
自らの限界ギリギリまで精神を酷使した結果なのか、あるいは最初からそういう素養があったからこそ能力を開花させることができたのかどうかはわからないが、ここでは有名な作品を残しながらも、精神障害に悩まされた10人の作者を見てみることにしよう。
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原文ソース:10 Great Novelists Who Were Mentally Disturbed
原文翻訳:かいしゃく
レフ・トルストイ 1828年9月9日- 1910年11月20日 享年83歳
文学の柱「戦争と平和」と「アンナ・カレーニナ」の著者であるトルストイは、19世紀ロシア文学を代表する巨匠。文学のみならず、政治・社会にも大きな影響を与えた。世界的名声を得たトルストイだったが、「アンナ・カレーニナ」を書き終える頃から人生の無意味さに苦しみ、双極性障害の症状が出始め、 自殺を考えるようなった。政府側が危険人物視するようになり、妻との関係もうまくいかなかったことから、1910年、トルストイは家出を決行するが、途中の駅で具合が悪くなり肺炎により死亡した。

ジョナサン・スウィフト 1667年11月30日 - 1745年10月19日 享年78歳
イングランド系アイルランド人で「古典ガリバー旅行記」と「穏健なる提案」の著者。若い頃からメニエール病を患っており、めまいの発作に終生絶えず悩まされていた。そんな彼の一番の恐怖は精神を蝕まれるというものだった。その危惧はついに現実となって現れた。1738年ごろから精神が壊れ始め、1742年(75)に病気の発作を患ったことがきっかけで、会話する能力を失うとともに精神障害になるという最大の恐怖が現実となり、1745年10月19日、スウィフトは死去した。彼の財産は大半が精神病院の創設資金に残された。

フィリップ・K・ディック 1928年12月16日 - 1982年3月2日 享年55歳
アメリカのSF作家。社会学的・政治的・形而上学的テーマを探究し、後期の作品では、形而上学と神学への個人的興味を反映したテーマに集中している。彼は親知らず抜歯後に自宅で休んでいる間、強力な心理的なビジョンのセットを経験したという。重度の薬物依存者としても知られており、偏執病・統合失調症を患っていた。それらの個人的体験は、「暗闇のスキャナー」や「ヴァリス」といった作品に反映されている。ディックは1982年2月末、脳梗塞で倒れその5日後の3月2日、脳死と判定されて、生命維持装置を外され亡くなった。

H・P・ラブクラフト 1890年8月20日 - 1937年3月15日 享年47歳
ハワード・フィリップス・ラヴクラフトはアメリカの小説家で、「宇宙的恐怖(コズミック・ホラー)」などと呼ばれるSF的なホラー小説で有名。彼は幼い頃から外傷性睡眠障害で苦しみ、少年時代「夜妖」に拉致されるという悪夢に悩まされていたそうだ。また、睡眠時異常行動、夜驚症があったと言われている。夜眠ることへの苦しみから、彼の精神は崩壊していき、重度の双極性障害に悩まされた。その後腸がんと腎炎と宣告され、彼の人生はよりいっそうの苦悩を増していった。1937年3月15日、腸がんのため死去した。

ジャック・ケルアック 1922年3月12日 - 1969年10月21日 享年47歳
アメリカの小説家・詩人で、ビートニクを代表する作家の一人。「路上」「孤独な旅人」などの著作で知られる。第二次世界大戦中は船員として世界中を航海したが、「統合失調症」により米海軍から除名されている。「路上」がヒッピーたちから支持され大ヒットとなるも、この思いがけない成功により彼の生き方は大きく乱れ。向精神薬、アルコール、大麻、混合薬物により体は蝕まれていった。酒をあおりながらベトナム戦争で盛り上がるヒッピーに悪態をつくなど孤独な日々を暮らしたケルアックは、1969年に47歳の若さでこの世を去った。

アーネスト・ヘミングウェイ 1899年7月21日 - 1961年7月2日 享年62歳
