
警察本部からしたら始末書ものの行為もあるが、彼らは警察官という身分よりも人間としての行動を重視した。「罪を憎んで人を憎まず」。警察官の暖かい心に触れた人々は、それに触発され、善意の輪が広がっていくようだ。
1. 違反切符を切る代わりにチャイルドシートを購入した警官

この出来事は感動したウォルマートの店員によって明らかにされた。インタビューを受けたホッジズさんは、「問題を解決するために必要なことをやろうと思っただけです」と語っている。
2. 万引きで捕まった母親に食品を買い与えた女性警官

3人の子供がいるというジェシカ・ロブレスは36000円相当の食品を盗んだが、その理由を訊かれると、家に食べるものがなく、子供がお腹を空かせているからだと答えた。彼女の犯罪歴を調べると、目立った前科はない。そこで連行せずに、裁判所への出頭通知を渡すとともに、彼女が人を信じる気持ちを取り戻すような行為を行った。店の中に入ると、12000円ほどの食品を購入したのだ。「彼女を逮捕しても、お腹を空かせた子供がいるという問題は解決しませんから」とトーマス警官。
この話が広まると、南フロリダ中の有志から、ウォルマートの食品10万円相当の寄付が集まった。それだけではない、ある男性が彼女に電話をし、カスタマーサービスの仕事を紹介してきたのだ。もちろん、彼女はこれを引き受けた。
3. 10km走に挑戦する太目の女性を助けたケンタッキー州の警官

アジア・フォードは、2度目の参加となる10kmレースで前回の記録を打ち破りたかったのだそうだ。かつて彼女と夫は体調を崩したことがあり、それ以来人生を変えようと決意していたらしい。夫は糖尿病のせいで手と足を失い、彼女自身も医師から膝の代替手術が必要だと言われていた。そこでフィットネスに詳しい友人に相談し、このレースに参加することになった。
しかし、レースが中盤になると、目眩がし、気分も悪くなってきたという。実は、彼女は肺炎が治ったばかりだったのだ。その後も懸命に走るが、残りあと僅かというところで、全身から力が抜け、涙が出てきた。「もうダメ、神様どうかあと数歩だけ足を動かしてください」と願ったまさにその瞬間、彼がやってきたのだ。
ルイビル・メトロポリタン警察に勤務するオーブリー・グレゴリー警部補のおかげで、昨年より3分早い、2時間7分という自己新記録を見事打ち立てることに成功した。
4. 貧しい10代の少年にベッドやテレビなどを自らのお金で買った警察官

するとシモンズくんの部屋には何もない。テレビどころかベッドも机も何もなかったのだ。母親はどうやら育児放棄気味だったという。「気の毒になりました。彼が必要とするちょっとした物を私は与えることができたし、それで彼が幾分はマシになると思ったのです」とアチェラさん。
そして、彼は自分の小遣いでシモンズ君にベッドを買った。アチェラ警官がこの話を人に伝えたところ、寄付が集まった。そのお金で、テレビ、机、椅子、Wiiをシモンズ君に買い与えたのだ。
5. 車で寝泊まりする4人家族にホテルの宿泊をプレゼントした警官

ウッド一家はアラスカからオレゴンへ帰る途中だった。ユージーンに到着したときはすでに夜も更け、ロバートさんと妻、2人の子供はアラスカからの道のりでそれまでしてきたように、シートで寝る準備を整えていた。
路駐する車を見咎めたデビッド・ナット警部補は、彼らに車を動かすよう告げようとした。だが、そこの2歳と4歳の幼い子供がいることに気がつく。そこで、彼らにホテルまで誘導し、その宿泊費を支払うことにした。実はユージーン警察には、困った人を助けるための寄付金が集まっていたのだ。体力が回復するまでホテルに宿泊させてもらったウッド一家は、今ユージーンに引っ越すための家を探しているらしい。
6. ホームレスの男性にブーツを購入したニューヨークの警官

デプリモはその晩、ミッドタウンでの任務に就いていたが、靴を履いていないホームレスを揶揄う声が聞こえてきた。その男性に近寄って、靴について尋ねると、「大丈夫さ、そんな物履いたことなんかないんだから。神の祝福を」。と返事をしたという。そこで付近の靴屋に行き、助けを求めると、店員がメーカー希望小売価格の半額でブーツを提供すると申し出てくれた。そして、靴下も数足購入し、男性に靴を履かせてあげた。
アリゾナからニューヨークを訪れ、偶々この現場に居合わせた救急隊員のジェニファー・フォスターはこの場面を写真に撮り、フェイスブック上で公開した。これがすぐさま評判となり、これまでに60万回の「いいね!」が寄せられ、25万回もシェアされている。
7. 子供のために卵を盗もうとした女性の家族に大量の食料を届けた警官

