
このお菓子は「アフガンビスケット」と呼ばれるのだが、アフガニスタンのお菓子ではない。諸説あるのだが、1878年の第2次アフガン戦争当時、英国軍の支援として派兵されたニュージーランド軍の兵士が持参したことからこの名がついたという。
他にもターバンを巻いたアフガンの人々に似ているからという説もあるが、発祥はニュージーランドであることは間違いないようだ。
そんな紛らわしいところもあるが、作り方は簡単だしとにかくうまいので作ってみようじゃないか。まずはお手軽なオーブントースターを使った作り方、オーブンがある人用の作り方を紹介しちゃうだよ。 ◆追記(2020/08/04)2018年1月に掲載したレシピを再送してお届けします。
※カラパイアクッキングの料理レシピは#ネトメシ」で全部見られるよ。
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アフガンビスケットの作り方(トースター使用)

・バター 100g
・ココア 15g
・砂糖 大さじ2
・薄力粉 80g
・コーンフレーク 100g 無糖
・バニラエッセンス 少々
・チョコレート 2枚
・サラダ油 小さじ1
・クルミ 素焼き 好みの大きさに砕く
■器具
・ボウル 2個 混ぜる 湯煎用
・鍋 湯煎用
・スプーン 大 生地をすくう、生地を潰す
・ラップ 丸める
・ヘラ 混ぜる
・網(ケーキクーラー)など 冷ます
・アルミホイル
下準備

・薄力粉、ココアは茶こしなどで振るっておく。
・ボウルにチョコレートとサラダ油を入れ、鍋に沸かした湯にボウルごと入れ湯煎で溶かしておく。
・生地を丸める時のためにラップをカットしておく。
・トースターを2分ほど温めておく。
・アルミホイルを2枚カットしておく。
材料を混ぜて生地を作る

・更に薄力粉、ココア、バニラエッセンスを入れよく混ぜる。
・最後にコーンフレークを入れて潰す。
■ワンポイントアドバイス
・バターは有塩、無塩どちらでもお好みで
・砂糖の量やコーンフレークの潰し加減はお好みで
アルミホイルを使いトースターで焼く

・アルミホイルの上に置き、トースターに入れる。
・その上にもう一枚のアルミホイルを被せる。
・1000Wで7分ほど加熱する。
・上のアルミホイルを剥がして500Wで1分ほど焼く。
・取り出して網などの上に置いて5〜10分ほど粗熱を取り固まるまで待つ。
■ワンポイントアドバイス
・トースターの火が通りやすいよう少し平らにする。
・何回も焼く場合は、トースターが温まるので焼き時間を調節する。
・焼き立ては崩れやすいので、平らな場所に置き冷めるまで待つ。
・焼き時間はトースターの癖に合わせて適宜調節する。
チョコをかけてクルミを乗せ冷ます

・冷蔵庫で15分ほど冷却したら完成。
トースター版 できちっち!


コーンフレークのサクサク感とナッツの香ばしさ、チョコの香りでトリプルノックアウトされちゃうぞ!
さて、お次はオーブンがある人用の作り方だ。
アフガンビスケットの作り方(オーブン使用)
■材料(冷却時間外30分、直径4cm 約15個分)※ トースター使用と同じ
・バター 100g
・ココア 15g
・砂糖 大さじ2
・薄力粉 80g
・コーンフレーク 100g 無糖
・バニラエッセンス 少々
・チョコレート 2枚
・サラダ油 小さじ1
・クルミ 素焼き 好みの大きさに砕く
■器具
※トースター使用とほぼ同じ アルミホイルの代わりにオーブンペーパー使用
・ボウル 2個 混ぜる 湯煎用
・鍋 湯煎用
・スプーン 大 生地をすくう、生地を潰す
・ラップ 丸める
・ヘラ 混ぜる
・網(クッキークーラー)など 冷ます
・オーブンペーパー オーブン用
下準備

・薄力粉、ココアは茶こしなどで振るっておく。
・ボウルにチョコレートとサラダ油を入れ、鍋に沸かした湯にボウルごと入れ湯煎で溶かしておく。
・丸める様にラップをカットしておく。(素手でも可)
・オーブンは180℃で予熱しておく。
・焼き台にオーブンシートをセットしておく。
材料を混ぜて生地を作る

・薄力粉、ココア、バニラエッセンスを入れよく混ぜる。
・更にコーンフレークを入れて潰す。
・焼き台にオーブンシートをセットしておく。
オーブンで焼く

・生地をオーブンシートに乗せ、180℃で15分程焼く。
・オーブンから取りだして網などで粗熱を取る。
チョコをかけクルミを乗せ冷ます

・冷蔵庫などで15分ほど冷却したら完成
オーブン版 できちっち!


