
膨大な文書が現存する中、世界史に大きな変化をもたらすきっかけを生んだ文書もある。現代へと通じるこれらの文書は我々が今ここにある存在理由を語り掛けてくれているのかもしれない。
図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント)では、知的好奇心を満たしてくれる100の文書が紹介されている。
世界最初のツイートってどんなつぶやき

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Facebookの誕生から2年後の2006年、アメリカ・サンフランシスコ在住のジャック・ドーシー(当時30歳)とその仲間たちが新たなるSNSを思いついた。小鳥のさえずりのごとく、短いテキストメッセージを送信することができる「Twitter(ツイッター)」だ。
2006年3月21日21時50分、ドーシーは世界最初のツイートを投稿した。
「Just setting up my twttr」
その4か月後、ツイッターが立ちあげられたのだ。
死海文書はいつ発見されたの?

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1946年11月、ユデア砂漠の洞窟で、若い羊飼いがはぐれた羊を探していた最中偶然発見した古い巻物。これが最初に発見された死海文書の一部であると言われている。その後この地域で続々と巻物が発見され、それらはいずれも獣皮やパピルスに、葦ペンや明るい色のインクで文字が書き記されていた。
集められた文章はやがて死海文書と呼ばれるようになり、国際的なセンセーショナルを巻き起こした。紀元前408年から紀元318年まで間のこれらの巻物はユダヤ=キリスト今日の発展にとって極めて重要な時期に書かれたものであり、おそらくは旧約聖書本文の最古と思われる写本も含まれているという。
世界を変えた100の文書には他にも、ハンムラビ法典(紀元前1754年)、『異端の根絶について(アド・エクスティルパンダ)』(1252年)、ジョン・スノウのコレラ地図(1854年)、世界最初の地下鉄網(1854‐63年)、アップル・コンピュータ社(1976年)など、興味深い文書に関する知識が盛りだくさん。
情報過多とも言われる今、ネット上では洪水のように玉石混交の情報が流されている。ここでいったんじっくりと、ピンポイントで世界を変えるような文書について知るのも良い機会かもしれない。
図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント):易経からウィキリークスまで References:[特設サイト]図説 世界を変えた100の文書(ドキュメント)
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コメント
1.
2. 匿名処理班
メチャ読みたい
3. 匿名処理班
おお紙よ、「あとで買うリスト」にまた一冊、本が追加される…
4.
5. 匿名処理班
日本も上手くすれば有機物がそのまま保存されて何か凄く重要な発見が無いとも言えない。
あるいは、六世紀頃の鉄剣に初期の万葉仮名的に刻んであったように、それももっと遡るのかも知れない。
ただ日本は災害が多い、既にその価値の知れ渡るより前に処分された物も多いだろう。
生きる為には仕方のない事だから。
6. P0
SNSてか、ITは、不具合まみれ。
7. 匿名処理班
愛しい奈々!おはよー!チュッ(笑)
8. 匿名処理班
※7
それ阪神が変わっただけやんけ
9. 匿名処理班
俺が死海文書のようなもの見つけたとしたら間違いなく放置だろうなぁ。
子供の頃に母方の曾祖母の葬式の時に蔵の床下にあった錆びた刀を見つけるも遊んで紛失するぐらいだし。ちなみに親族にバチが当たるぞと脅された直後にストーブの上のヤカンひっくり返して足にそこそこの火傷したw
10. 匿名処理班
※7
奈々で7を取ってるのポイント高い
11. 匿名処理班
>ネット上では洪水のように玉石混交の情報が流されている。
なので自分はSNSの様な洪水の中心部からは早々に立ち去ってしまったわ
本気で突っ込むと溺れるので追うのは諦めた
12. 匿名処理班
優れた文学も世界をジワジワ変えるよね。
13. じょん・すみす
※5
日本でも時々ですが、漆の容器の蓋に使った古文書とか、土壁に塗り込まれた
古い文章が見つかる事があります。
その重要さが判らずに、廃棄される例も多いんですけどね・・・
14. 匿名処理班
※5
焼失を免れたとされる国記はひょっとしたら見つかるかもしれないけど
それより古いのは文字の有無の問題で難しいかもね
万年単位の太古から人々のなにがしかの活動はあったはずだから、惜しいね