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1年間宇宙で過ごすと人間の体はどうなるの?NASAの宇宙飛行士、スコット・ケリーさんが体を張って検証中

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(著)

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 NASAの宇宙飛行士、スコット・ケリーさん(51)は2015年3月から1年間、国際宇宙ステーションで長期滞在を行う予定となっており、現在その「Year in Space」ミッションの真っ最中だ。

 宇宙で1年間過ごすと人体にはどのような影響があるのか?体内時計はどうなるのか?代謝機能や神経機能はどうなるのか?このミッションでは宇宙空間での長期滞在が人体に及ぼす影響も調査されている。

 そこでNASAでは、スコット・ケリーさんが1年間宇宙に滞在した場合のインフォグラフィックを作り上げた。

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 1年間でケリーさんは10,944回の日の出と日没を見て、700時間以上もエクササイズをこなし、リサイクルした尿と汗を730リットル飲む。特製トレッドミルで約1,043km走って、約383回の実験を行い(これって1日1回以上!)、ロサンゼルスからニューヨークまで5,250回飛行機で飛んだ量の放射線を浴び、約82kgの大便を大気中で流星のように燃やしながら、毎日2リットル分の体液を足から頭へ逆流させているのだ。

 なんかもう、いろいろと大変だなという言葉しか出ないけども、もしかしたら君が昨日みた流星は、ケリーさんの流した大便なのかもしれないと思うと、ちょっと親近感がわくだろう。その流星に願い事とかしちゃってたら、ケリーさんと同じように体液が逆流するかもしれないだろう?

 ということでケリーさんが宇宙に行って既に7か月。あと5か月も宇宙にいるわけだが、その記録はツイッターのハッシュタグ『#YearInSpace』ではスコット・ケリーさんのツイートを見ることができる。宇宙で頑張っている元屈強な海軍兵士のケリーさんの今後を見守っていこう。

via:nasa・written hiroching

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この記事へのコメント 45件

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  1. 一年間も同じスペースで生活するのは想像以上に大変そうだ
    ・・・宇宙だけに

    • +18
  2. ›スコット・ケリーさんが産み出す約82kgの大便は、大気圏の中で流星のように燃えて輝く。”あなたの大便は流星にはならない。”
    だからなんだって話だけど、なんか凄く悔しい。

    • +40
    1. ※3
      ち、地上でも亜光速で排便すれば流星になるんだからっ!

      • 評価
  3. この記事を読んで大便流星にスポットを当てるのはパルモだけだろうな

    • +26
  4. そろそろ重力発生装置みたいなのはつくれないの?磁石があるんだし、それなりにつくれそうなものだけどな。

    • -2
    1. ※5
      磁力じゃ靴底はくっつけられても、体に働くわけじゃないから医学的には意味がない。
      遠心力による擬似重力は今でも実現可能だけど、ISSはそういう設計ではないからね。

      • +4
    2. ※5
      居住区を一定速度で回転させる事が出来る構造なら遠心力で擬似的に重力を発生させる事は可能ですが、かなりのコストが掛かるそうです。はやぶさに使用されたイオン推進装置ならコストは抑えられそうな気がしますが、ISSはそもそも宇宙環境下での実験を行う場所なので、姿勢制御に使用する最小限の推進装置のみ、装着されている様ですね

      • -1
  5. いくらトレーニングしても地上にいるより体の劣化ってはやいの?

