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先史時代は女性も狩りをしていた。9000年前の女性ハンターの墓が発見され「男性が狩り」の定説が覆る可能性(ペルー)

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9000年前の女性ハンター(狩人)の墓を発見/iStock
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 先史時代における狩猟採集民の男女の役割は「男性は狩りを行い、女性は採集をしつつ、集落で家事や子育てを担う」というのが定説だった。

 だが実際はそうでもないようだ。最近の研究では、そうした性別の役割は今ほどはっきりしていなかった可能性が示唆されている。

 南米ペルーで発見された約9000年前(後期旧石器時代から新石器時代)の若い女性の遺体は、狩猟の道具と一緒に埋葬されていた。これは、大きな獲物を追いかけるハンター(狩人)の集団の中に女性も混じっていたということを裏付けるという。

大昔、女性が狩りに参加していたという3つの理由

 男は狩り、女は採集と家事や子育てというのが原始社会の一般的なイメージだが、実際に現存する狩猟採集民たちを見ると、女性が狩りに出ることはかなり珍しい。

 しかし先史時代の狩猟採集民は男性だけでなく、女性や子供まで全員が狩りに参加していた可能性が高いという。『Science Advances』(11月4日付)に掲載された研究は次のように説明している。

 まず人間は進化を通じて社会協力性を身に着け、自分の子供だけでなく、他人の子供も育てる傾向が身についているらしいことが挙げられる。

 もしグループ全体で子供の面倒を見ていたのだとすれば、女性は育児から解放されて狩りに参加できるようになる。

 2つ目の理由は、弓矢が発明される以前、狩猟採集民が「アトラトル」という槍を投擲する道具を利用していたことだ。

 アトラトルは弓矢と比べて習熟が簡単だ。そのため女性は妊娠が可能な年齢になる以前からこれを使いこなし、狩りの戦力になることができる。

マサイ族によるアトラトルの投げ方 How to Throw a Spear Like a Real Maasai Warrior

 習熟が簡単である一方、アトラトルは弓矢に比べて正確さや連射性能に劣る。

 そうした性能の差異を補うには、できるだけ大勢が狩りに参加する方が望ましい。したがって女性も参加した方が合理的だ。

 そして3つ目の理由は、初期の狩猟採集民が移動式の生活様式を営んでいたことだ。こうした生活様式は、女性もまた狩猟に参加するよう促すと考えられる。

 じつはこれまでの常識とは違い、定住する集落を拠点として食料を探すよりも、大きな獲物を求めて移動を続ける生活様式の方が人口拡大に有利だったことが分かっている。その理由は、移動式生活の方が移動総距離が短くてすむからだ。

 初期の狩猟採集民の人口増加率は、移動式生活から予測されるものと一致する。したがって当時の彼らは定住することなく暮らしていたのだろうと推測される。

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image by:UC Davis IET Academic Technology Services

狩猟の道具と一緒に埋葬されていた女性の遺体

 大昔は男だけでなく女も狩りに参加していたという見解はあくまで仮説だが、ペルーのアンデス山脈からはそれを裏付けるような証拠が発見された。

 それはWilamaya Patjxaで発掘された9000年前の白骨6体のうちの1体の女性の遺骨である。

  米カリフォルニア大学の考古学者ランドール・ハース氏らが、骨のサイズや形状、歯のエナメル(男女で含まれるタンパク質が異なる)を調べたところ、その遺骨は女性のもので、歯の状態からは、死亡時の年齢は17~19歳だったと推定された。

 その女性の遺骨の埋葬場所からは、大きな獲物を倒すための投槍の先端として利用された尖った石や、その皮をはぐ作業道具などの狩猟道具が発掘された。

 また、この発掘現場では、タルカ(シカ科)やビクーニャ(ラクダ科)といった大型哺乳類の遺体も発見されており、この女性はおそらく優れたハンターだったと推測されている。

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埋葬場所から発見された狩猟道具 image by:Randy Haas / UC Davis

いくつかの発掘現場が裏付ける、女性ハンターが一般的だった証拠

 当時の狩猟採集社会において、女性ハンターはごく珍しい例外的な存在だったのか、それとも一般的だったのか確かめるために、ハース氏らは過去50年の間に調査された発掘現場の記録を調べた。

 すると後期更新世から初期完新世の人間の遺体で、大型の獲物を狩るための道具と一緒に埋葬されていた27体のうち、11体が女性であることが明らかになったという。

 こうしたことから、当時、女性ハンターは決して珍しくはなかっただろうことがうかがえる。だが、それならばなぜ過去の調査では、狩猟道具と一緒に埋葬されていた女性の遺体がハンターとみなされなかったのだろうか?

