この画像を大きなサイズで見るアデリーペンギンは、南極半島にのみ生息している。にもかかわらず、アデリーペンギンの1羽が、南極から約3000km離れたニュージーランド南島の海岸で発見されたのだからびっくり。
保護されたペンギンはひどい脱水症状を起こしていたようで、獣医らが水分と栄養源を補給し、無事に南極に戻れるようにと後に安全な海岸へと放たれた。
南極にしかいないはずのアデリーペンギンがニュージーランドで発見
つい先日、南極西部の南極半島にのみ生息するとされるアデリーペンギンが、ニュージーランド南島にあるバードリングス・フラットの海岸に独りぼっちでたたずんでいるところを、地元住民ハリー・シンさんが発見した。
ペンギンが頭を動かすまでは「ぬいぐるみ」だと思ったというシンさんは、後のメディアでこのように語っている。
疲れ果てた様子で、1時間ほど同じ場所から動かなかったペンギンを見て、犬などの他の動物に襲われるのではないかと心配しました。
最終的にシンさんは、ニュージーランド南島で10年にわたりペンギンの野生復帰活動を行う専門家トーマス・ストラックさんに連絡を入れ、助けを求めた。
シンさんから連絡を受けたストラックさんは、獣医師と共に現場へ駆け付け、実際に南極のアデリーペンギンがいる光景を見て、驚きを隠せなかったという。
保護したペンギンに栄養と水を補給
ペンギンといえば、アニメ『ピングー』のキャラクターで知られていることから、そのペンギンは地元の人々にピングーと呼ばれることになったようだ。
獣医師らの診断によると、ピングーは飢えて脱水症状を起こしていることがわかった。元気を取り戻してもらう為、ピングーには魚を凍らしてミキサーにかけたスムージーと水が与えられた。
ここは本来ピングーの居る場所ではない。仲間のいる南極に戻って行ってもらわなければならない。さてどうやって戻すべきか、皆は考えた。
人間の力で、ピングーを南極観測基地であるスコット基地までヘラクレス(空軍機)で飛ばしてやるのはどうかという話も出ましたが、残念ながら自然保護局に許可されず、実行不可能になりました。
自力で戻ってくれることを祈りながら送り出す
これはもう、なんとか自力で戻って行ってもらうしかなさそうだ。
生息地の南極までの道のりは3000キロもある。再び無事に生息地に戻ることを願って、ストラックさんは当局メンバーと、ペンギンが苦手とする犬のいないバンクス半島の安全な海岸へピングーを放した。
ひとりぼっちで海に向かっていくピングーの姿は「がんばって!絶対南極にたどり着いて!」と祈らずにはいられない哀愁に満ちていた。
ピングーの漂着は、気候変動の影響か?
アデリーペンギンがニュージーランドに漂着したという事例は、これまで1993年と1962年に起こっており、今回で3度目だという。
オタゴ大学のフィリップ・セドン教授は、ピングーの漂着は気候変動が影響を及ぼしていると語る。
こうした例は非常に稀ですが、ペンギンのニュージーランドへの漂着が数回もあるということは、厄介な気候変動の影響が考えられます。
もしかしたら、今後毎年このような光景が目撃されるかもしれません。海温の上昇や生息地の変化、食料供給を巡る競争の激化など、何らかの異変が確実に起きていることを、私たちは理解する必要があるでしょう。
海水温の上昇は、ペンギンが通常食べる魚がより寒い深部に潜り、アデリーペンギンの餌を奪うことを意味する。
現時点では、アデリーペンギンの個体数は安定しているように見えますが、一部の地域では増加し、他の地域では減少しています。
将来的には多くの脅威が発生する可能性があり、こうしたペンギンの行動の変化は、海洋生態系に存在する危機の早期警告となる可能性があります。(セドン教授)
一方NASAによると、温暖化を経験している南極では、アデリーペンギンの個体数は今後40年間で減少すると予想されているという。
海氷が減少すると様々な変化が生じ、それがペンギンの個体数に大きく影響を与えるのだそうだ。
2017年には、4万羽のアデリーペンギンの生息地が「壊滅的な繁殖事態」に見舞われた。
2羽を除くすべてのヒナが飢餓で死んだのだ。この大量死は、わずか4年の間に2回も発生しており、50年以上の観察では過去に例のない繁殖災害のクラスターとして記録されている。
追記(2021/11/15)本文を一部修正して再送します。
References:‘Super rare’: Antarctic penguin washes up in New Zealand, 3,000km from home | New Zealand | The Guardian / written by Scarlet / edited by parumo
















気候が変動すれば生態系も変わる
その過程なんだろうね
>ヘラクレス(空軍機)
C-130のことだね。ラテン語のヘラクレス(Hercules)を英語読みしてハーキュリーズと名前がついてる
流石に戻れないでしょー
>魚を凍らしてミキサーにかけたスムージー
(*´ω`*) うぉ”えっ!