    • 評価
    1. >>7
      重力による負荷はかなり大きいから
      たくさんトレーニングしても足りないってばっちゃがいってた

      • +7
    2. ※7
      トレーニングで負荷をかけても24時間常に負荷がかかる重力と
      比べると微々たるもの
      おまけにカルシウムの定着は重力がある事によって促進されるので
      無重力下では骨内のカルシウムの出し入れのバランスが崩れ、
      捨てる方が多くなり身体の異常を起こします
      多く摂っても吸収量は決まっているのでバランスを取るのが大変
      カルシウムは骨を形成するだけでなく神経の伝達、心臓を含む
      筋肉のエネルギー源にも使われているのでそれが足りなかったり
      バランスが崩れていればどうしても

      • +7
  6. う~ん、これからは流星見てもなんかお願いし辛いなぁw

    • +9
  7. これだけ運動量増やしてカルシウムの密度減少はどの程度緩和出来るようになったんだろうな

    • +3
    1. ※15
      つまり大便が燃え尽きずに地上にたどり着いて欲しいと?

      • +6
  8. 運この中にも細菌はいるわけでそれがほかの星に行けばもしかすると変な生物になるかもしれない!

    • +3
  9. だめだ、大便が流星のように燃えて輝くしか頭に入ってこない

    • +17
  10. 回転させて、重力を発生させればすむ話でしょ?

    • -8
  11. 重力から解き放たれた肉体感覚ってどんなだろ?
    無重力状態で瞑想したい!

    • 評価
  12. 全身の血流が良くなって「生える」ことはないようだな。

    • +5
  13. 尿や汗は再利用して飲むのに大便は再利用しないのかー

    • +5
    1. ※22
      「原料は?」との問いに「知らない方が良いぞ。」と返されるヤマトの
      O・M・C・S(食料合成装置)が真っ先に思い浮かんだ

      • 評価
  14. ガンマ線の遮蔽は難しいからはげちゃうよ?

    • 評価
  15. 宇宙に行く前からツルツルヘッドだったのかな?
    謎の宇宙線に接触して、ファンタスティック4みたいな超能力で
    髪がフサフサになるといいな! 

    • +2
  16. この手の話を読むと、スペースコロニーをどのように作るか考えてしまう。やっぱりガンダムみたいに回転させて、遠心力で重力を生み出すの?そもそも筋力が落ちても、生まれて死ぬまでスペースノイドなら、特に困らないのかな

    • 評価
  17. 宇宙人が来ても肉体的には人類のが強いんじゃないかね
    宇宙漂ってたら軟弱になりそう

    • +2
  18. ケリーさん、人類を代表して実験台になってくれてるんだな。自分なら一年間宇宙にいたくない。感謝感謝です。このデータが宇宙進出の役に立つことは間違いないこと。

    • +1
  19. どうでもいいことだがニューロシスのギターボーカルと同じ名前だな。

    • +2
  20. トーラス型の回転する宇宙ステーションがあったほうがいいかもね。
    もしくは寝室用の回転するトーラス体。

    • 評価
    1. ※31
      ラマルク的にもサンプル数が少なすぎる

      • +2
  21. 体内や骨のカルシウム量を維持するのが大変かも知れないですね。便秘や腎臓結石が心配です。
    宇宙環境だと脳への血流や酸素量が増える影響で、一時的に飛躍的な脳の活性化が見られると聞きましたが、それも興味が有ります

    • -1
  22. 帰還後にどんな体調不良や不調があっても、
    医療費はもちろん仕事、年金などは生涯保障されているのだろうか?
    NASAだからある程度の保障はあるとおもうけれど、
    一年間の無重量生活は心身ともにズタボロになる気がする。

    • +2
    1. ※36
      スタートレックのレプリケーターにしとけ
      食料から楽器まで、なにからなにまで、どんなものからでも作れるぞ

      • +1
  23. そういや宇宙飛行士って当たり前のようにTwitter使ってるけど、あれはどうなってるの?
    地上と交信してるぐらいだからそりゃ可能なんだろうけど、あまりにもカジュアルすぎてちょっと驚く。

    • 評価
  24. 流れ星がケリーさん製だったら、きっと運がつくな………。

    • 評価
  25. 界王拳が使えるようになって帰ってくるんじゃないかな

    • +4
  26. 2015年なら月に巨大コロニー出来て
    俺は宇宙海賊になってるハズだった (´・ω・`)

    • +2

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