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93歳のおばあちゃんの愛情は国境を越える。飛行機でケニアへボランティアに出かけたイタリアのおばあちゃん

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(著) (編集)

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 イタリアに住むエリザ・コルトロさんの祖母、ノルマ・イルマさんは、現在93歳だ。これまで毎年、アフリカ・ケニアにある孤児院に寄付をしてきた。イタリアの宣教師が創設した孤児院だ。

 ところが今年は、どうしたことか寄付の集まりが悪く、孤児院の運営資金が足りなくなってしまったのである。

 それを知ったイルマさんは、こうしちゃいられないとばかりに行動を起こした。孤児院を手伝うため、ケニアへ向けて機上の人となったのだ。

ちょっとそこまででひとっ飛び。行動派のおばあちゃん

 イタリアからケニアまでといったら、乗り継ぎがうまくいっても最低18時間以上はかかる長いフライトとなる。だがおばあちゃんは移動距離をものともしない。

これ、私の祖母のイルマ。93歳のレディよ。今夜ケニアへ向けて飛び立ったの。観光じゃないのよ。孤児院へ向かったのよ

 とコルトロさんはフェイスブックに書き込んだ。イルマさんと共に旅立った母親が写真を送ってきたのだ。

こうして書き込んでいるのは、おばあちゃんが、こうまでして、むこうみずな突撃をしなくちゃならない状況だったと信じているから。

彼女はとにかく子どもたちを救いたかったの。ご覧なさいよ、彼女は意気揚々と杖をつきながら空港を歩いているわ。誰が彼女を止められて?こんなおばあちゃんが大好きよ

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ケニアでは「みんなのおばあちゃん」に

 そして出発から約2週間経った現在、コルトロさんの元には、ケニアからたくさんの写真が送られてきている。

 イルマさんは毎日を生き生きとして過ごしているようだ。

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 イルマさんは「みんなのおばあちゃん」として愛されている。

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 こちらはイタリアから持ち込んだ得意の手仕事。絵葉書とワイヤーで箱をつくるのである。

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 販売はしていないそうだ。

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 疲れが出てしまったので、この日は少しばかり海辺で休憩。

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 新しい友達のロバートくんに腕時計をプレゼント。ロバートくん、ちょっと照れながらも嬉しそうだ。

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このままケニアに住んじゃうなら、それもあり?

 3週間滞在する予定で出かけたイルマさんだが、ここへ来て、孫のエリザさんの胸には大きな疑問が湧いてきている。

 「おばあちゃんは帰ってくるのかしら?」

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 「ひょっとしたら、このままケニアで暮らすと決めるかもね。おばあちゃんの大きな心とたっぷりのエネルギーなら十分にあり得るわ」

 「でも、そうなったとしても、何も悪いことはないじゃない?」

References: sunny skyz / Facebook など / written by K.Y.K. / edited by parumo

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この記事へのコメント 40件

コメントを書く

  1. ふさぎ込んでいた、おいらの心が軽くなっちまったぜ。かっこいい生き方だ!

    • +52
  2. 心置きなく故郷を出発出来るような
    素晴らしい人生を送ってきたんだろうね
    素敵なおばあさんだ

    • +52
    1. ※2
      故郷の家族がちゃんと家を守ってくれてるって言う安心も大きいよね

      • +2
      1. ※28 悪意や害意が無いのなら1つの意見として書き込む事に何の問題も無いと思うよ。

        確かに高齢のお年寄りが来たら困惑する事もあるとは思うけど、孤児院の方だって今まで沢山資金援助してくれた方と面と向かって感謝の気持ちを伝える良い機会だと思うだろうし、このお婆ちゃんだったら『自分が迷惑をかけてる』と感じたら素直に帰国するんじゃないかな。

        • +4
  3. 人の限界は年齢で決まる訳ではないと教えられる

    • +47
  4. 本人はもちろんだが、それを支える家族のかたがすごいね。
    もし自分の祖母が同じようなことをしようとしだしたら…
    正直自分はそれを歓迎して支える自信がない。すごいことだと思う。

    • +49
  5. イタリアとケニアってそんなに時間かかるんだね。
    私ももうすべて放棄して誰も知らないしなんでも許されるところに行ってみたいと思うことがある…性格的に2日で耐えられなくなって戻ってきそう。

    • -1
  6. 今までも自分の信じる道をまっすぐに歩いてきたんだろうな
    ケニアにも難なく溶け込んでいるように見える

    • +29
  7. ちょっと落ち込んでたから
    ほっこりした
    ばあちゃんに祝福あれ!