ニュージーランドのお菓子なのにアフガンという名前の紛らわしさに加え、クッキーみたいなのにビスケットっていうのも更に混乱させてくれる謎めいたお菓子。
ちなみにイギリスでは日本やアメリカでいうところのクッキーをビスケットと呼ぶので、イギリスに支配されていた歴史があるからビスケットと呼ぶのだろうね。むしろクッキーという呼び方はアメリカが発祥の比較的新しい英語なんだそうだ。

コメント
1. 匿名処理班
電子レンジにオーブン機能はあるがトースター機能はない…
そんな私みたいな人はフライパンでできるぞ。極弱火で蓋しておけばすぐ火が通るのでひっくり返して両面焼こう。トーストもすぐ焼けるぞ。
2. 匿名処理班
不味いわけが無い、だが食わないことには確証がなぁ…くれ(横暴)
3. 匿名処理班
アフガンビスケットに乗せるくるみは大きさ関係なくワンポイントに一粒…だそうです。
あと、アフガンクッキーと並び売られているAnzacクッキー(糧食に使われた日持ちのするオートミールクッキー、語源はオーストラリア/ニュージーランド共同軍)や、メレンゲケーキのパブロヴァなど変わった名前の魅力的なお菓子が多いです。
パブロヴァはオーストラリアとニュージーランド双方が起源を名乗ってますが、メレンゲに生クリームとフルーツを乗せるだけ…中に何も仕込んだりしないので、大型メレンゲの入手or製作すればいいだけなのでネトメシ向け?
メレンゲ乾燥させるのは時間かかりますが、色やアレンジは無限大なのでね…
4. 匿名処理班
全然簡単じゃない定期
5. 匿名処理班
美味しそうな料理を作る人の好感度は高い
6.
7. 匿名処理班
○リナガ、チョコフレーク?
8. 匿名処理班
ファルコン号が引きずり込まれているように見えるw
9. 匿名処理班
カテゴリーにクマ姉さんを作ってもおかしくないレベルw
10. 匿名処理班
大昔に市販のチョコレートをとかしてポン菓子やらフレーク混ぜ込んで固めただけのエセ手作りチョコやったなぁ。簡単、というにはレベル高いと言いたいだけなんだけどね。
11. 匿名処理班
何か途中あたりから…変なことに…
でも、見てたらお腹すいてきたので、簡単そうな方、今からやてみる!
12. 匿名処理班
クッキー生地を混ぜる所は、ビニール袋に順番通り入れる度に揉んで混ぜたら超簡単
バター(マーガリン)は手の温度ですぐ混ぜやすい柔らかさになるからね
ボールも道具も汚さないし意外に初心者から慣れた人まで幅広くお勧めしてる
チョコ湯せんが微妙に面倒に見えるけど、これもプロ並み目指さなきゃ簡単
久しぶりに焼いてみようかなって思った
13. 匿名処理班
クッションよりリアリティ高いwww
14. 匿名処理班
正直、ビスケットに、「アフガン」とか「ニュージーランド」とか言われても全く分からん(無知)。オスマンビスケットとか、プロイセンビスケットとか言われても、多分「へー」としか思わん(さらに無知)。
それにしても旨そうだ。チョコレートとクルミのトッピングとか、買ったら安くないよな、多分。
15. 匿名処理班
※1 くふう次第だね♪
フライパンでできるベイクド・チーズケーキを
作ったことあるよ。おいしい、でも底の方が
とっても焦げやすいんだ!コゲ注意〜。
16. 匿名処理班
カークーンの大穴よく出来てるじゃないか
17. 匿名処理班
これは秀逸なレシピ
オチタイムで毎度食欲を削いでくるけど素材をよく見ると旨そうなんだよな
松の実とピスタチオとか
18. 匿名処理班
今朝のしんぶん、
アフガンのホテルでまたテロ、
外国人ねらいで18人の犠牲者。
このお菓子をアフガンの子たちにも
食べさせたい。そして平和を。。。
くーっ、ホロ苦いぜ!
19. 匿名処理班
バレンタインなので作りました!
一口で食べないとポロポロ崩れますが美味しかったです。上に乗せるチョコは甘めのをチョイスしたら大正解!
20.
21. 匿名処理班
なんて芸が細かい!
22. 匿名処理班
うまそう(*´ω`*)
けどオチの、あのツブツブは「ツブツブ有り」って明記してくれたほうが有り難かったな。鳥肌立ってしまった😵💧
23. 匿名処理班
ニュージーランドにいた時、たまに食べてたけどニュージーランド発祥のお菓子とは知らなかった。
名前の通りアフガンのかと思ってた。騙されてたw