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火星サイズの惑星、地球の間近で偶然発見される(NASA)

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 表面がマグマの海で覆われている可能性のある太陽系外惑星が、地球の「すぐそば」で偶然に見つかった。科学者にとって興味深いのは、ほぼ火星と同じというその大きさだ。この惑星は、地球より小型の惑星としてはこれまで見つかった中で最も地球から近い距離にあることになる。

NASA – Spitzer Finds Possible Exoplanet Smaller Than Earth

 この惑星は、NASAのスピッツァー宇宙望遠鏡を使い、海王星ほどの大きさの別の惑星、GJ 436bを調査していた研究チームによって、ほぼ偶然に近い形で発見された。

スピッツァー宇宙望遠鏡

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UCF-1.01のCG図

 この調査データの中に新たな惑星の存在を示すかすかな信号が見つかり、研究チームの所属するセントラルフロリダ大学(UCF)にちなんでUCF-1.01と命名された。

 GJ 436bとUCF-1.01はともに、主星の光量が周期的に落ちる現象を観測する中で発見されたものだが、これは惑星が恒星の手前を通過するトランジットによって起きているものと考えられる。 「見つかったのは地球より小さく、火星よりやや大きな惑星で、その距離は33光年と、少なくとも宇宙的なスケールでは地球のすぐそばと言っていい場所にある」現在はシカゴ大学に所属する惑星科学者ケビン・スティーブンソン氏は語る。

「トランジットが確認できた惑星の中では、最も近い距離にあるものの1つだ。非常に小さい惑星だが、ほかにもこうした惑星が存在する可能性がある」。

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 大型の惑星は比較的見つけやすいが、こうした惑星はたいていが巨大ガス惑星で、固い地表や地球のような組成の大気は存在しない。そこで現在では、我々の知るような生命のすみかとなる可能性がより高い、小型惑星の発見に向けた調査が行われている。

Exoplanet UCF-1.01: A Molten World 33 Light-Years Away

 UCF-1.01は直径約8400キロで、その体積は地球の約4分の1ほどだ。また、その公転周期がわずか1.4地球日と極端に短いため、焼け焦げてしまいそうなほど主星に近い軌道を回っていることになる。

 ただし、この恒星系には、UCF-1.02と呼ばれる、第3の惑星が存在する可能性もあるという。もしかしたらそこは、地球と同じような環境で、生命体が存在している可能性がなきにしもあらずなわけで、今後の研究に期待したいところだ。我々が生きている間に。

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この記事へのコメント 53件

コメントを書く

  1. 太陽系の中の、地球の近くかと思いました

    • +107
  2. 結構見つからないもんなんだな…。
    これだと人類滅亡クラスの巨大隕石が接近してても気づかないんじゃないでしょうか?
    大丈夫ですか?
    仮に発見されても絶望的な場合は一般人には知らされないんだろうけどさ…。

    • +4
    1. ※4
      いえ、赤玉が出たら終わり、です。 \(^o^)/

      • -3
  3. 確かにキャプション一切なしで音楽だけかよ、って感じの動画だな。所詮想像図ではあるだろうけれど。
    自らは光らない星の存在を掴むことが出来る様になったの自体が最近だから、こういう発見はこれからどんどん増えるよ。

    • -4
  4. 見つけるの難しいのかね~
    早く幼女しか居ない幼女星を見つけろや!!!

    • -47
    1. ※6
      クローン幼女を作ったりした方が全然簡単そうだわ
      でもリアル幼女は実はそこらの成人女より面食いやで

      • +20
  5. すぐそばというから1光年くらいかと思ったら33光年とか・・・

    • +15
  6. > 大型の惑星は比較的見つけやすいが、こうした惑星はたいていが巨大ガス惑星で、固い地表や地球のような組成の大気は存在しない。そこは、我々の知るような生命のすみかとなる可能性がより高いという。
    この文章、大型の惑星は生命のすみかとなる可能性が高い、と誤解を与えるのではなかろうか。
    ソースでは、生命のすみかとなる可能性がより高い、小型惑星に発見に向けた調査・・、とある。

    • +10
  7. この手の惑星発見は公転周期の短い奴ばかりだよな
    主星の明滅で見つけるやり方だとしょうがないんだろうけどさ
    太陽のそばをかっとんでいく惑星に俺らのような生命は想像しづらいし
    サイズだけじゃなく公転周期も地球並みの惑星を見つけられるようになってほしい

