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「愛しい人はこの中にいるよ」。故人の遺灰で作る美しい宇宙を表現した惑星ペンダント

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(著)

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 米カリフォルニア州で活動するアーティストのメリー・コアさんは、愛する者の思い出を形に変え、美しいジュエリーを作り上げている。亡くなった人の遺灰を使い、丸いガラス玉の中に息をのむほどに美しい宇宙を閉じ込めたようなペンダントを製作するのだ。

 ペンダントを身に着けることで、個人との思い出が蘇ってくる。星となった故人が常に見守ってくれているようなぬくもりをも感じる。すべて手作業で丹念に作るので1日8個までしかできないが、注文が殺到しているそうだ。

 遺灰を使ったコアさんのジュエリーの製作過程はこうだ。まずコアさんは依頼を受けると顧客にブリキ缶を送る。顧客は愛する者の写真やエピソードと一緒に、その缶に遺灰をいれて送り返す。それらを受け取るとコアさんは、その亡くなった人の事を心に思い浮かべながら、ペンダントを作り始める。コアさんは、1つ1つのジュエリーにポジティブな気持ちと敬意がこもるように、最大の努力を払っていると話す。

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 コアさんの作るその特別なペンダントは、色の付いたガラスに遺灰を繊細な螺旋のデザインで組み入れ、その後透明なガラスの層を重ねて密閉する。

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 出来たペンダントは故人の思い出を保ちつつ、かつ宇宙の美しさを表現するように作られている。彼女は最後にペンダントにキャップやピン、そして銀もしくは金のチェーンを付け、購入した人が常に身に着けていられるようにする。

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 コアさんがこのジュエリーを作り始めたきっかけは、若いカップルから友人の遺灰をペンダントに入れたいと相談をうけたことから始まる。

 彼女はその依頼を快く引き受けた。そしてその制作をしているうちに、これこそが私に与えられた使命なのではと感じるようになったという。あの世とこの世を繋ぐ為のアイテムを作り上げるというこの作業は、コアさんに特別なインスピレーションをもたらした。コアさんはこの特別なガラスのペンダントを作るにあたり、瞑想、熟考、また心を自由な状態にするように心がけていると言う。

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 そのカップルがペンダントを受け取りに来た時、彼らと心が通じ合った感覚を抱き、互いに抱き合い泣いたという。カップルは親しい友人の遺灰で作ったペンダントを身に着け、さわりながら故人をしのぶことができる。コアさんはその仕事により、新しい方向性を見つけたのだ。そして今、コアさんは多くの人からの依頼を受け、長きにわたり何千ものペンダントを作り続けている。

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 コアさんは自身のウェブサイトにて、遺灰の入ったペンダントの依頼を受けている。小さな銀製のものは約¥14200、大きい金製のものは約¥17800ほどで作ってもらえる。海外からの発注も受けているが、その場合、余った遺灰は戻してあげることができないので、最大限の敬意を払って海に還すそうだ。

【ashbeads.com】

via:odditycentral・原文翻訳:coco

 これは人間だけじゃなくペットのオーナーにも人気がありそうだね。

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この記事へのコメント 72件

コメントを書く

  1. 遺灰とはいえ故人の遺体の一部を使って、何らかのアイテムにしてしまうというのは、ちょっと抵抗がある。
    他の人が、このペンダントをしてるぶんには「これも愛情の有り方なんだろうな」とは思えるけど。

    • 評価
  2. 世界の中心で愛を叫ぶの おじいさんが昔の恋人の墓から骨を盗んだけど
    愛って言うのはそういうもんなんだろうか。それとも未練だろうか
    俺は誰かを骨まで愛せるだろうか 誰かが骨まで愛してくれるだろうか

    • +24
    1. ※2
      それがさ、ビクトリア朝イギリスでは遺髪や遺骨でアクセサリーを作ってそれを身につけることは普通の文化だったのよ。
      だからこういうものに抵抗を覚えるかどうかってのは個人の価値観よりも文化的価値観に大きく左右されると思う。
      コメントで抵抗を覚える人が多いのは、今の日本には斬新なアイデアだからなんだろう。

      • +4
    2. ※2
      本当に大好きな人が亡くなったときに(不謹慎でごめんね)
      骨でも、灰でもいいから、その人のかけらと寄り添って残りの生を生きていきたい
      って気持ちが分かるかも。
      単なる残されたもののエゴなんだけどね。
      心のよりどころがほしいだけなのかもしれないけどね。
      でも、抵抗があるのも分かるよ。自分もそうだったし。

      • +4
    3. ※2
      ポケモンのカラカラは死んだお母さんの骨を被ってるそうだ
      それと同じだな

      • +1
  3. 銃で撃たれたときに
    こいつのおかげで助かったりするんだろ?

