image credit:terencepower/TikTok
アイルランドの路面電車の中で、自閉症の男の子にギターを弾きながらトイ・ストーリーの『君はともだち』を歌う大道芸人の姿がとらえられた。会話はできずとも、満面の笑みで喜びを表現している少年の姿に、多くのユーザーは心打たれたようだ。『Dublin Live』などが伝えている。
自閉症の少年に「君はともだち」を歌う大道芸人
アイルランドのダブリンを運行している路面電車「ルアス(Luas)」の中で起こった、心あたたまる動画が最初にシェアされたのは新型コロナが流行する前、去年初めのことだ。2人は以前から顔見知りだった
撮影者は、テレンス・パワーさん。パワーさんの弟エドワード・ギリガン君(7歳)は、言葉を話すことができない自閉症だったという。そんなエドワード君に向かって、1人の男性がギターを弾きながら、トイ・ストーリーの『君はともだち(You've got a friend in me)』を歌っている。
彼は、ダブリンの路上で定期的にパフォーマンスを披露している大道芸人のミック・マクラウリンさんで、エドワード君とも何度か街や車内で見かけたことがあり、顔見知りの仲だった。
動画が撮影された日も、久しぶりの再会だったようで、マクラウリンさんは小さな友達に心を込めて歌をプレゼントしたのだ。
エドワード君は、時折マクラウリンさんの方を見たり、窓の外を見たりしているが、しっかりと歌を聞いている証拠に、顔には満面の笑みがこぼれている。
音楽は「世界共通の言葉」
当初、エドワード君の兄のテレンスさんがこの動画をインスタグラムやFacebookでシェアすると注目を集めたが、今年3月にTikTokで改めてシェアしたところ、こんな時期だからこそ、多くのユーザーの心に刺さったようだ。こんなに反響があるとは驚きました。マクラウリンさんは、弟を見かける度にこのようにいつも歌を歌ってくれるんです。また、マクラウリンさん自身も、SNSでの反響の大きさに驚き、このように話している。
いつもマクラウリンさんの弟への友情には感謝しています。彼の歌を聞いてとても幸せそうな弟を見たら少し涙ぐんでしまいました(テレンスさん)
決してSNSでの注目を集めたいためにやったことではありません。エドワードはとても素晴らしい子で、彼は私の友達なんです。2人が友情を築いていること、エドワード君がマクラウリンさんの歌を楽しんでいることは、動画を見ると明らかだ。
まさに、音楽は「世界共通の言葉」と呼ばれる所以だろう。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
ゆかい
2. 匿名処理班
子供の満面の笑みは見てるこちらも嬉しくなる
こういうニュースだけ見て生きていきたい…
3. 匿名処理班
音楽や動物がセラピーに有効って
なんか不思議だよな〜
4. 匿名処理班
スティービー・ワンダーのSirDukeの一節を思い出すなあ。
「音楽とはそれ自体が一つの世界で
そこには誰もがわかる言葉があり
誰もが平等に歌ったり踊ったり
手拍子したりする機会があるのさ」
ってやつ。
5. 匿名処理班
癒やされたり元気が出たりやる気になったり
音楽の力って本当にすごい
更にエドワードくんの愛らしい笑顔にも癒やされる
いいニュースをありがとう
6. 匿名処理班
思った以上に歌がうまかった
7. 匿名処理班
見た目お爺ちゃんなのに凄い若々しい声だね
8. 匿名処理班
相変わらず向こうのストリートミュージシャンはクオリティがすげえな
9. 匿名処理班
歌めっちゃうまいしギターだけの音とは思えない世界があった
10. 匿名処理班
素晴らしい動画、ありがとうございます。