残念だけどシャチがおいしく頂く
>>5
まあ、そうなる可能性大だわな。
本気で環境破壊について問題提起するなら、デモなんかよりこういった記事をちゃんとしたソースつきでSNSで発信する方がよっぽど響くと思う
環境破壊について本気で問題提起するなら、町中で騒ぐデモなんかよりこういうちゃんとした記事をSNSで発信する方がずっと効果的だと思ってしまった
>>7
デモする事で日当が出るんだよ
アレは、一種のアルバイト
>>30
いや、出ないけど…
SNSにはSNS、デモにはデモでそれぞれの目的があるんだし
知ったかぶりしないでほしい
動物園で保護してあげなよ~
👦「母を訪ねて3000里・・」 🐧増えとるやないけ!
いや、元の場所に連れ帰ってやれよ
水族館か自然公園で保護すればいいのに
死ねといってるようなもんじゃん
可哀想に
>>11
戻れないから呆然と佇んでたんだろうなぁ…
心が痛くなった
日本なら水族館が飼育ということになりそうな話なんかな、これ
ピングーはコウテイペンギンでは?
>>13
別にいいんじゃないかな、愛称だろ
愛称を付けるとマスゴミにも取り上げられやすいし
ペットが逃げたってセンは無い感じか
無事帰ってほしいがなあ
※14
(;´?ω?)
南極にいるはずが新西蘭にいる、でよくね?
ひどいひどい
たどり着けるはずがないよ
宇宙で行方不明になった人を
アマゾンの密林に「地球だよ」って置き去りにされたようなもんだよ
(つДT)
>>15
アマゾンの栄養分になるか、文明社会に出ることができるかは本人次第
江戸時代、千葉沖に流れ着いた靭船に、異国風の人間が乗っていた
向こうは盛んに語りかけて来るが、いかんせん言葉通じない
懸命に意思疎通を試みたが叶わず、結局そのまま沖に流した
多分氷山に取り残されて流れてきたんだろうが、
動物園に収容で良かったんじゃないか
せめて南極まで100キロくらいのところまで船で移送するとか
それも無理だったのかなぁ…
南半球は夏だし、海もそんなに荒れてないと思うんだけど
悲しい
>>18
ふっ、お気楽な妄想で「海もそんなに荒れてないと思うんだけど」なんて気楽によくコメントできるなぁと呆れた。
ちょっと調べれば
吠える40度、狂う50度、絶叫する60度
と言われる荒れた海を知る事ができるのに、調べもしないで「海もそんなに荒れてないと思うんだけど」とな
>>23
なんだかんだで教えてくれるの好き
>吠える40度、狂う50度、絶叫する60度
富士急ハイランドにありそう
>>26
宇宙よりも遠い場所
で検索かけるといろいろ面白いよ
>>26
ちなみに17世紀ごろから言われたりする
可哀想だ
頑張って欲しいね
3000キロの旅を思うと胸がつまる
無事に辿り着いてほしい
若いイキリペンギンだな
哺乳類だとよくある、たまたま今回話題になっただけ
日本でもゴマアザラシのゴマちゃんとか話題になって住民票まで発行されたりしてただろ
若い年代は無茶をするもので、その無茶の結果じゃないかな、
アデリーペンギンといえばあれだ
かもめとペンギンのひなの間に入って助けるやつ
人間界だったら無課金・初期装備・グーグル無しでISISの支配が根強い地域にポンと放り出されるようなもの。これが「自然に帰す」という行為。賛否あるだろうけど
人間だったら、「沖縄から北海道まで歩いていきます!無謀だ、やめた方が良いという声もあるけど、歩き続ける事によってみんなに元気をあげることができれば良い、北海道のゴール到着は1月下旬を予定、宿はとらずに野宿で行きます。」と言い出して半袖短パンで出発して沖縄本島から泳いで奄美諸島を目指すも…かな
せめてもっと南極に近い場所で返せなかったのかとは思うけど、きっと様々な事情があったのだろうね。
無事に南極の仲間の所へたどり着けますように…
漁師が子供の土産に連れて来ちゃってその後捨てられたやつじゃね?
日本の漁港とかにもたまにいると西原理恵子が言ってた。
かわいそうなのは確かだけど、生き物が生息域を広げるようなイベントは、こういう稀なはぐれ者が漂流先で運良く繁殖できたりすることから始まるのじゃないかな