この画像を大きなサイズで見る中世は歴史の中でも魅力的な時代だ。伝説の王や戦争から、流行り病までこの時代の至るところで話題は事欠かない。
そんな中世の時代において、謎が謎を呼ぶミステリーな事件が今も尚、語り継がれている。当時はまだ迷信も信じられており、それを利用して自らの殺人を隠蔽する者もいたという。
真贋合わせてさまざまな話が伝えられているが、中世のもっとも不気味な恐ろしいミステリーを見ていくことにしよう、そうしよう。
15. 少年十字軍
この画像を大きなサイズで見る十字軍に参加したのは大人だけではなかった。13世紀、大勢の子どもたちが十字軍に参加して、エルサレムを目指した。
フランス(またはドイツ)のあるひとりの少年が、3万の子どもたちを説得して先導し、南のイタリアを目指したと言われている。商船のオーナーは子どもたちを聖地に連れていくと約束したが、騙してイスラムの地へ奴隷として売り飛ばしてしまった。
伝わっている話はこれ以外にもいろいろあり、歴史家たちはすべてを鵜呑みにしているわけではないが、ありえる話だろう。
14. ウールピットの子どもたち
この画像を大きなサイズで見る12世紀、イングランド、ウールピットの村で少年と少女のきょうだいがうろついているのが発見された。これがニュースになった理由は、ふたりの肌がグリーンで、誰も聞いたことのない言葉をしゃべったからだ。
グリーンの肌はしだいに普通の肌色になったが、少年のほうは洗礼後まもなく死んでしまった。少女は普通に成長して、信じられないような話をした。ふたりはなにもかもがグリーンの聖マーティンという土地からやってきたというのだ。父親の家畜の世話をしていて、追いかけているうちに洞窟に入り込み、いつの間にかこの世にやってきていたのだという。
専門家がこの話を裏づける民話や実話があるのかどうかを調べたが、わからなかった。
13. グリーンランドから消えたノルウェー人
この画像を大きなサイズで見るかつてグリーンランドには数世紀の間ノルウェー人が住んでいた。しかし、400年で彼らは消えてしまった。そもそも人口は5000人くらいだったが、彼らがグリーンランドから消えた理由は、いまだに歴史家にもわからない奇妙な謎として残っている。
わずかな人数は残っていたが、そこへ1420年頃、最後となる入植者がやってきた。残った住民になにが起こったのかはわかっていない。持ち込まれた伝染病で死んだのか、イヌイットに殺されたのか、住民たちが自らの意思でグリーンランドを出て行ってヨーロッパに帰ったのか、知る術はない。
12. Zu Shenatir
この画像を大きなサイズで見る5世紀に現在のイエメンに存在したとされるシリアルキラー。記録に残る史上初の連続殺人鬼とされているが、これは誤り。性欲の激しすぎる男で、それを殺人の動機として利用した。
彼のいた町は聖書のカインとアベルの話に関連する町で、つまり世界初の殺人が行われた場所。その同じ町に、史上初の性犯罪者が住んでいたのは興味深い。
彼の生涯は変わっているが、その死はさらに興味深い。彼はゼラシュという若者を殺そうとしたが、ゼラシュが逆襲して、結局Shenatirを殺した。肛門から剣を突き刺して殺したのだ。業(カルマ)とはまさにこのことだろう。
11. オオカミ男殺人鬼
この画像を大きなサイズで見る東ヨーロッパの連続殺人鬼といえばヴァンパイアだろうが、中世ならば、フランスのオオカミ男だろう。しかし、実際は彼らはオオカミ男ではない。地元の農民や住民を殺すことに喜びを感じていた、凶暴な連続殺人犯だ。
そのひとりが、フランスの小作農ピエール・ブルゴで、ミシェル・ヴェルダンにオオカミに変身できる軟膏を与えられた。そして、フィリバール・モントという男とヴェルダンの3人でポリニーのオオカミ男となった。彼らは共謀して数人の子どもたちを殺して捕まったが、互いに罪をなすりつけあった。
10. 舞踏病(踊りのペスト)
この画像を大きなサイズで見る1518年、フランス、ストラスブールで突然、伝染病が流行り出した。しかし、これは通常の流行り病ではなかった。ひとりの女性がいきなり通りで踊り出し、どうにも止まらなくなってしまったのだ。すると、ほかの人も次々と踊り出して、ついには400人がこの病にかかって、心臓発作を起こしたり、疲労困憊して倒れ、死んでしまった。
お上はなんとか治療しようとしたが、ついには匙を投げて、踊りのための音楽を奏でる演奏者に金を払ってまでして、そのまま踊らせておいた。3世紀もの間、フランス、ドイツなどでたびたび発生したが、なにが原因で、なぜ何度も発生するのか、誰にもわかっていないし、手がかりもほとんどない。
9. ベドバッグのオオカミ男
