的に、体重1トンの赤ちゃんなのよ」
そんなフランシスコが変わったのは、子豚のマーティンを保護した日だった。そのときマーティンは、おとなのブタに踏まれて両足を骨折していたんだ。
フランシスコにとって、マーティンは「特別」な存在だった。いつもそばに寄り添って、マーティンを見守り続けるようになったフランシスコ。
片時も離れずに過ごすうちに、マーティンもフランシスコのように甘えん坊でヤキモチ焼きの愛らしい子豚に育っていった。そして今ではふたりとも、人懐っこいキャラクターで、たくさんの友達ができたんだよ。
おびえるだけだった生活から、甘えん坊な牛に生まれ変わったフランシスコだけど、マーティンとの出会いの後は、自分より小さい者たちにたくさんの優しさを分け与える「大きな赤ちゃん」として愛される存在になったんだ。
フランシスコやマーティンのハッピーなエブリディライフは、このサンクチュアリの
Instagramで見られるよ。ぜひ一度訪問してみてね。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「
マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めた
マランダーの方にも是非訪れてみてください。
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コメント
1. 匿名処理班
流石はパルモだ。アニマルネタのチョイスは、一味二味違うぜ(`・ω・´)嫌なニュースばかりな中、ホント有難い。
2. 匿名処理班
運が良い者もいるということよ。幸運なものはそれを堪能すればよろし
3. 匿名処理班
>フランシスコは酪農場からと殺場へ送られようとしていたところを保護された。
保護?
どういう意味なんだろう?
食肉にするのだから酪農場からと殺場へ送られるのは当然なのだから、保護というのはおかしいよな
4. 匿名処理班
※3
食肉になるか愛玩動物になるかの違いでしかないわよね
食卓に並んだ命には感謝の気持ちでいっぱいよ
5. 匿名処理班
この心を通わせられる生き物を毎日何十万頭rと殺して食べてるんだな。複雑、、、
6. 匿名処理班
体重1tの赤ちゃんの頭突きはエグいなw
7. 匿名処理班
>>3
豚に関しては両足骨折と言う食肉になる前に命を落としてた可能性もある事から保護は妥当だったと理解できるけど、牛に関しては疑問の残る保護理由ですね。
8. 匿名処理班
>>3
同じ事思ったわ、翻訳の都合なんかな
言葉通りにとると盗んだor買い取った・・・?
9. 匿名処理班
>>5
畜産てそういうものよ。感謝していただきましょう。