
あまりにも愛するがあまり、その青いヘリコプターが現れるとそばに近づこうと、高速で回転するプロペラに突進するもんだから、危うくぶつかりそうになる。まさに命がけの恋なのである。
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ところが翼の羽が元どおり生え揃ってくると、彼の命懸けの恋心はさらに強力になっており、前にもましてヘリコプターを追いかけていくようになった。そして2度目のクリッピングを行うはめになった。



この施設に勤めるダニエル・ブルンはこう語る。"彼はあのヘリコプターがすっかり気に入っちゃってるの。まわりが見えないくらいにね。ヘリを追いかけてはギリギリまで近づこうとするけど、それは彼とヘリ、両方にとって命取りになる。彼のことを支えて、飛び回るのを止めてくれるような相手を見つけてあげたい。こんな無謀なことをする白鳥は彼だけなんです。"

via:bbc.co.uk 原文翻訳:R
二次元や無機質にうっかり恋をしてしまうという話は人間界にも存在するが、肉体的にその相手から傷つけられることはないわけで、白鳥の場合は、一歩間違うと命を奪われかねないほどの危険な相手。生まれ変わったら一緒になれるのかどうかもわからない。スリリングすぎるにもほどがある相手に惹かれてしまったこの白鳥の恋心が引いていくのを見守るしかなさそうだが、生き物って時として、利害得失関わりなしに、猛烈に突き進んじゃうときってあるよね。うんあるはずなんだ。
そういえば、前にも青いトラクターに恋した白鳥のオスの話があったが、もしかして白鳥って青い機械が好きなの?

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コメント
1. 匿名処理班
愛が重い
2. はぶ
人間と遊びたくてボートを追いかけ回すシャチの子供を思い出した... 傷だらけになってもあきらめないという。
3. 匿名処理班
青・・・?
4. 匿名処理班
わかるわ〜
俺もよく戦車とかに恋する
5. 匿名処理班
無謀すぎるw
6. 名無し
逆なら萌えた
7. 核撃てば尊師
ワイも有機物より無機物の方がええわ…
8. 性処理班
実物は見た事無いんだけど、これって白鳥のマンマンが青色ってことなんじゃないの?人間がピンクが好きなように?
9. 匿名処理版
身を焦がすほどの恋、を体現。
10. 匿名処理班
攻撃してるわけじゃないよね?白鳥が。
11. 匿名処理班
白鳥oO(やっべぇ…何あのフォルム…光沢…くびれ…超イケてんじゃん!)
12. 匿名処理班
こういう動物の例から見れば脳の誤作動って客観的に判断できる
人間の場合文化だとか時代の影響だなんて理由がくっついてくるせいで錯覚しがちだが
単に不具合な脳が誤作動起こしてる奴が増えて来たってことだろう
13. 匿名処理班
「種族を超えた愛」どころじゃないな
生物の境界も越えるのか
そういえば公園の白鳥ボートに恋した白鳥もいたね
14. 匿名処理班
あのヘリは既に俺のだから・・・
白鳥風情が気安く近寄らないで貰いたい
15. 匿名処理班
さっさと控除しないとやばいだろ
死人がでるぞ
16. 匿名処理班
やはり他人(他鳥)のフェチというのは理解できん・・・
17. 匿名処理班
ヘリが完全に白鳥の顔でワロタw
18. 匿名処理班
これもしかして、ヘリのボディに映る自分の姿を勘違いしてるんじゃ・・
19. 匿名処理班
むしろ白鳥がヘリになればいいんだ(錯乱)