地元のスーパーで万引きしようとしたヘレン・ジョンソンを捕まえたのはウィリアム・ステイシー警官だ。ヘレンには娘2人と姪1人のほか、1歳と3歳の孫が2人いた。家族が2日間何も口にしていなかったため、彼女はなけなしの150円ほどのお金を持ってスーパーへ出かけた。これなら卵1パックくらい買えるだろうと。しかし、税金分が足りないと気がついたとき、思わずポケットに卵5個を詰め込んでしまった。
通報されて駆けつけたステイシー警官は、逮捕せずに、二度と繰り返さないことを約束させたうえで、卵を買い与えた。驚いたことにその約束から間もなく、様々な人から連絡を受けるようになった。彼らは貧しいヘレン一家に食品やお金、衣服などの寄付を申し出てきたのだ。その量は膨大で、届けるために警察署の車を2台も使ったほどだったという。
8. 盗難の被害者に新しい自転車を購入した警察官

「その日、自転車が盗まれてしまって、近所の人が警察に通報したほうがいいと教えてくれました」。と話すウィーバーくんは、そのアドバイス通りに行動した。ただそれだけだ。すると、これを担当したパーセル警察署のジョン・アイドレットが、新しい自転車を申し出てきたのだ。翌日、彼が約束の自転車を持ってウィーバーくんの家を訪れた。少年が元気一杯に自転車を乗り回すその後ろには、無名の英雄の存在がある。
9. 粉ミルクを盗もうとしたシングルファーザーを助けた警察官