    • +11
  8. 人に優しくすることは時に、人から優しくされるよりも、精神を健康にするらしい。
    イルマさんがこの年齢でも元気で健康なのは、こういう生き方をしているからなのだろうね。

    • +20
  9. 偽りない心を感じる
    どうか無理せず、身体を大切に

    • +13
  10. 現場の人は孤児だけではなく、このおばあさんの面倒も見なければならなくなったと困っているかも。

    • -27
    1. ※15
      実に日本人らしい悪い考え方だが、向こうのボランティアの質と量の違いを肌で感じるとそういうの吹っ飛ぶよ。何ていうか犬みたいな感じで、善意には善意で返ってくるのよ。全力で。なぜかというと日本ではまず普通の営みが送れてる上でやってくるからゲストを迎える感じになるけど、向こうはそもそも普通に暮らすのもやっとの状態の所に救援が来る感じになるから。外に出なよ君みたいのは。

      • +9
  11. 僕の近所に住んでいる爺さんも九十歳だが見習ってほしいわ

    • -9
  12. こち亀の両津と気が合いそうな人だな。

    • 評価
  13. 自ら鍛え上げたマンマの家事量と情愛とファッションは尽きぬ、みたいな話を聞いているとさもありなんというかやっぱパワーありますね。すげえわ。
    マイアイロン持ち込んで子供ら全員のタオルや下着にアイロンがけを!なんてことまで、は、まさか、していない、よね?(電力事情が許せばしてそうだー)

    • +1
  14. 真っ直ぐ生きて来たのだろう、きっとケニアで自身の身に何があろうと受け止めるタイプの人だろうな。

    • +8
  15. 言葉の壁どうなのとか、ほんとに働き手になれるのとか、来られても向こうも困るんじゃねとか
    タイトル読んだ瞬間は色々思うとこあったけど
    画像見てる限りちゃんと実のあること出来てるみたいで素直に感心した
    年取ってこれなら若い頃は更にエネルギッシュな人だったんだろうか…

    • +13
  16. カッコいいお婆ちゃんだ。ぜひ見習いたいものですね。

    • +6
  17. 年齢よりもボランティア精神や性格よりも
    この年齢でそういうことができる貯金が残ってる事が一番凄い
    健康であればあるほどまだまだ寿命まで先は長いから
    貯金は細く長く使わなきゃって思うだろうし
    他人のために使って結果的に自分の分が足りなくなって
    家族や他人に迷惑かけたら本末転倒って思っちゃう
    今の俺自身がそうだし
    イタリアの年金がどんなもんかも知らんけど。

    • 評価
  18. 調べてみたらケニアの公用語がスワヒリ語と英語らしい。このおばあちゃんのエネルギーなら勉強してても不思議じゃないな

    • +8
  19. 私にも90代の祖母がいるがこの年代の人は戦争経験からかものすごく意志の強い人が多い気がする。
    それにしてもこのおばあちゃんはすばらしい、人生を1つも無駄に過ごしていない、パワフルな人だ!!
    自分なんかヒヨッコ過ぎてごめんなさいです。

    • +8
  20. なんというか戦時中を経験してる世代ってたくましいよな。
    そして93歳という年齢になっても人のために何かしてあげなくちゃという心意気が粋だわ。
    ※欄に労力的には迷惑なんじゃという人がいるけど、孤児院にいる身寄りのない人からしてみたら、自分の婆ちゃんが見守ってくれてるって気持ちになるよ。愛情を与えてるって簡単そうにみえて実行するのは難しい。
    そんな婆ちゃんを支えるご家族も素敵だわ。

    • +9
  21. 自分も周りの子供や青年たち、婦人たちと笑顔で過ごしてる。
    おばあちゃんにとってはたくさんの孫や友達ができ、ケニアの孤児院の子たちにとっては素敵なおばあちゃんができたわけだ。
    健康と安全と、みんなのささやかな幸せや楽しみを、遠い空から心より願う。

    • +4
  22. 正直に本音を書くとここでは嫌われるんだけれど
    孤児院の本音は迷惑だろう

    体調の管理や住居の手配、食事の世話まで余計にかかる

    • -11
    1. ※30
      孤児院側の事情も考えてる人は、ホントのところ優しい人なんだろうな

      でもさ、老いから死ぬまでの生活にうちらとは違う考え方とか捉え方とか
      そもそも生死観自体が違うのもあるんじゃないかな
      たぶん。

      • +1
  23. このコメント欄を含めて、優しい世界に心が洗われました。
    ありがとう。

    • +1
  24. ミセス・ポリファックスがそのまま歳取ったみたいなパワフルさだ
    素晴らしい!

    • 評価
  25. 私のおばあちゃんにもなってほしい!
    写真で見てるだけでも素敵な人だってわかるから!

    • +2
  26. スーテーキーー…!
    というか記事のまとめ方がすごく素敵ですね!
    最後の孫のエリザさんのセリフの締め、最高です。
    大人になると頭撫でられたりわしわしされるの恥ずかしかったりするけど、でもほんとはすごく嬉しいから、こういうたくさんみんなを可愛がってくれるおばあちゃん、いいなぁ。

    • +2
  27. 子供にとってもお年寄りと接することは目上の方への敬意や思いやりを学ぶいい機会になってると思う。

    ていうかノルマ・イルマさんて名前素敵だな、
    コルトロさんも、イタリア語の響き好きだなー

    • +3
  28.  死本世界ではあまり出来ないワニね
    なんせ競い蹴落としあって個別化しておる世界ワニから

    • -3
  29. 歳をとって思うのは、こういう人が『美しい人』って思える。

    • +1
  30. 空港を歩くおばあちゃんが
    何か使命を帯びた聖人のようだ。

    • +1

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