現代アメリカ文学の代表的人物として知られている。1954年、「老人と海」が大きく評価され、ノーベル文学賞を受賞。彼の人生は常に波乱に満ち溢れた。2度の飛行機事故に合うも奇跡的に助かりはしたが、後遺症により双極性障害に陥り、自己愛性パーソナリティ障害、外傷性脳損傷など、心と体が蝕まれ、ついにはアルコール依存症となる。1960から1961年に15回の電気ショック療法を受けたが、回復には至らず、1961年7月のある朝。お気に入りのライフルで自らの頭を撃ち抜いた。

マルキ・ド・サド 1740年6月2日 - 1814年12月2日 享年74歳
フランス革命期の貴族で小説家。サディズムという言葉は、彼の名に由来する。サドの作品は性的暴力表現を含んでおり、道徳的に、宗教的に、そして法律的に制約を受けず、哲学者の究極の自由(あるいは放逸)と、個人の肉体的快楽を最も高く追求することを原則としている。サドは性暴力と虐待と放蕩の廉で、パリの刑務所と精神病院に入れられた。バスティーユ牢獄に11年、コンシェルジュリーに1ヶ月、ビセートル病院に3年、要塞に2年、サン・ラザール監獄に1年、そしてシャラントン精神病院に13年もの長い間入れられそこで没した。サドの作品のほとんどは獄中で書かれたものである。

シルヴィア・プラス 1932年10月27日 - 1963年2月11日 享年30歳
アメリカの女性詩人・作家。学生時代から双極性障害に悩まされ、大学時代に自殺未遂を起こしている。学業を一時中断して病院に入り、一時期は症状が治まったものの、結婚後2人の子どもを産んだ後流産、夫との不和、創作の行き詰まり、経済的な問題などを苦に何度も自殺未遂を起こしており、1963年に自宅の台所でガス自殺を図り死亡した。30歳という若さだった。
エドガー・アラン・ポー 1809年1月19日 - 1849年10月7日 享年40歳
アメリカの小説家、詩人。特に「アッシャー家の崩壊」「黒猫」などの恐怖小説が人気となった。大学を中退し、年齢を偽り陸軍に入隊後、士官学校に入学するが、自由のない生活に退学を決意。その後まだ少女であった従妹のヴァージニアと26歳で結婚。ヴァージニアはまだ結婚不可能な13歳1ヶ月であったが、結婚誓約書には21歳と記されていた。結婚9年目に妻が結核をわずらい1947年に他界。この時期最も貧困で、ポーのアルコール依存度が高まっていった時期でもある。妻の死後、様々な夫人と不倫関係を結び、1949年、青年時代の恋人と再会し婚約した。それでも心の溝は埋まらず、1849年10月3日、酒場で異常な泥酔状態に陥っているところを発見され、病院に搬送される。
四日間の危篤状態が続いたのち、1849年10月7日早朝5時に帰らぬ人となった。なぜそのような場所で、そのような状態に陥っていたのかは誰にもわからないままとなった。ポーの死の真相は謎のままである。

ヴァージニア・ウルフ 1882年1月25日 - 1941年3月28日 享年59歳
イギリスの女性小説家であり20世紀モダニズム文学 の主要な作家の一人。13歳の時に母親が48歳で急死し、その2年後の異父姉ステラが死んだことによって、異父兄弟2人による性的虐待を受けはじめた。これによりヴァージニアは神経衰弱に陥る。1904年に父親が72歳で死去すると、ヴァージニアは深刻な虚脱状態に陥り、一時的に入院治療した。神経衰弱とうつ状態が繰り返し彼女を襲い、「幕間」(没後出版された)の原稿を完成させた後、ウルフは激しいうつ状態に陥り、1941年3月28日、オーバーコートのポケットに石を詰めて、自宅自宅近くのウーズ川で入水自殺した。



コメント
1. 匿名処理班
フィッツジェラルドもいれてあげてください
2. 匿名処理班
いくら後世に名を残せるとしても、精神崩壊だけはしたくない
3. 匿名処理班
双極性障害って躁うつ病のことか
4. GoN
薬物とか使わずに、おもいっきりぶっ飛びたい。
死ぬまでにはぜったいなんとかして狂ってやる。
まったく、俺は頑強なほどにマトモ過ぎてダメだ。
そうか、天才的な創造者は繊細でもろいのかもなあ。
がっかりだぜ。
5. 匿名処理班
シェルショック今でいうトラウマの描写といえばウルフ!