    • +54
  4. 遺灰アクセは高価なものが多いのに
    ハンドメイドに拘わらず、低価格なのにびっくり。
    破損しやすいのは欠点だけどオンリーワンなのはいいよね。

    • +45
  5. メモリアルジュエリーはダイヤしか知らなかったけど
    これはデザイン次第では男性も身につけられそうでいいね

    • +67
  6. ペット用限定じゃないけど、遺灰でダイヤとかあるけどね。
    遺灰を納めておくロケットとか。
    常にアクセサリーを身に付けてる人にしか、需要はない気がするけど…(私はネックレスが嫌いだから、まずそこでアウト)。

    • 評価
  7. 本物の一部を持ってなくっても、心で思っていればそれで十分さ

    • +11
    1. ※11
      それでも何か形あるものがあるのとないのとでは
      繋がりの感じられかたは違うのが人ってもんだろう

      • +6
  8. 綺麗だけど遺骨入りじゃなくていいや

    • +16
    1. ※12
      こっちはこころのしずくを真っ先に思い浮かべた

      • +18
  9. なんて美しくて純粋な愛情なんだろう。
    俺はこんなに誰かに愛してもらえるだろうか、そばに居てやれるだろうか。

    • -3
  10. 百年法という小説の中に似たようなものが出てくるがそこからヒントを得たのか?映画化になったらこのペンダントを使えば

    • +27
  11. 一日8個ってけっこう作れてる方だと思ったけど

    • +9
  12. おもちゃみたいだな
    せめてチェーンはもうちょっとしっかりしたものをつけてあげたほうがいいと思う

    • 評価
  13. 外国じゃ中世にはもう遺髪でカメオみたいなん作ったりしてるからその延長なのかな
    いつか日本で位牌ネックレスとか発売されたりしたら...

    • +14
    1. 米18
      いつでもおまえの傍にいるよ。今この瞬間(とき)も。

      • 評価
  14. あ、これ知ってる。
    MIBに出てきた、中に銀河が入ってるやつだろ?

    • -4
  15. じーちゃんの遺灰を加工して持ってるけど
    何よりも心強いお守りだよ

    • -6
  16. こんなきれいで細かくても一日8個も出来るのか。働き者だな…

    • 評価
  17. もし夫が先に亡くなったらこういうふうに
    身に付けられる物が欲しいと思うよ。
    お墓や仏壇よりも身近に感じられそうだし。

    • +8
  18. 自分が死んだら骨は全部埋めるなり灰は撒くなりしてほしい

    • +23
  19. 真の仏教徒でも無いし墓いらねーから これでいいや

    • +7
  20. 自分は肉親の遺灰は全てまとめて送ってあげたいかな
    墓の下でもどこかへ撒くとかにせよ
    でもペットのは手元に置きたい気持ちもある

    • +18
  21. うわあ、自分は親のも旦那のもお墓の下でいいわあ
    と、思ったけどもし子供が先立ったりとかしたら手放せないかも…

    • 評価
  22. 自分が死んだら、灰も残らないくらいに焼いて欲しいな。

    • +37
  23. なんか封印されてるみたいで嫌だな。斬新な埋葬ならこの前の記事の樹木墓標のが良いわ(笑)

    • +16
  24. ペンダントにして身に着けたいと思う程、まだ愛した人がいない

    • +16
  25. 硝子なのか
    身に着けるのにはあまり向いていないね

    • +10
  26. 遺灰がFF7のライフストリームが地球を駆け巡る様子を思い出す。

    • 評価
  27. 自分が死んだら遺灰を好きに使ってくれって遺言がないかぎり、故人の身体の一部を勝手にどうこうするってちょっと抵抗あるな
    このアクセサリー作ってる人が信用のおける人だったとしても大事な人の遺灰を他人に預けるってのもやだな

    • +4
  28. 私は、シンプルなケースタイプのアッシュペンダントに、妹の一部を入れてるんだけど、こんな綺麗なデザインのものもあるんだね。アッシュペンダントに出会えなかったら、ちょっと心を病んでただろうと思う。妹は先天性の難病で寝たきりだったから一人にしておけなくて、普通の姉妹というよりは、半分幼い我が子みたいな感覚だった。いつも一緒にいられる事で、精神的にとても助けられたよ。愛する人に先立たれたら、こういう選択肢もありだと思う。

    • +10
  29. お墓しかり仏壇しかり、物がそこにあるってすごく心強いよね
    でも確かに一部分とは言え人の体を取るのもなって思うね

    • +8
  30. 一日約12万の売り上げか
    原価はそれほどかかってなさそうだし、悪くない商売だな。

    • +4
  31. 何百万もかけてお墓建てるよりいいな。

    • +2
  32. 日本ではペットをとかはよくあるけど、人間ではこういうのはないのかな?やっぱり抵抗感を覚える人が多いのかな?

