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伝説の詐欺師、ウィテカー・ライトが水中に建てたビリヤードルーム

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 ウィテカー・ライト(1846年2月9日- 1904年1月26日)は、鉱山事業で財を成した実業家であるとともに、歴史上に名を残すイギリスの伝説の詐欺師でもある。鉱山開拓の名目で株式や債券を発行し巨額の財を成した。ところが株取引で詐欺をし、銀行に裏切られ詐欺罪で告発され全財産を奪われることとなった。

ソース:The Underwater Billiard Room of Witley Park

 1904年1月26日、7年の実刑が告げられると、ウィテカー・ライトは手に隠し持っていたシアン化合物を飲み自殺を図った。この水中ビリヤードルームは、ライトが巨額の富を手中に収めていた当時、イギリスのサリー州に所有していたウィットリー公園の湖の中に建設したものだ。

 湖の中央に浮かぶネプチューンの彫像の下、水深12メートルにこのような地下設備があるとはだれも思わないだろう。当時ここに地下設備があるというのは都市伝説にすぎなかった。

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 今ではこの地下設備はロックされており、一般の人々がこの密閉を閲覧することはできない。  

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この記事へのコメント 36件

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  1. 100年以上前にこんなロマン溢れまくりな建物を水中に作っちまったのかw

    • +1
  2. すげえな
    ていうか観光資源にしろよ、死んだ詐欺師の罪滅ぼしじゃーつってさw

    • +2
  3. ところどころ光の線みたいのが移りこんでるのはなんなの?

    • +2
  4. 江戸川乱歩の「パノラマ島奇譚」思い出した。
    本当にこんな無茶な水中構造物を作る金持ちがいたとは驚きだ。

    • +1
  5. 金持ちはこういうところでなにしてやがったんだろうなw

    • +2
  6. 活用すればいいのにと思ったが、すればするで整備コストや管理責任やらが発生して難しいか

    • +1
  7. 出入り口はどうなっているんだろう
    潜るのか?

    • 評価
  8. 金持ちの家とかは主が落ちぶれるとすぐ荒れるな

    • +1
  9. 立地を決めたのはウィテカー・ライトだろうけど
    建物をデザインしたのも彼だろうか?
    とても神秘的なデザインなので、誰がデザインしたのか知りたいね。

    • +1
  10. 建物って人の手入れがないとすぐ荒れちゃうんだね。

    • +5
  11. 作られたのが第二次世界大戦後なら別に驚かないが、ヴィクトリア朝の時代だから
    建築家がものすごく良い仕事したというべきなんだろうな。大々的に浸水してない
    ようだし、ちゃんと計画的にメンテナンスしてれば実用に耐えたんじゃなかろうか。
    当時は水の透明度があってもっと綺麗な湖だったんだろうな。

    • +2
  12. 建築家ほんと、誰なんだろう。
    ロンドン万博の水晶宮よりあと、ブルーノ・タウトのガラスパヴィリオンより前。
    水を通して落ちる光とかトンネルの涙型断面あたりからは表現主義の萌芽も見られる
    けど、19世紀末のイギリスにはそんな建築デザイン運動があったとは知らない。
    ともかく訪れてみたい建築ランキング初登場1位です、僕の中で。

    • +2
  13. 都市伝説になっていた、という点が気になる。
    誰にとっても完全に忘れられたものになっていたのか、
    関係者は知ってるけど一般には知られてないレベルだったのか。
    もし前者で、廃屋の中で入り口扉が再発見されたというような事だと
    すごくワクワクしちゃうな。

    • +1
  14. >17とかぶるけど
    1904年の水中施設が浸水してないのが奇跡。
    単なるトンネルじゃなくてガラス使ってるし。
    防空壕とか核シェルターでも普通浸水する。
    あと公園の湖底に基地って
    アニメ『名探偵ホームズ』のモデルだわ。
    あのアジトは宮崎駿の創作だと思ってた。

    • +3
  15. Witley Park, Witley, United Kingdom
    Thursley Lake, Waverley District, United Kingdom
    サーズリー湖
    確かに何かあるのがわかる。

    • +1
  16. さすがに湿気はひどかったみたいだが。
    それにしても、いつ発見されたんだろう。
    発見されてからメンテがされていたのか、いないのかで、
    すごさも変わるわ。
    100年ノーメンテだったら、さすがに奇跡。

    • +1
  17. 当時の技術で建築され、現代でも倒壊してないのは脅威だわ
    同時に、どうやって建築したのか? 誰の設計なのか気になるところ。

    • +1
  18. こういう家って秘密基地みたいで童心に返れそう

    • +1
  19. ここは人工湖らしい。
    水がない状態で建築したのだろう。
    もしかすると、水を抜く栓があったりしてね。

    • +2
  20. 最後の写真めっちゃ怖い
    夜ここに迷い込んで、懐中電灯で辺りを照らしていると
    窓の外の闇から何かがこちらを覗いてる

    • -1
  21. ちょこちょこ写ってる光の線みたいなのが気になる
    どういう風に撮影したらこんな人魂みたいなのが撮れるんだ

    • +1
  22. ドーム窓が湖の藻で覆われて見た目悪くなってるのが難点やね
    つくった当時は湖の水もきれいに澄んでいたんだろうか

    • +1
    1. ※34
      Whitaker Wright Thursley Lake
      とかで検索してみるとダイバーを雇ってガラス掃除させてたとかいう記述がありますな

      • +1

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