人間に近づきじゃれついたヒョウ/pixabay
インドにおいて広範囲に生息している野生のヒョウは、しばしば家畜や人がヒョウに襲われるという事態も発生している。そんな危険な存在であるヒョウが、このほどヒマーチャル・プラデーシュ州の山間部で目撃されたのだが、なんだか様子が違うことに人々は戸惑った。
そのヒョウは、まるで飼われていたかのように、自ら人間に近寄きじゃれ始めたのだ。『NDTV』などが伝えている。
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じゃれつきたがるヒョウに戸惑う人々
インドのヒマーチャル・プラデーシュ州ティサン・バレーで撮影された動画が注目されている。姿を現した1頭のヒョウは、車を止めてヒョウを撮影している人間に襲い掛かる様子もなく、ただ周りをうろついている。Not able to read behaviours of this leopard. Behaving strangely. People are not behaving better though. Videos circulating since evening. From HP. pic.twitter.com/5XNNkH4XLH
— Parveen Kaswan, IFS (@ParveenKaswan) January 14, 2021
男性グループが少し距離を置いて、ヒョウの行動を観察していたが、ヒョウが向きを変えて彼らに近付くと、男性たちは逃げ出した。
しかし、残っていた2人の男性はスマホを手にして撮影を続けており、ヒョウはそのうちの1人に歩み寄り、後ろ脚で立ち前脚を男性にかけて、野生動物とは思えない仕草でじゃれつき始めた。
更にヒョウは、もう1人の男性の袖口を引っ張るように噛みつき、男性が腕を振り回してもなかなか離れようとしない。
動画はスローモーションで再生されているが、まるで「遊んでくれ」と言わんばかりの姿である。
男性から離れた後も、ヒョウは飛び掛かることをせず、飼い猫のように男性の足元へ擦り寄っている姿が捉えられている。
He looks a domesticated one. Maybe escaped from some estate. Some says it is from tirthan valley, HP. Not confirmed. But need more investigation. @rameshpandeyifs pic.twitter.com/PF3OwQJ3Ll
— Parveen Kaswan, IFS (@ParveenKaswan) January 15, 2021
人間に飼われていた可能性も？
この動画は、1月14日にインド森林管理局職員パービーン・カスワンさんにTwitterでシェアされると、更に注目を集めた。カスワンさんは、ヒョウが奇妙な行動をしていて、その行動が読めないことや、ヒョウの周りにいる人たちの行為を批判し、「このヒョウは、人間に飼い慣らされているように見える。どこかから逃げて来たのかもしれない」と懸念を示した。
カスワンさんだけでなく、野生生物専門家や他の森林管理局職員も、野生生物の“異常な”行動に心配の声を寄せている。
This is possible in case of hand reared animals. Needs further investigation. The trend of keeping wild animals as pet can result in such unusual recoveries or surprising sightings. Unfortunate and worrisome.
— Ramesh Pandey (@rameshpandeyifs) January 14, 2021
詳しい調査が必要ですが、このヒョウの行為は人間の手で飼育された可能性があります。野生動物をペットとして飼育すると、このように完全に元の野生の状態には戻らず、驚くような光景をもたらすことになります。残念で、懸念すべき事案です。（インド森林管理局ラメシュ・パーンデーさん）なお、インドではヒョウを含む絶滅危惧種の大型ネコ科の私的所有は禁止されている。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
🐆「すんません、ひょうきんな性格なもんで」
2. 匿名処理班
カレーくらい食わせてやれよ
3. 匿名処理班