    • 評価
  33. 制作者も客も満足しているならそれでいい

    • +14
  34. 日本人の感覚だと抵抗ある人も多いだろうけどけど、
    この前テレビで「お墓のスタイルの変化」みたいなテーマで
    遺灰の一部を自宅に置いておくための小型の遺灰ケースみたいなのを
    紹介してたな。
    こういう装飾品として故人の一部を身につける、
    というのも今後それなりに普及していくのかもしれん
    ところで散骨は「自然に還る」みたいなロマンチックなイメージがあったりして
    漠然といいなと思ってる人も多そうだけど、ウィキペディアで
    「散骨」の項目を見るとそんなドリーミーな話でもないのがわかる。
    その点、この職人さんの「余分の遺灰は最大限の敬意で海に帰す」
    ってのが本当に問題ないプロセスを経て処理されてるのかが
    ちょっとだけ気になった

    • +1
    1. ※44
      メモリアルジュエリーを作ってもらう人々の中には
      亡くなった我が子を冷たい墓の中に入れるのがしのびなくて
      一部でも手元に置いて思いを寄せたいって親御さんがけっこういるのよ

      • +6
  35. 物質化してしまうと、異常に執着しそうで嫌だな。

    • +52
  36. 言い方は悪いかもしれないけどとてもビジネスとしての可能性を感じた。
    コメ欄見て抵抗ある人が多そうで驚いた。

    • 評価
  37. 現代は墓参り等、墓の世話が出来ない、あまり習慣が無い、親族との関係が希薄、転勤ばかりで土地に根付かない等、こう言ったコンパクトな形にして手元に置いて弔う、偲ぶと言う形式は増えるかもしれない。宗教に頓着が無く仏壇の設置もしない家庭も凄く多い。オリジナリティ溢れる仏壇に代わる故人の小さな祭壇や遺骨の加工調度品等も地味に流行しそう。

    • -8
    1. ※48
      あほたれ。ガラスは結構高いし、あれだけのものを作るために必要なスキルを身につけるのは簡単じゃないんだよ。
      むしろ稼ぎたいと思ったら他の仕事をした方がいい。

      • +3
  38. 職人さんを増やして代々こういった物を作ると、それぞれの家庭で本当に家宝になってしまうのか・・・
    庭に小さな社を建てて、納めたい気もする・・・

    • +3
  39. 宇宙葬とかがいいな、どうせ大気圏で燃え尽きるのはわかってるんだけどさ
    ダイヤになって宇宙に行って、どっかの星に流れ着いて、炭素として生物の源になって、惑星Xのグレートマザーとなり、地球を侵略しに戻ってこれたらすごくSFで面白いから

    • +15
  40. ヨーロッパでは遺髪や遺骨を加工して宝飾品として身につける習慣があるし
    親しい人の死を受け入れる「喪の儀式」の一種なんだろうね
    日本人には馴染みがないから奇矯に感じるけど
    「立派な墓はあるけど、最後にお参りしたのが何年前かわからない」
    って状況になるよりはいいかな

    • +23
  41. カロートペンダントだっけ。ロケット型のは新聞広告で見たことあるけど、あれはペット用だったかな
    遠い墓より近くのペンダントという捉え方もあるね

    • +7
  42. キレイすぎて、盗まれたらどうしようと思うほどだわ
    日本でも、遺骨ダイヤモンドがあるけど、もし無くしちゃったら・・・とか
    ただの宝石だと思われて、盗まれたらと思うと怖くて抵抗がある

    • -2
  43. お寺にペットの遺骨を預けてるから、
    注文してペンダントにしてもらおうと思います。

    • +5
  44. 執着だなんだって嫌悪感を示している人がいるけど、意外と保守的な人多いね。
    身近にあるお墓だと思えばいいんじゃない?
    仏教とかよみがえりとかそういうのを信じているなら別だろうけど。

    • +3
  45. 正直キレイすぎて、宇宙的すぎて
    「あぁ、あの人は宇宙の一部になってしまった…」という物哀しさを強く感じてしまう

    • +3
  46. とても感謝される、良い仕事だと思います。

    • +16
  47. 安ッ!
    製作者の人は、慈善精神もこめてこのビジネスに取り組んでるんだろうね

    • +3
    1. ※63
      とても美しくてアクセサリーとしてもよくできていますよね。
      盗まれるというものではなくても、たとえば遺産整理とかのときにこれがあると
      知らずに転売されてしまうこともないとはいえなさそう。
      昔のメモリアルジュエリーなんかは、髪の毛が入ったものなども高額でアンティークショップで販売されているし、そうなるのかもですね。
      (ただ、髪の毛などを使ったものと違って、普通のアクセサリーだと思って入手しそうなのですが)

      • +12
  48. 死んでもなお、ペンダントになって誰かの支えになれるなんて素敵だね

    • +2
  49. なんでそんな金額で?ってくらい安いぞコレ
    まず遺灰とか抜きだとしても、オーダーメイドでこのクオリティでこのガラス玉作る時給材料費光熱費工房代考えたら安すぎるくらいだからさ

    • +3
  50. 宗教関係なくお葬式は死者との決別のためにやるのになぁ…何教でも心は側に~って考え方だと思うがこれは物として持ってないと側に居ないって感じなのか?

    • +1
  51. 身内に不幸があったとき葬儀会社の人からロケットに遺骨を入れるサービスを教えてもらった。
    こういうのは気持ちの整理がついたときに扱いに困るから利用しなかったけど、兄弟は寂しさに負けて利用してた。
    案の定、すぐに首から下げなくなっちゃったよ。
    今は仏壇に置いてあるけど遺骨はやっぱり土中におさめるべきだと思ってしまうなぁ…

    • 評価
  52. 美しいかと言われると微妙だけど
    アイデアは素晴らしいと思う

    • +3

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