この画像を大きなサイズで見る15世紀にドイツに住んでいた農夫で、本名ペーター・シュタンプ。25年の間に14人の子どもとふたりの妊婦を殺した連続殺人鬼。家畜の血を飲んだとか、胎児や自分の息子の脳を食べたと言われているが、拷問による自白のため、真偽のほどは定かではない。カトリックとプロテスタントの戦争のせいで、罰せられることなく野放しになっていた。
8. ロンドン塔の王子たち
この画像を大きなサイズで見るイングランドのエドワード5世とヨーク公リチャードは、リチャード三世が王位に就いていた1483年当時、まだ12歳と9歳だった。王位を脅かしそうな存在だった彼らはロンドン塔に幽閉され、同じ年の夏にはいつの間にか姿が見えなくなった。
彼らになにが起こったのか今日に至るまでわかっていないが、1674年にロンドン塔の敷地内から小さな骨が見つかり、それが彼らのものではないかと言われている。これら遺骨は現在、ウェストミンスター寺院に埋葬されているが、ふたりがどのような最期を迎えたかはやはり謎のままだ。
7. ピーター・ニアーズの3日間の処刑
この画像を大きなサイズで見るピーター・ニアーズは強盗で、黒魔術師で連続殺人犯。犯した犯罪もすごいが、その死も大掛かりなものだった。3日間もかけて、想像を絶する恐ろしいやり方で処刑されたのだ。
まず、体の皮をはがされ、煮えたぎった油で肉をこそげ取られ、車輪で体を粉砕され、生きたまま四つ裂きにされた。
こんな処刑の仕方には理由があった。ニアーズは当時、残虐極まりない恐ろしい連続殺人犯と言われていて、そのおぞましい人生を、おぞましい死に方で償うことになった。
彼は544人もの人を殺め、彼らの肉を食べたと言われている。中世の記録にありがちな誇張の可能性があり、すべてが真実かどうかは疑わしいが、ほとんどは真実だろう。
6.妊婦専門の殺し屋、ブラック・バンガー
この画像を大きなサイズで見る本名ニクラウス・シュトーラー。その犯罪は、彼を死に追いやったハンス・シュミットというバイエルンの絞首刑執行人によって記録されている。
シュトーラーは3人の妊婦をお腹の子を含めて殺した、妊婦専門の連続殺人犯だった。被害者数だけを考えると、ほかの殺人犯ほど恐ろしくはないかもしれないが、彼とほかの殺人犯を並べてみたら、中世の殺人犯の恐ろしさが特別だったことがわかるだろう。
5. ヴォイニッチ手稿
この画像を大きなサイズで見る15世紀にさかのぼる古文書だが、まるで異質の言語で書かれていて、誰もこれを読むことができない。発見されたのは1912年で、それ以来、学者や専門家たちがなんとか解読しようとしたがだめだった。
文字もイラストもなんのことを言っているのかさっぱり理解できない。最近、ひとりの学者が一部のページを修復したと報告したが、それ以上は進展がない。皆が頭を抱えている謎のひとつだ。
4. シリアルキラー、ラ・クイントラーラ
この画像を大きなサイズで見る本名、カタリーナ・デ・ロス・リオス・Y・リスペルギア。チリの貴族で、40人の人間を虐待して殺したとされている。顔見知りだった、司祭、恋人、自分の父親でさえ、殺害したのだ。
莫大な富にものを言わせて、なんとか警察の手を逃れていたが、ついに逮捕され、裁判にかけられて有罪を宣告された。上訴請求をしていたが、自宅に軟禁されているうちに死んだ。カタリーナの自宅は、彼女の霊が徘徊していると皆が怖れて、その後長いこと空き家になったままだった。
3. ジュリア・トファナの謎
この画像を大きなサイズで見る女連続殺人犯。女性の典型である毒殺魔である。当時の有名な毒殺魔で、強力な毒薬であるアクア・トファナは彼女の名にちなんで名づけられた。夫を殺したい妻たちから頼られることが多く、ジュリアは娘や仲間たちと共に毒を作り出した。
ジュリア本人については多くは知られていないが、1659年に処刑されるまでに、生涯で600人もの人間を殺したことは周知の事実だ。
2. 北米のヴァイキング
この画像を大きなサイズで見る考古学的発見から、ノルウェー人がニューファンドランド島のランス・オ・メドーの小規模なコロニーに一時、入植していたことは確認されている。
彼らはさらに北米を進んで、19世紀までにミネソタあたりに落ち着いたのかもしれないが、いくつかの証拠からこれは事実ではないことがわかっている。
学者たちは伝説の土地ヴィンランドをいまだに探していているが、確かな場所はわかっていない。ミネソタのどこかだったかもしれないことは十分にありえる。
1. トリノの聖骸布
この画像を大きなサイズで見るトリノの聖骸布は文字通り謎に包まれている。イエス・キリストが磔刑に処されたとき、その体を包んだ布で、キリストの姿が写っていると言われているが、諸説ある。
炭素による年代測定で、布が1260~1390年のものであることがわかったため、本物ではないだろう。芸術作品のたぐいかもしれないが、中世のものだとしても、作成者が誰かはわかっていない。中世の教会がキリストの復活を描くために作ったのではないかという、最近の研究もある。いずれにしても、教会が大きく絡んでいるようだ。