本人は女だから戦場に行ったことはないだろうけど、近くにそんなやつがいたんかね
スウィフト、サドは変態丸出しだからむしろ創作によって救われてたところもあるんじゃないか?
こう見ると金持ちのボンボンお嬢様多いな。幼少期の教育で無茶されてんのかな
6. 匿名処理班
サドは変態すぎただけです
7. 匿名処理班
太宰治も「漠然とした不安」に苛まれるとかいって自殺したなあ
自己の内面に入りすぎるんかね
8. 通りすがり
他の人は兎も角、サドはなぁ
「実は気の良い陽気なおっさん」だったりした方が
遙かに衝撃的だよ
9. 匿名処理班
ディック…薬物依存がなければ、もう少しだけ長生きしてブレードランナーを観ることができたかもしれなかったのに。しかしもし薬物依存でなかったならば、原作小説は存在しなかったかもしれない。
10. 匿名処理班
幼児期に不眠症を患ってそのまましておくと性格がクソねじ曲がる
ソースは俺
11. 匿名処理班
エドガー・アラン・ポーってすげえな
百年くらい時空を飛び越えてやがる
12. 空缶
ディックを出されると一晩語りたくなるので自制する。
ひとつだけ言えるのは、衒学趣味とSF的洞察力でもって特異な幻視者ではあるけど
基本、すごくミーハーだよねって事w
13. 匿名処理班
睡眠障害のつらさはおかしい
つらすぎる
14. 匿名処理班
種田山頭火もよろしく
15. 匿名処理班
日本人だと金子みすゞ、坂口安吾なんかもかな。
16. 匿名処理班
>1978年ごろから精神が壊れ始め
?
芥川龍之介は統合失調症、
太宰治は境界性パーソナリティ障害、
夏目漱石は統合失調型パーソナリティ障害っぽいという説。
漱石の「御前は屁をいくつ、ひった、いくつ、ひったと頼みもせぬ事を教える」
という実況解説する幻声は統合失調症によくある幻聴。
17. 匿名処理班
スウィフトタイムスリップしとる
18. 匿名処理班
作家や哲学者には精神に変調をきたした人多いね
鋭敏すぎる感受性と知性ゆえに狂うのかね
19. 匿名処理班
*7
太宰はんと芥川はんを間違えてまっせ
20. 匿名処理班
ルソーも変態だが感受性がすごく高そう
子供の時から精神障害っぽかったけど最終的に治ったっぽいのがヘッセ
21.
中島らももよろしく
22. 匿名処理班
>異父兄弟2人による性的虐待を受けはじめた。これによりヴァージニアは神経衰弱に陥る。
これはおかしくなっても仕方ない・・・気の毒だな
23. 匿名処理班
創造は本人にとって治療行為であると同時に精神をズタボロにする苦行でもあるんだね。
24. 匿名処理班
ごめん、俺だわ
25. 匿名処理班
中島らもから、なぜか桂枝雀を思い出した
26.
