この画像を大きなサイズで見る屋根もなければ壁もない車両に乗って斜面を下る。目を上げれば雄大なアルプスの山並み。足元を見れば、レールは先が見えないほどの急勾配を下っており、車両は速度を上げて一気に駆け下りる……。
このスリルに君は耐えられるだろうか!?
などと書くと新しいジェットコースターの宣伝か何かのようだが、そうではない。
スイスアルプスの山中にある、現在ヨーロッパで2番目に勾配が急なケーブルカーから撮影された映像の話である。
そしてもちろん、ケーブルカーがそんな猛スピードで走るはずもないのである。これは、本来は8分40秒程かかる道程を35秒程度に縮めた、タイムラプス映像なのだ。
急勾配のケーブルカー
この映像は、スイス南部のアルプス山中にある「ゲルマーバーン」というケーブルカーで、フォトグラファーのラファエル・サンドズ氏が撮影したものである。
ゲルマーバーンの全長は1,028m、高低差は448m。最大勾配は106%あり、これは角度にすると45度を超える。
この画像を大きなサイズで見る2017年の12月までは、スイスではもちろん、ヨーロッパで一番急勾配のケーブルカーであった。
現在は、同じスイスのシュヴィーツ州シュトースにできた「シュトースバーン (Stoosbahn)」というケーブルカーが最大斜度110%で、世界一急勾配となった。
・自動ハムスター回し車系。世界最大の勾配角度を誇るケーブルカーが運行開始(スイス)
元々は発電設備のため
だが、スキーリゾートへの足として、快適なキャビンを設置したシュトースバーンと違い、ゲルマーバーンはかろうじてシートベルトはあるものの、屋根も壁もないむき出しの車両に座席がついただけのものなのである。
これは別に、乗客にジェットコースター気分を味わってもらうためではない。元々が観光用ではなく、それどころか一般客を乗せるためのものですらなかったからだ。一般公開されたのは2001年になってからである。
ケーブルカーの終着地点にはゲルマー湖がある。1926年に造られた、水力発電のためのダム湖だ。
ゲルマーバーンはこの発電設備のためにつくられたのである。実際、ゲルマー湖周辺には食堂や売店といった観光用の設備は全く存在しないとのことだ。
ゲルマー湖
この画像を大きなサイズで見る乗ってみたい?
このケーブルカーの運営期間は6月初旬から10月中旬、昼間のみだ。1車両につき24人の座席定員制で、時刻指定の切符を購入する仕組みだが、空席があれば融通は利かしてもらえるようだ。
スイスまで乗りに行くことはできないが、ケーブルカー本来の速度でゆったりと楽しみたいという場合には、こちらの動画をご覧あれ。
References: Laughing Squid / Wikipedia など / written by K.Y.K. / edited by parumo













まずここに線路を引いたのがすごい。
けっこう通常速度でもこわい…
こういうの見るたびに、人間って思いもよらないことをするもんだなあと思う。
仮にこの早いスピードで走ったらお客全員終点には
全員吹っ飛んでいるか、飛ばないにしても車内には
臨時もんじゃ屋が開店することになり悲惨な光景
工事用の施設を観光用に転用ってなんかわくわくするよね。日本だと黒部ダムの軌道とか。
うわーー素敵!
凄い傾斜だ。106‰ってこと?
こういうのって、途中でケーブルが切れたらどうなってしまうのか。
そんな事を考えると、怖くて乗れないよね。
430‰オーバーとか乗りたくないw
あ、早回しの動画なのね。と最後で判ってホッとした
ほぼエレベーターだよね。
クララのバカーーーッッ(全速力)
高所恐怖症なので実際の速度でコトコト走られるより
倍速でウヒャーッと運ばれる方がマシだなと思ってしまう
絶景すぎる。乗りたい。
これは乗りたいねー
スイスなら安全でしょ、途上国なら怖いけど(^_^;)
∠
やべ、超乗りたい!
このすごいレールをこのすんごい環境に敷設した人たちの物語を知りたくなった。
ダムができた1920年代には敷設計画があったのだろうか。それとも着工していたのか。到底機械が入りそうにない急勾配だから、手作業で工事を進めたのか。
きっとすんんごい話が眠っているはずなんだ。考えるだけで胸が熱くなる。
須磨浦公園のアレもなかなかすごいよ
最高のタマヒュン
今は無いけど、箱根駒ケ岳にもケーブルカーがあったのです。
駒ケ岳から見る芦ノ湖はきれいでした。
風景に見とれててあまり怖くなかった
ケーブルカー苦手。
あの傾いた車内に入っただけで平衡感覚おかしくなって酔う…
ケーブルカーじゃないけど、
徳島の奥祖谷観光周遊モノレールは傾斜が40度だった。
スキー場で最大斜度45度のコース行ったら
ほぼ絶壁みたいなもんだったで・・・
これ速度が遅い分ジェットコースターより怖いと思う。
恐怖が長続きする感じ…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
これに乗ってのんびり写真なぞ撮りたい