 それについては、長い時間が経過するうちに地下に穴を掘るネズミなどが原因で、埋葬された道具が他の場所に移動してまったり、本来の副葬品でないものと混ざってしまったりすることがあるせいだと、ハース氏は説明している。

 また以前は骨から性別を識別することが現在ほど簡単ではなかったことも関係があるようだ。

References:scitechdaily / phys/ written by hiroching / edited by parumo

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この記事へのコメント 87件

コメントを書く

  1. そりゃ例外なく女性は狩りをしてなかったということはないだろうさ

    • +31
  2. 狩猟が主なら女性ハンターも合理的だわな
    採取が加わると分担したほうが食料確保に役立つけど

    • +15
  3. 現代よりも9000年前の方がジェンダーレスでフェミニズム的に正しい生活を営んでたんだなぁ

    • +16
    1. >>3
      ジェンダーやらは社会がある程度豊かで文明的になってからできた概念だしね

      • +7
      1. ※19
        確かに。男女子供も関係なく働かないと、食料の確保も難しかったってことなんだろうな。

        • +11
  4. >男は狩り、女は採集と家事や子育てというのが原始社会の一般的なイメージ

    自分はこういうイメージ無かったけど
    本当に一般的なのだろうか?
    子育てだろうが狩りだろうが、なるべく一緒にやってただろうと思ってた。

    • +17
  5. どこかに女性が狩りして男性が家事する部族が見付かってその頃からヒトはオスが狩りする生物って説は否定されてた気がする

    • +13
  6. 先史時代の狩猟というとなんとなくマンモスやサーベルタイガーとガチで戦ってるイメージあるが、実際はメインの獲物は小動物や鳥類だろうし、小さな弓でも正確に射ることが出来るとか追跡能力とか捌くのが上手いとか、パワー以外が重要な時も多いから、女性の猟師も少なくなかったと思う。

    • +17
    1. >>6
      マンモス相手にアトラトル。
      マンモス滅んだら次第に小物狙いが主体になって弓矢、吹き矢、投石器など。

      • 評価
  7. ぱっと見「女性が男性狩り」と読んでひどくマヌケなことを想像してしまった

    • +7
  8. 確かに、群れで生きる動物は雌も狩りに行きますね。というか、雄だけが狩りをする動物の方が思い浮かばないかも。

    ヴァイキングにも女性がいたという話がありましたし、子供の頃からゲームの世界では慣れ親しんできた女戦士や女ハンターや女海賊が、実際にも存在していたのだと思うと胸熱。

    • +18
  9. 時と場所を考えるとベーリング海峡を渡って以後数百年の南北アメリカ住民は総じて開拓者であって、向かう所全て人跡未踏地という状況では生活の必要上男女とも同じ役割が求められたんじゃなかろうか。

    • +9
  10. いや狩猟道具と一緒に埋葬されていたこと=狩猟をやっていたにはならんやろ。
    なら古代の副葬品として剣や盾が入ってたら、そいつは必ず戦争に行った奴なのか?
    古代の古墳なんて、女の墓でも剣や盾が副葬品として入ってることなんて珍しくない。
    魔除けだったりとかあの世で食事に困らないようにという願掛けだったりとかの当時の宗教的な思想の可能性を排除出来ない以上、単なるポリコレ願望の混じった想像でしかないやん。
    例えばその女性人骨に、狩りの際に出来たと思われる治癒した古い傷跡がいっぱいあったとかであれば多少の証拠にはなるだろうけど、それも無しで副葬品が入ってたってだけで決め付けるのはおかしいだろ。

