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うわ、丸くなった!宇宙空間で火はどのように燃えるのか?火の玉クラゲとなる。

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  思わず見入ってしまうこのシーンは、宇宙飛行士のレイド・ワイズマン氏が、宇宙空間における微小重力下で一滴の液体燃料を発火させた様子を撮影したもので、NASAで進行中の点火と消火に関する燃焼実験の一部だ。

 この実験は宇宙空間での望ましい消火方法を見つけるため、微小重力下の炎の様子の調査に捧げられたプロジェクトなのだ。

 映像はまずは点火シーンから撮影されている。それから空中にミニチュアの太陽が生まれる。一瞬炎が広がり消えると、ボウっとしたクラゲみたいなパルスの連続が画面左手に向かって去っていく。以下はワイズマン氏が撮影し、Vine(Twitterでユーザーが動画を共有するアプリケーション)に投稿したものだ。

 ワイズマン氏は、NASA初のVine担当者でもあり、この動画は彼が船長と共に宇宙から投稿したものである。この動画には”Forgot to thank @ISS_Research for this amazing video – floating sphere of fire comes alive in FLEX-2.”という題名が添えられている。どうやら浮遊する火の玉が活発に動き出す様子を伝えるものらしい。FLEX-2とはこの実験の名だという。

 この火の玉そのものは、ISSの微小重力下でエタノールやヘプタンの雫に点火することで生まれる。地上の炎は暖められた空気の上昇によって垂直な形をしているが、地球の周回軌道の炎は重力不足のため自然とドーム型、もしくは球形になる。

 地上のそれによく似ているこの炎は、揺らめきの割りに比較的穏やかに見えるものの実際にはもっと危険だ。地球の周回軌道という場所のせいもあるが、その炎は低酸素でも持続時間が長く、ガス系消化器に対する抵抗力を持っているからだ。

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 NASAの研究は宇宙空間での安全な点火方法を探すだけでなく、ISSの施設内で行われる観測が将来的に地上のエンジニアの助けになることを願っている。中でも特に期待しているのは、低温で燃焼し、大気汚染物質の発生量が少ない炎、いわゆる”cool flames(冷炎)”についての知識を深めることだ。

Space Station Live: Studying Fire In Space (FLEX-2)

via:independent/原文翻訳:R

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この記事へのコメント 33件

コメントを書く

    1. ※1
      太陽がまるいのは重力のせいでしょ?
      全く逆じゃね

      • 評価
  1. 点火後背景が暗くなって星空みたいに見えるのって演出ではないものなのかな?
    もしかして宇宙線がどーとかこーとかでカメラがやられてるからとかなんかなの?

    • +1
    1. 宇宙空間では球形が一番安定するからその周り全体が燃えて燃料の周りに炎がまとわりつくのか
      面白いなあ
      ※2
      おそらく他の機械のランプじゃないかな?

      • +2
    2. ※2
      高感度撮影に特有のノイズじゃないかな。
      燃える瞬間は明るいけど消える前後は暗いから、高感度で撮影して
      観察しやすくしてるだけでしょう。

      • 評価
    3. ※2
      背景に星空を合成してるように見えておかしいよねw

      • +2
      1. ※16
        しかし悪ふざけやジョークだとは非常に考えにくい

        • 評価
  2. 理屈ではこうなりそうってなんとなくの予測はつくけど
    実際見てみると感動するな

    • +5
  3. 太陽ってただ燃えてるだけのガスなんだなーって、実感する。

    • +2
    1. ※7
      燃焼 (化学反応) じゃない (核融合) んだけどね。
      日本語だと紙を燃やしたり水素ガスにマッチの火を近づけたりするのに加え
      核反応やプラズマとかも一緒くたに「燃焼」ってゆっちゃうから
      勘違いしてる人多いよね。

      • +2
  4. 動画の博士、日本人みたいな英語だね

    • 評価
  5. 全周がほぼ均等に燃えるから酸素供給が絶たれて、そのうち火が
    弱まったところから再び酸素供給されてパルスジェット化する…でいいのかな
    視認性悪い上に不規則に移動する火元とか恐ろしすぎるわな

    • +1
  6. キャスターのおばはん怖ぇぇぇぇぇぇ!

    • +1
  7. ガンダムとかで宇宙空間で機体が爆発したりすると球状なのはこういう事か

    • 評価
  8. そもそも地球での炎の形は、加熱された空気が軽くなって流れるからああなるわけで
    重力がなければ丸くなるのは自明だわな。
    ろうそくとかなら、その場で燃えて酸素がなくなって終わりだろうけど、液体燃料だとなにかしらでバランスが崩れた方へ飛んでいき、酸素が供給されることで燃え続けると。
    言われてみれば当たり前ではあるんだが危険だなあ。

    • +1
    1. ※20
      俺も、酸素使い果たして勝手に消えるじゃんと思ってたけど、
      なるほど、そういうことか!
      移動するから燃料がなくなるまで燃え続けられるんだな

      • 評価
  9. ガンダムはアニメなのにアニメじゃないホントのことさ~と歌ってしまう所が問題だ

    • -2
  10. 面白い。宇宙への進出を果たすには、こういうシンプルな実験や研究をたくさん積み重ねないといけないんだね。

    • 評価
  11. 最後のパルスはどういった物理現象が起こっているのかわからない。
    地球上でも何かが燃え尽きるときにあんな風に光ったっけ?

    • +1
  12. 昔アメリカが大気圏外核実験やった時も似たような球体になったよね

    • 評価
  13. じゃあ、SF映画とかの宇宙船が火事のシーンは間違ってるってことだね。

    • 評価

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