    • -14
  8. 惑星Xかと思ったら、思ったより遠かったけど、やっぱり結構近かった。

    • -1
  9. 33光年より遠いとこに地球とまっったく同じ星があってもまだ発見できないということか

    • -6
  10. 基本的に惑星は光ってないから見つけにくいんだろう
    今回も恒星の手前を通り過ぎる光のゆらぎでなんとか分かったレベルだし
    案外1光年程度の距離でも見つかるかもしれんね

    • 評価
  11. 宇宙的にすぐそばとか言い出したらキリないわ

    • 評価
  12. >16
    1光年程度の距離に恒星は無いけどねw
    一番近い恒星のケンタウルスαですら行く事が叶わないのだから
    発見出来たところでどうしようもないよな

    • -5
  13. 現在最速の探査機の速さで飛んでも、1光年いくのに十数万年かかるからして33光年先だと……

    • +16
  14. スターウォーズにでてきた、頭にトゲトゲのついた悪い皇帝(?)
    みたいなのが住んでそうな星だ。

    • +1
  15. たしかに天文学的には33光年って目と鼻の先だよね

    • -4
  16. ボイジャーの速度で100万年かからないやん
    近いね~

    • -4
  17. 火星と同サイズの惑星でマグマだらけとは珍しいですね。
    普通そのサイズの惑星だとあっと言う間に冷えて、
    火星と同じ感じの惑星になるのに。
    (熱が逃げやすいんだそうだ)
    だとするとこの太陽系自体が新しいのかもね。
    だったら生物はいないのかな、
    30億年ぐらい待てばわかるかも。
    て死んでるか、その時には(--;)

    • +5
  18. いくらでもあるやん。発見されてないだけで

    • -4
  19. 月曜の前にもう一日追加か
    そんなに働けないぞ
    マヤ暦も更新できないわけだ

    • -3
  20. 一番近いアルファケンタウリでさえ4.3光年離れてるんだからそれ以内の距離で惑星が見つかるはずないんだけどな。
    数十光年なら、もし知的生命体が居た場合コンタクトが一応可能だから凄いことだよね。例え返信が来るまで100年以上かかるにしてもさ。

    • -4
  21. 紛らわしいな!
    地球の反対に惑星があるっていうパターンかと
    思ったよ!

    • -4
  22. 「地球の」って書くと勘違いする人が出ても仕方ないでしょ
    「太陽系の」なら分かるけど
    ナショジオは面白いけど、大げさすぎるときがあると思う

    • -1
  23. その球の赤さはホットチリソース
    生地を丸めてホクホクに焼き上げた丸い生地にホットチリソースをトローリまぶしてお届け

    • -1
  24. 投稿日:

    何が起こっても変じゃない、こんな時代さ覚悟は出来ているよ

    • +3
  25. スタート、スタートこれから始まる新しい日が来る人類滅亡のスタート。

    • -3
  26. 地球から太陽までの距離が0.00001581光年…宇宙パネェ

    • -6
  27. 最近繰り返しユニバース見てる俺なんかとかだと、わかってたんだがなあはははw
    「すぐまぢか」というレトリックを、釣りとして見るなら、これは秀逸
    もはや日本公式は病気w

    • -3
  28. 宇宙的に見れば近い。
    人類的には遠すぎる。

    • 評価
  29. 間近っていうから、勝手に火星よりも近いところで見つかったんかと思ってた

    • +3
  30. えっ?地球に火星クラスの星が最接近したんじゃないの?

    • -1
  31. 緑色の塊が夜に俺の上に飛んでるわからない教えて

    • -1
  32. 成り立ちがこの太陽系と同じ様なケース(と見られる、と言うのが正しいか)系外惑星系
    を見つけるころさえ出来ればかなり謎を解く手掛かりにはなるでしょう。

    • -1
  33. 匿名処理班(12)へ
    その前に太陽系そのものの構造をもっと解明しなければ話にならんのではないですか

    • -1
  34. さらっと読んだら「地球と火星の間に発見」って一瞬勘違いしておでれーた
    それ見つかってなかったら逆に怖いわな・・・突然現れたとか

    • -1
  35. そろそろ12月に近いから、ニビッてくれよ。ニビッて!

    • -1
  36. コメント8番、消されてるじゃないですか・・・><

    • -1

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