    • -28
    1. ※10
      私も「狩猟道具と一緒に埋葬された女性遺体」が狩りをしてたことになんでなるんだ?と
      ちょっと笑ってしまいましたw
      魔よけの意味とか肉親が死後の世界に持っていってくれと一緒に埋めたとかあるでしょ。
      どうせフリージェンダー論者の科学者たちがいってるだけなんでしょうけど。
      狩りをする女性はいることはいただろうけど、その数は男性にくらべて少なかった
      だろうことは子育ての大変さを知れば普通に考えられると思います。
      生活の糧を得る仕事と、子供と家庭の仕事を文明の利器無しでやるには、専業でそれに
      従事しないと無理。

      • -27
      1. ※24
        子育て・家事が専業でしなきゃいけないほどハードなのは集団で従事しないからだよ
        近代以前は洋の東西を問わず家事・育児をコミュニティ内で分担しつつ家業にも従事するのが一般的だった
        専業主婦/サラリーマンなんて分業は戦後の核家族社会特有のもの

        • +5
        1. ※63
          そもそも「育児」の要求水準が
          ここ近年と昔とじゃ だいぶ違うしな。昭和中期ぐらいですら。

          昔なら、赤子背負ったまま移動して仕事し、その合間に時々授乳
          連れて行くのが邪魔なら、籠などに入れて家に一人放置か
          幼い兄姉に様子を見させる程度でも大丈夫。
          歩き回れる幼児になれば、放っとけば子供同士で勝手に遊ぶし
          むしろ物心つくぐらいの年齢になれば見習いの働き手。
          それで不慮の事故死とかしても「あぁ…悲しい不運だったね」
          で同情され、「親は何をしていた!」等の猛攻撃もない。

          • +9
      2. ※24
        「男性は外で働き、女性は家で子を育てる」家族構成が一般的だった時代なんて本当はつい最近のものだよ。中世から近代、産業革命まで、人口の大半である労働階級では、共働きがほとんどだった。日本でも二十世紀初頭までは裕福な家庭でさえ嫁選びは「働けるかどうか」が最優先だった。
        専業主婦って概念が増えたのは60年代以降から。経済や社会形態にとって一番「都合のいい」形に収まっただけ。

        • +13
    2. ※10
      ※24
      副葬品は埋葬された人を表す。

      それでね、副葬品には「その人が生前に使用していた物」と「死後の世界で使う物」の2種類がある。
      使用された形跡があるかどうかは副葬品を調べればすぐにわかることなんだよ。

      もし「未使用の副葬品」が出土した場合、約9000年前に死後の世界を想定してたと思われるので、それはそれで大発見。

      • +25
      1. ※29
        槍だと弓矢の矢よりは頑丈でも
        弓に比べれば本体があちこちぶつかる衝撃は大きいだろうし、
        一生モノって程でもなく ある程度の消耗品なんじゃないだろうか。
        日常使用の形跡があっても、生前の本人の愛用品(本人が死ねば他に使い手がいない、周囲も各々が自分のを持ってる)とは限らず、
        交換のタイミングが近かった年季物を有効利用した可能性もある。

        「心はいつも傍に」という意味を込めて、“旅立ち”の際に
        近親者が自分の身代わりとして使い込んだ道具を持たせるのは
        しばしば見られる行為だし、家族の誰かが死んだタイミングで
        それまで使ってきた狩猟具を魔除けとして夫などが贈り、
        その後 再出発の心機一転として本人の道具は新調する、
        みたいなパターンもあるかも知れない。

        傾向が推測できるほどの数が出土しているなら別だが
        (副葬品の槍の長さと埋葬者の体格には相関が見られる等)、
        証拠が少ない段階では、まだ断定的な決めつけは避け
        いろんな可能性を挙げていってみてもいいんじゃないだろうか?

        • -5
    3. >>10
      最近の研究=最適の研究って訳じゃないもんね
      こういうこともあったってだけでコレが全てにおいて正しいって勘違いしちゃいけないっての考えは科学者に必須だよ

      • 評価
    4. >>10
      何故女性が狩や戦争に出かけたと考えたらいけないのか。
      まず狩で怪我と言うが、基本小動物や水鳥狩ってたら骨まで達する傷なんて滅多にしないし、そんな傷負ったら男でも動けない。
      ポリコレ云々で言うなら、これは逆に狩や戦争など今まで男性がメインで活躍されたと思われる大切な仕事に女なんかが加わっていた訳ないだろうというマッチョな思想の現れじゃないか?
      副葬品云々で言えば宗教的な飾りと実用的なものは作り違うから、素人は黙っとれだよ。