何人かタイムトラベラーがいるんだが
27. 匿名処理班
らもの、落語が好きだったわ。枕が好きだった。
生前、俺は階段から落ちて死ぬって、予言してたらしいな。
28. 匿名処理班
色川武大が子供の頃から見てた幻覚描写とか好きだよ
29. 匿名処理班
>「漠然とした不安」
それ、芥川龍之介。
30. 匿名処理班
ある日突然自分の空想がとるに足らないものであると感じたり、自分が他人とそう違わないとふと思ったり、外部で起こる出来事よりも楽しかった自分の空想が尽きたことへの閉塞感とかから死ぬ作家は多いだろうな。
31. 匿名処理班
ブローティガンも仲間に入れてあげて
32. 匿名処理班
脳の仕組みの研究で鬱状態から躁状態になる時に脳内でヒラメキや発見などの思考が働くようなことが解ってきたとかなんとからしい
33.
頭のいい人は余計な事まで考えすぎる。
人生バカでいた方が幸せ。
34. 匿名処理班
チョイスが微妙。
35. 匿名処理班
病気やケガの後遺症から精神を病んで、っても、似たような境遇でもスティーブン・ホーキング博士のような方もおられるので、何とも言えないなぁ
36. 匿名処理班
人間、考え過ぎもダメよ
37. 匿名処理班
精神障害でも後世に残るような仕事が出来るならいい
俺のように人生の無意味さに苦しんでいる凡人はどーすりゃいいんだ
38. 匿名処理班
シュルツは違うの?
レディヘとかが好きな中二が好きな作家らしいけど
39. 匿名処理班
ヴァージニア・ウルフってめぐりあう時間たちって小説に出てきた人か
40. 匿名処理班
HPLの親友のロバート・E・ハワードも、今で言う強迫神経症(or不安神経症)だったよね。
41. richman4600
上手く人生を送った人はニュースになりにくい。
破滅的な考えの持ち主が「悟る」事により破滅する。
人生観は、貴方もOK 私もOKが良い。
プラスもマイナスも現実化するのが「悟り」である。
武者小路実篤あたりの考え方なら、破滅しない。
42. ☆諒
『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』のヴァージニア・ウルフは関係ないんだね。
43. ☆諒
対人恐怖症で芥川賞の授賞式にさえ出なかった吉行理恵も。実は吉行理恵の電話番号を知っていたが、決して出ないと聞いていたので一度もかけなかった。
44. 匿名処理班
>結婚9年目に妻が結核をわずらい1947年に他界
ポーの妻も荒木先生みたいな長寿だな
45. 匿名処理班
精神障害は百人いれば百人症状が違うそうだ。自分も精神障害を抱えています。しかも神経、精神の病気は死ぬ病気では無いので、ガンやエイズを優先に研究して精神障害の研究は一番後回しにされてるのが現状だそうだ。
46. 匿名処理班
なんらかの欠落や喪失感があるからこそ、文学や哲学などの創造を必要とすると考えた方がいい。
才能とは欠落である、とは村上龍の言葉だけど、これが真理だと思う。
アスリート能力みたいな才能は別としてね。
47. 匿名処理班
サドの投獄と入院は、どちらかと言えば政治的(宗教的)理由です
確かに変態の先駆者で常識人とは言えませんが
精神障害による悲惨な人生・・・ってのとは違う気がします
投獄の理由になった行為も娼婦と尻をたたき合った
程度のことですし
ちなみに私はサドが好きです
48. 匿名処理班
直接関係ないけど、数百人の有名人の臨終をたどった「人間臨終図巻」、読み応えあった。
49. 匿名処理班
エミリー・ブロンテも鬱っぽくなかった?
50. 匿名処理班
成長過程での愛着障害の影響は否めないかと
51. 匿名処理班
*4
わたくし、アスペルガー症候群で対人恐怖症です。
繊細でもろいというだけで
特別な才能はない。
ほとんどの精神病者、障害者がそう。
狂気に対して夢見すぎ。。
52. 匿名処理班
>>26
ポーは時間超越した何人目かの科学者。
53. 匿名処理班
作家の人生も含めての作品かもね
54. 匿名処理班
サドは政治的な理由がほとんどだろうなあ
変態行為も嫌悪されたのかもしれんけど
夏目漱石はうつ病じゃなかったっけ?
