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子猫を失くしたばかりの母猫が捨てられた5匹の子猫と対面。母性炸裂、我が子同然に子育て開始(アメリカ)

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子を失った母猫と、母に捨てられた子猫の物語 image credit:Juliet’s House Animal Rescue/Facebook
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 母猫に捨てられてしまった子猫と、我が子を失ったばかりの母猫が、絆を育んでひとつの家族になるまで、そう時間はかからなかったようだ。

 アメリカのノースカロライナ州で、我が子を失い意気消沈していた母猫がある施設にいた。同じ頃、母親に育児放棄された5匹の子猫が別の施設に保護された。

 こういう時こそ人間の出番だ。施設同士で連携を取り、母猫と子猫たちを引き合わせることに。あとはみんなの想像通り、あっという間に仲の良い家族が誕生したのだ。

母猫に捨てられた5匹の子猫が発見

 2018年12月19日、ノースカロライナ州カーナーズビルの図書館の外で、母猫に捨てられたらしい5匹の子猫が発見された。

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 猫たちは、発見者により買い物袋に入れられて警察署へ届けられたが、その後同州グリーンズボロにある動物救助・保護施設『Juliet’s House Animal Rescue』へ連絡が寄せられた。

 同施設のボランティアスタッフをしているカソーンドラ・マイモーネさんは、5匹の子猫を自宅へ連れ帰り、一時的な里親として面倒を見ることに。

 しかし、子猫たちはミルクや毛布を与えられても、ずっと鳴き声をあげていた。

 カソーンドラさんの飼い犬ウィニーも、子猫たちの世話役を買って出てくれたが、やはり子猫たちは母猫がとても恋しい素振りを見せていたという。

我が子を失った母猫が孤児の母親代わりに

 その後しばらくして、デイビッドソン郡動物保護施設から、ある1匹の母猫についての相談を受けた。

 その母猫は、最近我が子を失ったばかりで、乳をやることもできずとても苦しんでいるという。それを聞いたカソーンドラさんは、5匹の子猫たちと引き合わせてみようと思い立ち、その母猫も引き取ることにした。

 すると、母猫は会った瞬間、子猫たちに母性本能をクリックされた。

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image credit:Juliet’s House Animal Rescue/Facebook

 すぐに子猫たちの傍により、横になって乳を与え、世話をし始めた。

 子を失った母猫と母を失った子猫たちは、あっという間に互いを受け入れ、ひとつの家族になった。

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 カソーンドラさんによると、母猫は育児中、甘えて擦り寄ってくる子猫たちに喉をゴロゴロ鳴らしてとても幸せそうな様子を見せていたそうだ。

 子猫たちのおかげで、母猫はすっかり立ち直ることができ、孤児5匹もまた代理母となってくれた母猫のおかげで、たっぷりの愛情と暖かさを貰うことができた。人間でも動物でも、血の繋がりよりも濃い絆が生まれることは、確かなようだ。

written by Scarlet / edited by parumo

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この記事へのコメント 31件

コメントを書く

  1. 母猫から見たら、我が子が毛皮を着替えて戻ってきた案件

    • +59
  2. こっちの猫ちゃんたちもよかったねぇ……

    • +19
  3. またこれが実の子だと言っても納得する柄と色。

    • +32
  4. 母猫が子猫全員を無くしたって
    一体何があったんだろ

    • +11
    1. >>6
      もしかしたら一匹しかいなかったのかもよ
      猫は滅茶苦茶効率良く生殖できるんだ
      性交ごとに排卵し、ほぼ確実に受精する
      これを可能なら複数の雄と繰り返し遺伝子バリエを高める
      だから一回しか性交してないなら子猫が一匹というのはあり得る

      • +3
  5. 別の猫がこの猫の子供を産んだだけでしょう

    • +7
    1. >>9
      ネコの育児放棄なんて珍しくない。
      わざと人間の家のそばで子ネコを放置するのもいるほどだ。

      生存競争としては、育児のコストを人間や他のネコに押し付け、ひたすら子供をばら撒いて自分の遺伝子を残しているわけだな。

      • +11
      1. >>12
        母猫って自分が育てられない環境、子猫が弱くて育たない場合は本能的に捨てるってなんかで読んだ。人間の手が加えられた種類はわからないけど…なので、本来淘汰されるべき命を人間が拾っているという事

        • +3
        1. また間違えた、削除して欲しいかも
          >>16
          人間に拾われるか否かも自然淘汰の一つやし、イエネコだけに
          去勢されたら、遺伝子広げること自体は失敗するからね

          • 評価
  6. ふつくしい(///ω///)♪なんてふつくしい(///ω///)♪母性愛(///ω///)♪

    • +1
  7. お母さんの顔側でもぞもぞしてる子がミルクにありつけますように!

    • +10
  8. 猫の育児放棄について、長年フシギに思ってる一人。
    メスは生後4ヶ月で妊娠可なので、まだ子猫が子猫を
    産んでしまった場合、母性本能が追い付かなくて、
    産み捨ててしまう事になるのかも。
    自力で歩ける週齢の子猫が一匹でいる場合は、
    母親の移動について行けなかった個体ではないか、
    と考えている。日本でも野良猫を研究している人がいるので、
    調べてみたい。

    • 評価
    1. >>20
      レス先間違えた
      ネコに限らず、成長の可能性が低い子供を育てるコストが無駄になるので、弱い子供を切り捨てるのは珍しくないのよ。
      それと同時に、子育てが得意・苦手という個性のばらつきもある。
      毎年子供を産んで育てようとしても全滅させ続けたり、先述したように人間に押し付けるような事をする母ネコもいる。
      Youtubeのねこかますの人気動画に、全滅母ネコから子ネコを引き渡される動画があるよん

      • +5
    2. ※20
      あまり知られていない育児放棄の理由を書き忘れたぜ
      ネコは育児中に危険を感じると引っ越しするが、その際に子供を残す事がある

      ・危険回避のため、引っ越し途中で打ち切る。残った子供は見殺し
      ・母ネコが途中で忘れてしまう。思い出すと引っ越し継続しようとするが、その間に子ネコが…
      ・最初に子ネコを連れていった場所より安全な場所があると、途中から変更することがある。最初の場所を忘れてしまい、そこに置いた子ネコを探し回ることもある

      最初はともかく、母ネコのうっかりで子ネコが放置されることがある
      Youtubeでの飼い猫が飼い主に、ノラが保護団体に助けられた場合はよかったねで済むけど、助からなかったノラ子ネコも相当いるだろうね。

      • +8
  9. 家族が見つかってよかった!
    ママがずっと舌を出してると思っちゃったw
    模様なのね

    • +1
  10. 母猫も子猫たちも幸せそうですね。
    猫でも人間と同じ絆があるのだと感じられます。

    • +1
  11. こうゆうのを見ると創作なんだろうなって邪推する、バズらせるためにやってるんだろうなって

    • -5
    1. ※33
      子猫を失った母猫はともかく、子猫5匹全部捨てる母猫というのはあり得なそうな話なんだよね。母猫が病死や事故死したというのならともかく。

      • -5

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