      • +15
      1. >>58
        ギリシャ神話には武勇を司る女神アテナやビーナス、北欧神話も女神ワルキューレ、フレイアは軍隊を率いている。女丈夫は珍しくなかったのかも。

        • 評価
    5. >>10
      あなたにとっては都合の悪い事なのですね。

      • +8
      1. >>60
        そういう返し方は本質と異なるところに目を向けることになるので人としてダメ。

        • +1
    6. >>10
      獲物取らなきゃ飢えてしまう状況なんだし、女も子供も狩りに参加してたと思うよ。

      • +4
      1. >>62
        現代の共働き夫婦と同じでは。
        生きる為には、それぞれが出来る事をやる。この女性は適材適所だったんじゃないかな。
        たとえば手先が器用なら男女問わず道具作りに従事していたとか。

        • +1
    7. >>10
      確かにこの記事からだけでは、※10さんのようなコメントが出てきてしまうのも当然だと思います。

      ですが、リンク先の論文やその補足資料(80頁以上もある!)を見ると、単に女性の人骨と共に狩猟道具が見つかったからという理由だけで結論づけている訳ではないようですよ。

      数々の出土品の分類や集計からそこにいた人の年齢や性別や体格などの分布を推定し、そこから必要だった食糧の量つまり狩っていた動物の種類や頭数などを推定、さらにそれだけの狩りをするのに必要なマンパワーと当時の道具の性能などを勘案すると、当時の成人男性だけで狩りをして営んでいけるほどの余裕はなかった、男性女性はもちろん子供まで”総動員”して大型動物を狩らなければ生きていけなかっただろう、という結論が得られそうだという話のようです。

      現代の狩猟採集部族では道具は結構良いものを使うこともできるでしょうから、狩りも少数精鋭になってきてるんではないでしょうか。

      またこのような詳細な出土品の統計分析をするまでもなく、たとえば体格や筋肉量などは確かに平均的に男性が女性より高いかもしれませんが同時に体の成長の速度でいえば男子より女子に利があることも確かですし、狩りの戦力として集団から”総動員”をかける場合、少なくとも成人前の女子が戦力になったであろうことは容易に想像できそうな気もします。

      • +17
  11. 自分がこの武器最初に知った時の名は
    アトゥルアトゥルだったな。

    原理で考えると威力はスゲー

    • +1
  12. インディアンの一例だと、狩を日常的に行う女性は
    性同一障碍者(男性として扱われた)がほとんどだった
    今回の発見は、そうした例とも異なるぽいよね

    • 評価
  13. 野生動物を見てても若いメスや子を持った母親だって普通に戦ったり狩や採食してるもんね
    手先が器用で賢い旧人類だってしないわけがない
    そりゃ女だって狩りもしたろうし戦いだってしたろう
    現代日本の女だって働いて対価を得て帰ってくる狩人だよ

    • +19
  14. 「男性が狩猟を行い、女性は子育てをしながらそれを待つ」というイメージが、原始時代のみならず、はるか以前の原人時代についても定番になっていますが(NHKの科学教養番組における再現CGなんて、全部そのパターン)、それ自体が、男性優位社会のバイアスがかかった、歪んだ物の見方かもしれませんね。
    メスが狩りを行う生き物なんてふつうに存在するわけだから(ライオンなどはもっぱらメスが狩猟)、ことさらホモサピエンスの「メス」が狩りに参加しなかったという論理的根拠もないでしょう。

    • +39
    1. ※14
      単独生活の動物だと雌雄関係なく狩をするのはもちろんだけど、
      メスが狩をしない生物自体がごく一部にかぎられているのでは。
      猿の仲間くらいじゃないだろうか。
      狼もハイエナもリカオンも雌雄一緒に狩をしているし。

      • +2
  15. 近代のイギリスが参加した戦争時にも女性が大活躍し
    勲章を申請した記録があるし、先史時代にも狩りしても
    何ら不思議ないよな

    • +16
  16. リアルハントレス!って思ったの絶対俺だけじゃない

    • +3
  17. ライオンのオスは普段狩りをしないが、いざという時には狩りに参加する。
    同様に、生活が苦しいときは、現代でも共働きだ。
    だけど、狩りの技術が発達して安定して食料が供給されるようになると、現代の狩猟社会のように、男は狩り、女は子育てに落ち着く。