大変偏屈だけども、慕われていた面白い人だよね
55. 匿名処理班
HPL出すならお仲間のハワードも入れてやれ
あれもなかなかキチガイだ
56. g
大したことない医学部退学だが、聞いてくれ。
人の脳って、かなりコンピュータ(パソコン)に近いんだよね。
HDは記憶する場所、CPUは処理能力の速さ、その他グラとかサウンドとかで、
メモリはそれを上手に使うテーブル。
これらを全て上手に均等に使うやつは本当の意味で出来る奴。
一部がずば抜けてる奴はそれが認められないかぎり、変人とか精神病になってしまう。
脳みそのどこかの領域だけがずばぬけてるんだよ。
人の脳なんて大抵同じサイズだから、一部がずば抜けているパソコンなんか、使い方しだいで直ぐにフリーズしてしまうだろ。そんな感じだと思う。
57. 匿名処理班
介護の現場で脳が壊れちゃった人を沢山見てきたせいか
なんかアルコール依存とか欝程度は、精神病と違う気がする。
普通に治るし
58. 匿名処理班
大阪人は何病?
59. 匿名処理班
真っ先に名前が挙がりそうなドストエフスキーが入ってないのは、精神疾患というよりは癲癇が強く疑われるからなのかなあ。
>>38
シュルツは、戦間期ポーランドのユダヤ人作家ブルーノ・シュルツ?知ってる人の方が少ないような。作品はむせかえるような原色をちりばめた視覚的幻想に富んだものだけど、精神疾患を患っていたかどうかは知らないな。
60. 匿名処理班
谷川流も精神に障害が出たんだろうか…?
61. 匿名処理班
細かいけど、×煩っていた→◯患っていた
62. 匿名処理班
俺も色々なってたけど、もう止めにするよ。
やっぱり芸術とか先にあるのは死だわ。燃え尽きるみたいなもんかな。
人生馬鹿やって楽しむのがせいぜいだぜ・・・。
さて飯食ってクソして寝るべ!
63. 匿名処理班
※51
本人が気付いてないだけで他人から見れば凄いってことあるからな
なにか取り得あるかもよ
64. 匿名処理班
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアも少々精神に問題のある人だったらしいけど、
これに含めるとなるとどうだろうな……。
65. 匿名処理班
※37
そんなことで悩んでるから凡人なんだ。
世の中で偉人と呼ばれている奴らも自分は普通の人間と思っている人もいるはずだ。
精神病んで死ぬくらいなら凡人でいいという人も多いはず。
66. 匿名処理班
※64
JTJrの人生はどこの冒険活劇の主人公だよって流れだからな
67. richman4600
NO37:まじレスする。
それには、自分の名を大切にすることだ。
匿名うじでは、自分を重要人物だと思うことはない。
かけがえのない貴方に価値を与えるのは貴方自身である。
ほかの誰も貴方に価値を与えることはない。
愛されず人生を始めるひとに参考になればと思う。
68. 匿名処理班
※37
いっそその凡人ぶりを極めるんだ
取るに足らない毎日を絵日記にしたためた90くらいの爺さんがこないだテレビに出てたが
ちりも積もれば何とやら、でなんてことのない日常がむしろ面白い読み物になってたよ
非凡と思われたいなら、会社や学校までの道のりを毎日ゴミを拾って通ってみては?
環境美化という善行を行いつつ「変わってるね」と言われること間違いなし
(実際近所にそういう男性がいる。尊敬しているがちょっと近寄りがたいw)
69. richman4600
NO68:一つのことを続けることは、偉大なことだが・・・。
なかなか難しい。
凡人に徹すれば、彼は天才だろう。
これも、またむつかしい。
では中庸を生きるのは、どうだろう?