その犯人が盗もうとしたのは、生後6ヶ月の息子に飲ませる粉ミルクだ。事情を知った店側が告発を望まなかったこともあり、ロビー警官はこれ以上は不問とすることにした。そして、手錠の代わりに、無口なシングルファーザーに粉ミルクの缶を数個手渡した。
「私も彼と同じ父親ですから。私たちはロボットではありません…この警察バッジをつけているのは人間なのですよ」。ロビーはそう言った。
via:oddee・原文翻訳:hiroching
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コメント
1. 匿名処理班
>「この警察バッジをつけているのは人間なのですよ」
涙出た
2. 匿名処理班
素晴らしい
3. 匿名処理班
人を助けられるのは人だけだね
4. 匿名処理班
「この警官バッジをつけているのは人間なのですよ」
この言葉が心にガーンとぶつかってきた
なんだこの今まで感じたことのない気持ちは
5. 匿名処理班
警官になった初心は、健全な国家であれば、だれもが同じであろう。
6. 匿名処理班
アメリカだと逮捕するかしないか警官が決められるのか
7. 匿名処理班
日本には無さそうな話だな
8. 匿名処理班
改心する人もほんとに助かる人もいるんだよなぁ
いい話だ
9. 匿名処理班
こういう義侠心に対して寄付が集まるのは、アメリカ的良心が未だに生き残っていることの証明だよね
10. 匿名処理班
や さ し い 世 界
11. 匿名処理班
アメリカは色んな意味で広いなあ。
国土も国民の懐も。
12. 匿名処理班
人間であるからこそ理不尽で悲劇的な出来事に最前線で向き合い続ける間に自分の心を守るために無関心で事務的になる警官もいるのに、目を逸らさず手を差し伸べる事ができたこの人たちはきっと強く優しい人なんだな……。(´;ω;`)
13. 匿名処理班
※12
優しい警察署もあれば、酷い警察署もある。私は、心療内科に通院しているだけで酷い事を言われ傷つき泣きました。
14. 匿名処理班
善意を貰える機会が少ない社会とか、生活上やむを得ず人が犯罪に走ってる社会でなら十分アリだと思う
優しさに触れて心入れ替える人も居るかも知れん
半面、基本裕福な国ではあんまり効果ないかなあとも思う
15. 匿名処理班
警官の善意は単なる痛み止め
貧困という病気の治療も忘れてはいけないんだが
こういう美談を読んで安心して終わるんだよねあたしら普通の市民は
16. 匿名処理班
きっと、みんな貧しい人や恵まれたい人を助けたいとは思ってるんだね。
でも、そういう人達がどこにいて助けを求めてるいるのか、どうすれば助けられるのかが分からない。
善意ある人はたくさんいるんだから、そこんところを何とかできるといいのにね。
17. 匿名処理班
※14
警察官ではないけど、仕事を続けるうちに心を閉ざす感覚は自分もわかるから、この人達が本当に出来た人たちだということは自分からも保証するよ。
18. 匿名処理班
もしヒーローだったらどう振る舞うだろう?って判断基準があるのかもね
アメリカ人ってヒーローへの憧れが強そうだし(先入観)
なんかひねくれたコメになったけど、本当いい話だ
19. 匿名処理班
「子供に食べさせる物がない」から盗んだ食料が36000円分てすごくない?
人様の物に手を付けるのが申し訳ないと思ってたらなるべく店側の被害が少なくて済む物を選びそうなものだが…。
20. 匿名処理班
そう 人間なんだよね
忘れそうになるときに思い出したい
21. 匿名処理班
※26それはあっているかもしれない
前聴いた話で国民性の違いについてこんなことがあった気が
アメリカ人を動かしたければ君はヒーローになれるといえばいい
日本人を動かしたければみんなやっているといえばいい
他にもあった気がするけど忘れてしまったすまぬ
22. 匿名処理班
どれもこれも素晴らしい話だ
しかし魚の釣り方を教えるのではなく魚を与えてるだけに感じるのも否めない。
でも後で仕事を紹介する電話が来たり、引越し先を探すようになったりと好転した例があるのも事実。難しいなぁ
23. 匿名処理班
※13
個人主義的なのに利他的な行動もとれるんだよ。
24. 匿名処理班
ケチをつける気は全くないし、素晴らしい方々だと思う
ただ貧しい人のために何々を買ってあげたなんて話を聞くと、その人のもとに他の貧しい人が集まってきたりしないのだろうか、といつも思ってしまう
25. 匿名処理班
何かちょっと違うと思うの
26. 匿名処理班
※33
魚の釣り方を望む人も居れば、魚を与えられるのを望む人も居るし
釣り方を教えても、出来ない人は出来ない
魚を与えられたことで、魚を増やす方法を得ることもある
その人にとって変わるきっかけになれば
それがどんな行いであれ良いと思うんだ
27. 匿名処理班
レ・ミゼラブルを思い出した
28. 匿名処理班
>33
確かに与えるだけでは未来につながらない。
けれども、私もそうなのだけれど、記事の状況の人たちに目を背ける人も多いと思う。
立場として規則を忠実に実行しなければならない人たちも多いと思う。
その様な中で「手を差し伸べられる」という経験は魚の釣り方を覚えるのと同じ位、彼らに生きる力を与えることもある。と私は思いたい。
