メインコンテンツにスキップ

世界13の変種マクドナルド店舗

記事の本文にスキップ

24件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 大通りやハイウェイなどで見かける、平屋の赤い屋根にMのゴールデンアーチとくれば、もうおなじみのマクドナルドの建物だとわかるだろう。しかし、世界にはそうした”標準”とはあえて距離をおき、お客に新鮮な体験をさせてくれる変わったマクドナルドもけっこうあるのだ。

1. UFO型(ニューメキシコ州ロズウェル)

この画像を大きなサイズで見る

 ロズウェルは、1947年にエイリアンの乗ったUFOが墜落したとされている地。米軍は単なる気象観測用気球が墜落しただけと発表したが、宇宙からやってきたUFOが墜落したのだと信じて疑わない人もいる。この話の真相を確かめようと、毎年、大勢の人がロズウェルに押しかけた結果、エイリアン探しの観光客目当てのレストランや施設などビジネスが成り立つようになった。

 ロズウェルのダウンタウン、北大通り720に、UFOの形をしたマクドナルドがある。夜にはネオンがひときわ目を引き、子供に人気のロナルドも宇宙飛行士の格好をしている。内装もまるで宇宙船の中にいるような気分になれるように作られている。

2. 車両型(カリフォルニア州バーストウ)

この画像を大きなサイズで見る

 バーストウ駅の歴史あるルート66にあるマクドナルドの店舗は、列車の車両3両でできている。脇にあるゴールデンアーチのついた赤い給水塔も目立つ。

3. 総ガラス張り(ジョージア バトゥーミ)

この画像を大きなサイズで見る

 建築家Giorgi Khmaladzeが、全面ガラス張りの近未来的なマックを設計した。港町バトゥーミの町中にある池にその姿が映り込むようになっている。店内には緑の芝生が広がるオープンエアの中庭があり、やはり彼が手がけた隣のガソリンスタンドはお客からは見えないようになっている。

 Khmaladzeは、マクドナルドを外の世界の喧騒から隔絶された静かな隠れ家にしたかったという。ハーバードの建築の博士号を持っているKhmaladzeは、この設計で一番苦労したのは、マクドナルドの建物の基本ガイドラインを崩さずにいかに創造的でおもしろいものを作るかということだったという。

 ”すべてはマックがこれまで基本路線で活用してきた、必要な空間すべての綿密な計画にかかっていた。さらに、我々の場合はその標準を、我々のデザインを損なわない形でうまく織り込まなくてはならなかった。それに、マックのダイニングとガソリンスタンドを、少なくとも視覚的に隔てること、しかも建築学的におもしろい方法で達成することを目標とした”

4. ハッピーミール型(テキサス州ダラス)

この画像を大きなサイズで見る

 ダラスのモントフォール・ドライブとLBJフリーウェイにあるマックは、巨大なハッピーミールの形をしている。ここは、世界のどこのマックよりもハッピーミールが売れているからかもしれない。建物の外には、ファイバーグラスでできた巨大なロナルド像やマックフライ、コカコーラ、ビッグマックなどが並んでいるが、内装は、オーストラリアクリスタルのシャンデリアや白熱灯、ラルフローレンの壁紙、マホガニー製のブース、大理石の床など、高級な料理が出てくるような錯覚を起こさせるつくりになっている。

5. 航空機型(ニュージーランド タウポ)

この画像を大きなサイズで見る

 ここのマックは引退した本物のダグラスDC-3を使って店舗にしている。飛行機は単なる飾りではなく、客席も20あって、ちゃんと飲食できるエリアになっている。DC-3のエンジンは撤去されているが、鉄製のプロペラやコックピットは顕在。

 ここは元々、エアロプレイン・カー・カンパニーというカーディーラーの店だったが、オーナーが使われなくなったDC-3を購入して店の建物の隣に設置。その土地を1990年にマクドナルドが飛行機ごと購入。そのまま飛行機を店舗に使ったというわけだ。6. マックスキー(スウェーデン リンドヴァレン)

この画像を大きなサイズで見る

 1996年にできた、世界初のスキースルーマクドナルド。スキーを脱がずに、カウンターでハンバーガーを注文できて、そのまま滑っていくことができる。特に急いでいなかったり、寒さを避けたいときは、ちゃんと中に140人座れる椅子席もあるとのこと。

7. 農場型(カナダ サスカチェワン ムースジョー)

この画像を大きなサイズで見る

 ここのマックは、赤いサイロのある納屋のような形をしていて、内装も農家風。ドライブスルーも、トラクターで入ることができるくらい広く、朝、農場に仕事に出る前に立ち寄ることが可能。

8. アールデコ風(オーストラリア メルボルン)

この画像を大きなサイズで見る

 もともとはイギリス系のホテルだった建物。1937年に建築家ジェームズ・ヘイスティー・ウォードロップが設計した。80年代後半に歴史的建造物に指定されている。マクドナルドはこのレトロ調のレンガや曲線の美しいバルコニーをそのまま残したが、内装はマックの雰囲気に合うように作り変えた。

9. 19世紀市庁舎風(アイルランド ウィックロー県ブレイ)

この画像を大きなサイズで見る

 1881年、イギリス人政治家で慈善家のレジナルド・ブラバゾンが、ブレイのメイン通りにチューダー朝様式の市庁舎を作らせた。建物の上階には、ブレイ町議会の部屋がいまでもあり、下が1997年にオープンしたマックの店舗になっている。

10. デントンハウス(ニューヨーク州ロングアイランド ニューハイドパーク)