これも、またむつかしい。
やはり人間の成長には、落とし穴が多いな。
有名な作家ですら、落とし穴に落ちている。
よく笑う人生こそ、至福のよき人生だなぁ。
単純だが「笑うかどには福が来る」がいい。
70. 匿名処理班
※54
夏目漱石は恐らく躁鬱病じゃないだろうかと思う。極端に胃が弱い事で情緒不安定
に拍車がかかり家族に対してDVしまくってた、胃弱じゃなければもう少しまともに
生活できたんじゃなかろうかねえ。
71. 匿名処理班
普通の人ってのが最高に幸せだろうな
なぜなら普通ってのは最大多数につけるから
人間は5人に拒絶されても6人に認められれば
それで幸せになれる
72. 匿名処理班
精神に問題がある場合とヤク中とでは全く違う。
一緒にするなよ。
73. 匿名処理班
狂気を内包した天才か。
74. 匿名処理班
禁句かもしれんが、精神障害で人生を終えた天才よりも、
性格はアレだが健全でした、とか、最終的にヘンな考えはなくなりましたって作家のほうが面白い人が多い。
75. 匿名処理班
芸術家なんてなろうと思ってなるものじゃなくて
そういう生き方しかできなくなったんだと思うよ
普通に生きるって存外難しい
76. 匿名処理班
ここにアルトーが入らないのは、ある意味正しいんだろね。精神障害そのものについては悩んでない様子だし。
77. 匿名処理班
ウルフは小説も独特と言うか、少し苦手だ。
普通に全うしたJ.オースティンとかG.エリオットとかE.ギャスケルの方が好き。
時代が違うから一概には言えないけども…。
78. 匿名処理班
彼等の幼少期の体験が気になる家庭問題や社会環境など。
79. 匿名処理班
※7
「漠然とした不安」は芥川龍之介だわ。
太宰治は自分と人生をおちょくりきった挙げ句の結果だと思う
めでたい事よ
80. 匿名処理班
なぜニーチェがいない!
81. 匿名処理班
※79
おちょくってなきゃ生きていけない。
直視できなかったと考えると、太宰はずっと苦しかったんだろうな。
82. 匿名処理班
結局、大作家それも人類に寄与するような作品を作るのは糖質なんだな。
馬鹿にしてる空気を改めるべき。
83. 匿名処理班
何故ダウナーな作家・芸術家はモノクロ写真の写真写りが何故か異様に良いのか
太宰とかも
84. 匿名処理班
※85
表情かな
85. 匿名処理班
※86 険しい表情や俯き加減にしてると陰影が濃くなって美形っぽく映るよね
86. 匿名処理班
平均的な能力しかない神経症持ち、※51氏のような発達障害者は本当に生きづらい。
社会に溶け込めず、天才的な能力も無いのだから。
そういった人たちは普通や健常者を目指さなくしてみたらどうか。
あくまで個性、性格と開き直ると楽になるよ。というか大衆に迎合する必要ありませんしね…。
87. 匿名処理班
※22
ウルフの若いころには、色んな説あるから鵜呑みにしちゃ駄目よ
88. 匿名処理班
※4
お前みたいなブッとんだ奴、好きだぜ
って言おうお思ったら2年半以上前の記事だった。
89. 匿名処理班
シルヴィア・プラスだけ知らん
90. 匿名処理班
作家が精神病だったとか
そういうのは特別扱いというか伝説化させたい人の理屈で
実際は誰もが自分の生き方で何か精神病を抱えてるよ
こういう歴史的な人達は
医者から診断されるから
あらゆる後付けされるのさ
91. 匿名処理班
※90
この人らは精神病じゃなくても伝説化してるんだけどな
ここに上がるような小説一冊すら読んでないと推測されるそんな陳腐な言葉しかでない人間には一生分かりえない苦しみをここの人たちは抱えているんだろう
精神病とはホルモンや脳の物質で起こる病気のことで誰もが患っているわけではない
そういった認知がまだまだ低いから鬱の人などは甘えと言われるのだろう
92. 匿名処理班
あれだな
白人って美男美女が多いよな
93. 匿名処理班
気にしすぎがいけないと分かっているのに
気にしすぎてしまうものなのよなぁ...
細かい情動に敏感