29. 匿名処理班
昔厨二病だったころ人助けした友人にそのやり方は間違ってるとかぶちまけたことあるけど
「お前にもやれなんて言わないから俺の好きにさせろ」って返されて顔真っ赤になった思い出が蘇った
国単位でやってるわけでもなし、個人の親切に間違いも何もないわな
30. 匿名処理班
罪を憎む正義の心が行き過ぎた結果になる一方 その正義が人を救うこともある
難しい話だね
不平等を招くから目の前の不幸を見過ごすか 不平等でも良心に従い行動するか
これもまた難しい
31. 匿名処理班
子供がいるなら尚更盗んじゃいけないって分からないんだろうか
捕まったら子供が一人でどうなるかって考えられないって相当無責任だろ
32. 匿名処理班
私達はもう、人を憎むことに疲れているんです。
33. 匿名処理班
※17
元気出してね。そんな酷い人には天罰がくだるんだから。
34. 匿名処理班
日本の話は無かったか…
35. 匿名処理班
※47
誰かから何か嫌な事をされたら、それだけでも苦痛なのに
プラス、それ以降も「憎い」って感情がまとわりついて、
2段階の苦しみを味わわないといけないんだよね…
悲しすぎる。
こういう良い話を読むと、自分も人に優しくしたいし、
逆に優しくされたらまたさらに倍返しで優しくしたいと思う。
36. 匿名処理班
こういう人間模様の幅の広さはやはりアメリカだなと考えさせられる。
確かに色々と問題の多い国だけど、テレビでは悪いイメージしかないので心から癒やされた。
37. 匿名処理班
アメリカのこういうとこがほんとにすばらしいよ
日本だとぼろくそにたたかれたり、職務放棄で減給、停職くらうだろうね
それでもできる範囲で善意を尽くそうとする警官には敬意を持てる
38. 匿名処理班
こんなの何度も何度も恩を仇で返されながら、
それでも懲りずに隣国を救済し続けた日本人と比べたら小物ですわ。
39. 匿名処理班
日本のお巡りさんも帰り賃がないなど、私費で出してやってるらしいですよ。
大抵は寸借詐欺らしいですが。
40. 匿名処理班
「問題を解決するために必要なことをやろうと思っただけです」
かっけぇ。聞いてるか?政治屋。
41. 匿名処理班
大体金銭関係だな
アメリカの福祉や犯罪被害がいかに放置されてるかの裏返しか
42. 匿名処理班
ちなみに日本で警察がこういうことをするとめちゃくちゃ怒られる。
できるのは少額のお金を貸すってことだけ。
借用書を書かせた上で警察のお金を貸すだけ。私費は厳禁。
公務員は職務に私費を投じてはならないと決められている(会計規則など)
違反すれば減給や戒告などの処分がある。
人助けだとしても公務員は公平中立を求められるので例外はない。
43. 匿名処理班
※2
即ロボコップを思い出した自分が恥ずかしい
44. 匿名処理班
犯罪を見逃すのはどうかと思うわ
45. 匿名処理班
大きな市民意識の変化を感じるな。
長引く格差社会で、人々の心に何か芽生えてきたのかな。
法的に罰せられるべき人間が多数派になってしまったら、そんな社会の秩序になんの意味があろうか?
46. 匿名処理班
いくら貧しくとも人を憂う心を忘れてはならない
それが真に優れていると言う事だ
47. 匿名処理班
確かにいいことなんですが、
なんか違和感が残るというか、、、
その場限りの良い話ではあるけど、
根本的な問題の解決になっているのか疑問なエピソードもあります。
全部じゃないですけどね。
たとえば実際食べれずに死んでく人たちは沢山いるでしょう。
そういう人たちは一か八か万引きしてみればいいんでしょうかね。
慈悲深いヒーロー的警察官に当たればとりあえず飢えをしのげるくらいの食べ物が手に入るかも。
48. 匿名処理班
※63
そういう問題なのかな?
単純に、目の前の惨状に手を差し伸べたのが警官だった。
その場しのぎなんて言ったら、世の中の善意すべてがそんなもんでしょ。
最後まで面倒を見る善意なんて存在しない。
与えられた方は、次に進めるかもしれないきっかけをもらっただけ。
後はきっかけをもらった方がどう使うかの問題かと。
ちなみに日本では、こういう話は表に決して出ない。
本当に責任問題になるらしいから。
でも、実際にはいろいろあるよ。
49. 匿名処理班
※31
沈みゆく客船から乗客に海に飛び込むように促すには?というジョークですかね。
ちなみに、幾つもバリエーションがあるんだけれど、例えば
アメリカ人には「飛び込めば、あなたはヒーローですよ」
イギリス人には「こういう時、紳士なら海に飛び込むものです」
フランス人には「海に飛び込まないでください」
ドイツ人には 「こういう時は海に飛び込む規則になっています」
イタリア人には「さっき美女が海に飛び込みましたよ」
ロシア人には 「ウォッカの瓶が海に流されました、今なら間に合います」
中国人には 「美味しそうな魚が泳いでいますよ」
日本人には 「みんな海に飛び込んでいますよ」
韓国人には 「日本人はもう飛び込みましたよ」
韓国人別パターン「船長、韓国人がまだ甲板に・・・」
「放っておけ、後で服が濡れたと謝罪と賠償を要求されるから」
50. 匿名処理班
もうちょいこういうニュースも増えると,いい世界になる気がする