この画像を大きなサイズで見る

 1985年、マクドナルドは荒れるにまかせていたデントンハウスを買い取った。デントンハウスは1795年頃の農場として使われていたジョージア様式の建物。マクドナルドは全面建て替えしようとしていたが、解体前に市がこの建物を歴史的建造物に指定した。マクドナルドは、この建物の1927年の古い写真を参考にして、雰囲気を残したまま改装し、1991年に2階建ての新店舗をオープンした。

 今日、その写真が店舗のロビーに飾ってある。マックにとしてもビジネスがうまくいき、市にとっても歴史の一部を残すことができ、店長にとっても家族共々ここで20年生計をたてることができて、みんなが互いにメリットを得られる状況に満足している。

11. 船長の家(メイン州フリーポート)

この画像を大きなサイズで見る

 デントンハウスと状況はよく似ている。マクドナルドは建物そのものよりその立地が気に入って、フリーポートの古い船長の家に目をつけた。当初は、1850年代に建てられたこの家を解体して、新しい店舗を建設する計画だったが、市民グループが市の職員をたきつけて、解体を阻止させた。マクドナルドは住民の意図をくんで設計を変更し、船長の家をそのまま生かして改装した。メイン州にあるため、メニューにはマックロブスターというロブスターロールがある。

12. 世界一高級なマック(ノースカロライナ州アッシュヴィル)

この画像を大きなサイズで見る

 鉄道王ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルト・ビルトモア・エステートにあるこのマックは、世界一豪奢なマクドナルドと言われている。2000年にオープンするまではよく見かける普通のマックの店舗だったが、歴史的なビルトモア・エステートの雰囲気に合うように改築された。小型のグランドピアノ、レッドオークのテーブル、錬鉄製の手すり、ゴールドリーフの暖炉など、豪奢なつくりになっている。従業員も黒いベストにボウタイといういでたちを義務づけられ、上流風な雰囲気をかもしだしている。

 ”我々はマクドナルドに、ほかのファーストフードチェーンと競争することはないが、ビルトモアそのものと競わなくてはならないことを納得させることができた”と語るのは、建築家のロバート・グリフィン。見た目も感覚もビルトモアにふさわしければふさわしいほど、当時の一部でも感じとることができるだろう、とのことだ。

13. 山岳マック(中国 広西チワン族自治区陽朔県)

この画像を大きなサイズで見る
via:mentalfloss・原文翻訳:konohazuku

 中国は急速に西洋の影響や大衆文化を取り入れているため、アメリカの巨大ファーストフードチェーンもここ中国南部にまで進出している。山に囲まれた小さな町の、美しい湖をたたえる風光明媚な場所に、中国の仏塔に囲まれてマクドナルドがある。住民や急速に増えているロッククライマーやバックパッカーたちのために建てられた。

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 24件

コメントを書く

  1. おもしろい。
    自分はクルーだからとても興味深く拝見しました。

    • +4
  2. そのうち海底とか宇宙にまで店舗出しそう

    • +1
  3. 日本も城型とか巨大ロボット型など、オリジナル作ればいいのに
    または需要あるかは別だが、トラックやバス使った移動式店舗で
    目的地や災害地に直接送れる吉野屋トラックみたいなものを
    作れば少しは人気出ると思う

    • +5
  4. 前半のはお遊び感覚な感じだけど、後半はすごく見た目のいい建物ばかりですね。
    でも売ってるものはほぼ同じなのよね?

    • -2
  5. 日本と看板の赤を茶色にして景色を壊さない様にしているのに
    比べると見事に同化している店舗があった。

    • +2
  6. レンガ作りの古い建物をそのまま利用したみたいなの
    Mの字が若干浮いてるけどお洒落でええやん

    • +2
  7. 昔は地方のマック行くと誕生日パーティーができるバスとか併設されてたな

    • +2
  8. UFO型のマクドナルドはちょっと行ってみたい❗️日本にはこういうマクドナルドは無いのかな?

    • +2
  9. どんだけ金回りがいいのかってのが良くわかる写真集である。

    • 評価
  10. 中国南部のマックが特に面白かった。
    ここまで来ちゃうのかー。

    • +5
  11. 3番のやつ、正面から見るとちゃんと「M」が見えるんだな

    • +1
  12. 12. 世界一高級なマック
    は一度行きたいな・・・素敵なインテリアに
    囲まれて食べれば美味しさも増すかもね

    • 評価
  13. アメリカのサンタフェで実際に見たマクドナルドは土造りだった
    景観を損なわないように建築物に対する規則があるからなんだけど
    黄色いMの文字を見るまで気がつかなかったよ

    • +3
  14. 日本でもそこらにあるよ。記事に挙がってるやつよりは変じゃないけど

    • +1
  15. 自分が高校生ぐらいの頃だけど、マクドナルドの内装がアメリカの映画の中に出て来るダイナーみたいな感じで好きだった店舗があったなー。

    • 評価
  16. ロズウェルのは行ったことあるよ。中は宇宙をイメージした大きい遊具がある以外はわりと普通。ちなみに、この街のケンタッキーはカーネルおじさんの代わりにエイリアンが立っている。

    • +2
  17. イタリアだと街によって赤と黄色の派手な色が許されてないところがあって、いぶし銀や黒字に黄色のM文字のシックな店舗をいくつか見た

    • +3
  18. 子供のころジャングルジムみたいなマックの店舗を見た記憶があるんだけど、あれは手前側(道路に面した側)にお子様向けのプレイグラウンドがあっただけなのかな。
    プレイグラウンドを併設した店舗って以前は結構あったよね。

    • +1
  19. ブタペストのマックもおすすめですよ

    • +2
  20. 航空機型のマックに一番行きたい!
    日本でも風変わりな店舗建ててくれればいいのに

    • +1
  21. またマックがやったのか? もうロッテリアには二度と行かない

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

画像

画像についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

料理・健康・暮らし

料理・健康・暮らしについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。