メインコンテンツにスキップ

お互いに障碍を持つ兄妹子猫はお互い必死にを守りあいながら生きることをあきらめなかった(アメリカ)

記事の本文にスキップ

16件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit:theparsonspets/Instagram
Advertisement

 ニューヨークのブルックリンで、冷たい風が吹く中、建物の外で2匹の子猫が発見された。

 救助・保護された2匹は染色体異常で生まれたようで、怯えながらも兄妹同士、片時も離れず必死に守り合い、しっかりと寄り添い合っていたという。

 後日、この2匹のことを知ったある一家は、2匹の救助に至った経緯に心を奪われ、子猫たちを家族として迎え入れた。

 生きることをあきらめなかった2匹は今、新たな家族のもとで、元気いっぱいに本来の性格を発揮して幸せに過ごしている。

Brother and sister kittens – best of friends

怯えた2匹の子猫が救助される

 ニューヨークのブルックリンの路上で、寒さと孤独に震えていた2匹の子猫が近所住民により発見され、動物救助保護施設『Infinite Hope』が、地元のTrap-Neuter-Return(TNR)活動を行っているグループに連絡して安全に保護してもらった。

 施設に連れ帰ったスタッフは、2匹の顔が他の猫たちとは異なることに気付いた。

 獣医に診てもらったところ、染色体異常によるダウン症のような障碍を抱えていることがわかった。

 また、茶トラの兄の方は瞼のふちが目の内側に入り込んでいる眼瞼内反症でもあったことから、痛みと感染を防ぐために手術が施された。

 茶トラ猫はその後、一時預かりの里親のもとで健康状態を取り戻したが、妹猫は兄の回復中もずっと傍を離れずに寄り添っていたという。

その後2匹は永遠の家を見つける

 ちょうどその頃、ミッシェル・パーソンさんはネットを介してこの2匹のことを知った。ミッシェルさん一家は犬を1匹飼っているが、最近15年飼っていた愛猫を亡くしたばかりでもあった。

 その時は、まだ別の猫を飼う心の準備ができていなかったミッシェルさんだが、偶然2匹のことを知り、とても心を奪われた。

 数週間後、再び2匹のことを調べると、まだ飼い主が見つかっていないことを知った。

 ミッシェルさんと息子は、ネット上で写真を見た2匹に名前を付けることにし、息子は兄の猫を映画『ワンダー 君は太陽』の主人公の少年にちなんでオギーと名付け、ミッシェルさんは妹猫をギリシャ神話の女神で“美声”を意味するカリオペと名付けた。

名前を付けたらもう、すでに家族のように感じました。この子たちが幸せに暮らせるにはどうしたらよいかと、同じ症状の猫について調べたところ、どの猫も障碍を抱えながらも、前向きに明るい生活を送っていることがわかりました。

救助された経緯を読んで、2匹がどれほど強い絆で結ばれているかを知り、ますます好きになりました。(ミッシェルさん)

 この2匹に温かい家庭を与えてあげたいと思ったミッシェルさん一家は、早速手続きをし、1週間後にオギーとカリオペを家に迎え入れた。

数か月後には内気だった殻を破って本来の性格を発揮

 最初、2匹はとても内気で戸惑いを露わにし、何度もベッドの下に隠れた。

 ミッシェルさんは、カリオペがオギーを守るために先に安全確認をする役目を持っていることに気付いた。

 ほんの少し慣れてきた頃でも、2匹は互いにピタリと寄り添い合い、1匹が部屋に入るともう1匹は必ず近くにいるというふうにいつも傍を離れなかった。

 しかし、数か月が経つと2匹は貝殻から抜け出たように本来の性格を発揮し始めた。

 オギーは、もう臆病な猫ではなくなった。自信を持って遊び心いっぱいのやんちゃな猫になった。

 家の中を走り回ってない時は、カリオペと一緒に窓際に座って、鳥のさえずりに耳を傾けながら外の景色を眺めている。

 2匹はおもちゃが大好きで、ミッシェルさんの飼い犬デクスターと遊ぶことも大好きだ。

 デクスターは、初日から2匹を快く受け入れ、今では3匹仲良しトリオだ。オギーとカリオペは、いつもデクスターの気を引こうとし、そんな2匹をデクスターは見守り、3匹はデクスターのベッドをシェアしていつも眠っているという。

オギーはスポンジを盗むのが大好きで、カリオペは目を細めて静かに物事を判断するのが好きなようです。

カリオペは妹ですが、オギーの姉のような存在で、いつもオギーの顔を身綺麗にしてやり、オギーがハグを必要とする時には傍にいてやる思いやりを見せています。

2匹が私たちの家を永遠の家に選んでくれて、とても幸せです。この2匹は私たちにとっても必要な存在です。毎日、2匹にキスとハグをして愛情を注いでいます。

 今では、すっかりミッシェルさんの家族となったオギーとカリオペ。彼らの日常の様子は、Instagramからも閲覧できる。

※追記(2020/03/21)本文を一部修正して再送します。

written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 16件

コメントを書く

  1. 最初の画像から比べてだいぶ大きくなってて安心した。
    ずっと兄妹一緒に暮らせるお家が見つかってよかったね♡

    ところでパルモさん、本文中にある【TNR】って一般的には野良猫や飼い主のいない猫を捕獲して避妊or去勢手術を施してからリリースする事を指すんだけど、、、TNRって名称の愛護団体があるのかな?

    • +8
  2. 見ていて思わずうるっときちゃったよ…
    2匹が同じお家で幸せを掴めてよかった😭

    • +35
  3. 素敵な名前ももらえたし、居場所が見つかってよかったね

    • +24
  4. 思うんだけど、猫って兄妹というより姉弟じゃないかなあ
    女の子猫のほうが気が強くて早熟な感じ

    どちらにせよ彼らは同じ日に生まれた双子なんだけどさ

    • +8
  5. 今日、野良で拾ってきた愛猫が天国へ旅立ちました
    悲しみ中、この記事読んで一生懸命生きようとする姿に救われた思いです
    幸せになってね!

    • +21
    1. >>9
      この記事をまた見ているかはわかりませんが猫ちゃんはきっと幸せでしたよ、大事にしてくれてありがとう

      • +4
  6. 人間の勝ってで交配を繰り返させ
    異常が産まれたら捨てる
    あほなんかね

    • +2
  7. カリオペは縞三毛だけど、三毛はしっかり者で頭が良いからね。

    • +2
  8. この子たちが幸せで本当にうれしい。
    二匹、特に兄のオギーの目の症状、顔つきは、うちに現れた双子兄弟とそっくりで余計に感情移入してしまう。
    ある冬の日に突然、庭に放り込まれていた目も開いていない茶色い二つの塊。片手に二匹乗る小さな子猫は、顔も症状もオギーとそっくりでした。
    最初は2か月ほど入院させて治療とともに体力付けて、あれから10年。二匹とも8キロ、10キロと大きくなり。相変わらず病気は持っているけれど、ほかの猫たちと一緒に幸せに(と願いたい)暮らしています。子猫を拾ったときは、率先してかいがいしく世話をしてくれるのもこの子達。
    オギーを見て、あまりに似ているのでつい書いてしまいました。

    • +13
  9. ミッシェルさんの家族となったオギーとカリオペ。
    幸せに暮らして!ミッシェルさん頑張って!

    • +3

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動物・鳥類

動物・鳥類についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。