メインコンテンツにスキップ

マクドナルドが「ミツバチのホテル」をオープン。脅威に晒されたミツバチを保護するための、優しいプロジェクト(スウェーデン)

記事の本文にスキップ

20件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube
Advertisement

 スウェーデンといえば、ミツバチの保護に大きな力を注いでいる。今年5月には、「世界最小のマクドナルド」と称して、ミツバチのために金色のアーチが装飾されたマクドナルドのミニレプリカが作成され、話題になった。

 今回、スウェーデンのマクドナルドは、ミツバチのために小さなホテルをオープン。

 「ミツバチが『世界最小のマクドナルド』でファストフードを食べた後、どこかに滞在したいと思った時のためのホテル」ということだが、このプロジェクトの背後には、ミツバチの個体数激減という深刻な脅威が存在している。

 ミツバチを保護し、その個体数を少しでも増やしていくため、スウェーデンのマクドナルドはミツバチに優しいプロジェクトに尽力し、その保護活動に取り組んでいる。

Billboard hotels

看板にミツバチのためのホテルがオープン

 「世界最小のマクドナルド」が大きな反響を呼び、成功に導いたスウェーデンのマクドナルドは、今回店の看板(ビルボード)をミツバチのための小さなホテルにアレンジした。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 ミツバチ保護のプロジェクトの一環として、「世界最小のマクドナルド」を手掛けたクリエイティブ・エージェンシーNORD DDBは、フランチャイズで大手広告会社のJCDecauxとコラボレーション。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 マクドナルドの看板のロゴ部分と「いつもオープン」の文字部分に、恒久的な木材を設置して、ドリルで小さな穴をいくつも開け、ミツバチや他の昆虫が入れるように工夫した。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 スウェーデンでは、全てのマクドナルドのフランチャイズ店が、独自のミツバチホテルの看板をオーダーし、メッセージをカスタマイズする機会が与えられているという。

プロジェクトの背後にある深刻な問題

 世界最小のマクドナルドや小さなミツバチホテルは、見た目もとてもキュートだが、このプロジェクトの目的はあくまでもミツバチの保護だ。

 スウェーデンでは、ミツバチの30%が絶滅の危機に晒されている。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 ミツバチによる受粉がなければ、人間の食糧の3分の1は脅威に晒される。しかし、大きな問題は、ミツバチの住処がどんどん減少していることだそうだ。

 そのため、マクドナルドではミツバチを保護するために、ミツバチホテルを兼ねた店の看板の生産を開始している。

うまくいけばホテルのチェーンを増設予定

 今回のプロジェクトが最初に実行されたのは、ストックホルム郊外のイェルフェッラという地域の道路脇に建てられた看板だ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 ビルボードの背面には、小さなミツバチホテルが6つ作成されている。看板の表は北向き、つまりちょうどホテルは南向きとなっており、昆虫にとっては全て緻密に計算された快適なデザインのホテルとなっているようだ。

この画像を大きなサイズで見る
image credit: youtube

 「世界最小のマクドナルド」同様、もしこのプロジェクトが成功すれば、スウェーデンのマクドナルドとJCDecauxは、2020年の春に更なるホテルのチェーンを増設する予定になっている。

References:designboomなど / written by Scarlet / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 20件

コメントを書く

  1. 北欧ってこういうこと真面目にやるから面白いし凄いな

    • +16
  2. 日本でも二ホンミツバチ用に欲しい(´・ω・`)

    • +19
  3. 意外と深刻。絶滅がいよいよ人間の生活に近い種に及んできた

    • +12
  4. 他の生物を大切にしないと人間は自らの首を締めることになる。

    • +6
  5. 横を走るトラックがミツバチっぽく見える。

    • +2
  6. 現実にミツバチの減少は問題になっているけど、これはミツバチの保護1割:企業イメージ向上のための広報活動9割ぐらいじゃないかな。
    自宅の庭でミツバチ飼っているけど、かわいいぞ(時には刺される事もあるが)

    • 評価
    1. ※9
      企業広告のためとは言えミツバチのために活動している点で
      どんな広告打つより高く評価したい

      • +12
  7. 日本のミツバチも減少してて大変なんでしょ
    スウェーデンもそうだとすると世界的にミツバチが絶滅しかかってるのかな
    みつばちホテル、世界各国で建てるといいね

    • +4
  8. 俺ならこのホテルの下でミツバチに刺されてマクドナルドを訴える

    1億ドルで我慢してやる

    • -21
    1. ※11
      故意による事故すなわち当たり屋に類似した行為と思われるので、故意性が認定されたら一銭にもならないどころか強要罪で訴えられる。かもねw

      • +6
    2. ※11
      スウェーデンの通貨はドルじゃないぞ間抜けめ

      • +6
  9. 蜂群崩壊症候群については原因がいまだはっきりよくわかっていないからなあ。最近ではネオニコチノイド系が想定よりも自然界に長く残留しているって結果がでていたと思うが。

    • +3
  10. 人里離れた森の中でやるならともかく、人通りの多い街中でやるのは周囲に不安を与えるだけな気もするけどどうなのかなぁ

    • -1
  11. ミツバチが大幅に減少した原因はモンサント社の農薬のネオニコチノイドだともう分かってる。
    「ミツバチの絶滅」で調べると沢山の情報が出てくるよ。ネオニコチノイドのせいで帰巣する能力が壊され巣に戻れずに死ぬことが原因なんだ。

    遺伝子組み換え食品は、種を作らせず農家に毎年種を買わせるビジネスで、その作物にはネオニコチノイドの入ってる農薬がセットになってるという話。

    こっちが背景なんだ。
    これをなんとかしない限り、何したって焼け石に水。しかもこのことが分かってからヨーロッパでは規制が始まり、代わりに日本が基準を400倍も緩めて大量に輸入させられ、ホームセンターで売られてる。除草剤がミツバチを殺してる。

    受粉が出来なくなり、作物に次世代も出来なくなる。不妊症が増えてるのと無関係だろうか?

    • +13
    1. ※16
      遺伝子組み換えの問題はそこなのに「食べたら私の遺伝子が組み替えられる!」って騒いでる人のせいで注目されていないね…

      • +1
  12. え?花咲かす植物育成するんじゃないの?

    • 評価
  13. それより養蜂家が病気に感染した蜂が住んでた養蜂箱を長年に渡ってそのまま使い回してた事実の方がビックリだよ
    感染症が疑われる養蜂は隔離して焼却するという衛生概念の基礎が全く無かったなんて
    アメリカの養蜂が激減した理由はそれで説明がつくが欧州は別の問題なんだろうな

    • 評価
  14. ファーストフードや食品の会社が些少でも姿勢としてやるのは良いと思います。
    ミツバチの問題も大変ですが
    食品ロスを減らしたり
    過剰包装やストローやプラごみも問題なので取り組んで欲しいです。

    • +4

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

昆虫・爬虫類・寄生虫

昆虫・爬虫類・寄生虫についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。