世の中捨てたもんじゃないなって気持ちになりたい
51. 匿名処理班
※63
赤の他人の一生を解決してあげないと親切って認められないの?
根本的な解決をするのはそもそも国の仕事でしょ?
他の人がやらないことを、個人で出来る限り最善を尽くした話を気に入らない気持ちがまったくわからんわ。この考え方じゃ良いことなんてまったく出来ない人なんだろうな
52. 匿名処理班
逆にワイロとかもあるんじゃないの、チップとかいう習慣もあるし
基本は取り調べなり裁判なりで無罪放免というやり方だと思う
日本でも仕事関係の交通違反なんかはわりと甘い、私も事情で違反注意に留められた事もある
日本も捨てたもんじゃない
53. 匿名処理班
※63
そういう言い訳はもういいから、明日から自他共に何ができるか考えるんだ!
じゃあないと一生、世の中にツッコミ続けるだけの痛い人になっちゃうぞ!
54. 匿名処理班
※58人を助けるのは職務だろうか?
55. 匿名処理班
ノブレスオブリージュ
今後も救世主たらんことを
56. 匿名処理班
根本的な解決にならないというのは
犯罪に手を染めた輩ばかり救われて、生真面目な連中は蚊帳の外なエピソードが大半であることを憂いているのでは?
57. 匿名処理班
おまわりさんは秩序の守り手であって正義の味方ではないからね
58. 匿名処理班
偽善ってものは存在しないと思いたいな。
59. 匿名処理班
昔アメリカに住んでて、早朝便で地元空港からNY→成田と乗り継ぐために朝4時に友人に車で送ってもらった。すると着いた瞬間にパスポートがないことに気づく。真夜中に急激に温度がー10度くらいから15度くらいに一気に上がってパスポートを入れたジャケットを着てない、という大失態を犯した。友人が「まだなんとかなる」と車を飛ばすも家到着一歩手前で警察に捕まる。20マイルほどオーバーしていたのだ。真夜中だからねずみとりもいないし、交通量も少ないから大丈夫だろうとたかをくくっていたのだが万事休す。事情を説明すると警官が「どんな理由があっても20マイルオーバーは危険。ただ、今回は事情が事情だから・・・」と言ってなんとか見逃してもらった。友人の免許没収はなんとか免れたが、なんと警官が「時間がないから空港送っていく。急いで家にいってパスポートを取りに行こう。」と。なんという神。あの時は感謝してます。
60. 匿名処理班
自分のできる事を良心にしたがって行ったまでだろ
別に違法行為を警官がしてるわけじゃないし、いちいち文句言うなよ。
61. 匿名処理班
アメリカのおまわりさんは金持ちなんだな
62. 匿名処理班
こういうのだめだ。涙出る。
63. 匿名処理班
俺らも真似するべき
64. 匿名処理班
※52
日本だと、今の時代は自己責任論を振りかざしたりで
「貧乏なのは自業自得だから助ける価値なんかない」
「犯罪者を甘やかすな!」
とかいう意見に潰されるだろうな……
善行を素直に善行と呼べない日本は、
徐々に世知辛い世の中になってきたような気がする。
65. 匿名処理班
※63
ガンジーがムチに打たれて酷い扱いを受けている牛を見かねて助けてあげたら、
ある人が「ムチに打たれて使われる牛なんでインドに他にも何万といるでしょう。一頭助けて何の問題の解決になるんですか?」と言った。
ガンジーは「皆が目の前の一頭のムチに打たれる牛を助ければ、ムチに打たれる牛はいなくなる。目の前のムチ打たれる一頭の牛を救えねば、全てのムチ打たれる牛を救うこともまたできない」と答えたそうな。
66. 匿名処理班
一人の人間として人間に愛を与える なんか忘れていた感覚だな
67. 匿名処理班
日本でもこういう話はよくある。
ただ前にも書いている人がいるけど表には出ない。責任を取らなければいけないから。
組織も問題だが、一番の問題は国民性である。
例えばアメリカのように「逮捕しないでこうしました」とインタビューで答えた場合、※欄にもチラホラいるように、「犯罪を見逃すのはおかしい!」と抗議をする人間が多いのだ。
日本の組織はそういったクレームに弱いし、例えば「そんなクレーム気にするな」という声がどれだけ多くとも、「当該警官を罰しないデモ」なんてことは日本人はやらない。
場合によっては署名活動などはあるかもしれないが、アメリカのようにダイレクトに働きかける人というのは日本では少ない。そういう文化なんだ。
68. 匿名処理班
日本だと車とめて人助けしてたら駐車違反切られるよねこの差はいったい
69. 匿名処理班
日本では犯罪を許さないからこそ秩序が保たれてるところもあると思う。償うことが重要っていう。
ただ、アメリカの事情は違うからなんとも言えんな。失業率は下がったが、ワープアは日本よりひどいらしいし。
70. 匿名処理班
結局、万人にとって最低限の生存権が確固として保障される社会でない限り、
こうした善意も一時しのぎにしかならない現実が悲しい。
もちろん、善意で職を得て働けるようになった人もいるけれど、
それだっていつ失われてしまうかわからないしね……。
日本じゃたとえ犯罪歴がなくたって、ホームレスになってしまったってだけで
自業自得のレッテル張りする人間が多いけどさ、一寸先は闇。
他人事じゃねえんだよ、この米欄に群れてるおれたちでさえ。