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販売員に騙され、お金と車を失ってしまった十代の少年。それを救った販売店

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(著) (編集)

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 車を買うために、コツコツとアルバイトをしてようやくお金が貯まり、地元の販売店に向かった十代の少年は、販売員に騙され、お金も車もすべて失ってしまった。

 絶望のどん底にいた少年を救ったのは、この話を知った別の販売店だ。

16歳少年が車の販売員に騙される

 アメリカ、テキサス州ダラスに住むジョナサン・フレドリクスさんは、チックフィレイ(鶏肉料理のレストランチェーン)でバイトして、1年間で1万ドル(114万円)を貯めた。

 16歳になったとき(テキサス州では16歳から運転できる)、ついに車を購入しようと、祖父と一緒に「I Drive-DFW」という地元の車の販売店に向かった。

 そこでは気に入った車はなかった。だが、対応した販売員ジェームズ・スティールマンが個人的に持っている車を買わないかと商談を持ち掛けられた。

 フレドリクスさんは、スティールマンにおよそ9800ドル(110万円)を払って2016年型マツダCX-5を手に入れたが、後でその車は実はスティールマンのものではなかったことが判明した。

 それは、スティールマンが車を買ったディーラーが所有していたもので、支払いが滞っていたのだ。

 フレデリクスさんが現金で車を買ってから5ヶ月後、元のディーラーが車を差し押さえ、彼は車も金も失ってしまった。

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絶望していた少年を救った別の販売店

 絶望していたフレデリクスさんに、別の販売店が救いの手を差し伸べた。

 キャデラック、シボレー、ビュイック、GMCを扱うGMディーラーグループ、フランク・ケント自動車販売店が、この話を知って、フレデリクスに声をかけてきた。

 マーケティング・ディレクターのアーロン・ホルンケは、少年にふりかかった災難を知って、正し
いことをしなくてはならないと思ったという。

最初、CBSでこの話を知ったとき、私どもフランク・ケントは、この少年のためにひと肌脱がなくてはいけないと思いました。

すべての車ディーラーが、彼が受けたような仕打ちをする、誠意のない見下げた連中だと思われたくなかったのです。テレビ局を通じて、彼に連絡をとることができ、無償で車を寄付したいと申し出ました

 なんとも信じがたい話だ。もともとなんの関係もないディーラーが、元のディーラーがしなかったことをやってのけたのだ。

 無条件で少年に車を提供するなんて! それが正しいことだと信じたからだが、それこそが、フランク・ケント社創業の精神といえるのかもしれない。

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image credit:Frank Kent Motor Company

 アメリカでは、多くのディーラーたちが、創業理念を掲げているが、厳密に守っているところは少ないという。

References:Teen That Had Car Repoed After Paying Cash Is Given A Car / written by konohazuku / edited by parumo

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この記事へのコメント 56件

コメントを書く

    1. >>1
      マツダ車を買ったと思ったらキアに変わってしまった…てのは確かに悲劇だけど、助けてくれたことには患者しないとな

      • +3
    2. ※1
      少年はクルマを販売店は売れなかった在庫でイメージアップ
      どっちもwinwin

      • 評価
  1. 気の毒な話だけど、この少年にとっては良い教訓となっただろう

    • 評価
  2. ゼネラルモーターズならKIAじゃなくそこの車あげてやりなよ

    • +34
  3. KIAってww
    処分に困るからただでも要らないよね?

    • +20
  4. >すべての車ディーラーが、彼が受けたような仕打ちをする、誠意のない見下げた連中だと思われたくなかったのです

    支払いが滞れば元のディーラーが車を差し押さえるのは当然で何も悪くない

    この元のディーラーを悪者にしようとした今回のディーラーって何?

