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4年後に実現予定。宇宙初の豪華ホテルが予約受付を開始、すでに4か月先まで完売

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(著) (編集)

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 米ヒューストンに拠点を置く「オリオンスパン(Orion Span)」社は宇宙初の豪華ホテルを誕生させようとしている。

 開業は2021年後半で、2022年には宿泊客をもてなし始める予定だ。

 ホテルは一度に旅行者4名と従業員2名まで滞在可能で、高速で12日間地球を周回する。ただし料金は1名約10億円(950万ドル)一泊あたり8500万円だ。

すでに4か月先まで完売

 2018年現在、ネットではすでに850万円(8万ドル)の手付金で予約を受け付けており、すでに4か月先まで完売しているという。

 ただし手付金は全額返却してもらうこともできるので、その点は安心だ。

 「文明最後のフロンティアである宇宙にぜひ足を運んで頂きたいと思います」と創業者のフランク・バンガー氏は語る。

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10億円はお値打ち価格

 バンガー氏によると、オリオンスパン社が10億円という価格を設定したのは、打ち上げ価格の低下が予測されるからだという。

 「誰もが打ち上げ価格の低下を予測しています。ほぼ毎週のように、新手法を携えたスタートアップが登場し、軌道に至るコストはますます安く、早く、良いものになっています」

 オリオンスパン社の発表は、民間による宇宙産業リバイバルの最中になされた。例えば、2月にケネディ宇宙センターから打ち上げられたイーロン・マスク氏のファルコンヘビーは、企業が新たに見せる宇宙への関心を象徴するだろう。

 そうした打ち上げは、スペースX社などがその勢いを維持し、人を宇宙へ送るという約束を本当に果たせるのかどうかという疑問を抱かせる。

 だが、その見込みは増すことだろう。トランプ政権はNASAの役割の見直しを検討しており、民間企業や国際機関がNASAとこれまで以上に密接に連携するようになるかもしれないからだ。

ホテルでは楽しい体験が盛りだくさん

 オリオンスパン社が提案するホテルにはいくつもの見所がある。ステーション内での無重力遊泳、宇宙からの地球観察、軌道上での栽培実験など研究への参加、ネットを介したライブ配信などはほんの一例だ。

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ホテルに泊まるには3か月間の訓練が必要

 民間による宇宙飛行はまだ実現していないため、オーロラステーションの宿泊客は3ヶ月間の訓練を受けることになる。

 その手始めは、オンライン講習で「宇宙飛行の基礎、軌道メカニズム、宇宙の加圧環境」について理解を深めることだ。

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 またヒューストンの本社で緊急事態の発生に備えた訓練も受ける。

 「これまで宇宙ステーションに滞在する飛行士が24ヶ月かけてやっていた訓練を、ずっと安いコストで3ヶ月で行います」

 「目標は低価格で大きな価値を提供し続けて、誰でも宇宙に行けるようにすることです」

 ただし今回の体験は万人向けではない。気軽にビーチにでも行こうかといった感じのものは販売しないとバンガー氏は話す。

 「私どもが提供するのは、宇宙飛行士体験です。それを体験するためなら喜んでお金を支払う人たちがいるでしょう」

追記:(2025/01/12)

 この宇宙ホテルという野心的なプロジェクトは、資金や技術面での課題を乗り越えられず、2023年初頭に事業が終了したそうだ。

 宇宙ホテルは、地球上のホテルとは異なり、無重力環境での居住空間の設計や安全対策、ライフサポートシステムの構築など、多くの高度な技術的課題が伴う。

 オリオンスパン社はこれらの技術を開発し、実現するためのリソースが不足していたと考えられる。

References: Aurora Station Archives - Universe Today / Prnewswire

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この記事へのコメント 27件

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  1. じゅうおくえんとか・・・
    自分は、ジャージとスニーカーだけで気軽に宇宙旅行できるようになってからでいいや

    • +4
  2. 宇宙服ですら10億台するのに元取れるのかな
    しかもロケットも高額なので、現在の使い捨てものだと
    さらに利益出にくい可能性高い

    • 評価
  3. 最高だな!
    生きてるうちに宇宙に行ける可能性がひらかれた。
    不可能を可能にすること
    世界を思い切り楽しむこと

    それが地球人の使命なんだと最近思う

    制限や苦しみの幻想からそろそろみんな起きる頃だよ

    • +1
  4.  「これまで宇宙ステーションに滞在する飛行士が24ヶ月かけてやっていた訓練を、ずっと安いコストで3ヶ月で行います」

    ・・・何それ怖い

    • +9
  5. 一人10億円?
    訓練に3ヶ月??
    何を食ったら金と暇が両立するんだろう?

    • +2
    1. ※5
      稼ぐために働いてるようじゃ本当の金持ちとは言わない。
      ただぼーっとしてるだけで大金が流れ込んでくるようななってからが本物。

      • +4
  6. 10億払って放射線浴びに行くとか金持ちの遊びはわからんね

    • 評価
  7. 仮に使いきれないほどのお金があってもこれはやらない
    何かあれば死あるのみの閉鎖空間に12日間とか正気の沙汰ではない

    • 評価
  8. こういうのは昔からいっぱいあって
    全てが計画倒れで実現せずに挫折する

    前受金狙いの詐欺が大半

    • +2
  9. ステーションに到着した最初の二日間は宇宙酔いで食事ものどを通らず、グッタリしていると思う。
    つまり宇宙酔い体験に1億7千万円費やすわけだ。

    • 評価
  10. ファルコン9で今の打ち上げが69億円なので
    2022年頃にというのはそれほど無茶ではないのかもね

    • +1
  11. 少し前に元ライブドアの幹部の人が宇宙旅行に前金払ったけど、事前の訓練でいちゃもんつけられて宇宙に行けないわ金も返ってこないわって愚痴ってたなぁ。

    それとスペースX社はオーナーのイーマクロンのテラス社が倒産寸前って言われているから22年まで持たない可能性が高いなぁ。

    • +2
  12. 超豪華なのはお値段だけで食事は宇宙食なんかな
    毎食レーションみたいのだけで10日以上だと流石に飽きそうだわ
    閉鎖空間なので慣れないとストレス酷そうだし

    • 評価
  13. そういや2016年までに宇宙ホテルのサービス開始するって言ってたロシアの企業は今どうなってるんだろう・・・

    • 評価
  14. 府中でいいです、深大寺でソバ食って帰ります。

    • 評価
  15. どんだけ悪い事したらそんな大金が入るのだろう

    • 評価
  16. 現代版貴族の為のサービスで、平民には無縁や

    • +1
  17. 手付金使い切った返せないって言われて持ち逃げされそう‥

    • 評価
  18. 高いからLCCの宇宙船飛ばしてくれたら行くかも

    • 評価
  19. 飛行機が身近になるのも100年位かかったし、100年後には宇宙だって身近になってほしいなぁ・・・

    • +2

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