メインコンテンツにスキップ

ちょっといい話。アメリカの中学生の作った小さなボートが、1年以上の月日を経てノルウェーに到着。友情の架け橋に

記事の本文にスキップ

22件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Rye Jr. High School/Facebook
Advertisement

 メッセージを入れたボトルが、海を越えて遠く離れた土地に届くという、映画のような出来事がたまに起きることがある。

 今回、アメリカの中学生が作った小さなボートが、1年3か月の月日を経て、今年1月末にノルウェーの小さな島のビーチで発見された。

 海を越えて世界の人と繋がることを目的としたプロジェクトの一環として作られたボートには、たくさんの写真やメッセージ、ギフトなどが積み込まれていた。

 大航海に成功したことを知った中学生らは大喜び。これをきっかけに、今後ノルウェーの学校の子供たちとの交流会も予定されているようだ。

世界をつなぐ架け橋に。小さなボートで大航海

 アメリカ・ニューハンプシャー州ロッキンガム郡にあるライ中学校の生徒らは、世界中の子供たちが海を越えて繋がることを目的とした活動を行う非営利団体「Educational Passages」と提携した授業を行っている。

 2018年、学校は団体からボートのキットを受け取った。教師を交えてミニボート・プロジェクトに参加した生徒らは、科学や数学、海流について学びながらボート作成を開始した。

 ところが、コロナのパンデミックの学校閉鎖でプロジェクトは一旦中止となってしまったが、製作を続けたいという生徒らの熱意と教師の計らいで、各自宅でそれぞれのパーツ作成を担当し、作品を完成させた。

Facebookで開く

462日後にミニボートがノルウェーに到着

 “ライ・リアティデス”と名付けられたカラフルなアートワークが施されたミニボートは、GPS装置が取り付けられ、2020年10月にニューハンプシャー州の海から放たれた。

 その後、GPS信号が断続的にしか届かないこともあり「途中で沈んでしまったのでは」と、生徒たちは気をもんでいた。

 だが、462日後の2022年1月30日、約13357kmの距離を経て、ライ・リアティデスはノルウェーの小さな島スメラ島のビーチで発見された。

Facebookで開く

 外部は少し破損しフジツボがついていたが、内部はほぼ無傷の状態だった。

 発見したノルウェーの島の子供たちは、ミニボートの中に収められていたたくさんの写真や署名のついたフェイスマスク、紅葉、どんぐりなどのギフトが1年以上も前のものであることに驚き、興奮した。

Facebookで開く
Facebookで開く

海を越えて子供たちを繋ぐ取り組み

 この1件がSNSで拡散すると、Educational Passagesはライ中学校の子供たちとスメラ島の子供たちの間でビデオ交流会を促進する計画を立てた。

 2008年に設立された同団体は、これまでにも世界中の何千人もの子供たちにミニボートの大航海プロジェクトを提供し、160隻のボートが海に出されてきた。辿り着く場所は、ヨーロッパやアフリカなど様々だ。

Facebookで開く

 海を越えて人と人の繋がりを育む興味深い教育プロジェクトの存在は、数多くの生徒たちを楽しませ、国境を越えた友情を育んでいる。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 22件

コメントを書く

  1. この転覆船なんかにもびっしりついてる貝なんなのこれ食べれるの

    • +2
    1. ※1
      これはエボシガイの一種、エビカニに近い生き物です、日本では太平洋側の漂着物に着いてるのがよく見られるようです、私は日本海側の生まれですが郷里では見たことありませんでした。
      「大西洋漂流76日間」の著者はこれを腹の足しにしたそうです、フジツボやカメノテと同じ蔓脚類なのでマズかろうはずもないかと、食用にするしないはかたや外洋性、かたや沿岸性で見た目なじみの有る無しだけかなとも思います。

      • +10
  2. これもまた一つの縁やな
    何が結びつくことになるかわからないものだ

    • +4
  3. 一時、ボトルメールてなものが有ったけど

    • 評価
  4. 漂流物はカメノテだらけになる運命なのか…

    • +7
  5. 見た目がちょっとあれだけどほっこりする

    • +1
  6. フジツボでもカメノテでもなく、二枚貝に見える

    • 評価
  7. 辿り着くたびに、エボシガイびっちり着いたミニボートが見つかるのかあ

    • +2
  8. エボシガイまみれではあるものの取り出された中身はペーパー類もピンピン、ついさっきプリンタ排紙トレイから取った状態にも見えてたしかにびっくり。綺麗な船体を保って漂着するのもあれば帆を失うものもあり。ちょっとしたでっぱりがあれば生物はついてしまうのだな。

    旅立ちではシャンパン撒かれたり歌で見送られたりで小さい姿が遠ざかる眺めは胸にグッときますね。シーズゴーン…シーズゴーン…と心配げな誇らしげな声。たった今海上にある船たちもご安全に。

    • +3
  9. マイクロプラスチックー‼︎とか環境破壊ー‼︎とか喚くわりにこういう事はやるのよなぁ

    • 評価
    1. ※13 ※19
      廃棄されてるプラゴミの量に比べたら
      小学校がボート流すくらいものの数にも入らないよ
      印象だけで叩いてる

      • -4
      1. ※22
        悪気は無いのはわかるけど、そういうひとりひとりの「数に入らない小さな行動」が今の大きなゴミ問題に繋がってるのは事実だよ。
        ロマンチックではあることはあるけどね。

        • +4
    2. ※13
      生態系破壊も追加してほしい

      >紅葉、どんぐりなどのギフト

      世界には、良い環境破壊、良い生態系破壊があるらしいから

      • +3
  10. どんぶらこっこ
    どんぶらこ(◍︎ ´꒳` ◍︎)

    • +3
  11. ステキな話だがフジツボびっしりとかに弱い自分には貝がうえぇぇぇえええ

    • +6
  12. コレ沈んじゃったり人に拾われなければただの海のゴミになる訳で…海洋プラスチック問題が声高に叫ばれる昨今でと思わなくもないけど拾った子達が感動してるならまぁいっか。良い笑顔。

    • +8
  13. 東日本大震災で被災して漂流した漁船が1年(ぐらい?)掛かってアメリカに漂着したってニュースの時の画像も、このニョロニョロした貝がビッッッッチリ生えててホラーだったな。
    粒粒恐怖症に通じる物があって全身がゾワゾワしたのを思い出した。
    今もゾワゾワしている。

    • +4
  14. こういう記事に感化された大量のアホが同じことやって
    大量のゴミが海に流れるので、もてはやすのはやめてほしい

    • +4
    1. >>19
      そんなん気にするくらいなら、まずは自分が海岸でゴミ拾いでもしたら?
      文句つけたいだけで、何もしないんだろうけど。

      • -4
  15. このひっついてるヤツ一つづつ剥がしたい

    • +2

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。