メインコンテンツにスキップ

屋内で超ロングな竜巻体験。世界一の高さを誇るメルセデスベンツ博物館の人工竜巻発生装置

記事の本文にスキップ

12件のコメントを見る

(著)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 ドイツの自動車メーカー、メルセデス・ベンツ社の運営する博物館には屋内で、高さ34.4メートルの巨大な竜巻を発生させる装置があるという。この人工竜巻発生装置はその高さでギネス記録に認定されたそうだ。

 屋内とは思えないほどの天井の高い吹き抜けのホールに設置されている。 

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 自動車の博物館に竜巻というコンビネーションに違和感を感じるかもしれないが、実はこれにはわけがある。この博物館は各フロアごとに仕切りがなく、その独特な構造のため煙を遮断する扉を設置することができない。火災が発生した場合、煙が全フロアに行き渡ってしまう恐れがある為、このような巨大竜巻発生装置を中央ホールに配置することで、建物の煙を全てここに集め天井から排煙させるという、いわば火災対策の為に造られたのだそうだ。

この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る
この画像を大きなサイズで見る

 ユニークでダイナミックな排煙対策だね。この人工竜巻は2007年にギネス認定されてから、まだ記録が破られていないそうだ。メルセデス・ベンツ博物館では来場者にこの装置で竜巻を発生させ、色とりどりのライトを竜巻にあてるイベントを開催している。一度見に行きたいね。

via:amusingplanet
📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 12件

コメントを書く

  1. スゲーなー、とは思うものの、これ「本番」で本当にちゃんと排煙装置として機能するんだろうか。まぁ、一度も機能することなく建物が寿命を迎えられればそれに越したことはないけれど。

    • 評価
  2. 火災対策の副次効果でアトラクションっていいな
    見世物メインなら只の虚勢だけどそうじゃない
    高層建築世界1を競っても基本ほぼ無意味だけど
    コレは必然, なるべくしてなった感じ
    毎日やるアトラクションで装置の定期点検もできるし
    無駄がなくていいですわ

    • +2
  3. さすがメルセデスやね 企画力判断力実行力が秀逸だろ
    この差が生き残るか生き残れないかの差か

    • 評価
  4. この竜巻の中に色んな物を放り投げてみたい。例えばハンバーガー・・・

    • 評価
  5. 名古屋のなんとか博物館にもあったな。
    正確には旋風発生器程度のレベルだけど

    • 評価
  6. 演出の仕掛けとしてもカッコイイ。
    良い設備だなー

    • +1
  7. 排煙装置としての機能低そう・・・
    事故が起こらないことを祈るわ

    • -1
  8. 具体的には申しませんが、東京ディズニーシーにもありました。
    もう15年くらい前に作られたものです。
    排煙対策じゃなく、その後のミッションの説明用のものです。
    日本はすごいですね。

    • -5
  9. そんな昔からディズニーシーありましたっけ

    • 評価
  10. 名前そのまんまのアトラクションのやつかな?
    シー開設当初からだから、11年前だね
    ミッション解説スペースにあったような記憶があるけど
    ここのみたいにオープンスペースでやってたのとは違うと思う

    • 評価

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

サイエンス&テクノロジー

サイエンス&テクノロジーについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

動画

動画についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。