    売名のためにしていることなのに偉そう

    • -57
      1. ※12
        ※16
        買った所と持ってった所は同じディーラーみたいだよ
        英語の記事だと
        「I Drive-DFW」でフリーで働いていたスティールマンがCX-5を「I Drive-DFW」から購入
        そのCX-5を「I Drive-DFW」に車を買いに来ていたフレデリクスに売却
        スティールマンが代金を滞納したため「I Drive-DFW」がCX-5を回収した
        「I Drive-DFW」とスティールマンは双方とも車の所有権は自分に有ったと係争中
        普通ディーラーローンだと車の所有権はディーラーの物なので
        ディーラーの行動に悪い所はないと思うよ

        • -5
        1. ※32
          なるほどね!教えてくれてありがとう!
          じゃあ車売ったディーラーは裁判沙汰になるわ従業員にやべー奴がいるわで最悪な気分だろうな
          自分が勤めてる会社で買った車なんて絶対ローン踏み倒せないだろうに、この販売員なんでこんなことしたんだろう

          • 評価
        2. ※32
          ※53
          理解できてないのは貴方たちだよ
          もともとみんな「スティールマンが車を買ったディーラー」が悪いなんて言ってない
          記事で言われてる悪いディーラーとはスティールマンのこと
          多分だが貴方達は記事に「ディーラー」とあるので「正規販売店」のことでありスティールマンが所属していた「販売店」と記事中に書かれている店舗と違うものと受け取ってるんだろうけど
          「販売店」も英語で「サブディーラー」でありディーラーの一種です
          記事内では「ディーラー(正規)」と「サブディーラー」の区別を特につけて無いのだと思われる
          日本では正規販売店のみをディーラーと通称しサブディーラーは販売店と通称しているから貴方達のように違う存在だと思い込んでる人も居るが、
          ディーラーはメーカーの正規の店舗、つまり直売をする店舗で、サブディーラーはディーラーから買い付けて車の販売を行う店舗(要するに卸売や小売業)
          流通段階の違いがあるだけです
          さらにいうとディーラーには「店舗」だけでなく「販売を担う人自身」のことも指す
          このことから記事内にあるディーラーとはスティールマンという事になるわけです
          もっと英語を勉強してください

          • +10
      2. ※12
        ※16
        ※43
        本文が理解できずに*5を非難している人たちばかりで呆れる

        元のディーラーは何も悪くない

        • -19
    1. ※5
      ディーラーAがディーラーBから車を買って、代金をBに払い終えないまま少年に110万で売り
      ディーラーBは代金を貰っていないので少年に売られた車を持って行ったって話で
      ディーラーAが悪く言われるのは当然のことじゃないか?
      まあAとBがグルの可能性も無いわけじゃないけど

      • +5
    2. >>5
      えぇ‥下手な飛ばし読みで結論出すの余りにも浅はか過ぎるだろ…

      • +6
  5. プレゼント?ゴミを押し付けただけだろ?

    • +11
  6. 日本だと善意の第三者に渡った物を差し押さえは出来ないと思うけど
    アメリカは違うのかな?

    • +7
    1. >>9
      支払いが滞っているなら名義はまだディーラーのままなので「回収」されたということなのでは

      • 評価
      1. ※20 ※38
        本来の所有権が元のディーラーAにあるのは前提の上で、
        実際には処分する権限のない占有者Bが
        事情を何も知らないCへ 通常取引の体で勝手に売った場合、
        AとC どちらがより保護されるかというと、
        AB間の代金支払い滞納だの差押え権だののゴタゴタとは無関係な
        『善意(=法律用語では「何も知らなかった」の意味)の第三者』
        であるCの権利が優先される、というのが日本の法律なんだよ。

        • +1
    2. ※9
      いわゆる金融車だと車検も通ることが困難であり
      元の名義がディーラーだったり銀行だったりするので
      やっぱわかったら回収されちゃう
      ただし金融会社が金払ってくれりゃ名義変更してやるよ
      という条件だと問題ないがほぼない

      • 評価
  7. やるじゃんGMのディーラー!

    って思ったらくれたのはKIAやんけ
    不良在庫処分かな

    • +14
  8. 騙した方の販売員ジェームズ・スティールマンは詐欺で捕まらないとおかしいよね?
    つか、こいつ盗人だからスチールマンだろ

    • +29
  9. 話の流れからしてマツダの同型車かキャデラックかシボレーくれるのかと思ったら

    • +17
  10. 騙した販売員のその後がないんだが、詐欺とかにならんの?