    これは現代でも、生活が豊かである地域ほど、そうなっている。
    日本はその典型だ。

    • -13
  18. 徐々に役割分担する知恵を付けて行っただけなのでは
    と思わなくもない
    単に現代人が家を護る仕事を外から成果物を得て来る仕事より下に見るから変な感じになるだけなんじゃないかなぁ
    子孫繁栄が成果物と同等かソレ以上なら女が家に居ようが男尊女卑には成らんでしょ

    • +3
  19. 若い姉ちゃんなら同年代の男と大して変わりはないと思うし、妊娠・子育て以外は性差って関係なく過ごしてたんだろうね

    • +10
    1. 狩猟つっても落とし穴に追い込んで上から槍投げたり巣に煙を送り込んだり毒使った仕掛け罠使ったりとか、まあ、色々だろうしね
      だから必要に迫られれば若い女が狩猟に参加しててもおかしくはない
      でも上で言ってる人もいるように副葬品だけじゃ根拠としては弱いんだよな
      健康な若い女=妊娠してる可能性大、でもあるんだから
      乳幼児死亡率がクソ高かった時代、できることなら前に出さず大事にしときたいところのはず
      ※21
      いや、若いねーちゃんでも同年代の男とはさすがに変わるだろ
      二次性徴に入るか入らないかくらいの男の子や年配のオヤジとはあんま変わんないかもだけど

      • -3
      1. ※28
        先陣きって動く獲物に接近し最初に槍を突き立てる役と
        弱った獲物にトドメの槍を浴びせかける後方部隊、とか
        危険だけど一頭で食いでのある大型獲物と
        獲りやすいけどチマチマ数が必要な小物集め、みたいな
        役割分担の差はあったかもね。

        • +2
  20. ハンターって言われると無条件にムキムキの奴ら思い付くんだが…どうだったんだろう。

    • 評価
    1. ※22
      狩の仕方によると思う。よく取り上げられるアフリカの何日も獲物を
      走って追っていく方法では、スラッと細マッチョが向いている
      ハンマー室伏選手の様な長距離苦手体型は向いていない

      • +4
  21. ライオンだってヒョウだってオオカミだってお母ちゃんが狩りをしてるもんね

    • +7
  22. そりゃ狩猟が食料供給のメインだった時代は女性もある程度の子供も狩りに行ってたんじゃないだろうか
    弓や槍で獲物を追うってのが大多数の狩りのイメージだろうけど、実際は追い込み漁とかで動けるもの総出で狩りしてたんじゃないのかな?

    それは男女平等とかそういった意識ではなく、「働かざる者食うべからず」より厳しい「働かざる者死ぬ」って時代で必要に迫られていたからだと思う

    そうした中で仲間が死んだときあの世でも狩りが出来て飢えないようにっていう事で入れていたとか?

    あと「男性は狩りを行い、女性は採集をしつつ、集落で家事や子育てを担う」は狩猟文化後の農耕文化でのイメージが強いけどな

    • +13
      1. ※78~※87
        なんか根拠ありますBotきたわね……

        • +4
  23. お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯にも最近はまずいと聞きました。

    • -13
  24. 女性の誰もが子供を宿すわけではないだろうし、出産前後どうかでも変わるだろうし
    あくまでそういう女性もいたというだけで基本が覆るわけではないと思う。

    • -4
  25. 女性が狩り?いやでも現代の原住民の方々でさえ「男が狩り、女は家事」な社会だしなぁ。どうなんだろう
    あ、でも現代の原住民はカテゴリで言えば「定住型社会」か。上の記事で言及されてるような「移動型狩猟採集社会」ではないな

    「定住型社会」のサンプルは現代でもたくさん見ることはできるけど、「移動型狩猟採集社会」のサンプルなんてあるかな?モンゴルのゲルに住んでる人達が近いだろうか(厳密に言うと狩猟ではなく牧畜してるけど)
    モンゴルには女の子の鷹匠がいるけど、6000年の歴史で初の女性鷹匠と言われているから、一般的かと問われるとちょっと微妙

    ただまあ、それでも「定住型社会」よりも「移動型狩猟採集社会」の方がまだチャンスは多いのかもしれない
    現代で狩猟採集民みたいな生活してる集団・・・いるかな・・・いたらもっと詳しい考察ができそうなんだけど

    • -9
    1. >>31
      なんか根拠あります?
      女性が狩りをする部族ありましたよ?