ダメだとわかっちゃいるがこんなんされたら、おなかワシャワシャしたくなるな
4. 匿名処理班
可哀想だな…
人から見たら人に懐いたヒョウか攻撃的なヒョウかなんてわからないから、下手におりてきたら家畜を襲いに来たと思われて射殺されてしまうよね
5. 匿名処理班
インド の 山奥 でっ！
6. 匿名処理班
そろそろ発想を大転換して増えすぎた人類の駆除をして野生生物を守るべき
7. 匿名処理班
バレーボールで遊びたがるフタバスズキ竜を育てて
白亜紀に逃がしたりアイツも迷惑かけまくってるな。
8. 匿名処理班
※5
アカン、修業が足りん！
9. 匿名処理班
>>6
では、あなたからどうぞ。
10. 匿名処理班
（たとえ違法飼育だとしても）大事にされてたんだろな
飼い主は何処へ…
11. 匿名処理班
この子野生でちゃんと生きていてるんだろうか。
こんなふうになったのはこの子のせいではないのにな。
12. 匿名処理班
実は大阪のおばちゃんでした。
13. 匿名処理班
カトマンズにインド豹が出る話を聞いてる。
そこで豹が保護された（怪我で弱っていた若い個体もしくは子供）。
その後、山に戻されたところ、今回撮影されたのでは？？？
まあ勝手な妄想のなのでｗ
14. 匿名処理班
スローにしすぎ・・・
15. 匿名処理班
岩合さん「いい子だねぇ〜♪ごろんごろんしてごらん、ごろんごろ〜ん」
16. 匿名処理班
猫好きだけど、見ていてなんか悲しい。
17. 匿名処理班
なんでわざわざスローに編集してるかな。ツベにあげれば、詳しく見たいと思う人なら自分でスロー再生できるのに。
18. 匿名処理班
専門家は野生動物を保護しても
必要以上に人間に懐かないように世話をして
自然に帰る為のトレーニングをするよね…
19. 匿名処理班
猫先輩から人間の扱いを教わった説
20. 匿名処理班
人間に飼い慣らされてるネコ科の猛獣でもふとした拍子にスイッチが入って人間を襲うこともある。
この辺にこういうヒョウがいるよという話題になって人が集まるようになると危険じゃないかな。
ヒョウにとっても人にとっても良い状況じゃないね。いっそのこと公的な動物保護機関などで件のヒョウを保護した方がいいかもしれない。
21. 匿名処理班
戯れてる光景はちょっと可愛いけど、じゃれつかれたひとは生きた心地はしなさそう
22. 匿名処理班
大型犬みたいに大型猫も飼えたらなあ
23. 匿名処理班
>>5
レインボーマンを知ってる世代か。ならミラーマンやバロムワンやライオン丸も知っているな。
24. 匿名処理班
かわいそうという意見には違和感があるなぁ。
イエネコとなった最初の一匹はみんなから非難されるかわいそうな存在だったのか？
25. 匿名処理班
※2
たまねぎ中毒になっちゃうだろ
26. 匿名処理班
※22
犬より訓練適正が低いわりに運動性と戦闘力が高すぎるから危ないわ
27. 匿名処理班
>>3
うちの飼い猫にそれやるとガッチリホールドされてキックと噛みつき連打でズタボロにされる
28. 匿名処理班
10年ぐらい前に中国で子猫だと思って拾って育ててみたらユキヒョウだった件があったから、子猫だと思って育ててたらヒョウでビビッて放ってしまったとかならまだちょっとしょうがないなと思わんでもないが...。
29. 匿名処理班
>>10
最終的にこういう状況にある以上大事にされていたとはとても言えない
無責任な飼い主だよ
30. 匿名処理班
機嫌が良くて遊んでほしいときでも成人男性が振り回されているからな
個人の責任範囲で飼育することなんてできないよ
31. 匿名処理班
周りで写メ撮ってる男を観てヒョウがどういう存在なのかわかった。
32. 匿名処理班
インドヒョウ
ウィキ（ただし暫定版）によると、年々ヒョウと人間の生息地域
が近づき、家畜を襲うなど対立が増加。
保護活動は罠で捕まえて、遠くに放す。少しづつ数は回復中。
ニュースでは家畜だけでなく人間も襲われている。
この子はもう野生化は無理だと思うので、保護施設で子供を残す
仕事をしてもらってはどうか。（子孫は野生に戻すプログラム）
33. 匿名処理班
※28
日本でも山で可哀想な子犬居たから拾って食わせて育ててたら妙に黒くて茶色いモワモワに育っちゃった…とかあるしね
34. 匿名処理班
うひょーっ
35. 匿名処理班
※26
中国に駐屯していた高知の陸軍部隊が豹を飼い馴らすことに成功したお話がある。
生涯陸軍の軍服着た人を見たら大喜びしてたって。
高知にあるオーテピアにその豹の剥製もあるよ。
36. 匿名処理班
>>14
スローしつこいよね、面白くない