    • +20
    1. >>17
      お金の受け渡し、車の受け渡しにも書類のサインがあっただろうし、販売員がやらかしたんだったら、販売店が責任を持つんでないの?

      • +2
  11. 移動手段としてならダサくてもいいんじゃないの?

    • -2
  12. スティールマン(直訳だと盗人)なんて名前の奴と、大金の絡む取引をよくやるよなぁ。

    • -6
  13. 新しく贈られたのがKIAってところで
    ディラーの同じ穴のムジナ感倍増…

    • +9
  14. 其の後の彼が気に成る!凄惨な事故死がどの様に

    • -9
  15. KIAかー。まあ只なんだからしゃーない。
    それより騙した販売人は罪に、問われたのか?

    • +2
  16. 販売員スティールマン、マツダ車をディーラーAから買うが金を払っていない
    そのマツダ車をジョナサンに売るが、ディーラーAに金を払わず逃亡
    所有権はディーラーAから移っておらず、車は差し押さえられた
    さて、ディーラーAは被害者なのだろうか、スティールマンとグルの可能性は無いだろうか

    まぁ、それはともかく、ディーラーBが無償でジョナサンに車の提供を申し出た
    車のメーカーもライバル社であるし、広告費として考えれば
    ディーラーBにも得があることではある

    • +2
  17. とりあえず丸く収まってハッピーだから
    元の販売員と一緒にダラスの教科書倉庫前で
    オープンカーでお祝いパレードしようぜ。

    • -3
  18. 素直に美談とは感じられない。
    モヤモヤする。

    • +13
  19. 警察に話したり弁護士に相談しなかったのか?
    別のディーラーが助けてくれたからいいものの、絶望する前にすることあるやん。

    • +5
  20. 100万やるからうちにある車から好きな車買えってのが良かったな

    • -4
  21. 燃えるエンジンじゃ無けりゃ良いけどね
    シータ2エンジン搭載車は欠陥により炎上することが公になっている
    その欠陥を放置したとしてNHTSAは製造するヒュンダイキアに罰金を課している

    • +3
  22. 2016年のCX-5だと、前の型だね。
    日本でも100万円台でギリギリ買えるみたいだけど、このKIAは幾ら位なんだろうね?

    • 評価
    1. ※44
      ロシアでの組み立て工場からの出荷値段は17万rub

      • 評価
  23. この場合支払い済みのお金はボッシュートだよね?

    • 評価
  24. 今度はKIAが夜にトランスフォームして逃げてったりして…。

    • -4
  25. え、何これ…
    少年が買おうとしていたCX-5をGMのディーラーがプレゼントしたのではなく
    唐突に誰とも絡んでこない全く無関係な国の車を渡したのか
    すごい胡散臭い話だな

    • +5
  26. ラッキーだったねとは思うけど
    原因の詐欺販売員が何のしっぺ返しも受けて無いのは
    全然納得いかない、調子に乗って繰り返す前に
    とっとと牢にぶちこむべき

    • +10
  27. 外野だから車種に文句言いたくなる気持ちも分からなくないが
    少年を不憫に思ったから無償で出来る限りのことをした会社に文句を言う人達が多くてなんだかなぁ…
    例え売名であったとしても少年も素直に受け取り顔出しで表に出る程度には感謝しているのだろうし、救いがあって良かったね、くらいに受け止めた方が気分がいいな

    • +11
  28. アメリカのこういうところほんと好き
    これで麻薬と銃が無くなればなぁ

    • +4
  29. 数年後に贈られた車が不具合出して事故って死亡
    なんてオチにならないと良いけど

    メーカーからして有り得そうで怖い

    • -5
  30. 未成年の学生が飲食店のアルバイトで1年で100万円以上貯まるという景気の良さに驚愕した
    日本だととてもじゃないが貯まらない

    • +1

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