      • -3
  26. 男もあえて狩りをせずに集落で育児してた人も当然いただろう。

    • +15
    1. ※32
      負傷で身体不具になったとか、生来の病弱者とか
      狩りに出るのに向かない人は当然そうなると思う。

      というか、一般に男女の役割観が強いとされる
      戦前生まれのお爺ちゃんで、専業主婦が多かった高度成長期でも
      持病が悪化すると専業主夫になり、代わりに女房が大黒柱として
      重量物の工場で肉体労働者、って人がうちの親戚にも居たりした。
      とりたてて周囲に奇異な目で見られる訳でもなく、
      案外 生活に追われていた昔のほうが、そういう「家族の中で
      稼げる奴が外で稼ぐ」ってのはフレキシブルだったのかも。

      • +9
  27. ま、当然でしょうね。
    仕事に対する労働力の分配を考えた場合、先史時代において男女で仕事を分ける必要性は何処にもない。単純に言えば「生命維持という根幹を支える狩りという仕事においては、”使える奴は”男女関係無く使う」ってだけの話で、この方が効率が良い。
    集落が大きくなり、文化が発達するにつれて男女の仕事は分化していく。(男の中とか女の中でも細かく分かれていく)なんで男女でする仕事が分化するかっていうと、これもこの方が効率が良いから。
    得られるエネルギーとか労力は限られていて、それを効率的に使うために自然に分かれる。

    • +9
  28. つか、寿命が20年位の頃だったら
    10代前半が働き盛りやろ。

    となると男性のほうがひ弱だった可能性すらある。

    • +4
    1. ※34
      平均寿命って、近代以前は
      膨大な乳幼児死亡率がガクンと下げてるし、
      成人(15歳以降とか)まで生き残った層に限定しても、
      10代後半~20代の疫病・戦死・事故死・難産とか
      40代後半~50代半ばくらいの心臓発作・脳卒中系
      70代半ばくらいの長生き層の癌系や老衰
      ごく一部に80歳以上生きた長老みたいなの等々
      いろんなボリュームゾーンがありつつ平均とると30~40代、
      って感じで、途中の篩がけでどんどん落ちてく層が数字を下げても
      「中高年がほとんど居なくて皆んな均等に若死にする」訳じゃないぞ。

      • +2
      1. >>46
        9000年前がどうかは知らんが
        25ぐらいで歯がボロボロという頭骨は多く発見されてるぞ。

        • +4
  29. 強い女は昔から居たんだ!そりゃそうだけどただの想像から1歩事実に近づいたなら胸が熱くなっちゃう……!!

    • +2
  30. マサイ族のその映像は、アトラトルなのか?
    単なる「投げ槍」に見えるけど…。

    アトラトルって、下の女の人の絵にあるような
    尻部に引っ掛けて 腕を下まで振りきりながら押し出す
    てこの原理の「投槍器」のことだと思うが。
    これ使うと、単なる投げ槍より2~3倍の飛距離は出る。

    • +3
  31. 原始共産制みたいに一部の人に現代の理想を投影されそうな記事だな

    • -13
  32. 対立し合う思想たちに歪められ続ける考古学的事実いいね

    • -12
  33. 職業を縛る法のない時代に
    「100%の男性は狩り、100%の女性は採集と家事や子育て」
    と思うほうがおかしいよ
    そりゃ狩猟をやる女性も居るだろうし、そこに才能を開花させた女性も居るはずだ
    そしてそれは多種多様な部分に当てはまるはず

    • +12
    1. ※43
      とはいえ、社会通念的に
      「ごく普通に多数がやっていた(会社のOLレベル)」か
      「皆無ではないけど、かなり稀(女鳶職レベル)」かでは、
      だいぶ様相は異なると思う。