via:15 Eerie Secrets From The Medieval Ages Uncovered/ written konohazuku / edited by parumo
















拷問による自白がいくつかあってその方が怖いなあ
濡れ衣の可能性が排除できてない……
ヴォイニッチ手稿って中二病ノートみたいな誰かの落書き帳って訳じゃないの?研究されてるってことは
※2
簡単に答えが出るようなものならたくさんの頭のいい人たちが挑戦してるのに
100年以上謎のままってとこはないと思うけど
今はネットで公開されてるから誰でも閲覧できるのにやっぱり謎のまま
でもこういうミステリーっていざ正解が分かると
意外と単純明快につまらない事で、すごく残念な気持ちになること多いんだよねえ
昔あったマンガで神業の贋作者ゼロの話だと
聖骸布はダビンチその人の姿で、世界初の写真だったって事になってたな
※3
どの番組だったか覚えてないけど、日本のドキュメンタリーで実際に当時入手可能な材料で製作実験したものがあった筈
グリーンランドのノルウェー人については
ジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」を参照
12. Zu Shenatir
大向こう「男狩り!」 「オトコガリ!」
少年十字軍はハーメルンの笛吹を思い出す
オオカミ男は麦角菌によってLSDが発生したパンを食べたのが原因という説があり
ロンドン塔の王子たちはリチャード3世ではなく そのあとのヘンリーチューダーによって始末されたという説あり
※6
ハーメルンの笛吹きの事件は今でもハーメルンの教会に事件が起きた正確な日時、連れ去られた子供の身元などの資料が残っているんだ。中世の妖精譚やメルヘンではない
この話を調査した阿部謹也は真実は少年十字軍と関わっていて子供達は足の悪い一人を残し十字軍の名の元に全員奴隷商人に連れ去られた可能性が高いという結論に行き着いた
イスラム諸国ではキリスト教徒国の奴隷はさかんに取引されていて、そこで子供らが教養を施され育てられたのか人間以下な扱いの下に人生を終わったのかは誰も知らない
※6
リチャード3世は、実は良い王だったという研究もあるしね。
シェイクスピアのせいで、大悪人になってるけど。
ハーメルンの笛吹き男が入ってるかなと思った
>体の皮をはがされ、煮えたぎった油で肉をこそげ取られ
いや、ここに至るまでに普通は激痛のためにショック死すると思うよ…
こゆのだいすき
我々の世界は既に何巡かしていて、ヴォオニッチは滅亡する前の何巡目かの世界の遺産だったりして
聖骸布は初めて知った時その不思議さより髭が描いてあることの方が気になった、
随分器用に写ったなぁと。
11がどういう事なのかよく分からない…
少なくともミシェル・ヴェルダンはミシェル・フルニエの間違いでは?
ヴェルダンはフルニエが犯行を起こした国の名前
でもソース元にもミシェルヴェルダンって書いてある…
13はジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」に近年の遺跡調査を
踏まえた考察がありますね。
氏はノルウェー人入植者は土地にあった生活形態を頑なに拒み
ヨーロッパ式の生活に固執した結果、飢えにより居住地は
全滅したのではないかと結論づけています。
オオカミにへんしんできるなんこうをあたえられた
10番はたしか「ダンス・マカブル」って呼ばれてるね
14番ウールピットの子供たちは聖マーティンから来たと言ったな、
聖マーティン、ホーリーマーティン、堀町で茨城県水戸市堀町から時空を超えてやってきた子供たちジャマイカ
ヴォイニッチ手稿は、作者が小説家や空想家で、作中に登場する本を実際に作ってやったぜってだけかも。
10の舞踏病、なんで原因不明なの?音楽がないと踊るのやめたのかな?なくてもずーーーっと踊ってたのかな?もっと知りたい。
大航海時代に無人島にたどり着いた船員たちが、文明と隔絶したために奇妙な社会を築いていたという話があったなぁ。
リチャード3世が実はいい人なんて一部の歴史家の一説にすぎない
歴史なんてどれもそんなもんだがな
日本だったら八丈島の七人坊主の祟りとかが入りそう。
14、なんで女の子下何も履いてないの?
12について詳しく知りたいんだけど、題名なんて書いてるのかわからない( ˘•ω•˘ ).。oஇ
12だけエキサイト翻訳みたいに意味が掴みにくい
人狼伝説というと、MASTERキートンのエピソード「RED MOON」「SILVER MOON」が印象深い。
解読おめ!!!?
11のオオカミ男、説明をはしょりすぎなのかわけがわからんな