
90歳の父親の願いは「SNSに載りたい」image credit:Karen Alea/Twitter
このほど、アメリカに住む女性がTwitterでシェアした数枚の写真が、多くのユーザーらを笑顔にした。それは、90歳の誕生日を迎えた女性の父親が、カメラに向かって笑みをたたえている写真だ。実は父親はかねてから「ソーシャルメディア(SNS)ってやつに一度載ってみたい」という願望があったようで、娘によりその願いが叶えられたのだ。
90歳の父親、誕生日にSNSデビュー果たす
SNSアカウントを持っている人にとっては、Twitter、Instagram、Facebookなど、複数のSNSプラットフォームで情報や写真をシェアすることなど日常茶飯事だろう。しかし、アメリカに住むある高齢の男性にとっては、話には聞くけど自分にとっては未知の世界だったに違いない。
このほど、その男性の娘にあたる女性が、12月16日のTwitterで次のようにシェアした。
My father turned 90 and wanted to do a photoshoot to be posted on social media even though he isn’t on it. ❤️ pic.twitter.com/yBb3adEPMY
— Karen Alea (@KarenAlea) December 16, 2020
父が90歳になったの。アカウントを持っていないんだけど、SNSに自分の写真を投稿したかったみたい。投稿主カレン・アレアさんは、90歳の誕生日を迎えた父親にSNSで自分の写真をシェアすることをお願いされたようだ。
父親は、カメラの前で笑みを浮かべて立ったり、デライラという愛犬を愛おしそうに抱いていたりと、なかなかのポーズを取ってSNSデビューを果たした。
「多くの人を笑顔にできて幸せ」と喜んだ父親
結果、父親の写真は多くのユーザーらを笑顔にし、大きな反響を呼んだ。その反応をカレンさんの兄が父親に説明すると、父親は多くの知らない誰かを笑顔にできたことを心から喜んでいたそうだ。
My brother is showing (explaining) all of this to him.
— Karen Alea (@KarenAlea) December 18, 2020
My dad told me he knows people are depressed and he’s so happy to make people smile, even for just a minute. pic.twitter.com/JewFVi8i9h
この困難な時期、きっとたくさんの人が辛い思いをして落ち込んだりしているだろうから、父はほんの少しでも人々をハッピーにしたいと思ったようです。(カレンさん)カレンさんによると、父親は高齢ということもあり、現在は耳がほとんど聞こえなくなっているのだそうだ。
そんな父のささやかな誕生日のお願い事が予想以上に大きな反響を呼んだことに驚きを隠せず、カレンさんはTwitterで祝福の言葉やコメントを寄せてくれた多くのユーザーに感謝の気持ちを綴っている。
written by Scarlet / edited by parumo
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コメント
1. 匿名処理班
可愛い
2. 匿名処理班
まず90歳になってもSNSという新しいものに興味を持てるお爺さんが素敵だし、その願いを叶えてあげた娘さんも素敵だし、お祝いした方々も素敵だし、とても幸せな気持ちになれる記事をありがとうございます。
3. 匿名処理班
幸せな気持ちになりました。
高齢だとインターネットや見知らぬ人に顔をさらすことに抵抗ある人多いかもしれないけど、新しいことに興味を抱けることは素敵だね。
4. 匿名処理班
なみだがまらない
5. 匿名処理班
愛してるぜ爺ちゃん
6.
7. 匿名処理班
可愛くて素敵なお爺ちゃん。いつまでも元気でいて欲しい。
8. 匿名処理班
犬も可愛い
9. 匿名処理班
誕生日おめでとうございます♡
素敵な1年になりますように。
91才もみんなでお祝いしたいです♡
10. 匿名処理班
お誕生日、おめでとう!
11.
12. 匿名処理班
ナイスなおじいさん。
13. 匿名処理班
今更だけどイイネ押してきた!90歳おめでとうございます!
14. 匿名処理班
日本からも見てるよー
お誕生日おめでとう!いつまでもお元気で!!
15. 匿名処理班
本当に素敵な笑顔!
見ているこちらも笑顔になり嬉しく微笑ましく色々な事を考えさせられました。
と同時に涙が……
16. 匿名処理班
デライラちゃんもかわいい
表情で愛されてるのがわかる
17. 匿名処理班
この年代の人達はここ20年くらいの科学の進歩が子供の頃の空想みたいな事が現実になってるので、完全に別世界みたいな感覚なんだろうね。
とりあえずじいちゃんカワイイ
18. 匿名処理班
1930年は昭和五年。
日本ではまだ和服メインの人もいっぱい居て、和洋折衷か
都会では洋服に身を包んだモボ・モガが流行の先を行くために
街を飛び回っていたような時代。
19. 匿名処理班
これは正しいSNSの使い方。
おじいちゃん、いつまでもお元気で!