      • +4
      1. ※51
        >後期更新世から初期完新世の人間の遺体で、
        大型の獲物を狩るための道具と一緒に埋葬されていた27体のうち、
        11体が女性であることが明らかになったという。

        この場合の割合だと結構な数の女性ハンターがいたようだと思う

        • +14
  34. 日本で言えば、漁船の上は女人禁制が当然とされる民俗がある一方で、夫婦揃って漁にでるような地域も確かに存在する。

    まあ、地域やグループが変われば色々あるよね、って事だろうと思うよ。
    正解は一つではないのだ。

    • +7
  35. 「男が外出るもんだ」ってのは長い時間が作った文化みたいなもんで意外と現代人の方が価値観ガチガチかも知れんな

    • +14
    1. ※48
      授乳の関係で乳児の時は女性が家にいる必要あるし
      その時期だけ入れ替わるとかも昔だと難しいだろうから女性が家になってるだけだと思うんだ

      • -2
    1. >>52
      ティアリちゃん(創世のタイガ)もたくましくてかわいいよ

      • 評価
  36. まぁある程度群れの規模が大きくなり社会構造が出来上がらないと棲み分けも出来ないだろうし。
    男女関係なく向いてる個体が狩りをやっていても何ら不思議はないかな。

    • +3
  37. 人数が少なかったらきっちり役割を分けるってのもなかなか難しかったかもしれないし、全員が全ての役割を努められたのかもね

    • +3
  38. 他の群れと戦いになった、狩りから帰ってこなかったとか理由はなんであれ
    多くの男が死んだから仕方なく女が狩りをなんてのは普通にありえた時代でしょ
    こういうのは女性が活躍したんじゃなく、せざるを得なかっただけ
    率先した群れもあるかもしれないけれど、だから滅びた
    現在に続くのは男女の役割分担という生存戦略をした群れ

    • -11
    1. ※57
      それも違うのじゃないの?
      遺構や原始的な生活を営む部族をみると、
      女性の仕事は家を作る、家具を作る、衣服を作る、と
      後世では男性職人が請け負う様になった物も多いし、
      これからも環境や社会状況によって変わっていくものでしょう

      • +3
    2. >>57
      は?なんだそれ。
      根拠あります?明らかにないですよね?

      生物の生存に係ることは、機能さえあれば性差に関係なく実行可能なので、未開社会においてはそりゃ狩りくらいしますわ。

      • -1
  39. 教科書では「男は狩り、女は山の幸を採集しに行く」と習うけど、1年中毎日実ってるわけがないんだよね、どんぐり系は秋だけだし、果実系も旬過ぎたら消えるし。実ってる時期以外は女も狩りした方がいい。

    • +4
  40. 某ハンターゲームでも半数以上が♀キャラだしな

    • 評価
  41. それまで狩猟は男性オンリー説が主流だったなら発見の結果、女の体だが精神的には男で狩りに参加してたり、男だが家事や子育てに明け暮れていたトランスジェンダーが1万年と2千年前からいたみたい……という話になるんとちゃうか?

    • -10
  42. 考えてほしい、拠点に滞在してもらうよりも
    同時行動で武装しつつサポートに回ってたほうが安全なんだよね
    ただ子供も同時にサポートに回っているはず
    乳飲み子でなければ自然とそうなるはず
    女性単独や女性のみ集団は対動物がこなせても対人不利なので現実的ではないよね
    同じ理由で女性単独や女性集団のみで採取を絶対に行なっていないはず
    これを看過する長がいたらむしろおかしい

    • +1
  43. 生活が厳しい小集団だと女子供も狩りに出ることはあるだろうがそれが多数派だったとこの事例を基に考えてしまうのはマズい
    クロマニョン人や縄文人のような人々では男女間の骨折や負傷の頻度に大きな差があるわけでそこそこ大きな集団であれば性分業があったことは間違い無いだろう
    このケースでも実際副葬品という間接的な証拠しかないわけだし

    • 評価
  44. 獲物を狩るなら人手は多い方が有利だし、そりゃ女性も戦力として数に入れるわな。

    • +2
  45. 時代に迎合するように発見して解釈されてるような気がしないでもないけど。
    古代からジェンダー平等だったならおおいに結構なんだけど、狩りをする適性があれば戦争行為にも普通に参加していたんだろうか。

    • +1

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