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男の勲章、肩にできた巨大なコブを誇示する南イタリアの男たち

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(著)

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 南イタリアの町ノラでは伝統の祭り、ラ・フェスタ・デイ・ジーリ(ユリの祭典)が、毎年行われる。これは、紀元410年に西ゴート族の侵入から町を守ったという聖パウリヌスを称える祭りで、地元の男たちが重い木のオベリスクを肩に乗せて担ぎ、ノラの町を練り歩く。そのせいで男たちの肩には巨大なコブができる。

 イタリア人写真家のアントニオ・ビジエーロが撮ったこれら写真の男性たちの首や肩の後ろには、さまざまなサイズのコブができているのがわかる。男たちはcullatoriまたは、クレイドル・ロッカーとして知られ、祭りの間、高さ25メートル、重さ2.5トンにもなるきらびやかな巨大オベリスクを担ぐ。

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 彼らはこれを担いだまま、昼も夜も休むことなく、町の狭い通りを行き交う。男たちはこの肉体的な奇形を隠すことなく、誇らしげに見せびらかす。彼らにとってこのコブは、かつて市民を救うために自らを犠牲にし、財産を投げ出した聖パウリヌスに対して犠牲と献身を捧げた証なのだ。

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 今年のフェスティバルは6月22日から一週間続いた。地元の職人によって、ジーリという8本の巨大オベリスクが手作業で作られる。これは、410年に奴隷の身から解放され、野で摘んだひと抱えのユリを持って戻ってきた、聖パウリヌスを歓迎した8つの労働組合を表している。祭りのハイライトは最終日で、それぞれ2.5トンのオベリスクが120人のcullatoriによって運ばれる。

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 沿道の観客からは盛大な掛け声がかかり、1000年以上も繰り返されてきた、巨大なオベリスクの重みが、cullatoriの肩には大きなコブをいくつも残してきたのだ。

 ラ・フェスタ・デイ・ジーリは、イタリアの中でも若い世代の気持ちを惹きつける数少ない祭りのひとつだ。彼らはみんな、callatoriになりたがり、首の後ろのコブを自慢げに見せびらかしたがる。ほかの祭りと違って、年々規模も拡大していて、世界中の観光客を魅了しているという。

 今年のラ・フェスタ・デイ・ジーリの様子

via:odditycentral 原文翻訳:konohazuku
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この記事へのコメント 50件

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  1. 昔、勲章を受賞し続けた老人が居たそうなんだが、その勲章は返還され、次世代の優勝者・チャンピオンに授与された方が良い。という事かな?

    • -10
  2. カラパイアだから中からニュル出てこないよね?

    • +5
  3. まんま神輿でかっこいいな いってみたい

    • +5
  4. 縁の下で支える男達が主役ですね
    ユーチューブ関連動画にある昼間の祭り映像の方がヤバさが伝わるのでは?

    • +4
  5. こういうのって面白いわ
    男が持つヒーロー願望みたいなのを争いや暴力以外のもので体現して世間がそれを称える。

    • +23
  6. なんか写真にデブが多いけど、デブの方が出来やすいだけじゃないのか?

    • -6
  7. 凄いコブ
    だんじりやお神輿、太鼓台は日本にもあるね

    • +3
  8. ワニさんも毎日庭で石担いで修行してるワニが肩が赤くなる程度で
    こぶなんかできないワニね

    • -21
  9. こういう明確な誇りを抱ける文化っていいよね

    • +7
  10. 活気溢れるリズムがいいね
    いつまでも聞いていたくなる

    • +3
  11. 日本でも、お神輿を担ぐ人の肩に同様のこぶができ、「神輿こぶ」なんて自慢しているみたい。

    • +23
  12. 花の慶次の岩兵衛を思い出したのは俺だけでいい.

    • +2
  13. >2
    アレだアレ、
    何だっけ「人喰いナマズ」だっけ?
    アレが鎖骨のあたりから
    ニュルニュル出て来るんだよ( ̄▽ ̄;)

    • 評価
  14. これたしか「御輿こぶ」ってやつで、日本も昔は下町の人にはあった
    氏子のなかでも御輿を担いでいたという誇りの証しらしい

    • 評価
  15. リアル岩兵衛か
    でもなんでコブになんだ?毎日背負ってんの?

    • +11
    1. >>24
      今でもいると思うよ
      祭り終わった後に地元銭湯行くと見れると思うぜ

      • 評価
  16. 東京の下町にもいるよね
    もっとも自分の場合外様なんで参加するにも
    敷居高くてかつぐようなことはない
    まぁ面白いとおもったことはないから
    いいけど

    • +1
  17. 神輿の担ぎ手のコブみたいなものか。
    やっぱりどこの国にもあるんだな

    • +2
  18. まんま日本の神輿だな。
    祭りの雰囲気も良く似てる。

    • +5
  19. ええ?毎日やってるわけでもないのにこんなんなるの?
    自主練でもやってんの?

    • +3
  20. 凄いな。規模は違うけど柔道家の耳が餃子みたいになるのと同じか。

    • 評価
  21. こういう神輿瘤ができてるおっちゃんは神輿愛好会とかいけば、
    日本でもフツーにいっぱいいるんだけど、
    眼鏡のおっちゃんのはどう見てもレベルてか問題が違うでしょw
    この人のは良性腫瘍と合体してると思われ
    他のおっちゃんのは神輿瘤だから日本へお招きして、
    日本の神輿に挑戦とかしてもらうと日伊限定ですごい盛り上がりそう
    いい担ぎすると思うわ

    • 評価
  22. 首の後ろに出来るコブってなんだろう
    肩は分かるけど首の後ろってどんな担ぎ方なのか気になる

    • +1
  23. デブの俺でも崇められるチャンスなのか。
    そうなのか?!

    • +5
  24. コブって良性腫瘍?細胞が潰れて無秩序に細胞分裂するようになってしまったのかな

    • +1
    1. >>43
      皮膚の角質が極限まで厚くなっただけだよ

      • +4
  25. 学生の頃、イラストを描く事にハマっていて、したり顔でペンダコだよ~ww
    ・・なんて言ってた自分が恥ずかしい・・・。

    • 評価
  26. 骨膜が破れて水が溜まった状態みたい
    担いだ後膨れるみたいだよ

    • 評価
  27. 仕事で出来たモノならともかく祭りだしな…
    正直そうまでしてと思わなくもないけど

    • 評価
  28. 三社祭り行けば、こんなのいっぱいいるぜ。
    それも、ふんどしだけで。

    • 評価
  29. イタリアにも三社祭があったとは!。

    • 評価
    1. ※51
      祭りの方が仕事より価値が高いって考える人たちもいるから

      • +2

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