エサを探して、あるいは遊んでいて何かの拍子に、といった理由で、フェンスやら缶やらバケツやらに首を…いや、頭を突っ込んで抜けなくなってしまう動物たちの話は、マランダーでもたびたびご紹介してきている。
顔を覆われて何も見えない状態というだけでも危ないのに、今回は何と、その状態で水から上がれないでいる鹿が発見されたんだ。
Guy Jumps Into Ice Water To Save Deer With Bucket Stuck On Her Head | The Dodo
ここはアメリカのニューヨーク州、ロングアイランド湾。冷たい水の中で、同じ場所をグルグル回っている1頭の鹿がいた。
なんとこの鹿、頭にすっぽりバケツがハマっていたんだ。グルグル回るのも、バケツで周囲が見えないせいだったんだろう。
そんな鹿を助けようと駆けつけたのが、ニューヨーク州で動物たちの保護活動をしている「Strong Island Animal Rescue League」の代表、フランキー・フロリーディアさんだ。
だが水には入ったものの、泳いで近づくのは無理そうだ。そこでフランキーさんは湾の反対側にいたボートに助けを求めた。ボートを操っていた男性は、快くフランキーさんを乗せてくれ、いっしょに鹿を助けることに。
ボートのおかげでスムーズに鹿に近づけたフランキーさん。スポンとバケツを外してやることに成功!
だが鹿は、バケツを外してもらってもまだ同じところをグルグル泳いでいる。そこでフランキーさんは鹿の身体を抱えて、岸まで連れて行ってあげたんだ。
この後鹿は無事に走り去っていったようで、一安心。もう少し救助が遅れたら、バケツの中が水で満たされてしまい、鹿の命は危なかったかもしれない。
フランキーさんたちはこういった活動を通して、トラブルに遭っている動物たちや虐待を受けている生き物たちを救い出し、すべての生き物が敬意を持って扱われる世界の実現を目指しているんだそうだよ。
それにしても、ためらいもなく冷たい水に入って行ったフランキーさん、カッコ良かったよね! よかったらフランキーさんたちのInstagramもぜひ訪問して見てね。
written by ruichan
※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
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コメント
1. 匿名処理班
冷たい水に飛び込んで鹿を助けようとした男がいたんですよ〜
2.
3.
4. 匿名処理班
無事助けられて良かったお話ですよ〜
5. アルミラージ
あわせて読みたいのとこに同じく缶に顔がハマって抜け出せなくなった自然動物がたくさんおるのだな。
命にも関わるのだからこういう人間が持ち込んだ人為的なゴミはちゃんと片付けろってことだな。
6. 匿名処理班
こういうのってマッチポンプな映像もたくさんあるから、本当に信用していいものか・・・
7.
8. 匿名処理班
そのあともくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくるくる
バターになっちゃう
9. 匿名処理班
ぴょんぴょん跳ねて森に戻る体力があるうちに助かってよかった。
船の人たちも無事でよかった。
10. 匿名処理班
🦌「生か鹿」
11. 匿名処理班
※1
な〜に〜?やっちまったなぁ〜 !
12.